2017/09/27 のログ
■ミケ・ファムト > 「えっと 今日からです。
初めてお話ししたお客さんがラシェルお姉さんでよかったです。」
えへへと小さく笑いながらそんな事を素直に呟き。
一瞬きょとんとした相手を見ると変なことを言ったかと小首をかしげ。
相手を見つめるも、いいわと言われれば嬉しそうな笑みを見れば少年もさらにニコニコ。
自分が座ると、足がぶらぶらとしてしまう背の高い椅子。
「はい!」
沢山食べてと言われれば嬉しそうに満面の笑みを相手に向けた。
そして、相手の視線を受けて差し出したひと切れの肉。
「あ…あの…違ったら…ごめんなさい…」
照れた相手に自分も照れてしまう。
真っ赤になりながら、軽くなったフォークを戻したところで、まさかの相手からの…
少年は首筋まで真っ赤に。
でも目の前の肉の魅力には勝てない。
相手の方に体を向け、口を開けてパクリ。
口の中に広がる肉の味にフルーツ系のソースの味。
もぐもぐと咀嚼して飲みこむ。
「ふわぁぁ… おいしぃぃ…
ラシェルお姉さんすごく美味しい!」
これがまだまだ沢山あるかと思うとまるで夢のような気持ち。
しかも、隣にいる相手。
「ラシェルお姉さんに食べさせてもらったから、
こんなに美味しいの?」
等と呟き、自分で切り分けて一口…
一瞬の沈黙…。
「普通に食べても美味しかったけど…
ラシェルお姉さんに食べさせてもらったときの方が…
美味しかった…
気がします…」
喧騒の中…
相手だけに聞こえるような声で…
少年は小さく囁き…
最後はわずかにごまかす様に言葉を付け加えて…もう一度、
一口大に切ると、相手の口元に…
相手も同じだろうか等と考えながら自然と。
「あーん♪ って 自分で食べたほうが良い?ですよね…」
やってみて、相手がそんな事を望んでいるのかと、ふと、不安になった少年。
また真っ赤になって、自分の元へ。
■ラシェル > 「道理で今まで見なかった訳ね。
ミケ君の最初が私なんて以外よ」
少年が今日からといえばこの酒場にしてよかったと思う。
お姉さんなど呼ばれなれていないゆえの反応なのだが、
小首をかしげる姿に何でもないと軽く首を振り。
背の高い椅子に座り足を揺らす姿に小さく笑って。
「ミケ君の年頃は今が育ち盛りだから沢山食べないと立派になれないよ」
なぜか気にかけてしまう少年にしっかりと食べるように告げて。
差し出された肉を食べながら少し普段よりおいしく感じてしまって。
「少し予想外だったけど嬉しいよ。ミケ君にもね?ね?」
首まで真っ赤になった少年を見て、自分もきっと赤くなっているのだろうと。
差し出した肉を少年が食べてくれれば断られずによかったと安堵して。
「そうね、美味しいわね。
でも今日はいつもより美味しく感じるのよね」
そして肉を切り分けていき、聞こえた少年の言葉に一瞬手が止まり。
騒動の中ではっきりと聞こえる少年の声。
そうして口元にまたフォークが……。
「ミケ君、そんなことないのよ。一人で納得しないの」
自分の元へと戻していく手を捕まえれば肉を口にして食べ、
少し慌てたせいでソースが胸元に落ちて。
それに気が付かずにもう一度と少年の元にフォークを向けて。
■ミケ・ファムト > 相手の言葉にニコニコ微笑む少年。
「へへ。 ラシェルお姉さんは常連さん?
そしたらまた会えるのに。」
相手の言葉にニコニコそんな夢のようなことをつぶやき。
「はい!
