2017/08/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 平民地区、大通りから少し外れた細い路地。
そこで一人の少女が、露天商の商品に目を通していた。

「……」

手に取るのは、書物。無言で集中したまま、ペラペラとページをめくっては、ある物は小脇に抱え、ある物は元の位置に戻す。

「これ、ある程度多く買ったら値引きとかききません?」

店主のほうは見ずに、そんな事を言う少女。どうやら興味を惹かれる書物が何個かあったようだ。
そうして、少女は次々書物を見ていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 真剣に書物を吟味している少女の隣にふっと影がさす。
どうやらもう一人露店の書物に引かれて客がやってきたようだ。
ツンと澄ました表情で不躾に書物を眺めていたが
そのうちの幾つかが中々の値打ちものと見れば思わず手を取って中身を見る。

そのうち書物のほうに熱中しだして隣の少女に肩がぶつかるかもしれないし
次に手に取ろうとした書物が同時に手が伸びてそこでやっと同じような客が居たことに気づいた様子だ。

「……ちょっと、僕が先にその本目をつけてたんだけど」

不機嫌そうな声音でセインを睨むと目当ての本を取ろうとする。

セイン=ディバン > 書物の吟味に集中していた少女は、隣に人が立っても気がつかない。
そうして、本を選んでいる間に肩がぶつかるも、相手には一瞥もくれず、すすっ、と横に動いて距離を取るだけだ。
少女なりに、無意識に他の客のジャマをしてはいけない、と思ったらしい。

「……あら?」

次の本を。そう思って手を伸ばせば、そこに自分以外の手があり。
そこでようやっと視線を相手に向けることになる。

「あぁ、これはどうも。それは失礼致しました。
 ですけれども、私も少しその本の中身が気になりますの。
 もしも差し支えなければ、一度中身を見させていただけませんか?
 それで私には不要なものであれば、喜んでお譲り致しますので」

こういった露天商での買い物において、欲しいものが他人とぶつかることはよくある。
少女は事を荒立てぬように頼み込みつつ、相手を見た。
……美しい顔立ちの、ミレー族だった。

チェシャ=ベルベット > 相手も中々書物に集中しているし、露店という場に慣れているらしい。
肩がぶつかってもちょっと距離を置くだけで商品からは離れないし
なかなかの手練と言えるだろう。

事を荒立てないよう、下手にお願いされればいかなチェシャといえど
相手の願いを無碍にすることはできなかった。
見れば、相手もなかなか可憐な美少女であるしそういう少女から丁寧にお願いされれば悪い気はしない。
渋々と、手に取った本を無言で相手にずいっと差し出した。

セイン=ディバン > 露天での買い物は、商品、そして他の客との出会いの場でもある。
ましてやここは貧民地区ではない。無用な争いは避けたほうが無難である。

「あぁ、ありがとうございます。お優しいのですね。
 では失礼して……」

無言のままではあったが、書物を差し出してくれた相手に感謝をしつつ、少女は書物を開く。
そのまま、高速でペラペラと中身を確認。視線は絶えず、斜めに動き。そして、ほんの僅かな時間で、少女は本を閉じた。

「……はぁ。ありがとうございました。お美しいミレーのお人。
 これは、私の望む書物ではありません。なので、アナタに購入する権利をお譲りさせていただきます」

少女の欲していた、呪いに関する文献ではなかった。少女はこれ見よがしなため息を吐き、本を相手へとゆったりと渡し返した。

「あぁ、申し遅れました。私、セイン=ディバンと申します。
 こういった所で出会ったのも縁ですし、もしも宜しければお話でも如何ですか?」

再度、深く一礼をし、自己紹介する少女。目の前の相手は……。
年齢的には、少年から青年への間、という所だろうか。
凛とした表情からは、強い精神性を感じられた。
……少女は思案する。発情の呪いはだいぶ強くなっている。
頼めば、この人に抱いてもらえるだろうか、と。

チェシャ=ベルベット > 僅かな時間で本の中身を確認した少女、その速読技術に
容姿からはわからない何らかの習熟度合いを感じ取るとわずかに眉を上げた。
礼とともに本が手元に戻るとその本を露天商の主人に言って購入する。
それから聞き捨てならないことを言われたので、少女に向き合うとキッと警戒するように睨みつけた。

