2017/11/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 小さな公園の一角、ベンチに座るピンクのワンピースの少年
まあ、見るだけならどちらかと言えば少女に見えるだろう。幼く、人懐っこそうな顔立ちはまだ幼いがゆえの中性的な部分がある。ピンクのワンピース姿になれば、イメージは女の子に、近い
そんな少年は、膝には小さな紙袋。ごそごそと中を漁ると、出てくるのはクリームパン。ぱか、と2つに割ると、クリームが蕩け落ちそう

「えへへー♪いただきまーす」

ぱくん、とクリームパンにかぶりつく嬉しそうに背中の羽がぱたたっと揺れて

シャルティア > もぐもぐむぐむぐ…一緒に買ったいちご牛乳をごくごく
2つのクリームパンを食べ終え、ぽむぽむとお腹を叩く
おなかいっぱい、満足満足と言った感じ
ぱたぱたと、ワンピースに落ちたパンクズを払う
ベンチに座り直して、ぼんやりと空を見て、ちょっと寒いけど良い日差しの空に目を細める。

「もう冬だー…」

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にティネさんが現れました。
ティネ > ふよふよ……
初冬の風に流されるように空を漂っていた妖精が、
公園のベンチに座る知った顔に気づき、高度を下げて
座る傍にすとん、と着地した。

「シャルじゃーん。……あれ?
 やっぱりきみって女の子だった?」

当然のように可愛らしいワンピースを着ている少年に、
ちょっと首をかしげてみせる。

シャルティア > ん?と気配に顔を上げた。
おっきな蝶々にも見えたそれは、ひらりっとベンチに着地
見知った顔である。嬉しそうに顔を輝かせて

「おー!ティネちゃんだー!」

おいでおいで、と膝を叩く。ピンクのスカートがふわふわ揺れる
首を傾げる妖精に、胸を張って

「んーとねんーとね、ボクの大好きな人がね、女の子好きなの
だから、こういう格好もしてみたりー♪」

臆面もなく、むしろ晴れやかに言う
ニコニコととても嬉しそうに、楽しそうに

「ティネちゃんはおさんぽ?もう寒いよ?」

ティネ > 「おじゃましまーす」

ひょい、と遠慮なく膝のスカートの上に乗る。
あんまりあたたかそうな格好ではないが、さほど寒がっているようにも見えない。

「なるほどねー。よく似合ってるよ。気に入ってもらえてる?
 ひきこもってばっかだと健康に悪いじゃなーい?
 でも寒いよねー」

シャルティアのワンピースのたるんで余った部分の布を引っ張って、
その中に器用に潜り込んだりしてしまう。

シャルティア > 「ティネちゃん寒そう、はい」

にこにこしながら、手のひらではなく、袖のふわふわしたとこで包む。
膝の上に妖精を載せ、うれしそうに足をゆらゆら、
背中の羽もごきげんそうにピンと立ってる

「えへへー、ありがと♪
このおよーふく、お気に入りなんだー
ティネちゃんは、どこに住んでるの?森とか?」

潜り込んだティネに毛布をかけるように袖をかける
妖精、といえば森かなー、なんとなく自然っぽい

ティネ > 「寒いのは結構平気。
 もっとあったかい服はあるんだけど、もったいなくて着れないんだ。

 何処に住んでるかって? いろんなとこ、だよー」

ないしょー、とでも言うように指を唇の前に立てて、それ以上は口にしない。

「あ、でもここ暖かい……。
 シャルのところにひきこもりたい~」

ふわふわした袖を乗せられれば、寝そべった体勢で
もぞもぞ、と奥に潜りたそうに身体を揺する。

シャルティア > 「えー?あったかいのに着ないの?」

首を傾げる。
少年はどちらかと言うと裕福な方だ
遺跡で宝物を手に入れては宝石にしてる
だから、あまり勿体無いという感覚がわからない

「むぅ、内緒なのかー、内緒もちめー♪」

真似するように唇に指を付ける
もぞもぞ、と奥に入ろうとするので、ワンピースのボタンを一つ開ける。

「ここから入れるよ―♪シャルティアおこたー♪」

ティネを中に入れると、そこだけボタンを外したまま、くるむ
ワンピースの下は素肌である。肌着はつけてない

ティネ > 「そーなのー。ボク、服よくなくしちゃうし」

普通、服はよく無くならない。

「わわっ。だ、大胆~」

栗鼠か鼠でも匿うように、ワンピースの中に入れられてしまう。
くるまれれば、光が遮られて薄暗くなる。

「あったかいけど……なんかちょっとえっちな感じする!
 シャルこそ下に何も着てなかったのー?」

ふにふに、と、自分に触れている素肌を手で撫でてみる。

シャルティア > 「服なくなっちゃうの?ん??」

服を無くす…ちょっと首を傾げる。
服を無くすことなんかあるんだろうか…まあ、きっとこの妖精が言うからにはあるんだろう。と納得する。
ワンピースにくるんであげて、ちょっと前かがみに
体温をあげようという形になって

