2017/08/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
イグナス > もうぼちぼち、みんな家に帰る時間。
色んな所から夕餉の香りが漂ってくるし、いつまでも外に出歩いてる子供たちは、親の声で帰っていく。
――これからは夜に生きる類の、そういう連中の時間。
…とはいえ。

「んーんー………ん、ぐ。はー、……まずいなこれ。」

適当な露店で購入したサンドイッチを頬張りつつ、広場のベンチにドカンと座り込んだ巨漢は呻いた。
…夜に生きるタイプの男といえども、そりゃあ暇な時だってある。
実に手持無沙汰気にサンドイッチを二口に飲み込めば、咀嚼・嚥下。
実に見事な収めっぷり。胃袋にそれを落としたのちは、何か楽しいことでもねえかなって、視線を右に、左に。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアラミルさんが現れました。
アラミル > 男が視線を右へ左へ動かしていると…
この暑い季節に似つかわしくない、豪奢な衣装を身にまとった少女が、すたすたと歩いていて
どうやら目的はなさそうで、少女もまた何かないかな、と視線を巡らせているようで

「…………」

品のいい髪飾りを弄ったりしながら、露店を見つつも立ち寄らないその姿は平民が多いこの地区ではよく目立つだろうか