「ちょっと、なんで僕がミレーって分かったの?
 あんた、只者じゃないね……。
 セイン=ディバン? ……名前覚えづらいな。メガネっ娘でいい?」

いいか?と聞いているのに相手の許可を得るような尋ね方ではない。
そしてそれを差し置いて、自分は今魔法でミレーの証である猫耳と尻尾を隠しているはずだ。
それを見抜かれてしまう相手に、警戒心がわく。

「……話って何? ここじゃ出来ないこと?」

最初よりももっとツンと尖った冷淡な声音で相手を油断なく眺める。

セイン=ディバン > 結局少女が買ったのは、古い伝承歌の本、呪いとはなにかという本。そして、お役立ち簡単一品料理の本。
雑多な買い物だが、少女的にはストレス発散になったのでよし、である。

「あぁ、失礼致しました。では、少し声を潜めまして。
 簡単な推理、ですよ。アナタの身体から、常時発動魔術の反応を感じました。
 見たところ、冒険者、という様子ではありませんし。私同様呪われているというわけでもなさそうです。
 ならありえるのは、傷病に対してリジェネをかけているか、幻術・変化の類か、命を狙われていて、周囲を警戒しているか。
 失礼ながらまだお若いようですから、狙われている、というのはないかな、と。
 健康そうですし、リジェネをかけてもいない。なら、変化か幻術の線でブラフをかけよう、と。
 身分を隠す。この国なら、ミレー族が一番、『っぽい』。かなぁ、と。まぁこんな感じです」

つらつらつらつら。勢い良く、少女は推理を口にする。
もっと正確に言えば、少女はココ最近人間以外と出会うのが多かった。それゆえの経験から来る、まったくの勘だったのだが。
なお、相手の睨みにはまったく怯まない。ヤバ事には慣れっこ、である。

「……なんて。本当はただのあてずっぽうなんですよ。
 ふふ、呼び方はお好きにどうぞ?
 ……そう、ですね。ちょっとここじゃ恥ずかしいです」

相手に名前を覚えてもらえなくても気にしない。
態度がつっけんどんになっても気にしない。
下手な男や女よりは。目の前の気の強い少年に犯されたほうがまだ気分が良い。少女的には、なんとか相手を丸め込み、抱いてもらうつもりだった。

チェシャ=ベルベット > 少女が買った三冊のタイトルをちらりと横目で盗み見る。
呪いに関する本、そして少女自身が推理の途中で呪われている口にしたこと。
そして少女にしては並々ならぬ洞察力と推理力。
勘にしてもそのバクチの打ち方は冒険者のそれに近しい。

より警戒度合いが高まったのを内心に抑えつつ、少女の一連の推理にふんと鼻を鳴らす。

「……ビンゴ。そういうあんたもただの少女ってわけじゃないよね。
 その歳にしては観察眼や魔術の知識が冴えすぎている。
 魔術師にしては軽装だし、身のこなしや足運びが鈍重じゃない。

 ……話、聞いてやる。歩きながらならだけど。
 恥ずかしい話ってのは、その呪いに関すること?」

少女が自分についてくるかどうかに関わらずチェシャは露店の前から歩き出す。
歩調は早すぎず遅すぎず、相手が会話可能なくらいの速度だ。

セイン=ディバン > 相手に観察される視線もなんのその。真っ直ぐ向き直り、ニコニコニコニコ。笑顔を浮かべたまま。
少女の正体等を知っている相手が見たら、さぞや気持ち悪がるだろう。

「あぁよかった。ここまでそれらしいことを言っておいて、推理が外れたら格好がつかないですものね。
 ……ふふ、褒め言葉と受け取っておきますね。不快にさせてごめんなさい」

