2017/09/02 のログ
ご案内:「王都平民地区 酒場」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
ご案内:「王都平民地区 酒場」にティエンファさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 時刻は夕刻になろうという頃、これから酒場が丁度賑わい始める。
そこでチェシャは角の一席に座り、酒を片手に落ち込んでいた。
先日無名遺跡探索に出たはいいが、そこでトラップにかかり
なんとびっくり女性の体になってしまったのだ。
トラップの効果自体はそれほど深刻でもなく数日で元に戻るだろうと
予測はできたが簡単なトラップにはまってしまった自分に自信喪失していたのだ。

しょぼしょぼとチェシャらしくないしおらしさで、酒が入ったコップを舐めている。
その体はいつもの従者服ではあったが、
どことなくラインがまろやかで柔らかく、近くで見れば女性であることがひと目で分かるだろう。

ティエンファ > 週末の夜の時間、これから酒場への客足が増えてくる頃、賑わいの中にポツンと静かな席があった。
護衛の仕事上がりに一杯、と思い賑わう酒場に入った少年は、自然とそちらに顔を向け…。

「チェシャ」

喧噪の中、そんななんてことはない声がチェシャの耳に届く。
見れば、賑やかな店内で手を振る少年の姿。 近づけば、ポンと肩を叩いて。

「丁度良かった、一緒に飯食おうぜ! 席埋まってるかと思ったぜ
 …って、どうしたんだよ、そんな暗い顔で 財布でも落としたか?」

そう言ってまじまじと眺めー…うん?と首を傾げて…うーん、と悩んで…。

「チェシャって双子の妹とかいたっけ…?」

そんな間の抜けた事を言うのだ。

チェシャ=ベルベット > 肩を叩かれびくりとその場で体が飛び跳ねる。
が、その叩かれた相手がよく知った相手だとわかれば
見上げた顔にじわっと涙が目尻に浮かぶ。

「ティエぇ……」

すんすんと、泣き出すその顔や声は確かにチェシャのもので
だが体のところどころは女性の柔らかさがいかんなく出ている。
が、そんなこともお構いなしにガバッとティエンファに抱きつくとわーん!と泣きついた。

「双子の妹じゃないって!僕だよ!チェシャだよ!
 実は……これこれしかじかで……マヌケなことにトラップにひっかかって
 なんだか知らないけど女の体になっちゃったんだ……」

簡単に事情をかいつまんでごしごしと顔を相手の服に擦り付ける。
はーティエンファの匂い、安心する。クンカクンカ、などと思いながら。

ティエンファ > 「うぇ!? な、え、なんで泣くんだよ、え、人違いでしたか、ごめんなさい!?
 って、うおっと! え、あ、チェシャ!? なんでこんな…」

目を白黒させながらも、普段よりも柔らかくて細い身体を抱きとめて話を聞く。
罠でこうなったと聞けば目を丸くして、改めてまじまじとチェシャを眺め。

「こう言う事もあるんだなあ…世界って広いぜ…」

あっさりと状況を受け入れた。
向かいに座ろうと思っていたが、チェシャの隣に椅子を寄せて、片腕に抱いたまま座って。

「おいおい、そんなマーキングみたいにすり寄らないでも、俺はちゃんといるぜ?
 ほら、落ち着けって、涙も…あーあー、情けない顔だぜチェシャ」

ハンカチで顔など拭いてやりつつ、普段とはまた違う、女の匂いにちょっとどぎまぎし、
頭をポンポンと叩いて落ち着かせ、いつものように頬を包むように撫でてやる。

「でもほら、そんなずっとこのままって訳じゃないんだろ?
 ほら、そんな泣くなって 可愛い顔が台無しだぜ?」

チェシャ=ベルベット > ティエンファが隣の席に座り、自分を慰めるようにあれやこれやとしてくれているのに
気を良くして少しだけ泣き止む。
ぎゅうといつも以上に相手の体を抱きしめ、密着し、ティエンファのたくましい体を女の体で味わう。

