2017/11/25 のログ
グラスシエル > 荒い呼吸、はぁ、はぁ、と蕩けた表情で、うっとりと快感の余韻に浸る。
挿入よりも舌に舐められる行為は、少年の嗜好にマッチしてたようで最後のメスイキの仕方は、挿入されたかのようなイキ方。
ぐったりとしながらも、顔をシーツで隠して

「あった…けど、こんなにお口でされると、変になっちゃうよぉ♥ボク、舌で犯されるの、好きぃ…♥」

と、すっかり、従順な子になってる。初対面のぶっきらぼうさが別人のよう。快感には弱いのか、すっかり、蕩けた表情である

「…あ、ぅ」

尻尾を置かれる。どうすれば良いのか、分かってても恥ずかしい。
挿入そのものは大丈夫だろう。
顔を赤くし、でも――ホルンにお尻を向け、挿入するところを見せるように、つぷ、と挿入していく
びく、と震える。やっぱり、モノの挿入は怖い。でも、ゆっくりと飲み込んで、ネコミミ、猫しっぽの少年のできあがり。
お尻の違和感に、ちょっと恥ずかしそうにモジモジする

「こんなの、変だよ…恥ずかしい」


顔を真っ赤にしてそういう。女装というよりは男の娘のような態度である。すっかり、ホルンの飼い猫みたいな態度で

ホルン > 恥ずかしがりながらも挿入を見せつけてくれる従順さが可愛らしい。
思わず見つめながらにやけてしまう。
そうして猫の扮装はいよいよ完成した。

「あはっ、エッチな猫さん、可愛いです♡
ついでにこれもつけてあげますね♪」

取り出したのは至って普通のリボン。
淡いピンク色でいかにも可愛らしい。
それを、グラスシエルの男根に結びつけた。
締め付けたりする程きつくはなく、ただ装飾のための蝶々結びだ。

「これでもっと可愛くなりましたよ」

頬に軽くキスをして、ベッドに腰掛ける。
それから膝の上に来るように手招き。

グラスシエル > もう、すっかり頭の中は痺れて、理性は蕩けきってる。
こんなにもかわいがって、愛してくれる少女に、懐いた子猫みたいに、目を細める。
猫のコスプレ、というにはちょっとあれだが、ネコミミ、ねこしっぽの少年は、少女のような容姿と相まって、男の子というよりは女の子の扮装にも見える。
股間に、手を伸ばす少女にびっくりするが、しゅるりとリボンを巻かれ、膝の上に誘われるまま、膝の上に

「ホルン…ほんとに可愛い?あの…その、可愛い?悦んで、くれてる?」

と、自分に自信がないように。少女の趣味にあってるのか不安で、首をかしげるように尋ねる

ホルン > 膝にグラスシエルを乗せながらペットにするように頭を撫でる。

「とっても可愛いですよ。もっと自信もっていいです。
それに可愛いだけじゃなくてエッチで、言うことなしですね」

頭を撫でながら、脚を動かし尻尾の付け根、ディルドを軽く押し込んで揺すってあげる。

「はぁ……。こんなに可愛いのに私一人しか見れないなんて勿体無い……。
きっと皆も可愛いっていってくれますよ?」

色々と妄想しながらため息をつくホルン。
その間ディルド刺激も継続中だ。

グラスシエル > 膝に載せられる。羞恥もあるが、頭をゆっくり撫でられると手の心地よさに目を細めちゃって。
嬉しい――自分が褒められたのも嬉しいけど、ホルンが喜んでくれたのが嬉しい。すっかり支配されちゃったかのように、こくんと頷く
軽く刺激を与えられるお尻に、腰をビクっとさせながら

「っ、や、やだ…こんなの、ホルンにしか、見せたくないよ…この格好は、ホルンだけのもの、なの」

大衆に見られる羞恥もそう、というより、快楽に染まった自分を見せたくない。ホルンの肩に、そっと頬をすり寄せて

「このカッコはホルンだけのもの、なの――あんっ、あ♥」

刺激に甘い声を出しながら、ホルンに擦り寄る。
ちゅ、ちゅ、と肩にキスして

ホルン > 「そういう事なら仕方ないですねえ。
その分私が可愛がってあげます」

お披露目出来ないのは残念ではあるが、今二人きりで楽しめばいい。

「んふふぅ、そういえば私が好き勝手するばっかりでしたけど、何かして欲しい事はないんですか?」

膝の上で甘えるグラスシエルを撫でて可愛がりながら、今度は彼の趣向を聞いてみる。
感じる姿も可愛いのでお尻への刺激も未だに不定期に続ける。

グラスシエル > 納得した少女に、嬉しそうに微笑む。
こくんと素直に頷く、その仕草は年相応の男の子のよう
もっと、好きになって欲しい、可愛がって欲しい、喜んで、欲しい
そんな気持ちでいっぱいである
趣向を聞かれると、顔を赤くする
してほしいことを言うのが恥ずかしいわけではない。

「あの――その、ボク、もう、シてもらっちゃった、から」

さっきのアナル舐めである。あんな快感初めてで、どんな快感より大きくて、気持ちよくて――心から達してしまった。
快感に震えるものの、アレ以上の快感は、想像もできない
だから、少年は少女に逆に尋ねる