相手の口調から、あまり良い感情を与えられなかったことを察した少女は、頭を下げる。
しかして、続いての言葉には表情をぱぁっ、と明るくさせ。

「ありがとうございます! はい、まずは話を聞いていただくだけでいいんです!
 ……実は、そうなんです。まず、率直にお願いいたします。

 ……私を、抱いてくれませんか?」

話を聞いてくれるなら、そこから上手く交渉するのは少女の分野である。
露天商の店主に頭を下げ、スタスタと歩く相手の後ろに、小走りで追いつく。

そうして、少女はまず結論を切り出すことにした。

チェシャ=ベルベット > 「本当、不快も不快だよ。こっちは練り上げた魔術を見抜かれて
 自信喪失しなくちゃならないってのに……」

だが、言葉は不快だと言ってはいても口調は最初の頃よりは大分棘が抜かれていた。
少女が着いてくるのを察すると、その口から出た言葉に少しだけ目を丸くするが

「いいよ。僕、男娼もやってるから。
 僕に惚れたの? いくらで買ってくれる?」

そこでやっとふ、と口の端を釣り上げるような猫の笑みを少女にちらと向ける。
少女と共に歩く先は、ご休憩所も兼ねている宿街の方向だ。

セイン=ディバン > 「それは、申し訳ありません……。ですけど、普通の方々相手なら絶対にばれないレベルの魔術だと思いますよ?」

相手の言葉に、フォローをする少女。表情は困り顔だが。
どこか、態度が僅かに軟化したような様子に、ついつい嬉しそうな表情も見え隠れしてしまうだろう。

「あ、あっさり承諾してくれましたね……。
 男娼……あぁ、アナタ様の様な方なら、引く手数多でしょうねぇ……。
 ふふふ、行きずりの女に惚れられて喜ぶような方には見えませんけど?
 そうですね。……宿代は私持ち。あとは……コレくらいでいかがです?」

意外にも、理由を尋ねるでもなく快諾した相手に少し驚き、瞬きする少女。
しかし言質は取れた、と思い。少しばかり生意気な口をきいてしまう。
平民地区の宿街にはあまり踏み入らないこともあり、周りをきょろきょろと見ながら着いて行き。
少女は、相手に向かって右手の掌をぱっ、と開いて見せた。
……5000ゴルド。それだけの金を、少女は相手に払うつもりだ。

チェシャ=ベルベット > 「そりゃどうも。次は絶対あんたにも見抜かれない奴にする」

フォローをされれば悪い気はしないものの素直ではない受け答え。

平民地区の宿街は、富裕地区に比べ一つ一つの建物が割りと手狭で入り組んでいる。
だが表向きは貧民地区よりも大分綺麗に出来ていてご休憩というのもまぁ、悪い印象は持たれないような作りになっている。

そのうちの一つの宿の扉をくぐると、顔なじみらしい宿の主に慣れた様子で部屋の鍵をもらう。
セインに着いてくるように促すと、二階へと上がり奥まった部屋に案内する。
ドアを開けば、平民地区にしては中々の調度が揃った部屋である。
清潔なベッドにシーツ、簡易のシャワールームが付いている。

「そ、僕好きなのはちんこでかくてカッコイイ相手だから
 行きずりの女はわりと好きじゃないんだけど
 でも可愛い女は別。からかいがいがあるなら尚更。

 そんなに出してくれるの? いいよ交渉成立」

少女の提示した額に満足そうに頷くと、ベッドにひょいっと飛び乗って座り
ポイポイっと靴や服を脱いでしまう。

「シャワー浴びる? あと呪いについては聞かないほうがいい?」

衣服をはだけごろんとベッドに横たわり、すっかりくつろぎモードに移行してしまう。

セイン=ディバン > 「あ、アハハハハハ……」

どうにもこれは。一筋縄ではいかない相手だぞ、と。
少女は心中だけで呟きつつ、乾いた笑いでもって答えた。

思えば、最近は貧民地区の安い宿……というか、ハッキリ言えばヤリ部屋か、自宅。もしくは路地裏などでの行為ばかりだった。
綺麗な宿、となるとご無沙汰なので、ほへぇ、などと間の抜けた声を出してしまう。

手馴れている様子で宿まで連れて来てくれて、手早く部屋へと案内してくれる。
流石に、プロだな、と内心感心しつつ、少女はさぁどうしようか、と思っていた。
だが、そこで切り出された言葉を聞き、少女は意を決する。

「……そうなん、ですね。
 ……えっと。交渉成立は、いいんですけど。
 見てもらわないといけないものも、あるんです」

本当に。凄く気楽に言う相手に向かい、少女は緊張した面持ちで対峙し。
ゆるゆると、身を包む衣服を脱ぎ始めた。

現れたのは、下着を着けていない裸身。太腿の付け根の女性器は、とろとろと蜜を溢れさせており。
そのやや上に……。少女の体格には似合わぬ。規格外のサイズのペニスが、勃起していた。