「うん……ちょっと落ち着いた。ありがと。
 たぶん数日で元に戻ると思うんだけどさ……。
 僕、遺跡探索でそんなヘマしたこと無くって
 罠だってそんな引っかかったことがなかったからちょっと自信無くなっちゃった……。
 運が悪かったんだろうけど……なんか情けなくなっちゃって」

未だ落ち込みつつ、甘えるようにティエンファの体に擦り寄る。
なんだか今日は落ち込んでいてメンタルがベコベコなせいか、女性になってしまったせいか
ティエンファが隣りにいてくれると思うとどうしても甘えたくなってしまう。
客の一部がそんな二人の様子を眺めてケッと舌打ちした気がしたが気にしない。

「僕、女になったの初めてじゃないけど……
 女ってあんまり好きじゃないな。
 うるさいし、派手だし、面倒くさいし……早くもとに戻りたい……」

ティエンファ > 肩を抱いたまま頭を撫でたり、顔を拭いてあげたり、宥めたり…はたから見たら、彼女を怒らせた彼氏のようで。
抱き着いて来るチェシャをしっかりと受け止める筋肉質な身体は、
今のチェシャから、いつもよりも大きいようにも思えるだろう。

「そりゃあ良かった …見つけたと思ったら女になってて、泣かれて、俺は心臓が止まるかと思ったよ
 ああ、数日で戻るんだな …まァ、ほれ、そんな時もあるさ
 俺だって、そこらのチンピラが持ってたナイフでうっかり死にかけた事もあるし」

ほらここ、と、前にチェシャと同衾していた時に尋ねられても誤魔化してた、脇腹に残る武芸者の恥をあっさりとさらす。
今は自分のプライドよりも、チェシャを慰める方が大事なのだと思っていることが伝わるか。

いつもより甘えるチェシャをしっかり胸に抱きしめて、その頭の上で、舌打ちした奴をじろりと睨んで黙らせる。
それから、いつもよりの細い身体を両腕でそっと抱きしめて、髪…ミレー族の耳元…に軽く口づけして。

「そう言うなよ、俺は女になった事は無いが、そう言う奴ばっかりじゃないし
 それに、チェシャなら男でも女でも、俺は良いと思うぜ?
 普段のチェシャはきりっとしてて綺麗だけど、今のチェシャは柔らかくて可愛い
 …どっちのチェシャも俺は好きだなァ うるさいのも派手なのも、チェシャならありえないだろ?」

チェシャ=ベルベット > ほらここ、と見せられた古傷にぎょっと目を見張る。

「ちょっと、これ大分前の傷だけど大丈夫なの?
 もーう、ティエったら危ないことばっかり無茶して……!」

そう怒るとも悲しむともつかない声音で古傷の辺りに手を這わせる。
そっと柔らかい女の手が慈しむようにティエンファの脇腹を撫でた。

いつもと変わらない様子のティエンファにほっとしつつ、口づけを受ければ
嬉しそうに相手の鼻先に口づけをし返す。

「本当? 男でも女でもティエは僕が好き?
 僕もティエが男でも女でも好きだろうけど……
 ティエが女の子になったらなんかボインボインになりそう」

くすくすと脱線した話をしながら女になったティエンファを想像して笑う。

「どっちの僕も好きって言うなら……
 女になった僕もティエは抱ける?
 っていうかいっそ、抱いてよ。女の体になったのなら折角だから
 女の体でしか出来ないことで、ティエを喜ばせたい!」

などと何が折角だからなのか、落ち込んだりもとに戻ったりと
浮き沈みの激しい事を言ってティエンファを見上げる。
ついでに抱きついた相手に自分の柔らかく豊かな胸を押し付けてみたりして誘惑する。

ティエンファ > 「大丈夫だよ、もう結構前だし…って、ふへへ、くすぐったいぜチェシャ」

細く柔らかい指と、切り出した岩のような身体のコントラスト。
鼻先に受けた口付けはいつもより小さくて柔らかい。
機嫌を直した様子を見れば、ほっとしたように目を細める。

