2017/08/17 のログ
ボブ > (いかにも飲みやすく、居心地の良いこの酒場の雰囲気に男はすっかり気分を良くしてしまい、
見ず知らずの…まったくの初対面の酒盛りのテーブルに行き着き、したたか飲みあげてしまった上、
そのテーブルにいた気前が良い…豪快なおっちゃんに奢ってもらう結果に)

「今日は奢ってもらいますけど、ここの常連なんでしょ?次、会った時は俺の奢りで飲んでもらいますからね。
ここに居合わせた皆さんが証人ですよ。 そして皆さんにも奢らさせていただきますからねっ!」

(今日の奢りは受け入れるが、借りは作りたくない男はしっかりと次回の奢りを明言した上でハグやハイタッチをして
気の良い酒飲み仲間達と別れ、機嫌良く宿へと足取りを軽く去っていった)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノアさんが現れました。
ノア > 買い物帰り、 酒やらパンやら果物やらの詰まった紙袋を抱え商店街から住宅地へ。時折呑み仲間から声が掛かると、 手が塞がっている代わりに軽く会釈したりして

「 また今度、 ね。」

奢るから呑もう 等と言う魅力的な誘いも、 抱えた荷物のせいでやんわりと断り。そう遠くない自宅へと、 緩やかな歩調で歩き出す。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にスヴェンさんが現れました。
スヴェン > 見知った背中を見かけた気がして特に用事もないのだがその背後に歩み寄っていく
彼女の抱えた買い物袋の中に見えた林檎を1つヒョイ、と掴めば、一齧り

「よ、買い物か…?らしくないな…男でも出来た?」

酒やら果実やらが入った紙袋
以前、お邪魔した彼女の部屋のキッチンを思い出すが紙袋の中の生活感と結びつかない
笑いながら持つ、と勝手に貰った林檎の分は働こうと彼女の抱えていた紙袋を割りと強引に持たせてもらえば
彼女と並んで歩こうか、という所。行き先はどこであれ、とりあえず荷物持ちをするつもり

ノア > 「 ......... ?! 」

不意に伸びてきた手に、 林檎を1つ取られる。やや不満げに振り返った顔も、 見知った姿に表情緩ませて

「 別に、 毎晩外食ってのも飽きただけ。」

互いに挨拶もなく、 普段と変わらぬ調子で返す。貴方に紙袋を任せては、 自由になった両手を上げて背を伸ばし

「 男、 は.. 出来たと思ってた、 かな。隊長さんは、 相変わらず忙しいの ? 」

曖昧な返答をしつつ、 直ぐに話題を変えた。あわよくばこのまま自宅まで荷物持ちをお願いしようと、 ゆったりと歩き続けて

スヴェン > 「…料理とか出来るのか、意外っちゃ意外だな…」

酷い話だが勝手に生活力のない女性だと思っていた
彼女の酒場での武勇伝は風の噂に聞くこともあるし、そんな姿を想像することも出来るのだけれど
キッチンに立ち、包丁を持って料理をする所は一寸、想像に難い

「そう、こう言っちゃなんだけど男で苦労しそうなとこあるものな…
 …ん?俺?まあ、忙しかったりそうでもなかったり…とりあえず生きてはいるから御の字だわなあ」

片腕で紙袋を抱えながらもう片方の手でしゃりしゃり、と林檎を齧りつつ歩く
何となく返答を濁された気がしたからそこには深く追求はせず、適当に此方も冗談交じりに返しておく

ノア > 「 馬鹿にしすぎー 」

とはいえ紙袋の中身は、 パンや果物といった調理要らずの食材ばかり。料理の腕前は貴方の想像通り、 単なる夏バテで食欲が無いだけなのだけれど.. 悔しいから、 黙っておこう。