「だから、その、ホルンが好きなこと、してほしい
ホルンに――喜んで欲しいな、ホルンがよろこんでくれると、嬉しい」

ホルン > 「んっふふふぅ可愛い……♪」

堪らず頭にぐりぐりと頬を押し付ける。
そのまま頭を胸に抱いて、暫く抱きしめたままで。

「はふぅ……。そうまで言われたら、本当にやりたい事しちゃいますからね」

一息つき少し気分を落ち着かせると、立ち上がり着ている物を脱ぎ捨てた。
下着を取り払った裸体はほんのり膨らみかけているが、やはり少女のもの。
しかし精霊の力を解放するとその体にも変化が現れる。
体格などはそのままだが、その股間に女性には本来ついていないはずの男性器、それも体つきからするとかなり立派なものが出現したのだ。

「今度は、こっちで気持ちよくしてもらいますね♡」

出現した男性器は既に勃起している。
それをグラスシエルの眼前に突き出し、どう反応するのかを楽しむようで。

グラスシエル > ふにゃ、と表情が綻ぶ。
可愛いと言われるのが嬉しい、抱きしめられるのが嬉しい
身体のぬくもりが嬉しい、ホルンと触れ合ってるのが、嬉しい

「うん、恥ずかしくても…大丈夫。ホルンが喜ぶなら、なんだって、する」

細い裸体が顕になる。小柄で薄めの体躯。少年に近い線かもしれない。
でも、ちょっとあっけにとられる。股間に生えた男性器
ちょっと驚いた顔。でも、ん、と頷いて

「うん、気持ちよくなって。ボクのどこ使ってもいいから――
いっぱい気持ちよくなってくれたら、嬉しいな」

擦り寄るように男性器に顔を寄せる。愛おしそうに、頬ずりまでしちゃう。もちろん、そういう趣味はない。しかしホルンのものなら…と

「ん、お口で、する?それとも――こっち?」

アナルの尻尾に触れる。初めてではないものの、まだ挿入は違和感がありそう。でも、そんなことよりもホルンのこれを、気持ちよくしたくて

ホルン > 突然出現した男性器にもそれほど驚きもしない。
快感が頭が麻痺しているのか、そういう現象にも慣れているのか知らないがすんなり受け入れたのならそれはそれで話しが早い。

「お口もお尻も、ちゃあんと後で頂いてあげます♪
でも最初は……、パイズリ、してもらいましょうか?」

パイズリといえば普通は豊満な胸の女性がするものだが、乳房など全くないグラスシエルでは挟みようがない。
精々擦りつけたりするぐらいだろう。
だがそうやって頑張る姿があえて見たいのであった。

「楽しみですねえ、男の子にパイズリしてもらうなんて。
えへへぇ……♡」

どんな姿が奉仕してくれるのか妄想するだけで達してしまいそうになる。
ホルンの準備は既に万端だ。

グラスシエル > 嫌悪感はない、なにせ、ホルンのだ
愛おしいと思いはすれど嫌悪感なんてあるわけがない
ふたなりを見るのははじめてではないのもあるかもしれないが、初めてみたとしてもきっと、この反応はかわってなかったろう

「え、パイズリ…って」

思わず自分の胸に手を当てる。
当然まっすぐの平坦である
躊躇というか考えてしまう。でも、楽しみにしてる少女の期待を裏切れない
ベッドの玩具の一つを取る。ガラス瓶。
これ多分、と開けて、中身を垂らしてみる。予想通りの、ローションである。
両手に、ローションを垂らしてこすって、温める、それから、ぬちゅ、と亀頭に、両手でローションをまぶして

「ん、これで…」

と、ブラをずらして、胸板に亀頭をこすりつける。
真っ直ぐな胸板に円を描くように、時々、鈴口に乳首を押し当てる
ローションが、胸板にも広がって。
なじんできたら、胸を押し当てるようにしながら、広く、ぬるぬると押し当てる。四つん這いになって、上から覆いかぶさるようにしながら、胸板で奉仕する

「きもち、良い、かな?」

うまくできてるか、自信がない。乳首をコリコリと、鈴口に押し当てる。あん、と甘い声が漏れて

ホルン > 亀頭を胸板で擦られるだけなので刺激としてはそれほどではない。
しかし男女の倒錯したようなシチュエーションはそそる。
それに起伏と刺激が平坦な分、アクセントとして乳首に引っかかった瞬間は思わず腰が浮くような快感が走る。

「うはあぁ……、中々、いいですよ、これ……、くふぅ……♪」

視覚的な刺激も楽しい。
すぐに射精に至るような刺激ではないが、もう少しこのもどかしい快感に浸っていたい。

「んっふふぅ、次は仰向けに倒れて……」

そうしてベッドに押し倒す形になったら、今度は胸の上に跨り仰向けでパイズリを続けさせる。

グラスシエル > 胸があつい、ホルンのおちんちんでやけどしそう
その熱さが嬉しい、気持ちよくなってくれてるのが嬉しい
御奉仕にも熱が入る。夢中で、胸を押し付け、こりこりと乳首で刺激する。
言われるままベッドに押し倒される。本当に男女逆になったような倒錯的な行為に、少年の方も興奮しちゃう。最初に言ったとおり、ネコの趣味らしい