「そりゃな、俺は別に、男か女かでチェシャを抱いたわけじゃあない
 チェシャが男でも女でも、同じような関係になってたって断言してやるぜ
 …って、おいおい、俺は女になる予定は無いぜ? それに、俺が女じゃあ変な事になりそうだ」

今の自分にそのままボールのような胸を付けた、かなり奇妙な姿を想像して…。
そんな所に甘い誘いを受け、自分の胸板で形を歪める胸を見れば、思わず生唾を飲むのは男のサガ。

「なんて言うか、チェシャが元々女だったら、それこそ男がほっとかなかったろうな
 まったく、献身的な甘えん坊だよ、チェシャは …そんなに言わなくても」

誘惑なんてされる前から、

「チェシャの事は、いつでも抱きたいって思ってるぜ、俺は
 知っての通り、俺はエロいからな!」

そんな事を照れもせずに言えば、チェシャが飲みかけた酒の代金を払って、そのまま抱き上げる。
酒場の二階が宿であることを知っているので、会計を受け取った店員に話せば、階段を上る。
それを見たごろつきが口笛を吹いてはやし立てる。
普段、男同士でならされないような様子がチェシャを包む。

チェシャ=ベルベット > 「どんな傷でも僕に見せてくれなきゃやだよ!
 本当、気をつけてよね……って言ってもティエは気をつけないんだろうけど」

相手の古傷を丹念に撫で回し、それがもう塞がっていることを確認してほっと安堵する。
とはいえ生傷の絶えない相手のことを心底心配しているのは本当で、
できれば危ないことは避けてほしいのが本音である。

自分を男か女かで抱いたわけではない、と言うティエンファに自然と顔がほころぶ。
あまりに嬉しかったので再び相手の頬にキスを何度もしてしまう。

「そう? 女になったティエ、可愛いと思うけどなぁ。
 そうなっちゃった時は僕が抱いてあげるね! 任せて!」

何を任せてなのかわからないが意気揚々とティエンファに宣言する。
抱き上げられゴロツキたちに囃し立てられる中、
二階の部屋へと上がっていく。
流石に女の体は軽いのか、抱き上げられたまま運ばれるのになんの不安もなかった。
そうして宿となっている部屋の一室へ入り、ベッドの上にぽすりとのせられれば
嬉々とした表情でティエンファに見せつけるように服を脱いでいく。

「ティエ、脱がすのが好み? それとも脱いだほうがいい?」

などと自分の上着やズボンを無遠慮に、出来得る限り色っぽく見えるように脱ぎ散らかしていく。
程なくして現れる、形の良い乳房やいつもより小ぶりで柔らかい尻。
そしていつもどおりに現れる猫耳と尻尾。

ティエンファ > 「ああ、そうするよ…っても、今ある傷はもうチェシャには全部見られてる気がするけどな
 おう! 気を付けはする! …でもほら、無傷で勝つって程俺もまだ達人じゃあないからなァ
 チェシャを心配させない程度に強くなれるよう、もっと頑張るぜ」

その過程でもっと怪我を負うのだけれど、そんな事を言って笑う。
猫が甘えるように頬に口付けをするチェシャのいつもより細くなった腰に腕を回し、くすぐったそうに目を細め、
ひょいっと軽々抱き上げる力は、男と女の差だろうか。

「マッチョで目つきの悪い女だぜ? まァ、チェシャは俺ならそれで良いんだろうけどさ」

ちょっとのろけを入れて、部屋の鍵を開けて中に入る。
安宿だが、一回の喧騒からは離れた静けさ。 …隣からは、既に始めてる男女の声が聞こえたりするけれど。

「ま、週末のこの時間じゃあ、皆こう言う事はするわな
 …うん? …そんなこと聞きながら、もう待てないって感じで脱いでるチェシャが居る訳なんだけど?」

上着を脱いで壁にかけ、振り返ればすでにソワソワと服を脱ぎ始めているチェシャの姿。
それを見れば、からかうようにそう笑いながら、自分も服を脱いでいく。
チェシャからは見慣れた身体、こちらからは見慣れないチェシャの身体。
ベッドに座る少女の、男の時のままの耳にキスをして、少し柔らかい頬にキスをして…豊かな胸に唇を落とす。
男の身体よりも脂肪がまろやかなチェシャの身体を味わうように手で撫で、軽く唇を重ねてから。

