2017/09/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグラスシエルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグラスシエルさんが現れました。
グラスシエル > 平民地区の小さな公園
遊具のない、自然とベンチがあるだけの簡素な公園である
そんな公園のベンチで、軍服を着た少年が横になってる
白い肌。痩身だが華奢には見えない体躯をした天使、仰向けにベンチの上で寝転びながら、昼寝、そして胸の上には小さな野良猫一匹

「ここはお前のベッドじゃねえよ、どけ」

ぱちり、と目を開けて、野良猫を睨む。野良猫の方は気にもせず、目を細めて満足そうに丸まってる、少年は、ち、と舌打ちしたまま、無視するように目をつぶる

グラスシエル > うとうと、とまどろみを楽しむ。野良猫は無視。
野良猫の方も、とりあえずは心地の良い寝床を確保しての遅い昼寝である。摘んで放り投げるのもめんどくさい。というように野良猫を睨んで、またうとうとと目を閉じる

グラスシエル > 「――スゥ、すぅ…ん…」

いつのまにか、静かに寝息を立てて少年は深い眠りについてしまう。
野良猫も、いつの間にか寝息を立てていて。
一人と一匹はつかのまの眠りに。目覚めるのがいつになったかは分からない

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/」にジェイルさんが現れました。
ジェイル > 今日も今日とて、行きつけの大衆酒場の隅で退屈を紛らわしている女。
最初こそ絡んでくる酔っ払いもいたのだが、ここ最近は果敢に絡んだ先遣隊がメンタル的に全滅したという事が割と知られてきたのか静かなものだ。

「何かもっと面白い仕事はないのか…」

不機嫌そうに言う手元には、金がないわけではない。
今の女が求めているのはいい金になる仕事ではなかった。
言うなればスリルがあって、小遣いが稼げればそれでいいのだ。

ジェイル > 「洞窟漁りもハズレばかりだし…なんなんだ。
 何をすれば面白いんだ…」

いっそ報酬がなくても、楽しそうな仕事であれば今なら二つ返事で請けそうな勢いだ。
尤も、それをしてしまうとギルドに目をつけられるので貰うものは最低限もらうのだが。
すっかり顔見知りになったウェイターにいつもの、とだけ注文すればウェイターは頭を下げてオーダーを通しに行く。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/」にザイケルさんが現れました。
ザイケル > 「よう、不景気な顔だな。仕事にでもあぶれたか?」

変わらない仕事の最中に通りかかった何故か静かな酒場、
中を覗き込めばやけに静かな男たちと人気の少ない隅の席。
何かあったのかと見ると隅の席にいる顔は知った女。

興味本位で近づきその前にエールを置くと勝手に隣にと腰を下ろし。
何か面白いネタでもありそうだと笑みを浮かべて見つめていく。

ジェイル > 「あぶれてはいないが、つまらなかっただけだ」

言いつつ視線を向けると、例によって奥に詰めた。
仕事柄多少はいい耳に、そう言えばあの男前もあの女と普通に話してたぞとかそんなひそひそ声が聞こえてくる。

「探索が上手く行かん洞窟があるというから行ったんだ。
 そうしたら引っ越した後か何かで何も居やしなかった」

つまらん仕事だ、と言いつつ差し出されたエールを半分ほど煽った。

ザイケル > 「つまらない?一体どんな仕事を受けたんだ?」

奥に詰めた女の横にと腰を下ろせばエールを口にし、
あぶれたでは無くつまらない、その仕事が気になり問いかけ。

聞こえる声と内容に何をしたんだという目を女に向けて。

「探索が……?あぁ、あの何か月か前に話が出てたアレか。
引っ越したね…道理で最近は聞かないわけだ」

その理由を聞けば何処なのか大よその検討が付き、
ついてなかったなと肩を叩き。

ジェイル > 「折角久しぶりに暴れられると思ったのに、これでは金と一緒にストレスまで溜まる」

ひたすらに今日は機嫌が悪い様子の女。
何があったのかもし客に聞いたなら、ナンパしようとした男たち全員が腕相撲で勝てたらという条件を突きつけられ全滅したのだという話を聞くことが出来るはずで

「そういうお前は何をしてるんだ?」

まさか本当に順番が回ってきたんじゃないだろうな、なんて笑ってみせ。

ザイケル > 「お前が暴れられる場所か…それは流石にないよな。金が溜るならよくないか?」

不機嫌な理由を知るとそれはな、と呆れを見せて。
だがそれと酒場内の様子が合わないと思い客の一人に聞けば静かな理由もはっきりして。

「俺は変わらずだ。そのついでに良いのがいればお持ちかえりで持って奴だよ」

それならとっくに捕まえてると笑い返し、女の腰に手を回してみる

ジェイル > 「仕事はきちんとしたのに、何も居なかったからとランクも上げられんしな。
 名を売らねば面白そうな仕事も請けられやしない…金はたしかに必要だがな…」

おまけに面白そうな男も居やしない、と言いながら遠巻きにこちらを見ているギャラリーを一瞥する。
実際、魔族の中では力はない方のはずなのだ。
それでも割合太い腕をした男までものの数秒で沈んだというのだから、すっかり人間の男に興味がなくなってしまったのである。