「ん、いっぱい、こすりつけて。ボクの胸で、気持ちよくなって♪」

トロォッとした、上気舌表情で、おねだりしながら御奉仕。
熱い、おちんぽ、ホルンのおちんぽ、嬉しい――と、ホルンを見上げながら

ホルン > この体勢で今度はホルンの方からも動く。
腰を突き出し、彼の胸板と乳首に向かって亀頭を突き入れる。
滑って乳首が敏感な亀頭を弾くのが中々気持ちいい。

「男の子パイズリもいいものですね♪
ふふっ、発情しきったとろとろのお顔にザーメンプレゼントです♡」

刺激は弱いとはいえ暫く続けていたし、この表情をじっと見ていたらいよいよ我慢できなくなってきた。
グラスシエルの両乳首をつまみながら、狙いを定めて顔射を決める。

「くひぃいいいパイズリ顔射出るぅ♡
発情顔で全部受け止めてぇ♡」

突き出された男根から、仰向けになっているグラスシエルに精液が降り注ぐ。
常人よりも遥かに大量の精を放ち彼の顔を白濁で汚していく。

グラスシエル > 「あつぃ、ホルンのおちんぽ、熱い…あは、あんっ、乳首気持ちいい♥」

夢中で、胸を押し上げる。少しでも強く、亀頭に触れるようにと
乳首をつままれ、おちんぽで弾かれると甘い声をあげながら

「え、出るの…嬉しいっ、出して♪ ボクのだらしない発情したお顔に、ホルンのざぁめん頂戴♪ ね、出して、だしてだしてぇ♥」

すっかり淫乱に、おねだりする。夢中で、腰を、胸を浮かせる。
手で、口をあーんとしてみせて

「ここ、お口にも、頂戴♥ 発情天使のお口にも、ざぁめん頂戴♥
ほしい、ほしいっ!ホルンのざぁめんほしくなっちゃうのっ♥」

パイズリされながら、精液を浴びる。幸せそうに、うっとりとした顔で、お口で、顔で、受け止めて

「あは、来たっ、ホルンのざぁめん、熱いっ、熱いよぉ♥あは、きもちい、ざぁめんしゃわー気持ちいい♥」

ホルン > 男の子に顔射をする征服感はやはり素晴らしい。
一度射精してもまだまだクールダウンはせず、白濁にまみれた顔を見ればすぐに硬さも取り戻し。

「あっはぁ……。えっちな顔がもっといやらしくなっちゃいましたね♪
やっぱり征服顔射は最高ですねぇ♡」

起き上がり、ベッドの傍に立つと次なる要求。

「見て下さい、まだまだ全然出し足りませんよ?
今度は手コキでお願いします♡
両手いっぱいにザーメン出してあげますから、頑張って下さいね♪」

グラスシエル > 口を開き、射精された精液を、ご、っくんと喉を鳴らし飲み干す。
甘露を飲んだかのような満足そうな表情で舌なめずりをして
それでも、顔にはべったりと精液がついてる
満足そうな笑みをこぼす少女に、嬉しそう
自分の胸でも、イってくれた。気持ちよくなってくれた、それが少年を満たす。
ベッドに立つ少女の足元に、膝立ちになって、両手を亀頭に絡ませる

「あは、もっと、もっと気持ちよくなってね♪ボク、頑張るから…」

もっと、もっと喜んで欲しい、支配されたペットのように奉仕する
指を亀頭に絡め、ぬるぬるとこする。最初は亀頭を、次に竿を。だんだんとピストンさせるように前後に。
包み込むように両手で、手のひらから指先まで使って奉仕する。
時々、見上げて、気持ちいいとこを探すように

「熱い、ホルンのおちんちん、びくびくしてるぅ」

手のひらで、亀頭をにぎると、今度は蛇口をひねるように横に回す。ぐりゅ、ぐりゅと手首をひねって

ホルン > 一生懸命命じられたまま奉仕する姿を満足気に見下ろすホルン。
性欲だけでなく支配欲が満たされていくのを感じる。

「おおっほぉ……!そ、その調子ですよぉ、すぐに、大好きなザーメンでいっぱいにしてあげますから……♡」

亀頭をひねられるのは中々効いた。
しかしこれで精液を漏らすような真似はせず、射精のタイミングはこちらで握る。
仕上げに自ら男根を扱きだし。

「両手を出して、こぼさず受け止めるんですよ?」

そう命じるとホルンは自らの手で射精へと導く。
命じたのは精液を受け止めるところまでで、その次にどうするのかも見るのがこのプレイの楽しみだ。
どんな痴態を見せてくれるのか、期待に胸を高鳴らせながら彼の両手一杯に精液を吐き出すのであった。

グラスシエル > 嬉しい――自分の手で、こんなに満足げにしてくれる
その思いが、奉仕する手を懸命に動かす。熱が入る
くりゅくりゅと、手首をひねりながら、亀頭をひねる。その間も逆の手で竿を扱く。
欲しい――精液を欲しがるなんて、想像もしたことがない
でも、欲しい、ホルンの精液、ざぁめん欲しい――!

「出して、だしてだしてだしてっ、ボクのおててまんこで、いっぱいしゃせーしてっ♥
あっ、ん、きた、精液、ざぁめん、きたっぁ♥」

吹き出す精液を、両手で受け止める。熱い精液を、掬うように受け止めて、左手で、自分の胸に塗りたくる。マーキングされるように、右手のざぁめんは、垂らすように、舌をのばして、お口に流し込む。んく、ごくと喉を鳴らして

