2017/08/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 「あぢ、ぃい………。」
広場に響くはうめき声だ。それに反応するのは、魔法で街燈に火を灯す魔法使い。
その魔法使いも、広場のベンチにぐでっと寝転がる――そのベンチを
圧倒するサイズの男の姿に、そそくさとその場を去っていった。
「うぐ……、なんだこれ、外も暑すぎじゃあねえのか。」
呻く。宿内のあんまりの暑さに外に出てきたけど、あんまり変わんない。
どっちにしろとかく、とにかく暑い。
上半身はがっつり薄着に、夜風に当たるもなかなか晴れぬ。
はああぁー…と天に向かって吐き出す息も、盛大だった。
ご案内:「」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > いつまでもそこにたって、しょうがない。
暑いものは、熱いままだし。
はあとため息をついて男は立ち上がる。
ゆると首を振って、けだるげに宿への道を戻っていき――
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「平民地区 魔法具店『ビルスキルニル』」にサヨ・カシマさんが現れました。
ご案内:「平民地区 魔法具店『ビルスキルニル』」からサヨ・カシマさんが去りました。
ご案内:「平民地区 魔法具店『ビルスキルニル』」にトールさんが現れました。
■トール > 大通りから少し入り込んだ路地、こじんまりとした店構えの魔法具店。
少し傾いた看板には『魔法具店ビルスキルニル 何でも承ります』の文字。
少し傾きかけた夕日が差し込む小さな窓から覗き見える店内には銀色の髪の少女がカウンターに腰掛け何か本を拡げている姿が見える。
ご案内:「平民地区 魔法具店『ビルスキルニル』」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
■チェシャ=ベルベット > その魔法具店の扉がそっと開かれる。
中に入ってきたのはツンと澄ました表情をした小生意気そうな少年だった。
ジロジロと不躾に店内を眺め回し、何かを探るような目をする。
カウンターに腰掛ける少女に歩み寄ると声をかけた。
「なんでも、って表に書いてあったけど本当になんでも承るの?」
■トール > ドアに吊り下げた鈴が軽やかな音を立てて来客を告げる。
視線を上げるとこちらへと近寄ってくる少年の姿。
「やあ、いらっしゃい。何がご入り用かね?」
にこりと笑顔を浮かべ、少年を迎えると読んでいた本を閉じ背筋を正す。
黒のドレスで強調された胸元がさらに強調され、少し身体を動かしただけで柔らかそうに震える。
「まあ、儂に出来る範囲ならね。魔法具のことに関しては大概応えられるし、それ以外もまあそれなりにはね。とりあえず聞かせてくれ給え。何か困りごとかね?」
ん?と小首を傾げ、年下と思しき少年を微笑みを持って見上げる。
■チェシャ=ベルベット > 格式張った喋り方をする様といい無駄にでかい乳といい整った容姿といい
胡散臭いことこの上ない、というような表情で少女の話を聞く。
特に胸が強調されて揺れるさまを見れば、うえ、とちょっと辟易したように眉を寄せた。
「胡散臭いなぁ~。まぁいいけどさ……。
じゃあアダルトな要望にも応えられる?
そういう取扱していないっていうなら諦めるけど」
そう言ってからそっと相手の方に耳打ちするように顔を寄せて
「……男の尻を開発するのに便利な魔道具ってある?
できれば痛みが少なくて気持ちよくなれるもの……」
と、ちょっと恥ずかしそうに頬を赤らめながら尋ねてみた。
■トール > 「はっはっは、よく言われる。」
胡散臭いと言われると豊かな胸を揺らして愉しそうに笑い声を上げる。
アダルトと言う分類での依頼、その言葉ににっこりと笑顔を浮かべるのは肯定の印。
「ふむ、そういうものはいくつかあるが、自分で使うのかね?それとも他の子に使うのかね?」
男女問わず後ろの孔を開発する方法はいくつかある。
椅子を引いて立ち上がると豊かな胸を支えるよう腕を組んで商品棚へと歩み寄り、いくつかの商品を確認する。
■チェシャ=ベルベット > 胡散臭いと、失礼な言葉を浴びせても特に気にした様子もなく
笑って済ませる相手に少しだけ感心する。
「他の奴に使うつもりだけど、まずは自分で使って確かめてからかな。
ものにも寄るし……、変なもの掴まされたら嫌だもん」
とはいえまだ相手を完全に信用しきってはいないといった様子で腕を組みながら相手に答える。
何かこれ見よがしに胸を強調されれば、ちょっとばかし鼻につく。
自分にないものが備わっていると人は苦々しく思うものだ。
「アダルト、って言って引かなかったのは幸いだったけど
そういう依頼、結構来るの? お姉さん、大変だね」
■トール > 「まあ、儂は美人なのでね。どうしたってそういう目で見られる事が多いのだよ。」
自慢、茶化す、冗談……そんな色は一切含まないあくまで自然な口調で答えながら商品棚から小さな宝石を取り上げる。
「それに何だかんだと言ってエロ関係の品が一番売れるからね。それなりに品揃えには自信があるのだよ。」
取り出したのは小さな筍型の宝石。