「…匂いも少し違うな 女の匂いだ …普段のチェシャも良いけど、こっちも俺は好きだな」

そんな事を言いながら、細い首筋に口付け、小さな尻を包むようにして掴み、揉みしだく。
女の身体に戸惑う様子がない事が、チェシャの嫉妬心をちょっと焦がすかもしれないけれど。

チェシャ=ベルベット > 隣からすでにおっ始めている男女の声が漏れ聞こえて
チェシャもなんとなく煽られているのかそわそわとして落ち着きがない。
尻尾をあっちにゆらゆらこっちにゆらゆらと揺らしながら
ティエンファが衣服を脱いでいくのを待てない様子で剥ぐのを手伝っていく。

見慣れたティエンファの筋肉質な体が現れれば嬉しそうに頬ずりをし、
次々に降ってくるキスを受け入れていく。
ただ、胸元にキスを落とされればちょっと恥ずかしそうに体を震わせた。

「そりゃ、今女だからね……女の匂いはいいよね。
 そこは僕も認める……ふふ、なんかくすぐったい……!」

尻を掴まれ揉まれ、女の体に積極的に愛撫をするティエンファは
やはり女性経験もあったのだろう。
それはちょっと頼もしくもあり、小さく嫉妬するところでもあり。
そんな気持ちを覆い隠すように相手の髪に口づけをして
きゅっと首に腕を回して抱きついた。

「ティエ……女の扱い上手だね……なんかちょっと安心する」

ティエンファ > 服を脱ぐのを手伝うチェシャの落ち着かない様子を見てちょっと笑い、
意地悪するように時々耳や尻尾に指先で悪戯する。
そして、二人ともが一糸まとわぬ姿になれば、ゆっくりとベッドに寝かせ、覆い被さる。
胸に、頬に、肩に、唇に、普段よりも口付けは丹念に…まるで、庭の新雪を踏む子供のようにじっくりと。

「可愛いチェシャに女の匂いが足されれば、そりゃあ極上な逸品になるわな
 はは、こら、逃げるな!」

くすぐったそうに身もだえするチェシャの手首を掴んで逃がさない。
普段よりも非力になったチェシャに、男女の違いがまざまざと思い知らされるかもしれない。
勿論乱暴はしないのだけれど、時々、細かな所で、チェシャは自分が女になったことを実感するだろう。

「うん? はは、まァ、経験はあるからな …だから、乱暴にして痛い思いはさせないさ
 普段は色々してもらってるけど、今日は俺に任せな」

抱き着いた少女の腕の細さ、身体の軽さに、女としてチェシャを抱く興奮を覚える。
チェシャの下腹部に、既に熱く滾った物の感触があるけれど、それでも重ねる唇は優しく。
大きな手の太い指が、少女の身体の線を撫でて、そして、ゆっくりと秘部を探る。
そっと優しく、段々と割れ目を広げて解すように。

チェシャ=ベルベット > 逃すまいと手首を掴まれる時、指先で耳や尻尾をいじられる時
ティエンファの熱い唇で肌に口づけを受ける時
ちょっとした力加減や体格の差がまざまざと自分が女になってしまったことを思い知らされる。

「ティエ……、うんティエなら痛くしないってわかってるから大丈夫。
 ティエのすきなようにしてくれて構わないから……」

慣れない女の体に丁寧な愛撫が心地よい。
体の力を抜いて、ティエンファの手に体を預けるようにそっと寝そべる。
秘部へと優しい指が伸びればくぅんとせつなそうに身悶えし

「なんか……あそこ……熱くなって疼いてきた感じがする……
 はやくティエが欲しいって言っているみたい……」

そう言って自身でもわかるほどに秘部から蜜が溢れ濡れていくのを内股で感じる。
ただされっぱなしは性に合わないと、ティエンファの熱く滾った剛直にそっと手を伸ばし
ゆっくりと片手で包んで上下に扱いていく。
普段とは違う、女の細い指と柔らかな手のひらの感触で男のものを触れて昂ぶらせてゆく。