「――♥♥♥」

まるで、自分が射精しちゃったように、うっとりと満足げな表情を浮かべる

ホルン > なるほど、グラスシエルはこういうタイプか。
顔射されただけでは足りず、自ら精液を塗りたくり啜るとは。
淫靡な眺めにちょっとした意地悪を思いつく。

「メスイキしまくってすっかりザーメン大好きになっちゃいましたね♪
でも、どうです?そろそろ自分だってザーメン出したいんじゃありません?」

言いながら、勃起の回復中の男根を目の前にちらつかせる。
咥えようとしてもすぐには許可は出さない。

グラスシエル > 口の中に残った精液も味わう。くちゅ、と濡れた音がした後、こくんとのみほす。あは♥と嬉しそうな顔して、目を細める

「…ち、違うもん
それは――これは、ホルンのだから、その、ホルンのざぁめん、だから」

少年はそもそも同性愛者でもない、ふたなりは嫌いではないが、可愛がられる方が好きだ。でも、だからこそ――可愛がってくれた、お尻まで愛してくれた少女の、おちんぽを愛したい。ざぁめんすら、喜んで飲んでしまう
これが強引に犯されるだけなら、嫌悪感しかなかっただろう。

「でも、ホルンに侵されるのは好き♪ ほるんのおちんぽも、ざぁめんも、大好き♥
あう、ボクも…うん、出したい。ホルンのおちんぽ、欲しいけど、ざぁめんもだしたいっ♥」

ちらつかせられるおちんぽに、ハァハァと舌を伸ばす。
右手は、自分のおちんちんを握って

ホルン > グラスシエルはエッチで素直で可愛い。
でも可愛いからこそ困らせてみたいという事もある。

「それじゃあ射精手伝ってあげてもいいですよ。
私も可愛いおちんちんしゃぶるの好きですし。
ただし……、そうしたら今日はもうおちんぽしゃぶらせてあげません。
どっちがいいか、選んで下さい♪」

グラスシエルがどちらを選ぶにしても約束は守るが、しゃぶるかしゃぶられるかどちらかしか与えないという事。
こういった意地悪をして反応を楽しむ遊びはどうしてもやめられないホルンであった。

グラスシエル > 「え、あ…あう…」

困ったように、しゅん、とする。素直になってしまった少年は表情にでやすい。意地悪な言葉に、目をうるませる。
気持ちよくなりたい――でも、気持ちよくしたい
迷う、ホルンを見上げて――

「あう、じゃあ出すの、我慢する
今日は、ホルンに気持ちよくなって、ほしいな」

自分はさっき、この世のものとは思えない快感を教え込まれた
だから、その分御奉仕したい、と。ほんとに従順なペットのよう
一度快感にとろければ、ここまで落ちるのだ、この少年は

「だから、その代わり――いっぱい、気持ちよくなってほしい。
いっぱいいっぱい、出して、満足して?」

と首を傾げて、微笑む

ホルン > 意地悪されたというのに健気な事だ。
しかしそう言われて悪い気はしない。

「ふふっ、いいですよ。今度は直に、溺れちゃうぐらい出してあげますから♪」

頭を撫でるとそのまま、そそり立った男根をグラスシエルの口内へ挿入する。
そして猫の付け耳を掴んで頭を固定。

「くはぁ……♡好きなようにしゃぶっていいですよ♪」

こうしてじっとしているだけでも口の中は湿って気持ちよく、口内や歯に当たる僅かな刺激も中々に強烈だ。
衝動に任せ強引に動いて喉を犯してもいいのだが、そんな事をしなくても今のグラスシエルは一生懸命奉仕してくれるだろう。

グラスシエル > にっこりと微笑む。お口を、両手で広げる。ハァハァと、荒い息を吐きながら舌を出して

「嬉しい、ボクのおくちまんこ、好きに使って?お口にいっぱいいっぱい、だして?」

ぬる、ぅ、っと精液に濡れたペニスが口腔に入り込む。
息苦しさにちょっと眉をよせるけど、奥まで飲み込む。
ず、るぅぅっと、唇をすぼめて引き抜き、先っぽをチロチロと舐める
また、奥まで飲み込んで、口腔で亀頭を刺激して、ゆっくり、ひきぬいて。最初はスローなピストン。

「♥ ん、んぅ♥ んっ♥」

美味しい、おちんぽを美味しい、愛おしいなんて思うことはなかった
夢中で、貪るように口腔を滑らせる。
だんだんと、ピストンを早くしていく。先端はちゅううっと吸い上げながら、先走りを啜る。目を細めて、しゃぶるのが嬉しそうな顔で

ホルン > 「んふぅぅっ……!いいっ上手ですよぉ……!」

意外なテクニック、もしくは奉仕の情熱のせいだろうか。
予想よりも早く果ててしまいそうだが、ここは我慢せずにまずは一発出してあげよう。
一回出したところで、また何度も犯してあげればいいのだから。

「イクっ出ます飲んでっ飲んでぇ……!!」

射精の瞬間、腰を押し付け喉奥へと精液を送り込む。
そしてたっぷりと時間をかけて出し切ったあと、一旦引き抜くが再びすぐに勃起するであろう。

グラスシエル > 褒められると、本当に嬉しそうな顔で奉仕に熱が入る
もっと、もっと喜んで欲しい、そんな気持ちで、裏筋を舐め、すすり上げる。精液欲しい、ざぁめんほしい――ホルンの、気持ちのいい証が欲しい、と、口のピストンは早くなる。口での奉仕は初めてだが、こんなに喜んでもらえるならずっとしてあげたい

「あふ、んぐっ!?んんぅぅぅぅ♥♥♥」

喉奥に、押し込まれるペニス。望んで、イラマチオのように喉奥につっこまれる。苦しい――でも、嬉しい、自分で気持ちよくなってくれようとしてくれる。気持ちよくなってくれる。
欲しい、精液欲しい、流し込んで――♪
と、食道から胃に流し込まれるざぁめんに、うっとりしちゃう