沢山食べてラシェルお姉さんより大きくなる!」
ふふっと、楽しそうにそんな将来の夢を呟き。
「うっ…うん。」
嬉しいと聞けば少年は擽ったそうに微笑んで。
相手がいつもよりおいしく感じると聞けば少年は嬉しそうに。嬉しそうに微笑みを向ける。
そして、夢中で相手の分を切り出してから、
空回りしてるんじゃないだろうかと不安になる。
差し出してから戻せば捕らえられる手。
小さく漏れる声。
「ラシェルお姉さん…
ありがとう。」
相手にそうさせてしまったことに、申し訳なさと嬉しさに恥ずかしさ。
そして、落ちてしまったソース。
先ずは目の前に差し出された肉を少年はぱくっと一口。
テーブルの上の紙ナプキンを取ると、
「あ…ラシェルお姉さん、ごめんなさい。
僕のせいで胸に…」
自分のせいで汚れてしまった相手の体。
胸元へ手を伸ばしたところで…
「僕が綺麗にしてあげたい…。」
少年は少年で唇の端がソースで汚れていた。
■ラシェル > 「いつも来るわけじゃないわね、でもミケ君がいるなら常連になってもいいかもね」
普段はこの辺りの酒場を適当に選んでいる。
でもこの少年がいるのならば常連になってもいいと口にして。
「私よりも?それは楽しみね。
それには沢山食べないとね?」
今は自分よりも小さな小ねっが大きくなると言えば楽しみよと笑って見せて。
「でも…こういうのは初めてだから少し照れるわね」
まさか自分がこういう事をするとは思っていなかっただけに頬をかいて恥ずかしそうにして見せて。
しかし誰かとこうして食事を一緒にする、冒険者仲間とは違う感じが悪い気はせずに。
少年の笑みを微笑みを浮かべて見返し、夢中になり切り分ける姿を見て。
「お礼なんていいのよ。私が好きでやってる事」
少年の言葉に小さく返して首を振り。
ソースが落ちた事に少し困り拭き取ろうとするが、先に少年が食べる姿を見て。
「ソースが落ちるのは仕方ないわよ。
え、そう……?それならお願いするわね?」
少年の申し出、つまりは触れられてしまうのだが年下だからと…。頷き。
自分もナプキンを取れば先に少年の唇の端を汚すソースを優しくふき取り。
■ミケ・ファムト > 「ほんと?」
そう問いながらも嬉しそうに微笑んだ。
「うん。 たくさん食べて大きくなる」
そして相手が手れると言えば自分と同じように照れているという事を知って、
なんだか嬉しくなる。
「ふふ。 僕も…始めてやったけど… 凄く恥ずかしい。
でもラシェルお姉さんが喜んでくれて…凄く嬉しい」
この街に来てまだ友達や、離す人がいなかった。
仕事を探すのに数日慣れない一人が多かったせいか、
本当にうれしくて。
街に来てからの緊張が少し溶けたのか、目じりには涙が。
そして口元を拭われれば目をぎゅっと閉じてしまう。
今度は自分が相手の胸についたソースをナプキンで…
胸に触れた瞬間、ふわふわの胸の感触にびくっとして、一度体が固まるも…。
自分のせいで汚れた相手の体。
幼いながらも、農作業や洗い物などで少しささくれだった手。
ゆっくりと優しく紙ナプキンで拭っていく。
「ラシェルお姉さん綺麗になった…♪」
真っ赤な顔をしながらも、嬉しそうに微笑み。
そして今度は屈託なく、ステーキを切り分け相手の口元に。
「ありがとう。 ラシェルお姉さん…♪
僕、今すごくぽかぽかな気持ち。」
と、囁きかけた。
■ラシェル > 「本当よ、それならミケ君が大きなっていくのも見れるからね」
嬉しそうに微笑み少年に二つの理由を口にして照れ笑い。
本当に気の休まるひと時で。
「たくさん食べるのよ。もしお金が足りないなら私につけておけばいいから。
本当ね、美味しくはなるけど恥ずかしいね。
実はね、お姉さんって呼ばれるのも初めてなの」
国のあちこちを仕事で回るだけに王都にいないときも多い。
しかし王都に気持ちの安らぐ場所が出来たとなれば嬉しくて。
少年の目じりに涙が浮かべばそっと拭って。
「……ん…」
口元を拭う時に目を閉じる姿に笑みを見せ。
少年の手が胸についたソースを拭くために触れれば柔らかく形が少し変わり。