「んー?ワンピースって下着きるの?
パンツは履いてるよ―、ほら」

ぴらりと、スカートを捲る。肌着は来てないがパンツは男物のブリーフである

「あははっ、くすったーい♪あとちべたいちべたい♪」

素肌を撫でられると、キャッキャとはしゃぐように笑う少年
嬉しそうに、楽しそうに

ティネ > 「そうなんだよー。
 理由は……ボクと遊んでたらひょっとしたらわかるかもねー!
 ボクは秘密が多い女だからー」

スカートがめくられたその中を見れば、
ワオ、と目を丸くする。

「そっちは男の子なんだねー、ちゃんと。
 ……ふふ、ここの中はもっと温かかったりしないー?」

小さな体をお腹の上で這わせ、手でブリーフの裾を引っ張ったりしてみる。

シャルティア > 「むぅ?うん、わかったー♪」

難しいことは考えない、考えるのは「相手が喜ぶこと」だ
だから、そういう難しい事を考えずにもしゃもしゃとワンピースでくるんでわしゃわしゃする

「あははっ、ちべたいよぉ、きゃ、えっちー、めっ」

もこもことワンピースの中を動き出す少女に、くすぐったそうに身を捩る。ブリーフをのぞかれると、ちょっと恥ずかしそうに、め、と窘めつつ、お腹の上で動きやすいようにちょっとベンチに仰向けに倒れるような格好になりながら

「ティネちゃん、暖かいならしばらくこうしていよー♪」

ティネ > 「あはははー、ごめーん」

めっ、と注意されれば、おとなしく下着から手を離す。
再びお腹の上で寝そべり、密着するだろう。
そうして、衣服の中に響く声や、直に伝わる血流や鼓動、体温を、匂いを、全身で感じ取る。
とろん、と瞼が下がる。

「……ありがと。温かいし、こうしてると安心するよ。
 ……これはお礼ね」

うつ伏せになり、ちゅう、とお腹の上に小さなキスを落とす。

シャルティア > 仰向けになったまま、ゆっくりと身体をずらし仰向けに、ベンチの長い方に身体を向けて寝転がる。彼女がいるであろう膨らみの部分を指先でこちょこちょと、優しく撫でる。
日もくれてきた、でも、自分の中なら暖かろうと、寝転がって

「ふにゃ!?あん、 えへへ♪いいんだよー、ティネちゃんはボクの大好きな子だから、いくらでもあったまるといいー♪」

小さなキスに、ビクンッと身体を跳ねさせて、でも、優しく言う。
この妖精のことも、大好き
ちっちゃくて、可愛くて、ちょっぴりエッチで、羽根は綺麗で
だから、幸せであるように、大事に、大事に、包み込む

ティネ > 「……ん。うれしい。
 シャルも、ボクの大事な友達、だよ……」

温かい言葉が、動きが、ティネの身体と心に伝えられる。
こうやって、何事もなく宝物のように大切に扱われることも、
ティネにとってはとても嬉しいことだった。
感じた幸福を、囁くような声量で口にして。
彼に包まれたまま、やがて寝息を立て始めるだろう。

そうして、つかの間の幸せな時間が、過ぎていく……

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からティネさんが去りました。
シャルティア > 「友達、大好き♪
ティネちゃんの事は、ボクが守ってあげるね、ふあぁ…」

ちょっと眠くなった。
うとうと、としながら視線を落とす。
可愛い妖精は目を閉じ静かに眠る。
起こしてしまうのも勿体無い。
自分も、ちょっとだけ眠ろう、と
夕暮れをみあげつつ、まどろみの中へ

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 「さ、寒…――。」

いくらなんでも、こんな寒くなるのは早すぎじゃあないのかって、そういうお話。
でもよく季節を考えれば、それもおかしくない頃だろうか。
ああ、と緩くため息をついて、巨躯の男は道を急ぐ。
家と家の間を通り過ぎて、大通りから、また次の道へ――
行く最中にふと目に留まるのは、空の様。

「おー……?おぉー……。」

思わず感嘆の声。寒く乾燥して晴れた夜、夜空はなんとも美しい星空だ。
道のど真ん中に突っ立って、ついつい見上げる、それら。
通行の邪魔この上ないが、ついぞ意識はそこに向かぬようだ。