「…まともに捕獲しようとすると消えるからそう言っているんでもないだろうな?」

口元は笑っているが、目が笑っていない。
逃げる素振りこそないものの、露骨なぐらいの警戒のオーラを発していく。

ザイケル > 「ランクは上がらなくても実績は詰めるって考えればいいぞ。
そうすりゃ仕事の方から実績のあるお前を指名してくるようになるな」

面白そうという女の視線を追えば遠巻きな男たち。
種族を別としても女に力比べで負けているのだから男たちも立つ瀬はないだろうと。

「最初から捕まえるつもりならそのエールに薬を仕込んでるって。
流石に本気で逃げるお前は追いきれないぞ」

目の笑わない笑みを見返し言い切り、
露骨な警戒心を見せられても伸ばした手は引っ込めず、このままベッドに案内するか?と冗談ぽく告げてみる。

ジェイル > 「そうだといいんだがな…。
 どうにも、私がパーティを組んでいないからとか何とかいう話もあるらしい」

仮にも仲間など作ってしまうと、持ち味がほぼ殺されてしまう女には致命的だった。
半分残ったエールを勢い良く喉に流し込むと、樽を模したそのジョッキをテーブルに戻し

「……ならいいが。
 お前は平気で嘘をついてそれを実行しそうだからな」

にぃ、と釣り上げる口元と一緒に目もいつも通りに戻して。
お前は見境がないのか?などと言いつつも、手を振りほどこうとするでもなく。
満更でもない様子で笑ってみせる。

ザイケル > 「少なくともな、実績のない奴にはいい仕事は回る事はないな。
別にいつも組まなくてもいいだろ?その時に手を貸すぐらいでな?
金には困ってないんだろ?」

聞いている噂では金には困っていないはず。
ならば持ち味を殺してしまうパーティーに所属はせずに応援で入るのはどうだと提案。
エールに薬などは仕込んでおらず、大丈夫だろと笑ってエールを飲み干す。

「この件では嘘はないぞ。
実行するなら捕まえて俺好みに仕込む方が楽しそうだ」

策を使うならそもそも堂々とは顔を見せずに仕込む男。
こうして顔を出している事はある意味騙すつもりはないという証。
回した手を振りほどかれる事なく満更な様子にどうだ?と誘いをかけてみる。

ジェイル > 「手を貸すのは構わんのだがな…。
 力を使わんように気を使わねばならんから疲れそうだ」

金は殆どこうして飲み食いに使うか、装備の手入れやらに使うか、たまにまともな宿に泊まってみるかなので余っていると言っても良かった。
話が来たら考えてみる、と言いつつエールのジョッキを返しがてら軽く体を寄せて。

「そう言われると逆に反抗したくなる質だぞ、私は」

くくっ、と楽しそうに笑ってそんな事を言ってみせる。
誘いの言葉には、こちらからもするりと男の背中に腕を伸ばした。

ザイケル > 「それはお前が使ってもいいか自制するかだからな…俺にはどうとも言えんって」

金の使い道までは流石に解りはしないが儲けの使い道など限られる。
贅沢をするとも思えないのでそれなりには持っていると考えて。
てっきり逃げられると思っていたが身体を寄せられれば僅かに驚き。

「いいね、それを屈服させて啼かせたくなるな」

その言葉に楽し気に低く笑い声を零して。
背中に腕を伸ばした女に酒場の奥の階段、上にある簡易な部屋へ向かう道を示し。
腰を抱く様にしてそちらへと誘導していく…

ジェイル > 「冒険者というのも面倒なものだな」

何度目かもう数え切れないセリフを口にして。
誘いに乗ったのは、男の実力を認めているということでもあり。

「出来るなら、な」

そう返すと一緒に立ち上がり。
ざわめくギャラリーの前を悠然と通り、2階へと消えていった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/」からジェイルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/」からザイケルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 広場」にボブさんが現れました。
ボブ > (王都に来た時によく行くいきつけの酒場へと向かって大通りを歩いていたが、大通りが交差する大広場へと行き着けば
自分が歩いてきた方向だけじゃなく、他の三方からも大勢の人が歩いてきていて、ごっちゃごちゃになっているのを
見ていけば、男はこのまま流れに乗って移動したら人波に巻き込まれる…と思い、通りの端の方へと移動すれば
建物の壁に寄り掛かるようにして立ち止まっていって)

「こいつは参ったなぁ~。 ここまで人通りが多いタイミングでこっちに来てなかったから流れに乗れねぇな……
しかたねぇ、ここでしばし待って、人波が治まるのを待ってみるか……」

(壁に寄り掛かり、軽く溜息を吐きながら、余りにも混雑している大広場の雑踏を眺め、ちょっとボーっとした時間を過ごしていて)