2017/10/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアラミルさんが現れました。
アラミル > ごーん、という音と共に深夜を告げる鐘が鳴って
それでもなお、時計塔の下の喧騒はやむことがなく
明け方になれば流石に収まるだろうが…、今はまだ狂乱の真っ最中といったところか
そんな光景を見渡せる時計塔に男以外にふらり、と女性が現れて

「あ…」

微かに声をあげる。
お腹もある程度いっぱいになったし、休憩しようと思っていたところ…見知った姿を見つけたようで
男の大きな背中をまた、つん、と突くだろうか

イグナス > 「おう。」

声と感触に振り返って、にんまりと笑った。
彼女のことはもう、気配ですらだいぶわかる。
口元緩く笑みをして、片手を振った。もうだいぶ、慣れ親しんだと言える少女に。

「…つっても、珍しいとこで、あうな?」

かくりと首を傾けつつ、己の隣をぽんぽんと叩いて誘う。ここにおいでー、と。

アラミル > 「……こんばん、は?」

にまり、と笑う相手に対して
こちらも手を振ってこたえる
そのやりとりももう、慣れたもので

「……ちょっと、休憩」

短く答えて。
おいで、という言葉に従い、男のそばに寄り添うだろうか

イグナス > 「ああ、こんばんは。」

休憩と称して隣に座り込む彼女、傍に寄り添うようなそれがなんとなく可愛らしい。
腕を伸ばして、ぽふぽふ、軽く頭を撫ぜてやった。

「休憩かー…。なんだ、散歩疲れでもしたか?」

冗談めいた言葉で告げつつ、また酒瓶を、ぐい。ごくごく。
はふー、と息を吐く。酔うほどじゃあないけど、ここ千代外。
またぐしぐしーって髪を撫でてやり

アラミル > 「……♪」

頭を撫でられると嬉しそうに頬を緩めて
にこ、と笑う

「そう、かも?…なんとなく、登りたくなって
この前、の辛そうなのは、治った?」

酒を元気そうに飲む相手を見つつ
以前あったときは何かで苦しんでいたため、それを思い出して
ぐしぐし、と撫でられると頭がゆらゆらと揺れて

イグナス > 「ふう、ん。
 ――ああ、あれなー…つらい、というか、なんというか。
 うん、だいぶましになった。お前のお蔭もあるかな。」

欲求が色々収まらなくなるやつ、発散に手伝ってもらった彼女のお蔭もあろう。
だからまた、よしよし、って頭何故てあげる。
ゆらゆら揺れるのが楽しいから、くくと喉を鳴らしながら、ぐしぐし。

「お前は?調子はどうだ―?」

あんまりいつみても変わんないけど。それでも、調子は悪くなさそうだ。
うん、うん、と満足げに口をゆるめて。

アラミル > 「そ…なんだ…。治ったなら…よか、った?
のかな…わからない、けど…」

確かに手伝いはした、が彼女にとってそれは当然のことで
撫でられるとまた、振り子のようにゆらゆらと揺れて
抵抗はせずされるがまま、ゆらゆら

「…わるく、ない。いっぱい食べてるから、逆に…いい、よ?
いくらでも、ごはんは、ほしい、けど」

うん、と頷いていい、と答える
片目だけ開けて視線をやってこちらも笑みを深めて

イグナス > よかったんだよ、って笑ってまた頭、ぐしぐし。
どうもこれが気に入ってるみたい。ゆらゆら揺れるのが楽しいってのも、ある。

「…ふうん、それなら、よかった?
 …はー、相変わらずだな。いつでもはらぺこ、め。
 ――まぁた、色んなやつにごはん、もらったのかー?」

じぃって値踏みというか、試すような物言いと、視線。
口元にやりって、ちょっと意地悪く笑ってた。

アラミル > ゆらゆら、何度も撫でられて体が揺れて
体格差から生まれるそれを、彼女もまた楽しんで

「…ぅ…おなか、すくの、いや……
……でも、ごめんなさ、い……」

びく、と撫でているからだが震えて見つめ返し
瞳には初めて親に怒られた子供のような光が宿り
しゅん…、と頭を垂れて珍しく落ち込んでいる様子で

イグナス > 「っく、く。………はい、はい。わるい、わるい。少し意地悪だったな?」

珍しくもしょんぼりと落ち込んでいる様子に、く、っく、って喉を鳴らして。
もう一回、わしゃわしゃ。
改めて軽くこっち向かせれば。

「それで?
 おなかすいたときは、どんなごはんがほしいんだったかなー…?」

誰の、と言わせるつもりでも。
じぃって見下ろしながら、意地悪く、でも甘やかすように問い

アラミル > 「……?、怒らないの…?」

喉を鳴らして笑う相手に首をかしげて
その動作は小さかった時とほとんど変わらず
男のほうを向き…相手の意地悪に気づけば、さ、と頬を染めて

「………イグナスの、…ごはんが、ほしい…、いっぱい、溢れる、くらい…」

小さな声ではあるが、見つめ返し、少し拗ねたようなそんな声で
相手の名前を言いながら、目の前の相手のごはんがほしい、と呟いて

イグナス > 「んー…?そうだなあ、怒ってほしい?」

むろん気に入らないところはあるけれど――彼女の性質では仕方もあるまい。
苦笑い一つして、ぐし、と髪を、今度は軽く指に絡めて。

「……うん、いいこ。ちゃんといえて、いいこだな?アラミル。」

出来たなら、褒めてもやる。撫ぜてもあげて。
後、ぺろ、と覗く舌先。口元は笑みに。は、と息を吐き出して。

「……ほら、それで?欲しいものはわかった。…まだはらぺこなんだろう?
 ………どうしたらほしいもの、手に入るだろうな。」

アラミル > 「…怒ってほし、くは、ない…」

ふるふる、と首を振って
軽く指に絡めれば、髪がさら、と絡みついて

「…いいこ…。よかった……うれ、し…」

褒められると、嬉しい、撫でられてもまた嬉しい
にこ、と笑って…息を吐く相手とその舌先を見つめて

「……おね、だり……
イグナスの、ごはん…ほしい…、いっぱい、ほしい…
ごめんなさい、っていっぱい、する…から…いっぱい…くだ、さい…」

イグナス > 「……ん、よし。ちゃんと言えた。
 やっぱりアラミルはいいこだ。」

素直な言葉も、おねだりもちゃんとできた。
だからイイコなのだと頭を再度撫ぜて、立ち上がる。
ほら、とまた手を伸ばして、彼女をこちらに寄せようとしつつ。

「それじゃあごはんタイムだ。
 ……あー、俺もメシ、喰ってないからな。途中でなンかつまむか。」

ぼやきながら言うならば、彼女を連れ立って時計塔を降りていくつもりで。

アラミル > 「……いいこ…?そう……?
いっぱい…なんでも、する…」

おねだりもきちんとすれば
褒められながら立ち上がる
男の大きな腕で抱き寄せられる

「…うん…。
私は、食べなくても大丈夫だけど…いっぱい、ごはんちょうだ、い…」

こく、と頷いて…他に人がいない時計塔を、共に降りていくか

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアラミルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。