ティエンファ > 普段よりも細く甘いチェシャの声、それでも男の時の面影の残る声…それが、堪らなく興奮を煽る。
女としても極上な身体を晒し、好きにしてと言われれば、男としての征服欲がくすぐられてしまう。
天性だな、とチェシャの魔性に酔いしれながら、胸の丸みに、先端の膨らみに指で、唇で愛撫を落とす。

「はは、そりゃあ嬉しいな …でも、こうなるとは思ってなかったからさ
 …避妊具、俺、今日持ってきてないんだけど?」

びくんと、少女の手の中で強直が跳ねるのと同時の声は熱く、欲情を隠さない。
擦られて零す吐息が、少女の耳をくすぐる。 指が、チェシャの秘列に割り込み、中をくすぐる。

「それに、さっき女になるのは初めてじゃあないって言ってたけど…
 …その時に、経験は済ませてるか? …じゃないと、すぐに入れたら痛いぞ」

言いながら、胸からあばらに、滑らかなお腹に、ふっくらした下腹部に口付けを落としていき、
白く柔らかい脚を開かせれば、少女の股間に顔を埋め、そこを味わう。
指で広げ、熱くぬめった舌が這いまわる感触。 それは、女の身体を焦がす様な手管。

チェシャ=ベルベット > 胸の先端に指と唇で突かれればひくん、と体が震え甘い声が漏れ出てしまう。
男の時よりも敏感になったように感じるその先端がより柔らかく、くにくにと
ティエンファの指に吸い付いて形を変えてゆく。

「んん、っ……どうせ数日で元に戻っちゃうんだから……あっ、
 生でして大丈夫でしょ……。
 ……僕、もう貫通済みだから、大丈夫……はぁ、痛く無いと思うよ……」

欲情を隠さないティエンファの声に少し気を良くしてしまう。
やはり女の手指のほうがぴったりと男のものに吸い付いて心地いいのかもしれない。
こうして女の体を、自分を味わってもらえることにチェシャは愉悦を感じた。

女の割れ目にティエンファの指が優しく入り込み、それに続いて自分の股ぐらに顔を近づけていく。
それにはさすがのチェシャも慌ててティエンファの頭を掴んで止めようとするが
ティエンファの舌が女の内側を優しく舐めた瞬間、びくりと体が弓なりに反ってしまう。

「あっ!ティエ……っそこ、汚いから……舐めちゃ駄目だって……!」

相手の頭を掴んで阻もうとするが、自分の意志とは反してもっと舌で焦がして欲しいという欲求が出てきてしまう。
くい、と勝手に腰が揺れてティエンファに秘裂を押し付けてしまう。
さらさらと零れた愛液が更にティエンファの口元を汚すだろう。

ティエンファ > いい声だ、とその声に返す声は優しく少し意地悪で。

「チェシャがそう言うなら良いけども …もし結んだら、ご主人挨拶に行かなきゃな」

軽い言葉だけれど『もしそうなったら』と言う時の、チェシャへの少年の気持ちが表れた言葉。
そんな未来があっても、チェシャを受け止める気持ちがあるのだ。

チェシャの手が自分の頭を押しとどめようとしたけれど、男の手でそれをどけて、
顔を傾け、秘列の内側の雌の味を味わい、腰を浮かせて押し付けるチェシャの腰を掴み、指と舌でじっくりと解きほぐす。
湯で清めていないそこは濃い女の匂いがしたけれど、気にもせずに味わい、指は更に深く、広げた場所を舌が這いまわる。眼に射たいほどに鮮やかな色のそこの天辺、皮を冠った突起を向き、かり、と歯を立てて、少し苛めるような強い刺激。
指の動きはだんだんと激しく、指先はチェシャの声が跳ねる場所…気持ち良い場所を的確に探り出す。
武芸家としての弱点を探る勘か、それとも、チェシャの事だから判るのか。