目がハート目になっちゃうぐらい、とろんとした表情で見上げる。
もちろん、再び勃起したペニスに頬ずりして、キスをして、お口をあーんと開けてまたしゃぶる。

「おちんぽっ♥ ホルンのおちんぽ♥しゅき、ぃ♥あふ、ん、♪」

じゅる、じゅぷ、れるれるれるっと、口腔で、舌で御奉仕。
何度でも出して欲しい、枯れるまで、自分を使ってほしいと

ホルン > 「ああんもうっ、本当に可愛いっ!まだまだ出してあげますよぉ♡」

夢中でおちんぽをしゃぶるグラスシエルを見ていると際限なく昂ぶってしまいそうだ。
あっという間に勃起し硬さを取り戻したそれを、再びしゃぶらせる。

「んっふぅ……、でも、今の自分の姿分かってます?
おちんちんは可愛らしいリボンで飾っちゃって、自分は射精我慢して女の子のおちんぽにしゃぶりついてるんです。
男としては終わってますけど、こんなに可愛いんだからそんなのもう関係ないですよね♡
ふあああまた出るっ……!!」

連続の射精で敏感になっていたせいか、今度は間隔も短くあっさりと射精に至った。
しかし量は殆ど減っておらず、またあふれかえる程の精をグラスシエルの中へと放つ。

グラスシエル > 「――♥」

じゅる、れる、っと口腔でしごき、ピストンして。口から離し裏筋を舌先でくすぐる。おちんちんが好き、ホルンの反応が愛おしい、可愛いと言われるだけで、自分も達してしまいそう。身体を悦びに震わせて、奉仕する

「あふ、ぁ、♥いいの、ホルンのためなら変態になりゅぅぅ♥ぼく、ねこみみしっぽの、メスイキにゃんこになるっ♥ ほるんのおちんぽすき、しゃぶるのだいすき♥ 可愛いっていわれるだけで、ボクイっちゃいそう――すき、すきぃ♥」

出そうになると、夢中で咥えてすする、射精を促す。れるれるれるっと、亀頭を舐め、射精の快感を高めようとする。
溢れかえりそうなぐらいの精液を、口腔に出され、えふ、けふ、とむせながら、飲み干す。口の箸から精液を垂らし、上を向いて、コクコクと喉を鳴らす。
あは、♥と、すっかりざぁめん中毒になったメスの顔で、ホルンの精液の余韻に浸る

ホルン > 「確かにこんな可愛らしいおちんちんじゃメスイキ変態にゃんこになるしかないですよね。
ほら、私の方が堂々としてて立派ですもの」

美味しそうにザーメンを味わう顔を見ていると、それだけで即座に勃起は回復してしまう。
今度はそれを口には押し込まず、リボンで飾られたグラスシエルのおちんちんへと押し付ける。

「さて、もっとお口を味わっててもいいんですけど……。
そろそろ、欲しくありません?お尻に……♡」

グラスシエルのおちんちんを押しつぶしながら、尋ねる。

グラスシエル > 「あんっ、意地悪、言っちゃやだぁ」

と、目を潤ませる。ホルンになじられると泣きそうな顔になる
イヤイヤと、首を振りながら

「ホルンだから、だもん、ホルンになら、変態でもいいっ」

押し付けられるおちんぽ、兜合わせのようにおちんちんに刺激が伝わると、震えながら、勃起しちゃう。押しつぶされる形になりながらも、ホルンのペニスに、オチンチンをこすりつけながら

「ん、あう――ホルン…に、犯されちゃう。うん、犯して、ボクのおしりまんこ、使って」

足をM字にして、おしりをくぱぁっと広げる。
自分から、はしたなくおねだりする、欲しいと、犯してと

「おしりまんこに、おちんぽください――はしたないメス猫のボクに、おちんぽいれて、メスイキさせてください♥」

ホルン > 「おねだりもすっかり上手になりましたね♪
それじゃあ、最初はこのまま犯してあげます。
後で動物みたいにバックからもしてあげますから♪」

自ら広げているお尻に、ホルンが正面から近づく。
亀頭を肛門に添えると少しの間こね回して。

「舐めただけであんなに乱れて、これからどうなっちゃうのか楽しみですねぇ……♪
っと、はい挿入~♪」

今度は舌で入り口を舐めるのとは違う、太く硬い男性器の侵入。
ホルンの尿道から出る潤滑液で抵抗も少ない。
穴の具合を探るように押し進んだ後はピストン運動に移行していく。
パンパンと、二人の肉がぶつかる音が響く。

「ちょっと狭いけど、いい穴です♡
まずは正常位で、抜かずに何回か出してあげますからね♡」

言いながら、既に一発目をグラスシエルのお尻の中へ放っていた。

グラスシエル > 満足そうなホルンに、微笑む

「入れて、ホルンの欲しい、欲しい欲しいっ♥
あ、来る、ん、っく、――♥」

挿入される圧迫感、息苦しさすら、心地いい。
純粋な快感とは違う、少年の急所は、アナルの入り口の浅いとこ
舌でねぶられるほうが好き、しかしこれは、ホルンへ快感の悦び
自分を求めるホルンに対する満足、満たされる快感

