2017/11/03 のログ
スカーレット > 「…ええ。行きましょう?」

悔しがる男たちを背に抱き寄せられれば、2階への階段へ視線を向ける。
まさかこの男が自分が踏み台にしようとしている女の恋人だなどと、女は思ってもいない。

「それでは皆さん、また次回…」

にっこりと笑うとそう言って。
案内するように先をあるきはじめようか。

ザイケル > 「そうだな、行くとするか」

周りの男たちに悪いなと笑みを向ければ踊り子の肩を抱き。
2階にと行けばしっかりと話し合わなければと考えていて。

「次は選ばれるといいな?」

そんな余裕な姿を見せ、踊り子の後を歩いて。

スカーレット > 悔しがりつつも頑張ってこいよーなんて声も混ざる男たちの前を通って2階へ上がれば、部屋の1つへ誘導する。
部屋の中はそれなりにいい家具が使われ、香が焚かれているのかいい香りが広がっていた。
部屋で何が起こるのか、それはまた別の話。

ザイケル > 背後から聞こえる男たちの声に応えるように後ろ手に手を揺らし二階へと。
そして誘導された一つの部屋へと共に入り、
酒場の二階にしてはよい家具、そしていい香りが広がっていて。

部屋の中でその後何があったのかは二人だけの知る事で

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からザイケルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からスカーレットさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にライムウェルさんが現れました。
ライムウェル > 夜になろうとも人が多く居る大通り。
仕事帰りか、はたまたこれから仕事に向かう人も居るのだろう。
そんな雑多な人種が行き交う通りの一角、細い路地へと続く道がある。
通りからは目立たぬ位置にあるその場所から、非常に怪し気な風体の男が顔を出していた。

オペラグラスで顔を隠し、シルクハットを被るその様相は怪しい事極まりない。
そんな男が、通りを歩くある人物へ向け、手招きをしていた。

「そこなお嬢様、どうか、どうか気付いて下さい…!どうか、どうか……!」

声は密やかなものであり、雑踏塗れる人の流れの中では聞こえないだろう。
路地裏めいた場所から呼びかけているその姿自体、気づく人がほぼ居ない、という問題もある。
けれども諦めることなく呼びかけを続け、道行く女性に助けを請うのだ。
今が駄目ならば次。また駄目ならば次、と繰り返し繰り返し。



―――何ぞ悲壮染みた態度を取ってはいるものの。
目立つ場所でのスカウトがいまいち振るわないのと憲兵達に良く見つかるという理由から、こっそり呼びかけをしているだけであるのだが。

ライムウェル > その後、この男に気付いてくれた人が居るのかどうか。
今日はひっそりと、勧誘行動が続くのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からライムウェルさんが去りました。