2017/12/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店街」にボブさんが現れました。
■ボブ > (もうそろそろ年の終わりも近づいているため、年越しと新年の準備を整えようと王都へとやって来て、
色々買い物をしていた褐色の肌をした男。
その手には買い物したらしき紙袋に入った品々を抱えていて)
「ふぅ~……とりあえず干し肉、干し魚、ドライフルーツなど長期間保存がきく物はおおよそ買ったよな。後、買う物は…っと」
(食料品をメインに買い物したらしく、それらが入った紙袋を抱えながら、他に買う物に関して思案していけば
男の目に服飾店のショーウインドウが目に入って)
「ああ……、冬物かぁ~。 でもこういった洒落た物はこの王都に来る時くらいしか使えねぇしなぁ~、
その為だけに散財するものちと財布的に痛いか」
(服飾店の冬物に関心を持ったような感じだが、王都から少し離れた山村に居を構えている男としてはその出費には
悩むものがあるようでしばしショーウインドウの前で悩んでいる姿を晒していた)
■ボブ > (紙袋を抱えたままショーウインドウの前で考え込んでいた男。
その考えに考えた後、一つの結論に行き着いたように視線をあげていえば)
「よしっ、今年の流行りというヤツは買わないで数年間、冬に使えるような定番の物でも買おうか。
数年間、しっかり使い込むつもりだから生地はしっかりした物を選ぶってことで」
(倹約家らしい結論に行き着いた男は服飾店に入り、しっかりとした造りをし、
無難なデザインの冬服を数点選んでいけば、それらを購入し、服飾点を後にしていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店街」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフラストさんが現れました。
■フラスト > 朝というには、あまりにも遅く、まだ昼休憩には早い。
そんな半端な時間帯。
平民地区にあった公園にいるのは褐色の肌。
鍛え上げられた肉体を武骨な革鎧と黒のブーメランパンツだけで包み込んだ、露出の多い男。
「んん~さむっ。
やっぱりこの時期になるとこの恰好だと寒いねぇ……
変える気はないけど」
と言いつつ、公園の中央に座り込むと仰向けに寝転がる。
「とーりあえず、日課の腹筋かな?」
息を大きく吐きながら、体を動かし始める。
仰向けに寝転がりながら、両足を地面から浮かせる。
その体制のまま、上体を起こしつつ、腰をひねり、片方の膝を曲げる。
また体制をもとに戻すと、もう一度上体を起こし、反対の方向に腰をひねり、膝を曲げる。
自転車を漕ぐような体制からバイシクルクランチと呼ばれる、インナーマッスルを鍛えるのには最も適したトレーニング。
男はこのトレーニングを欠かした日はない。
さらに負荷を与えるため、両足を浮かせながら、地面につけることなく、
上体も、尻肉以外は地面に付けずにギリギリ宙に浮かせることで、常に負荷を与え反動をつけないようにする。
「おいしょっと!」
さらに男は曲げる膝を伸ばし、まっすぐに伸ばしたまま上下に動かすことで、さらに負荷を与えた。
■フラスト > 体幹、腹筋に関しての男の情熱は異常だった。
戦闘でのかなめ。
バランスの安定化。
そんなことよりも、男にとっては。
衣服をコーディネートするかのような美意識。
セックスの腰運動を支える生命線。
元来淫魔としての催淫能力に劣る自分としての、できる限りの努力。
腹筋に籠める情熱は種族としてのプライドそのものだった。
100回を優に超え、ダイナミックかつ激しい腹筋運動はいまだ止まることを知らない。
男が動くたびに体全体から、男の汗が飛び散り、地面に大きな水たまりを作っていく。
■フラスト > 「2000~っと……ふぅ暑い暑い」
男の腹筋が終わると、くるりとうつぶせになり、腰を地面につけたまま、両手を地面につけ、まっすぐ伸ばす。
そのままエビぞりのように背中を反らしながら、空を向いて。
「んん~……きくきく……」
背中を反らすと同時に、腹筋で縮んだ筋肉をゆっくりと伸ばし、再び地面につくと。
「さて、背筋背筋っと」
両手を頭に当てながら、腰を反らし、ねじるように片方の半身を持ち上げながら、
対となる足を太ももから大きく地面から持ち上げる。
元に戻し、また別の片方の半身を持ち上げながら腰を反らし、足を持ち上げ、その運動を繰り返し始める。
■フラスト > 「んんいい汗かいた……っとと」
そのまま今度は横に寝転がると、地面に肘をつき、そのまま片手と片足で
上体、腰、太ももまでまっすぐ斜めに持ち上げて見せる。
「俺これ未だに苦手なんだよなぁ……んっ!」
そのまま地面につけてない足を持ち上げ、股を開くと、ゆっくりとその浮かした足で円を描く。
「こう、じっとするっていうのって、苦手……だけどやらんとバランス悪いし……ねっ!」
サイドブリッジ。
より負荷を高めるために、足を動かし、体幹の軸に向かって刺激を与える。
時折、ボールをけるように足を前後に動かして、バランスを崩さないように気を付けて。
■フラスト > 「ふぅ……あったまったあったまった。
ちょっと汗をかきすぎたっと。
その前に飯かな?」
一通り体幹トレーニングを終わらせた後、昼食へ向かって歩いていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフラストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にリュシーさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にジュンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からジュンさんが去りました。
■リュシー > (怒りに任せてざかざかと歩くうち、いつの間にか怒りの対象たる男はおろか、
護衛、兼監視役としてついて来ていた男さえ撒いてしまっていたらしい。
夜も更けてきたとはいえ、おそらくは王都でも随一の賑わいを誇る広場と、その周辺。
人混みに紛れてしまえば、小柄な己に有利だった、ということだろうか。
念のために、と人通りの少ない細めの通りを選んで入りこみ、街路灯の下で足を止める。
くるり、振り返って先刻までしつこくついて来ていた男の姿が見当たらないことを確かめると、
大きく肩を揺すって息を吐き)
――――ったく、もう……!
ちっちゃな女の子だったら、誰でも良いってのか、あいつは!
(見下げ果てた変態だ、などと口にしてしまえば、それはそのまま、
己自身にも返ってくるコトバではあるけれども。
もとは父親同士が決めた見合い話であったとはいえ、のこのこ現れて
ちゃっかり父親の金で飲み食いした挙げ句、
外見さえ少女であれば、中身がかつての遊び仲間でもまったく構わない、
なんて節操なく言い放ったもと友人を、一発、蹴り飛ばして撒きにかかった、
己は絶対、悪くない、と主張したい。
―――だってどう考えたって、気持ち悪いのだ。)
■リュシー > (――――ほんの、少しだけ。
このままどこかへ逃げてしまうのも手か、と、思いはじめた頃合いだった。
背後から伸びてきた大きな手が、己の腕をがしりと捕らえた。)
―――ひゃ、……っちょ、っと……!
(振り仰げば、撒いたはずの護衛役―――というよりも、看守がそこに。
お嬢さま、などと己を呼ぶけれども、ぐいぐい腕を引っ張る力は、
己をお嬢さまなどと思っているようには思えなかった。
乱暴者、だとか、人さらい、だとか、わめきながらも―――
ずるずると、引き摺られるように。
少し離れたところへ止められていた馬車に押しこめられ、屋敷へ連れ戻されることになる。
せめてもの報復として、思いつく限りの罵詈雑言を浴びせてやったが、
効果のほどははなはだ疑問、と言わざるを得なかった―――。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からリュシーさんが去りました。