「あ、あ、あっあっあっあっ♥ 痛くない、気持ちいいっ♥ じゅぽじゅぽされて、おしりまんこ悦んでるっ♥ あんっ、あんあんっ♥」

足を腰に回す。だいしゅきホールドの体勢になるように、腰を足で抱く。背中に手を回して。女の子のように喘ぐ
きもちいい、おちんぽが、きもちいい、ホントに雌になる、メスになっちゃう♥

「あんっ――熱――ぃぃ♥ボク、マーキングされてりゅっ♥ホルンに出されてる♥ おしりまんこ悦んじゃってるよぉ♥」

放たれる精液がこぼれぬように、だいしゅきホールドを強くする。
お尻が熱い、悦んでるのに疼いてる。

ホルン > 一発目を放てば更に積極的に求めてくるグラスシエル。
抜かずにまたすぐ勃起させ、動きを再開するホルン。

「本当、全身でザーメン大好きになっちゃったんですね。
そんなにがっつかないでも、まだまだたっぷり出してあげますから♡」

絡みつく脚もホルンの膂力では動きを止める障害にはならない。
腸壁をこそぎ、亀頭を扱く。
射精直後で敏感なまま強引に動いたため二発目も程なく放たれた。

「あっはっ♪おぉぉ出るぅっ♪」

わざと下品に喘ぎ、奥深くへと射精を届ける。

グラスシエル > もっと、もっと頂戴。と言うように射精したペニスを締め付ける
腰を、下で浅ましくくねらせる。せがむように
また、固くなって動き出すと、悦びに喘ぐ
ぱちゅ、ぐちゅ、と濡れた音が響く

「うん、うんっ、ホルンのざぁめんすき、ほるんのざぁめん、おくちもおしりまんこも、大好き♥ だして?いっぱい出してっ♥ ボクのおしりまんこで一杯射精してっ♥」

いやらしく喘ぐ声を聞くと、ゾクゾクしながら身を逸らす。また、腸内に熱い精液が流し込まれる。こみ上げる快感、波

「あは、ね、ホントにボク、変態さんになるっ♥
おしりまんこ犯されて、いっぱい出されて、おしりまんこ悦んでる、またイッちゃいそう、メスイキしちゃうっ♥」

喘ぎながら、そう言う。また、絶頂の波が来てる、嬉しい、ホルンのおちんぽで絶頂しそう。ホルンでイキたい。メスイキしたい♥

ホルン > あと一回ぐらいは正常位で出してあげよう。
今度もまた殊更大きく肉のぶつかりあう音を立てるが、その際軽くグラスシエルの陰嚢を下腹部で押しつぶす。
激痛にはならないが無視出来ない程度の圧迫感や痛みは感じるはずだ。

「ふぅっ、んぅぅぅ♪メスイキするのにタマタマはいりませんよねぇ?
ほぉら、潰れちゃうかも♪」

無論本気で潰す気などない。
サディストだがあくまでも精神的な責めを好むだけで肉体を傷つけるのは趣味ではないのだ。

グラスシエル > ずっと、こうして入れられていたいというように、身体を絡める。
まだ、ピストンが始まると悦ぶように喘ぐ。嬉しそうに、腕にキスをする。
ぎゅぅぅっと、押さえつけられる陰嚢。ちょっとした圧迫感に、あう、と呻く。意地悪な言葉に、眉を悲しそうに寄せる

「あう、や、やだっ、ボク、ボクぅ…意地悪しちゃやっ、ホルンの意地悪…」

泣きそうな顔。虐められるのには慣れてないのか悲しそうな顔をする。
でも、繋がってたい、そんな背反する感情のまま、腰を打ち付けられる

「あう、くる、くる♥また、イっちゃいそ――メスイキしちゃう。
ホルンのおちんぽでイカされちゃうぅぅぅ♥」

ホルン > 三度目の中出し、そろそろグラスシエルの中も辛いのではないだろうか。
ホルンはといえばまだまだ出せるが、しかし宣言したバックからもしたいので、一旦引き抜く事にする。

「あはは、泣きそうな顔だったのに中出しされた途端アヘっちゃうんですね♪」

泣いた顔も可愛いんだろうなという欲望はあるが、今日のところは抑えておこう。
グラスシエルに四つん這いの格好をとらせて後ろにつく。

「もうお腹いっぱいでしょうし、今日のところは次で最後にしましょうか」

連続で犯されすっかり具合の良くなった穴に、今度は後ろから挿入する。
宣言したように動物のような格好だ。
ピストンも正常位の時よりも容赦なく、自分の快楽だけを優先している。

「んっはぁ……!このっ、穴っ!こなれて、すごくいいっ♪」

激しく腰を打ち付け、夢中で振っているホルン。
何度かイキそうになりながら堪え、今日の仕上げの最後の一発をグラスシエルの中へ打ち込む。

「くああっはあああ……!!ふひぃぃ……♡」

背後からきつく彼の体を抱きしめ、全身を密着させての射精。
そうして抱きついたまま、余韻に浸りもたれかかる。

グラスシエル > 「やんっ、ホルンの意地悪――あん、ひゃ、ああっ!!」

泣きそうになったり、喘いだり。コロコロ変わる表情
引き抜かれると、涙目でイヤイヤと首を振る。
イキそうだったのに、もっと、もっとちょうだいとおねだりするような表情。
でも、四つん這いにされて、後ろから突かれると、嬉しそうに背を逸らす。容赦なく突き入れられる。その分苦しくもあり、快感を貪るホルンに嬉しくもある。