「……騙していたわけでは、ないんですけど。
 私、実は元は男なんです。呪いでこんな身体になってしまって。
 それと、定期的にセックスをしないと、発情してしまって……。

 アナタは、こんな私でも、抱けますか?」

相手の言葉から、普通の男性に抱かれるよりも可能性はありそうだと思ったが。
それでも、少女は不安だった。ここでもしも断られたなら……。
まあ、その時はその時なんだけど。

チェシャ=ベルベット > 見てもらわなくてはいけないもの、という切り出し方に眉をひそめ
じっと少女が衣服を脱いでいくさまを見つめる。

脱ぎ落とされた衣服には下着がなく、すでに女性の秘裂はとろとろに解れ、
これまた変態を引き当てたかと内心思いもしたが
そこより前についている少女の顔や体躯には見合わない隆々としたペニス。

「でかっ!」

思わず驚いて興味津々に四つん這いでセインの股ぐらににじり寄る。
クンクンと匂いを嗅いでみたり、指先でさきっぽをちょいちょいとつついてみたり
それが偽物でもなんでもないことを確かめると目をらんらんと輝かせて笑った。

「あっは。元男ならむしろそっちのほうが良かったかもね。
 ん、OK。辛そうだね、さっきから女の欲情した匂いがプンプンするもん。

 でもその前にちんちん舐めていい?」

さっきの不機嫌そうな表情はどこへやら、けらけらと笑うと
セインの腕を取りベッドへと誘う。
いつの間にか魔術を解いていたのか、チェシャの頭には猫耳が、尻には尻尾が生えてゆらゆらと楽しげに揺れていた。
彼女がベッドに上がれば、またしても返事を聞かずぱくりと規格外の男根を咥えてしまう。
勿論、大層な大きさであるので全部は収まりきらないが嬉しそうに舌先で先端を舐めしゃぶる。

セイン=ディバン > 正直、少女が女性を抱くのを好むのは、この説明しなくてはならないことのせいでもある。
よほど理解ある男でもなければ、フタナリ女のことなど抱いてくれないのだと、この数ヶ月で痛いほど痛感したのだから。

「は、はぁ。最近また大きくなってしまったようで……。
 って、な、何してるんですか!?」

デカい、と指摘されれば、申し訳なさそうに俯く少女。
何せ女を喜ばせることはできても、男性相手ではジャマだろう、と思っている。
だが、臭いを嗅がれたりつつかれたりすれば、驚いて少し後ずさり。

「……は、はぁ……。アナタ、その。変わってるというか。
 そっちが本性というか、地、ですか……?
 え、えぇ。構いませんけど……」

ほんの数瞬前までの様子とはうって変わり、テンション高く話しかけてくる相手に微妙に引きつつも。
誘われるままにベッドに寝転がり、少し緊張で身を硬くする少女。
そのまま、いきなり口での奉仕をされれば、びくんっ、と身体を跳ねさせ。

「あ、あっ……気持ち、いい。気持ち良いです……。
 あぁ、だめ……さきっぽ……イイ……!!」

その相手の舌の感触に、すぐに腰がゆらゆらと揺れてしまうが。
少女は、両手で顔を隠したまま、その快楽に耐えつつ……。

「あ、あの……お名前……。
 お名前、教えて、ください……」

赤面する顔を見られぬよう。必死に隠したまま。
少女は、それだけをやっと声にした。

チェシャ=ベルベット > 「んん……っは、失礼な。本性とか地とかはわからないけど
 僕は僕だし。っていうかこんなでかいちんちん出されて
 テンション上がらないほうがおかしいでしょ」

口の中でセインの男根を舐めしゃぶる合間にそう答え
うっとりとした表情でその隆々とした勃起に頬を寄せる。
再び男根を咥え直すと先端の鈴口を舌でこじ開けるようにくりくりと弄り回す。
それにも飽きると幹に舌を這わせ、唾液をテロテロとまぶしていく。
男根でも快感を感じている様子のセインに、満足そうに笑むと
その下で息づいている女性の秘裂にも指を伸ばしそっと中へと忍ばせる。