それを摘んで少年の掌の上へと載せる。
「とりあえずライトなのはこれだね。【雨後の筍】と言ってね、まあ、尻に挿れておくアイテムだよ。本来はちんちんを立ちっぱなしにさせておく為のものだが、常に魔力の波動が漏れているのでね、尻も気持ちよくなる効果があるのだよ。何日か挿れておけば尻も自然と開発されるだろう。」
どうだね?と小首を傾げ少年へとどこか愉しそうな笑みを向ける。
■チェシャ=ベルベット > 「自分のこと、美人っていい切れるの相当な自信だよね」
やれやれというように肩をすくめ、取り出された商品に目を移す。
たしかに名前の通り、筍のような形をした宝石をまじまじと見つめ
その商品説明にむむーと難しい顔を示す。
「へーこんなものがあるんだ。
でも数日はやっぱりかかっちゃうんだね、もうちょっとお手軽に
プレイの一環としてイチャイチャしながら開発できるものがいいなぁと思うんだけど。
でもちんちん立ちっぱなしはいいなぁ……色々いじり甲斐がありそうで」
そう言って見せられた商品を手に取りながら日に透かしてみたりする。
どこか愉しそうな笑みを向けてくる相手にちょっと唇を尖らせ
「なんで愉しんでるのさ、やなかんじ」
と拗ねてみせる。
■トール > 「自信……と言うよりは自負というべきだろうね。儂くらい美人で『全然可愛くなんてないですぅ』とかって言うような奴は張り倒したくなるだろう?」
宝石を眺める少年の言葉に片眉上げて答えつつ、さらに商品棚を物色する。
少し背伸びをしつつ上の棚から薬瓶を摘み上げる。
「開発する技に自信があるなら、こっちもありだね。まあ、ありていに言って媚薬だよ。縫った場所が敏感になるというものだよ。薄めて使ってくれ給え。原液のまま使うのはお勧めしない。おかしくなっても責任は取れないからね。」
小さな薬瓶を少年の掌の上へ。
拗ねる少年にはふふっと小さく笑みを零して見せる。
「いや、何。彼氏へのプレゼントなのだろう?ラブラブだなと思ってね。」
近くの椅子を引っ張り寄せ、それへと腰掛け少年を見上げながら肘を棚へと置く。
■チェシャ=ベルベット > 「あっ、それはわかる。僕だったら容赦なく張り倒している感じの女だ。
なるほどなー、お姉さんなりの自負なんだね」
けらけらと笑いながら続いて出された商品に目をやる。
今度は薬品の形態をしていることから少々目つきが厳しくなるが
手のひらの上に乗せられれば素直に受け取った。
「媚薬かぁ……原液で使ったらまずいって何を材料に使っているんだか。
薬はどうだろう……後遺症とか無いものだったらいいんだけど。
これとさっきの筍、お試し用とかってある?」
真剣に商品を吟味しているように難しい顔をして薬瓶を手のひらの上で転がす。
「彼氏……っ、じゃないよ。たぶん。プレゼントでもないし……!
そーいうお姉さんこそ恋人とかいないの?
それだけ美人の自負があるなら一人か二人くらいはいるでしょ」
からかわれているようでなんとなく気に入らないらしく、反撃ついでに聞いてみる。
■トール > 「何、効果が高すぎるだけだよ。試用はそうだね、薬は希釈したモノを3回分、雨後の筍は貸し出しと言う形で提供することは出来るよ。」
商品を真剣に吟味している姿に微笑ましい物を感じ、自然と口元が緩み、瞳が細まる。
「彼氏……か。まあ、いるにはいるが……。」
むぅと一つ唸ると小さくため息を漏らし、片手でスカートをいじいじと弄りだす。
「儂としては股が緩いつもりはなかったのだが、気付けば二股になってしまっていてね……まあ、これも彼らが可愛いせいなのだが……。でも、健康な女子なら毎日抱いてもらいたいと思うのも自然だと思わないかね?」
少年と向き合ったまま、拗ねたように半眼を商品棚へと向け、頬杖突いてアンニュイなため息を漏らす。
■チェシャ=ベルベット > 「薬3回分かぁ……。それじゃあちょっと足り無さそうだし
いいや、薬を一つと筍二個買う。いくら?」
決心したように頷くと、カウンターに薬瓶と筍型の宝石を置く。
彼氏がいることを聞き出せばにやりと口の端を釣り上げるが
その後の恋するオトメのモジモジを見ればうんざりしたような顔になる。
「あー……二人もいるんだ。まぁ抱かれたいってのはわからなくもないけど……
男心としては股がゆるい女とか割りとマイナスだよなぁ。
僕だったら股がゆるい女は嫌だし……。
どうせだったら二人共自分に逆らえないくらい囲っちゃえばいいんじゃないかな。
お姉さんの美貌ならそれくらいできるでしょ、頑張って」
などと適当なことを言いつつ商品を包んでもらうのを待つ。
■トール > 「毎度あり、だよ。」
少年の言葉に椅子から立ち上がり、置かれた薬と宝石、それに棚からもう一つ宝石を取り出しカウンターへと向かう。
「ちなみに締まりはいい方だよ。床にも自信はある。が、いまいち儂は男心と言うものがわからなくてねぇ……。もったいぶる女より好意を持っている相手には股を開く女のほうがいいだろうと思っているのだが……。儂としては孔は3つあるし、3Pくらいは余裕なのだが、どうなのだろうね?」
ため息を零しながら商品を紙袋に包み少年の前へと差し出す。
「しめて4万ゴルドだよ。ぜひ彼氏と愉しんでくれ給え。」
視線を上げるとにっこりと笑顔を浮かべる。