「 嘘、 そんな感じする.. ? 」

続く貴方の言葉はサラっとスルー出来ず、 割りと喰い気味に聞き返し。溜め息溢し片眉を下げ、 斜め上の貴方を見上げた。

「 ヤケ酒しすぎて肌荒れるし... 」

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノアさんが現れました。
スヴェン > 「料理してる所、全然想像できないからな」

彼女の服装を見れば余計に想像がつかない
今の彼女の装いでエプロンしたり、包丁を手にしたりする所は想像がつかない
歳若い少年か何かが、何を召し上がりますか?なんて甲斐甲斐しく世話を焼くところのほうが余程、想像しやすい

「する。っても、これも勝手なイメージだけどな、素直じゃないし」

食い気味に聞き返す彼女に一瞬、目を丸くするとからからと笑って返す
こんだけ食い気味に聞き返してくるという事は、なにか思い当たるフシがあったのだろうか?と笑みを深めて

「肌荒れるほど酒飲めるのが羨ましいな
 肌荒れしててそれなら、気にするほどでもないさ」

彼女へとちらりと視線を向ければ露わになっている肌に視線を向ける
薄暗いせいもあってか男にはあまり普段との違いは判らなかった…そんなに気になるものなのか?と
首を傾げて

ノア > 「 エプロン姿だって、 案外似合うのよ ? 」

生活感の無さを指摘されるも、 これ以上はボロが出そうで返事もそこそこに。先程まで女が両腕で抱えていた紙袋を片腕で持つ姿を横目に、 ハイブラゼールのバーで会って以来.. 怪我などしていない様子に、 一先ず安心。其れより何より、 今は貴方の意見が気になって

「 あたしそんなに.....素直じゃ、 ない.. ? 」

素直で可愛いコが良い、 そんな事はわかっているけれど.. 自分自身、 そう振る舞えているかと問われれば.. 自信はなくて、 軽く項垂れる。いつもなら肌を見せ付けて調子に乗るところだけれど、 この日ばかりはまた、 小さな溜め息が溢れ

「 何でもかんでも素直に、 ってのも... 難しいし。毎晩呑んだくれて何にも考えずに居るのは楽だけど、 其れは其れで虚しいし。」

少し愚痴っぽくなってしまったと、 ぺちぺちと頬を叩いて顔を上げ。いつも通りの笑みを作っては、 貴方の顔を覗き込み

「 それに.. 隊長さんは、 全っ然構ってくれないしっ 」

なんて、 悪戯に言い放つと一足先に進み。自宅の鍵をカチャりと開けてから、 貴方を待って

「 時間、 ある ? 」

スヴェン > 「似合えば料理が上手い、というものでも無いさ」

彼女の言葉に肩を竦めて見せる
紙袋を持つのとは逆に持った林檎も既に芯が残るだけ。芯の周りに残る果肉を器用に食べる
あれから幾度か戦場にも出たが大きな怪我もなく、部下も失ってはいない…戦いが小康状態というのも
あったのだろうけれど

「だから俺の勝手なイメージだって…
 それでもまあ、あれだな…そんなに食いついてくるってことは多少なりとも自覚あるんだろ?」

項垂れる彼女に楽しげに笑みを浮かべる
勝ち気な彼女が珍しく溜息を零して項垂れているから。それ程に堪える何かがあったのかもしれないけれど、
彼女が言い出すまでは此方から尋ねたりはしない…だからとりあえず、彼女の様子に素直に笑っておく

「そうか?自分の思うように自由に生きるのと同じ事じゃないか?
 まあな…それに毎晩呑んだくれるのには、金が掛かるしな…」

気合入れてる、とぺちぺち頬を叩く様子を眺める
眺めていれば突然、彼女が此方を覗き込むから少し驚いた。手に持った紙袋を落とすほどではないけれど

「モテるから、俺」

悪戯な科白に此方は冗談で返す
そんなやり取りに彼女の家まで付いてしまえば、鍵を開ける彼女を背後で待つ

「構わない、お茶でもご馳走してくれるのか?」