「名前? ああ、言ってなかったっけ。
 チェシャ、チェシャ=ベルベット(天鵞絨のチェシャ)

 ねぇ、このまま男でイカせて欲しい?
 それとももう女の子の方、入れてあげたほうがいい?」

蠱惑的な笑みを浮かべたまま赤面して悶えるセインを可愛がるように
女性器と男性器を共に愛撫していく。

セイン=ディバン > 「えぇと。はい、ごめんなさい。
 ……いや、その。普通の男性は、男のチンコ見て喜ばないというか」

やはり先ほどまでとはどこか違う。溌剌とした受け答えに、更に引きつつも。
相手のテクニックに、少女は腰をピクピクと跳ねさせ、感じてしまう。
実に変化に富んだ舌の動きは、そこいらの女など相手にならぬレベルのものだ。
正直、少女のペニスは爆発寸前であった。

「……あぁ。はい。
 ……いいお名前ですね。とても。えぇ……。
 では、チェシャ様、と」

名を教えてもらい。それを刻みながら。少し愛おし気に名を呼ぶ少女。
しかし、次いで尋ねられれば、更に顔を隠すのを強め、身悶え。どうやら悩んでいるようであり。
その、悩んでいる、という事を気付かれるのが恥ずかしいらしく。もはや首まで真っ赤である。

「……そ、その。今入れられたら、もうソレだけでイっちゃいそうなので。
 ……できたら、その。一回、射精させてもらいたい、です。
 ……スミマセン」

愛撫されているだけでも、達しそうなのだ。挿入などされたら、両方同時にイってしまうことだろう。
少女は少し考え、恥ずかしがりながらも、射精させてほしい、と伝えた。

チェシャ=ベルベット > 「んー……? そうなの? それどこ情報?」

特に気にした風もなく、いやもはやセインのペニスに夢中になって
返事がおろそかになりつつある様子。
チェシャ様、と彼女が名前を呼べばピクリと猫の耳が声の方角に耳を傾けた。

何やら身悶えし、顔や首を真っ赤に染め上げてうんうん唸るセインに不思議そうに首を傾げる。
ただし相手への愛撫の手は緩めない。
片手の指を二本女性器へ優しく緩く内壁を擦り上げるように動かし
もう片方の手で口の中へ収まりきらなかった男根の根本を扱き上げる。
少女が悩みに悩んで返答をすると、よく出来ましたとばかりに男根のさきっぽにキスをする。

「ん、わかった。じゃあお口にいつでも出していいから」

そう言うとゆっくりと口をすぼめてセインの男性器を飲み込み、喉奥まで収める。
頬肉と舌で亀頭を愛撫し、女性器の内側、ペニスの付け根辺りをトントンと指先で叩いて射精を促す。
ふたなりに前立腺があるかどうかは分からないがあるのならそこを刺激する形だ。

セイン=ディバン > 「……どこ情報、っていうか……」

普通に考えたらそうじゃないかな。と思っていた少女だが。
相手の生返事を聞き、あ、これ話を蔑ろにされてるな。と気付いた。
だが、少女自身も、相手のテクニックに参りかけているので、上手く言葉を続けられない。

「……んっ……くっ」

少女が考えている間にも、相手からの攻めは止まらない。
的確に、感じる部分を緩やかに攻められてしまう。
なんとかおねだりのようなことを口にした時には、女性器も男性器も出来上がってしまっている状態だった。

「は、はい……。
 よろしくお願いいたします……」

口に出していい。まさかそこまで言われるとは思っていなかったのか。妙にかしこまった様子で返事をする少女。
次の瞬間、巨大なペニスを相手が一気に咥えれば、少女は大きく腰を跳ね上げてしまう。
ねっとりとした、暖かな感触が竿を包み。さらに、付け根を刺激されれば、一気に肉槍はぶるぶると震え始めた。

「あ、あ、あ、あっあっあっ!! ダメ、それ、すごっ……!!
 出る、出ます!! 飲んで、チェシャ様、精液飲んでください!!」

ぶわっ、と傘の広がる感触。溜まっていたこともあるが。相手の見事なフェラチオにより、少女はあっけなく射精を導かれることとなる。
無意識に、少女は相手の頭を掴み、ペニスを喉奥へと突き上げる。
男性器のサイズに見合った、大量の白濁が、容赦なく噴出した。

