2017/09/10 のログ
■イグナス > 「……ふうん。お前の、アラミルの力、ねえ。」
やっぱり不思議そうに、でも同時に確かに違和感。
普通のシロモノではないのだろう、魔力に疎い己でも、冒険者としての目利き・勘が告げる。
ともあれ、彼女も己へと対してくれるというのだから、やっぱりありがたく。
ありがとな、と笑顔で告げた後。
「うん?俺、おれか。そうだな、……んー。
………ひなたぼっこ?」
上で、と指をさすのは屋根の上。
なんとも間抜けといえば間抜けな答えになってしまったが、割かし事実なのだからしょうがない。
■アラミル > 「私も、よくわからないから、気にしなくていい」
笑顔に対して、うん、と頷いて
最近探し回っていたのでやっと達成できた、とひそかに息を吐いて
「…。たのしい?、の…?」
純粋な疑問である。食欲がほとんどを占める彼女は、のんびりする、ということはせず
大抵歩き回ったり、止まるときは寝ていたり、と動物的な生活をしている
■イグナス > 気にしなくていいと言われれば、まあ、最終はありがたく受け取るだけでよかろう。
こくんと頷いて。
――で、それはそれとして、問われた言葉に、う、と詰まる。
積極的に、確かに楽しいというわけではない、が。
うーん、とまた少し唸ったのちに視線を下ろして。
「楽しい、…かな。ああ、そうだな、なんだかんだ、割とたのしーよ。」
結論としてはそんなところ。
のんびりするのは悪くないという言葉だけど、果たして彼女に通じて、理解してもらえるのだか。
■アラミル > 悩む男が答えを出すまで、じ、と見つめて
答えが出れば、少女もまた、ううん、と悩んで
「そう、なんだ。割とたのしい。なるほど…」
と言って、視線を更に上に。どうやら、今度自分も登ってみよう、なんて思っているようで
そういう動作をしていることから、興味自体は持ってくれた、と判断できるだろうか
「…。それ以外に、楽しいことは、いらない?」
しばらく、そうしてから、ゆっくりと視線を戻して。男の身長からして、まだ視線は上の方ではあるのだが
少しぼかした、遠回しなお誘いに、男は気づくだろうか
■イグナス > 果たして今の適当な言葉で満足してくれたんだろうか。
彼女の中で言葉を咀嚼して考えている様子もあるけれど――。
「……まあまあな?…一人だと危ないからまあ、上りたいときゃ、言え。」
どうやら少しは興味を持ってくれているらしい。
一応の糸は伝わったことに安堵と――釘もさしておこう。なんとも彼女は、危なっかしい。
で、それは、やっぱりそれとして。
「…そりゃあ、もちろん。いつだって楽しいことは、足りないんだ。」
遠回しだけれど、ちゃんと伝わってくる。
むしろこの少女といえばソレ、というか。
手を伸ばして、まだ上を眺めてる彼女の頭をくしゃり、いくぞー、って。声かけて。
■アラミル > 言葉をくれれば、真剣に考える
それはすべて、人間に混じるために
真剣過ぎて、先ほどのチンピラは戸惑ったわけだが…
「そう?危ない…。わかった。登るときは、言う」
こく、と頷いて。危ない、という言葉すらあまりわかっていないようで
男の忠告は正解だったかもしれない
「楽しいことは足りない。それは、わかる気がする。
わ…。」
こく、と頷いた後、またぴょんぴょん、と髪が跳ねて。
いくぞ、と声をかけられれば、またこく、と頷くだろうか
■イグナス > 「ウン、そう。……ほんとにわかってンのかお前。」
どうもやっぱり危なっかしい。一抹の不安はあるものの、まあくぎを刺しておけばきっと大丈夫…のハズ。
――どうやら退屈していたのは彼女も同じみたいだ。
そうだな、と頷いて。
「それじゃあいくかー……んー、どこに、しようかね、と。」
髪を好き勝手にかき混ぜたかと思えば、さっと踵を返して歩き始めて――
■アラミル > 「……?」
本当にわかってんのか、と聞かれれば、また首を傾げる
忠告がなければ、本当に一人でなんとかして登っていただろう。こんなひらひらの服で
「…………」
嵐にあった後のように髪を跳ねさせながら特に気にもせず、男の後を追う…
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアラミルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/街角」にレヴィさんが現れました。
■レヴィ > 日の高くなった時間帯の平民地区の一角。
大通りがよく見える通りに面したちょっとした公園のベンチで屋台で買ったお昼を口にする。
日の高い時間帯だけあり大通りを行き来する主婦のような年頃の女性から駆ける子供たちと眺めて。
「平和ッスね。こういうのも悪くないッス」
仕事がなければ退屈ではあるがたまにはこんな日も悪くはなく。
少々荒稼ぎをした為に懐も温かくしばらくはこんなゆっくりとした時間も楽しめる余裕はある。
一口二口を軽食を食べ、少し涼しくなったとはいえまだ暖かな陽気に眠そうにして。
■レヴィ > 「本当に平和ッスね…」
欠伸を一つ零せばゆらりと舟をこぎ。
それでも食事をしている間は意識を保ってはいるのだが食べてしまえばそうでもなく。
気が付けばベンチに背を預けて転寝をしてしまう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/街角」からレヴィさんが去りました。