ゆっくりと優しく拭かれる感触に小さく声を零して。
「本当ね、ありがとうミケ君。
私もすごく楽しいわよ」
嬉しそうに微笑む少年の顔を恥ずかしさに直視できず。
切り分けられたステーキが口元へとくればパクリと食べて、
お返しと少年の口元にステーキをと。
そんな心が温かくなるような今にすっかりと少年に気を許して。
■ミケ・ファムト > 「ふふ。 楽しみにしててね」
相手の照れ笑いをみればなんだか意外な面を見ている気がして嬉しい。
穏やかなひと時。
「ありがとう。
もしお腹ペコペコになってどうしようもなかったら…。
でも、僕お姉さんに何もできないのに…
うん。 美味しいけど恥ずかしい…。
ふふ、そうなの? 僕が初めて?」
くすくすと笑みを零し。初めてという言葉に楽しそうに笑い、目じりの涙を拭われれば恥ずかし気に笑みを浮かべ…
相手の小さく漏れる声にドキドキするのはなんだかいけないことのような気もしてしまうが…。
暖かな気持ちと、複雑にまじりあう。
「ありがとう…。
ふふ。 凄く。嬉しい…」
あむっとまた一口。
自分もすっかり相手に気を許し…
「ねぇ ラシェルお姉さん… 僕に何かできる事…ある?
僕大好きなラシェルお姉さんに何かしたい!」
自分に何ができるだろうか…考える。
相手は冒険者で、町を離れ戦う。時にはけがをする…
であれば…
「おかえりなさい。とギューとかは?」
親におかえりなさいとギューとされたときの穂ッとした感覚をふと思い出してそんな提案。
大分真剣な目で相手を見つめ、腕を広げた。
■ラシェル > 「えぇ、楽しみにしているわね」
普段は全く浮かべない照れ笑い、それを見られる楽しし恥ずかしいひと時。
「ミケ君一人ぐらいなら私の稼ぎでも大丈夫よ。
そんなことないわよ、こうして楽しく話しをやっているわね。
そうよ、ミケ君が最初」
本当の弟のように感じて網をこぼし、いい子ねと涙を拭った後に頭を撫でて。
零してしまった小さな声に歯っとなり首を振り。
「それは私が言う事ね。最初に案内をしてくれてありがとう」
気を許してしまえば恥ずかしい食べさせ合いも気軽くできて。
「ミケ君、そんなに気負わなくてもいいのよ。
またこうして一緒に食事を出来れば十分だからね?
お帰りの?それは良いかもしれないわね」
少年の言葉に冗談ぽく笑みを見せて、
真面目な目で腕を広げる少年を抱きよるようにすれば自然と少年の顔を胸で包み込むようになり。
「こうして迎えてくれるのなら楽しみね。
そういえばここって宿もあったわね。
案内お願いできる?」
少年と話しながらの楽しい食事、気が付けば料理のなくなっていて。
食事を終えれば宿に帰るのだが今日はここに泊まろうとそう少年に頼み。
快く引き受けてくれるのなら部屋へと案内を頼むつもりで…
■ミケ・ファムト > まかせてと胸を張り。
「ふふ。せいちょーきのしょーねんの胃袋は甘く見ない方がいいよ?」
悪戯っぽく笑いながらつぶやくと、なんだか恥ずかしい自分が最初という言葉になんだかもぞもぞとしてしまう。
ただ頭を撫でられれば温かい気持ちになり。
「ふふ。なんだかありがとうが尽きない…」
それはとても幸せな事。少年は嬉しそうにそんな事を呟き。
「うん。わかった…
けど、僕にできる事があったら言ってね?」
と言葉を返したところで胸に顔を抱きしめられてしまえば、ぎゅーと抱き付いて…。
相手のぬくもりと、柔らかさにドギマギ、顔は真っ赤。
「おかえり ラシェルお姉さん。
うん。
部屋は空いてたから大丈夫。
じゃぁ案内するね…」
そう言葉を返すと店長から空き部屋の鍵を受け取り、相手を案内していくのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区「冒険者酒場」」からミケ・ファムトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区「冒険者酒場」」からラシェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大衆酒場」にジェイルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大衆酒場」からジェイルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にジェイルさんが現れました。