チェシャ=ベルベット > 少女が達する瞬間、口の中の肉棒が凶悪なまでに膨らみそれを喉奥にぐっと突きこまれる。
ぶわっと口の中に大量に吐き出される精液、熱い飛沫がどぷどぷと容赦なく注がれ思わずえづきそうになる。
だが、そこは意地なのか。ぐっと吐き出すのを堪え目を見開いたまま
ごくごくと注がれる白濁を飲み干す。

「んぐ、ぐっ……~~~~っは、ケホ、はぁ……」

飲みきった、と本人は思ったようだがそれでも大量に吐き出された精液は
ゴプリと口の端からよだれのようにたれてチェシャの顔を汚してしまう。
それを腕で乱暴に拭うとほぅっと満足したようにため息をついた。

「はぁ……メガネっ娘の精液、おいしかった……ごちそうさま。
 ね、気持ちよかった?」

ふふんとどこか得意げに笑ってまだ絶頂の余韻に浸っているかもしれない
セインへとその頭を撫でようと手を伸ばす。

「でもこれで終わりじゃないからね。ちゃんと女の子の部分も満足させてあげる。」

そう言ってとろとろと秘所からこぼれ落ちるセインの蜜を指に絡め
相手に見せつけるように指でネチャネチャといじってみせる。

「もう、トロトロになっているから慣らさなくても平気だよね。
 挿れるけど、痛かったら言って」

見ればチェシャの股ぐら、セインのものとは比べるべくもない、少年らしいサイズの
若勃起がとうに興奮してそそり立っている。
セインを組み敷くと、その股に自分の肉槍をすり寄せ、秘所へとあてがおうと先端で入り口を擦り上げてみる。

セイン=ディバン > あまりにもあっけなく迎えた絶頂。相手の頭を抑えこみ、精を喉へと流し込む。
無意識にそんな事をしているのに気付かぬまま、少女は蕩けた顔で、射精の快感に身を委ねる。

「~~~~~~♪ あっ、あ゛~~~っ……」

相手の口からペニスを解き放たれれば、情け無い声が少女の喉から漏れた。
先ほどまでの熱が、空気に触れて失われていく感触。
それすらも快感であった。

「……は、はい……凄く、お上手でした。
 驚くほどで……はい……」

得意げに言う相手の言葉に、未だふわふわとした心地のまま、少女は答える。
頭を撫でられれば、気持ちよさそうに目を細めるが。

「あ、は、はいっ。よろしくお願いいたします……。
 ……は、恥ずかしいですから。見せないでください……」

その言葉で意識が僅かに覚醒したか。改めて、抱いてもらうということに思わずまた堅苦しくなる少女。
だが、目の前で愛蜜を弄ばれれば、恥ずかしさからか視線を反らしてしまい。

「だ、大丈夫です。いろんな男性の方に犯されてきましたから。
 その、チェシャ様の好きなように。私の身体を、使っていただければ……」

これまでの経験から、多少手荒に抱かれても大丈夫だ、と思う少女。
入り口を弄られれば、いよいよ挿入されるという期待が少女の身体を駆け巡り、更に愛液の溢れる量が増えてしまう。

チェシャ=ベルベット > 「あのさぁ、今からするぞーって時に他の男のことを言う?
 まぁいいけど……それじゃあ力抜いて」

少々ムッとするのはやはり男の矜持としてか。
セインの足を持ち上げ、腰に手を添えて合図とともにぐっと相手の中へ
自身の男根を押し込んでいく。ゆっくり、ゆっくりと。

「っは……あ、なに、これぇ……!」

少女の熱い内側に押し入った途端、悲鳴のような嬌声をあげる。
そこはきつく、蜜が溢れ細かな襞が繊細に自身への刺激を与えてくる極上の蜜壺だった。
思わず腹に力を入れて、射精しそうになるのを我慢する。
唇を噛み締め、今はセインを満足させてやらなければならないと心に決めて
ぐっと最奥まで自身を押し進めていく。