「あん、いいよ、我慢しないで。全部、全部だしてっ♥ ぼくのおしりまんこにぜんぶびゅーびゅーしてっ♥」

最後に強く深く突き入れられると同時に射精され、それと同時にメスイキする。抱かれながら、肌を密着されながらの絶頂。ビクンビクンと、だらしない顔でイキつつ

「あひ、しゅご、いぃぃ、ボク、めすまんこになっちゃった、ぁぁ♥」

くなり、と倒れるように脱力する。
お互い抱き合うように、眠るまで、そっと寄り添って

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からホルンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 「…ここで登録すりゃ、冒険者…でいいのか?よくわかんねぇな…」

やや困惑気味に少年はあたりを見回す。
人混みが苦手なのか、都会が初めてなのか…そもそも人に慣れていないのか。そのどれかであることは容易に想像がつく。
明らかに『お上りさん』といった様子。

ブレイド > 駆け出し冒険者の多分にもれず、とても裕福そうには見えない出で立ち。
それこそ、貧民地区あたりの裏路地が似合いそうな…ゴロツキのような風体だ。
フードの中から覗く、幼くみえる顔を除けばであるが。
人と話すのが苦手なのか、カウンターの受付をちら見しつつ様子をうかがっている…といったところか。
少年の姿は、他の冒険者から見れば挙動不審にうつったかもしれない。

ブレイド > 「ちっ………どうしたもんか…」

フードの中で耳がピクリと動く。
そこらを行く冒険者の言葉の端から、ギルドと言っても様々なものがあるらしい…
ということを、理解し始める。
それだけでも驚きなのだが…

「(所属ギルドは冷静に考えるべきなのかもな…オレみたいなやつでも、大丈夫そうなギルドとかあるのか?)」

少し落ち着いて考えてみることにした。

ブレイド > 少年はミレー族…虐げられし民。
その立場を良しとせず、冒険者として名を上げようと王都に出てきたはいいが…
冒険者は変わり者が多いと聞く。ミレー族でもうまくやっていけるようなギルドがあるなら…と淡い期待を抱いてしまった。
それ故に、判断が鈍る。
ひとまず登録だけでもしてしまうか?
それとも、もっと情報を集めるべきか?
下手に動いて問題を起こしたり捕まったりすれば無事にはすむまい。
最初の一歩、故に慎重に…。

「まぁ、手をこまねいていても仕方ねぇが…」

ブレイド > 意を決して踏み出す。
緊張からか、多少手足がぎくしゃくとはしているものの。

「ぼっ…冒険者に、なりてぇんだけど…」

ギルドの受付にかける声は、緊張からかやや上ずっている。
そんな姿は失笑をかうかもしれない。
自分でも変な声が出たのはわかったからか、少し頬を赤らめる…が、引き下がるわけにも行かない。

ブレイド > やや緊張した面持ちで、名簿に記名する。
あまり字は上手くないらしい。
少々荒々しい筆跡ではあるが、必要事項を書き終える。
そこからは簡単なもので、簡単な説明を受け、晴れて冒険者となったのだが…

「ここからが問題…か…」

冒険者となったはいい。だが、鍛錬を積んだといえ、しょせんただのガキだ。
できることも限られる以上、いきなり一人で大成などできるはずもない。
自分は魔法も使えない。手先は器用だが、知識もあまりない。
先達がいるならば、いろいろ教えを請いたいところではあるが……

「(おいおいなんとかしていくしかねぇか)」

幸いギルドの移転自体は余り珍しい話ではなかった。
気長にやればいいだろう。生活ができる程度に…。

ブレイド > 冒険者登録は完了し一安心というところであったが
新たな…いや、根本的な問題がひとつ。

「…宿、どうするかな」

持ち合わせはあまりない。
かといって、王都の平民地区で野宿など…衛兵も許しはしないだろう。
貧民地区に行くくらいしか無いだろうか?

ブレイド > 「……なんとかするしかねぇか…」

先ほどとはうってかわった、落ち着いた足取りで歩きだす。
そもそも王都の地理にはあまり詳しくない。
情報収集…は苦手だが、これから必要になるスキルではある。
練習がてらいい宿探しも一興かもしれない。

過度な期待はないものの、新たな一歩に胸を躍らせつつ、少年はギルドをあとにする。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にライムウェルさんが現れました。
ライムウェル > 夜の帳が降りたこの時間帯とて、大通りは人で賑わっていた。
そんな中、高らかに響く声がある。

「そこ行くお嬢様!えぇ、えぇ!貴女です!貴女ですとも!
 少しお時間を頂きたいのですが、如何ですかな!
 なぁに、風体は怪しく見えるかもしれませぬが、人畜無害がモットーの私です!」

先日、憲兵に追い回されたというのに懲りぬ調子でスカウトに励む興行師の姿。
営業スマイル―――目元が隠れているが故、表情の読み難いアルカイックスマイルと言うべきか。
兎角、笑顔を浮かべても怪しさに遜色が無いのだからどうしようもない。
ナンパの如く、堂々と道行く女性に声をかけ、開く口からは雪崩の様に言葉が次々と放たれていた。

「実は私、大変、大変困っておりまして!
 嗚呼、しかし何という事でしょう…!貴女に出会えました!この出会いは、そう、運命!
 是非に、是非にご助力を願いたいのです。皆が幸せになれるお仕事なのですが、是非とも貴女とそれを成してみたいと。
 如何でしょう、如何でしょうか!一緒に笑顔と活気を作り出してみませんか…!」

