2017/10/20 のログ
イグナス > お昼過ぎ。天高くおひさまはのぼり、冬に近づいたとはいえそれなりにぬくい。
そんな時間――噴水広場に音が響いた。ばしゃーん。
大きく盛大な音、だれもかれもが何事かと視線を向けた先には、広場の中央噴水。
ついでに大きく上がる水柱だ。

「お…ぉお…………!!」

ちょっと暖かいからって噴水の近くで居眠りこいてたらこの有様。
ウトウトからのばしゃんからの、水浸し。
それなりにぬくいとはいえ――さすがにこの時期は、濡れれば寒い。

「うぐ、…お、やば、……さ、さむいさむい。」

慌てて噴水から抜け出して、盛大に水をまき散らしつつ溜息。
周囲は奇異の視線こそ向ける者の、大柄な戦士風なんぞに近寄りたくもないらしい。
視線を合わせないようにそそくさと去っていく。

イグナス > このまんまじゃ、さすがにいかん。かぜひいてしまうし。
ぐぬぬって呻きながらなんとか、広場を後にして――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。