少女の狭い最奥に強引に肉槍を貫き通すと、はぁっと息を吐いて調子を整えた。

「メガネっ娘……中、すごいね……正直舐めてた……」

息も絶え絶えに相手を背に腕を回し、だが呼吸を整え終えると
ゆっくりと腰を振り始める。
最初は最奥から入口手前まで引き抜き、ゆっくりとまた押し込む。
徐々にペースを早め、浅く激しく、彼女の子宮の入り口に刺激を与えていく。

セイン=ディバン > 「……あぁ、すいません。そういうつもりでは……」

相手の指摘に、申し訳なさそうに目を伏せる少女。
仕事として抱く・抱かれるの関係とはいえ、確かに失礼だったか、と思う少女。
だが、そう考えているうちに、少女の中に肉の杭が侵入してくる。

「あっ……あぁ……き、た……入ってきたぁ……」

ずぶずぶと、ゆっくりと侵入される感覚。肉を掻き分けられ、胎の中を暴かれる感触。
何度も何度も、この身体になってから味わってきた、メスの感覚だ。
少女は身体の中に熱い物が押し込められていくという事実に、ふるる、と身体を震わせる。

「……ふふふ、褒めてますか?
 その、本当に、気を使わないでいいですから。
 好きなだけ犯して、好きなだけ中出ししてください……。
 あ、あぁっ!!」

どこか気恥ずかしさを覚えるような褒め言葉に、照れながらも応え。少女は両手でベッドのシーツを掴む。
ゆるゆると、腰を動かされれば、すぐさま全身に快楽が駆け巡る。
身体を揺さぶられながら、まだ若いであろう少年に犯されているという事実に興奮する。

「あぁ、熱っ……いぃ、良いです……。
 チェシャ様のチンポぉ……凄く、イイですぅ……」

中を刺激され、甘い声が漏れる。同時に、無意識に相手の腰に両足を絡めてしまう。そのまま、身体を相手に委ねる様にし。
少女自身は、与えられる快楽に溺れていく。

チェシャ=ベルベット > 好きなだけ犯せ、と言われればもっと激しいのが好みかと解釈して
より動きを大きく激しく腰を動かし、ピストンする。
だがそれにより彼女の蜜壺が与えてくる刺激もそれ相応に大きく
絡みつき吸い上げるような感触をペニスに与えてくる。

「はっあ、あ……ん、っもっとヨガっていいよ……!
 声、可愛い……っふ!」

セインのあげる嬌声が耳に心地いい。
もっとその声を聞きたくて、相手の唇に己の唇を重ね吸い付いた。
舌で唇を割り開き唾液とともに相手の舌を引き出して絡める。

「んちゅ、れる……セイン……、かわい、っ
 セインのなか、あつくて、ぼく、も、でちゃいそっ……!」

キスがきっかけになったのかセインが両足を腰に絡めてきたのがきっかけか
昂ぶった熱がそろそろ限界を訴える。
ゆさゆさと彼女の体全体を揺さぶり、ぐいぐいと腰を押し付け
彼女の最奥へとペニスを密着させればふぁっと甘く鼻に抜けるような声を上げて達する。
彼女の子宮へとどぷどぷとまだ若い精子を流し込むように種をつけぶるりとチェシャの背筋が震えた。

だが、まだ終わらないというように相手の乳房を手のひらでつかみ強めに握ると
再び抽送を開始する。
射精の余韻はまだ引ききっては居ないが彼女が達しないことには仕事にならないのだ。

「っはー、はっ、せいんっあ、せいんっ……っ!」

グチュグチュと結合部から掻き出された精液と愛液が泡立ってこぼれ落ちる。

セイン=ディバン > 今までの人生とは真逆。男に犯され、男に精を注がれるという経験。
何度繰り返しても慣れるものでもないが。とりあえず、とても気持ちが良いということは理解している少女。
激しく腰を動かされれば、更に膣壁は収縮し、ペニスへと吸い付くように絡みつくだろう。

「あ、あっ、ひっ……!! すご、い……。
 んくうッ!! チェシャ様、素敵、ですっ、とても、素敵ですぅっ!」

ぐちゅぐちゅと部屋に水音を響かせながら、腹の中をかき回される感覚に溺れていく。
不意に、キスをされ、舌を絡められれば、少し驚いたものの、少女も積極的に舌を絡めていく。