「女のチェシャは、ここが好きかな…?」

指先でじっくりと攻める感覚は、男のチェシャでは感じられない、胎内を愛撫される感覚。
中に欲しいとねだるチェシャを焦らすように、指と舌で高めて、攻めて…時間をかけて、昂らせる。

チェシャ=ベルベット > 自分が孕むとはついぞ思っては居なかっただけに
ティエンファからの『もしそうなったら』の話にきょとんとする。
だがそれがティエンファの誠実な態度であるのがだんだんと理解できれば
ぶわっと一気に顔を赤らめてしまう。

「っ……!ばかっティエのばかっ!
 そうなっても、ティエに迷惑かけないってば……っ!
 自分で何とかするって……!」

それは強がりであり、本当にそうするつもりだったから出た言葉ではあるけれども
それでも自分を受け止めてくれる気があったティエンファに
嬉しいような恥ずかしいような気持ちを抱いてつい出てしまった言葉でもある。

駄目、そこ汚い、と散々喚いてやめるように言うけれども
ティエンファはむしろ楽しむように女の秘裂を味わって広げて解きほぐす。
綺麗な肉色の割れ目はだんだんとティエンファの舌と指で広げられほころんでいく。
突起に歯を立てられればびくりと体が跳ねて、強い刺激に腰が甘く痺れた。

「んぁ、あ、あ、……っやだぁ、ティエ……いじわるしないでっ……!
 そこ、そこやだぁ……っあん、ティエ……やだよぅ……!
 きもちいいの……やだぁ……」

いやいやと首を振りながら、それでも止めてとは言わない。
くちくちと水音が激しく、ティエンファの指の動きとともに秘裂から漏れ聞こえてくる。
やがてティエンファの指が胎内のある一点にかかれば

「ひぅ、うぅうううっん!やらぁっ……らめぇ……っ!」

びくりと腰が引きつり、膣がきゅうとティエンファの指を締め付けて戦慄いた。
どうやら弱いところを探り当てられて、軽く絶頂したらしい。
ひくひくと痙攣する膣内がもうティエンファの物を欲して指がふやけそうになるくらい蜜を零す。

「てぃえぇ……っほしい……ほしいよぉ……いれてぇ……ティエの、おっきいのぉ……!」

ぐすぐすと涙を目尻にためながらティエンファに懇願するチェシャの顔はすっかり蕩けて雌の顔になっていた。

ティエンファ > きょとんとするチェシャを脚の間から見上げれば、こちらも目を瞬かせ、
それから、一気に顔色が変わるのを眺めれば、肩を揺らして笑ってしまい、
自分で何とかする、と言う言葉には、小さく首を振って。

「迷惑じゃあないさ」

そう言って目を細める表情は、同い年位の少年であるのにどうにも大人びて。
そして、胸の奥のムズムズを持て余すチェシャの秘部を舐め上げて、口を拭ってから、

「それに、今日はチェシャが孕むくらいにたっぷりするつもりだしな?」

にやりと意地悪く笑って、殊更にそれを意識させるのだ。
その言葉をチェシャが持てあますうちに、嫌がりながらも腰を揺らして濡らしてしまうチェシャを蕩かしていく。
子猫の鳴き声に似たチェシャの喘ぎ声を心地良く聞きながら、その声で自分の芯が熱く火照っていくのを感じる。

「やじゃないし、駄目じゃない… 此処から、もっと気持ち良くなるんだぜ?
 チェシャ… …へへ、ほら、気持ち良くなってる」

きゅうきゅうと指を締め付け、浅く絶頂を迎える女の身体を感じれば、
懇願するチェシャの上に改めて覆い被さり、愛液で濡れた唇を舐めてから、蕩けたチェシャの唇に深くキスをした。
…水音、重なる肌の温かさ、抱きしめれば密着する男女の温かさ。
離した唇の寂しさ、見つめあう目の熱さ。