■ジェイル > そろそろ旅人や冒険者たちも今日の宿を確保しに動き始めようという中、安い酒場の隅でのんびり構えている女が一人。
テーブルに肘をつき、ぼんやりと何か考えているような、そうでないような。
「最近はいい暇つぶしがないな…」
ぼそりと呟く。
最近冒険者としての仕事も大したものが手に入らず、すっかり退屈しているだけだったりする。
■ジェイル > 「マスター、もう一杯エールをくれ。
それと…そうだな、生ハムとチーズも頼む」
いい仕事をした時の金はまだ残っているので、惜しむつもりも無かった。
何しろ、最悪宿が取れなくても別に支障はないのだ。
そんなあってもなくてもいい物よりも、今は何かしらの欲求を満たしたかった。
それを今は食欲に置き換えているわけだ。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にザイケルさんが現れました。
■ザイケル > 本来ならばもう行わなくてもいい王国の情報を集めの一環で適当な安酒場へと足を踏み入れる。
今日はこの店で適当な噂話を仕入れ終わりとしようと店内を眺めればふとテーブルにいた女に目が留まり。
その懐かしい顔を見ればそのテーブルにと足を向けて。
「意外な所で会ったな、ジェイル」
知った顔と言う事もあり気軽く声をかければ勝手に向かいの席にと腰を下ろして。
■ジェイル > 「…ザイケルか、久しいな。
相変わらず軍のお使いをしているのか?」
正面に座られれば、特に警戒する様子もなくそんな言葉をかける。
言い終わった所で運ばれてきたエールのジョッキを取ると、こいつにもとウェイターにひと声かけた。
そのまま断るでもなくエールを一口煽り
「仕事熱心なのはいいが…正直調べる必要などあるのかと思わんでもないがな。
その気になれば物量で押しつぶして終わりだ、違うか?」
そこまで脅威になるものがあるとも思えない、と遠慮もなく口にしてみせた。
■ザイケル > 「そんな所だ。ジェイルも元気そうで何よりだ。
今は何をやってる?」
軍を抜けた女と未だにいる男、本来なら一問題起きても仕方がない組み合わせ。
しかしそんな様子も見せずに軽い様子で言葉を返し。
何を注文するかと思えば女が同じものを注文したことに感謝して。
「それは俺も同意見だが仕事だよ。
それをやってあの砦で毎回取り合いやってるのが上はどうにかしたいみたいだ」
女の言葉に同意しながらも届いたエールに口をつけて。
■ジェイル > 「何だ、てっきり息巻いて掴みかかってくるかと思ったのに。
言わなくても知っているんじゃないのか?」
くくっ、とからかうように笑うとつまみのチーズを口に放り込み。
男の分のエールが運ばれてくれば、つまみの皿をテーブルの真中へ押し出して
「被害を抑えたいというのもわかるがな。
一気に攻め込んで、一気に制圧する これ以上被害を抑える方法はないと思うがね」
まぁ、口を出せた立場じゃないが。と言いながらまたエールを煽る。
男が来る前にも散々飲んでいたのか、若干顔が赤みを帯び始めていたり。
■ザイケル > 「それは別の奴の仕事だ。俺はそっちは担当はしてないからな。
聞いただけだよ、冒険者やってるんだってな」
仕事での情報を収集の中で女の話はもちろん聞き、何をしているかも知っていると笑い。
それで追手が来ないのは一重に報告する必要はないと放置しているから。
押されたつまみに手を伸ばして口に運び、感謝しろと軽口を叩いたりして。
「それ以外の理由もあるんだよ。
なんでもそれをやって被害が逆に出たらしくてな。こんな面倒をしてるんだよ」
上の考えは判らないと肩を竦めて見せて。
エールを煽り女を見ればどれだけ飲んでいたのか赤みを帯びる様子に笑みを見せ。
ウェイターに二人分のエールを追加注文をしてみせる。