「はっ、あ、はぷっ……あぁ、あぁ、言わないで……。
 はずかしい、です……。んひいっ!!
 は、はいっ……だし、て。出してっ!! 私の中に、チェシャ様のザーメン、どぴゅどぴゅしてぇっ!! あ、っ……。
 ああああああああああああああああっ!!」

密着する肌。絡む舌。打ち付けられる腰。少女の興奮も次第に限界へと向かう。
相手の宣言に釣られたか。急速に高まる快感に、少女はあっさりと流されてしまい、相手と同時に達することになる。
子宮の奥まで届くような、若さある故の勢いのある射精。
びちゃびちゃと子宮の中を精子が叩き、その感触が、少女を連続絶頂へと導く。

「あっ……はっ……。
 ……くふっ、くふふふふふふふふふっ……。
 そんなに、腰を振ってしまって……。そんなに私の中、気に入った? チェシャくん?」

絶頂の余韻に浸っていた少女だが、胸を荒々しく掴まれ、再度腰を振られれば。
ケタケタと笑い、そんな風に相手に尋ねる。
その様子は、先ほどまでとはまるで違うものだ。

「んくっ、ふっ……。は、あ、ぁ。うん……おっけーおっけー。
 だいぶ発情も落ち着いてきたから……。後は、お好きに私を味わっていいわよ?」

チェシャ=ベルベット > 一度射精し、セインも達したのを膣内の動きで感じ取ればほっとしたように息を吐く。
だがケタケタと笑い、自分よりもよほど余裕が出てきた様子のセインに
眉をひそめムッとしたように言い返す。

「んぁっ……? なにそれっ、そっちがそれこそほんしょー……っ?」

さっきまで余裕をなくし、可愛く畏まっていた少女が今や余裕綽々で抱かれている。
面白くないことこの上ない。
だが腰の動きは止まらず、まるで少女の蜜壺にペニスが吸い付いて離れないかのようで。

「ふ、くっ……またイくっ……!あっ、あああああ!」

きゅうと乳房を強く掴み、どくどくと再び少女の中に種を注いだ。
二度の射精を短いスパンでこなしたからか、ぐったりと少女の上にもたれかかる。
ハァハァと大きく息をつき、萎えたペニスがセインの秘所から抜け落ちた。
それを拍子に彼女の秘所から愛液と精液が溢れて落ちるだろう。

「……っ、ふぅ……とんだメガネっ娘だったよ……。畏まりやがって……。
 お好きに味わっていいって言うなら……セインのちんこ、もっと味わいたかったなぁ……」

などと強がってみせるもののその力はとうに失ったようで。

セイン=ディバン > 全身を包む熱は、緩やかに冷めていき。少女の思考もだいぶ落ち着きを取り戻してきた。
とはいっても、未だに繋がったままなのだから。快感は残ったままだが。

「くふっ。まぁ、ね。そういう感じ。
 とはいえ、チェシャとのセックスはとても気持ちよくて素敵だと思ってるのは本当よ?」

腰を動かされ、更に中を抉られる中。余裕を見せるように返事をする。
そのまま、相手の身体をぎゅうっ、と抱擁し。腰に力を込めれば。

「んふっ……いいわねぇ。若いって。私の中で、チンポがビクビクしてるわよぉ?
 んっ……。んはあっ!!」

胸を更に強く掴まれ、中に二度目の射精の熱を感じる。
当然、少女の身体も快楽に包まれていたため、同時に達することになってしまう。
子宮に収まり切らない精が溢れるのを感じながら、倒れこんでくる相手を抱きしめたまま。その頬にキスをした。

「ふふ……ごめんなさいね。でも、今私こんな見た目でしょ?
 犯してもらうには、大人しい演技をしたほうがいいかと思って。
 ……いいわよ? この身体が元に戻るまでは。今度あったときは、私がチンポでひぃひぃ言わせてあげましょうか?」

力なく言う相手に、薄く笑みを浮かべたままそう宣言し。相手の髪の感触を楽しむように、頭を撫でる。
そうして、余韻からくるまどろみに瞳を閉じていき……。
少女は、意識を眠りの中へと落とし込んでいった……。