「うん、俺もチェシャに入れたい チェシャが欲しい
 …男のチェシャを好きになったけど、女のチェシャも貰うぜ?」

そう囁きながら、秘裂を探り当て、指で開き…我慢汁が滲んだ先端が押し当てられる感触。
そして、もう一度チェシャの名前を囁きながら、ぐっと腰を入れる。
濡れそぼったそこに、中ほどまで一気に打ち込んで、少しだけ引いて…不意に、根元まで一気に打ち込む。
ゴツン、と子宮を押し上げるような感触、そして、ゴリゴリと腰を揺らして、馴染ませるような動き。
じっくりとした動きは、チェシャの中に自分を教え込ませようとするように。

チェシャ=ベルベット > 孕むぐらいたっぷりする、と前置きされてしまえば
再び顔を真赤にして、だがそこはかとなく嬉しそうに尻尾を揺らす。

「本当に孕んじゃったら困るけど……まぁその時はその時、だね。
 いいよ、いっぱいしよ。僕がいやって言っても止めないでね」

チェシャも覚悟を決めてティエンファの意地悪な笑みに答えて笑う。
もし孕んでしまっても、ティエンファと二人ならきっと大丈夫だと信じられるからこそ受け入れられる。

ティエンファからの深いキスを受ければ自分の愛液で汚した直後だと言うのに
自ら進んで舌を絡ませ、唾液を吸い、体を密着させる。
チェシャ、と囁かれる度にチェシャの猫の耳がぴくぴくと声の方に傾いた。

「ティエぇ……、ティエ、女の僕も貰って……っ
 いっぱいいっぱい、味わってね……♥」

秘裂に押し当てられる熱いティエンファの逸物。
その熱さにごくりと息を呑むと一気に訪れる挿入。
二度に渡って打ち込まれる肉槍の衝撃にがくんと体をのけぞらせた。

「ひ、あ、あああああああんっ……んあっ……ティエ、いっぱいきたぁ♥」

胎内を埋めるような強い衝撃と熱く硬い肉棒の大きさに体が歓喜に打ち震える。
男にはなかった女の最奥、子宮の入り口にゴリゴリとティエンファの先端が押し付けられる。
その度に腰を揺らし、ティエンファの物をきゅうきゅうと締め付けるように形を歪ませ膣内が戦慄いた。

「はっ♥ティエっ♥ティエェ……っゴリゴリっておなか、いっぱい♥
 ぼくのなかっティエの形になっちゃう♥ティエの形、おぼえちゃうっ♥」

待ち望んでいたものがやっと与えられたことにチェシャ自身が無意識に膣を締め上げ
子宮口がティエンファの先端を捕らえちゅうと吸い付くように蠢いた。

ティエンファ > そんな風に照れる様子を見れば、可愛いな、と思わず声を漏らしてしまう。
それを聞かれて指摘されても、頷いてもう一度、チェシャは可愛い、と照れもせず言うだろう。
嫌って言ってもやめるなと言う言葉に目を瞬かせて、

「チェシャって、結構Mだよな、時々思うけど
 …嫌って言ってもやめないし、ぐったりしても犯してやるさ」

意地悪な言い方をしながらも、頬に寄せる唇は優しく、頭を撫でつては暖かい。
鍛え上げた固い身体に、抱き着いて寄せられる細く柔らかな胸、身体の感触。
手首を掴んでいた手を離し、細い指に絡ませるように握り、細身に実った豊満な胸を片手が揉みしだく。

「…一杯味わってとか、そんな言われたら止まれなくなるじゃねえかよ
 ああ、後ろも前も、しっかり覚えて貰うぜ? …どっちも、俺にぴったりにしてやるさ
 …チェシャ」

雄としての、まるで征服宣言のような言葉を叩きつけた後、名前を呼ぶ声は優しく。
手を握る手に力を籠め、好きだ、と囁いて、腰の動きを強くする。
チェシャの身体が男の時よりも細い分、いつも以上に逞しく感じる挿入とかき混ぜる大きさ。
荒い息、水音、男の時では味わえない膣内からの快感、それでチェシャを掻き乱す。
生でつながったそれは、快感を貪る後ろの挿入とは違う行為。
脈動が強くなれば、チェシャの中で快感が高まっているのが伝わる…。