風体どころか、その内容も実に怪しさ溢れる勧誘である。
キラキラと目を輝かせ――その目は隠れているが――期待に満ち満ちた視線を送りながら、どうか、どうかお願い致しますと両手を握り込み祈り込むような姿勢での懇願だった。

非常に目立って仕方がない。
絡まれた女性は、ご愁傷様と言わざるを得ない。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 平民地区。この街の中でも比較的安全な……というよりは、平和な場所。
その大通りを一人の少女が歩いている。
手には買い物袋を持っていたのだが、それを転送呪文で家へと送り。身軽になると、露天で買った棒付き飴を咥える。

「よしよし、買出し終了。はー、疲れたー」

そのまま帰宅路をいけば、何か声が聞こえる。何だ何だ、催し物か?
と思い声するほうに向かえば。

「……うわぁ」

そこにいたのは。なんと評するべきか。とりあえずは、まず胡散臭い。
風貌がではない。雰囲気が、だ。盗み聞いた、というか聞こえる言葉はイヤに芝居がかっている。
そして、少女はその人物を知っていた。面識はないが。
ある筋ではとっても有名な人物だったから。

「はいはい、ちょいとごめんなさいよ。
 ねぇ、貴方。興行師のライムウェルでしょ?
 こんな大通りでスカウトだなんて、皆さん困ってるわよ?」

その男性の様子にため息を吐き、少女は声をかける。
あまりにも目立つ行動を見咎めてのことだった。
少女自身は見た目はかなり幼い見た目だが。しゃべり方はずいぶん大人びている。

「もうちょっとやり方を考えなさいよ。
 ……話なら私が聞くから。このままだと憲兵呼ばれるわよ?」

男性に少し色気を混ぜながら視線を向け。少女は絡まれていた女性へ、手の動きだけで逃げろ、と伝える。
さて、この興行師の御眼鏡に、少女の肉体は適うだろうか?

ライムウェル > 当然の様に、迷惑行為とされても仕方のない行為。
けれども無駄な使命感故に常日頃から暴走するのがこの輩。
声をかけられてしまった女性は狼狽し、どうしたものかとオロオロしているが、此処こそ勝機!とばかりに更に口を開こうとした、のだが。

「――――はっ!
 これはこれは、麗しいお嬢さん。うん?……うぅん?
 おぉ…!これは誠に申し訳ない…!いぇ、余りにも見目麗しい女性の姿に心奪われてしまいまして!いやはや、お恥ずかしい限り」

それはもう、注目されていた。
そんな中、仲裁の如く声をかけてきた少女の声に我に返った様に視線を周囲へと向けて。
何故だか照れたように頬を掻きながら応える声は果たして自省が何処まで含まれているか微妙な所。

助かりました、とばかりに声をかけられた女性はそそくさとその場を去り始め―――。

「はい、ワタクシ、ライムウェルと申します。ご存知とは恐悦至極に御座います、お嬢様。
 嗚呼…!そのお言葉、実にありがたく思うのですが今は運命の出会い、を………?」

しかしてまだ興味は移って居なかった。
一礼をした後に、改めて視線を戻してみると、果たして其処には女性の姿はもう居ない。
―――視界の端っこに、走り去っていくその後姿が見えるばかり。

「お嬢様…!お嬢様ぁぁぁぁ!!!お待ち下さい、お待ち下さい…!貴女が、貴女が居ないと駄目なのです…!
 嗚呼、嗚呼、誠に申し訳ありません。女性を放っておくなど普段であれば許されざる行為と自覚していますれば、慚愧の念に堪えませぬが…!
 どうかどうか、ご容赦頂きたく思います。ご機会ありましたら是非催し物にご参加抱けると幸甚に御座います…!」

悲し気に響く声にて呼びかけるも、当然女性が立ち止まることは無い。
目の前の少女に詫びを入れる言葉もどこか焦りを孕んだものだが、それも一々口上が長く、女性が逃げおおせるのもほぼ確実だろう。
深く腰を折り、もう一度礼の形を取ると踵を返して走り出す。

―――お嬢様ぁ!!と響き渡る声に、ひぃっと女性の細い悲鳴が漏れていた。
そのまま遠ざかる姿からは、もう少しすれば憲兵にでも捕まるだろうと想像させる何かがあったのだとか――――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からライムウェルさんが去りました。
セイン=ディバン > 別段少女としては放っておいてもよかったのだけれども。
目の前で捕り物など見てて楽しくもないし。
なにより女性の方々があまりにもかわいそうで。

「……ど~も。
 こりゃあまた。うわさに違わぬお方ねぇ」

すさまじい勢いで放たれる言葉。そして芝居がかったままの様子。
噂でしか人物像を把握していないとはいえ、なかなかの難物だぞ、この男。と、少女は内心ため息を増やす。

「えぇまぁ。有名人ですからね、アナタは。
 ……あ~。アナタの運命の人なら。アッチに」

少女の視界の端。そそくさと逃げる女性。その後姿をちょいちょいと指差す。
どうやら、少女よりまずは先に声をかけた女性に未練があるようで。

「あ、あぁ~……だから、そんな風に大声出して追いかけたら……。
 ……あ~あ……。ありゃ憲兵沙汰は免れないわねぇ」

謝罪され、遠ざかる背中。まったくもって反省の色無し。どころか。
声のトーンはさらに大きくなっているような気すらした。
頭が痛い、とばかりに少女はこめかみを押さえたものの。
その相手の一言。機会があれば、催し物に参加するということは。
少女は、少し考えてもいいか、などと思ったのだとか……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にソラさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からソラさんが去りました。