2017/07/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 夕暮れも過ぎて、チラホラ街灯がつきはじめた平民地区にある公園。
商店のなかに小さい噴水があるとこ、その端に座って、
靴を脱いで裸足になって足を水につけてる。

ちゃぷちゃぷん、、、
ゆるい噴水の波紋の中に足を揺らしてひとり遊び、
少しは涼しい気もするけど人の姿だからできること、
ネコの姿でなんて落ちたら怖くてできそうもないことだから。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > 一度の失敗に懲りるならば、そもそも悪戯なんてしやしない。
日中は満足ゆくまで宴を楽しみ、こうして日が暮れる頃合になり、公園に身を隠す。
その手には、前回成功したにも関わらず、結果的に失敗に終わった悪戯道具、棒に吊るしたこんにゃくが握られていた。

今日は前とは違い、位置的には少しはマシな場所。
さぁ、やってくる者を驚かせようぞ!…と、意気込んで来たところ、噴水に見える人影を発見した。
灯台下暗しである…ちょっと違うか。
ともあれ、こそーりこそりとゆっくりと音も気配も無く後ろから近付く怪しい影、そんな感じ。
隠れられる場所が無いのは不安だが…先に驚かせれば、こちらの勝ちだ…そう思わせて欲しい。

そして…その手の棒が振られ、こんにゃくが少女の顔を襲う!
まぁ、襲うと言っても、ぺちゃりと軽く当たる程度だが。

シャルレ > 足をブラブラ揺らし、水遊びをしてた。
淵に手をついて両足を交互に蹴り上げながら水を跳ねさせてた。
揺れる水面に広がる波紋が面白いとばかりに視線は下へ向いたまま、

後ろからの気配に気づかなければ、こんにゃくのふにゃふにゃしたものが
頬に触れた感触に

「ふにゃぁぁぁぁぁ」

びくっと肩を竦ませて、隠してた尻尾が一瞬一気に膨らんでスカートから出てしまうのを
両手で押さえて隠しながら体を小さくして驚きに悲鳴をあげた。

タマモ > 緊張の一瞬、こんにゃくは曲線を描き…そして、人影…少女の頬に触れた。
見て分かる程の驚いている反応、次いで上がる少女の声。
そう、これが…この反応が見たかったのだ!心の中で、ぐっ、とガッツポーズを取った。

…が、はて?と視線の中で捉えた違和感に首を傾げた。
今、お尻の辺りに何か動きがあったよな?と。
とりあえず、成功の喜びを感じながら、少女へと歩み寄る。

「いやはや、思ったより驚かせてしまって、嬉しいやら悪いやら…
ほれ、何も無い、大丈夫じゃぞ?」

いやいや、嬉しいは余計だ。
体を小さくしている少女の隣にそのまま腰を下ろせば、ぽんぽんとその肩を叩いた。

シャルレ > (フーフーフー)

お尻のとこスカートの下を押さえたまま、なんとか落ち着くように息を吐いて整える。

聴き覚える声に振り向いて、驚きに涙目になってた大きな瞳をウルウルさせてたけど、
背後から肩をたたき隣に座る彼女を知れば両手を広げて

「ターマーモー、マモー!!」

人の姿でははじめてなのに、ネコで何度か尻尾じゃれをしてたので、その勢いのまま抱きつこうとしてて。

タマモ > うん、実のところ、その少女が以前会った猫なのだとまだ理解していない。
尻尾を隠しているなんて分からず、お尻にまで何かしたっけか?と不思議に思ってしまう。
まぁ、何かあるならあるで、面白そうではあるが…なんて考え始める始末だ。

…が、隣に座ったところで、両手を広げて飛びついて来た…ように見えた。
しかも、自分の名前を呼びながら。

「ん?…ん?…んん??…いや、待て、お主と妾は会った事が…おおおぉっ!?」

可愛い女子だ、だが、本当に見た事がないぞ!?
必死に記憶を手繰り寄せながらも、勢いよく抱き付いてきた少女を抱き留める…なんとか、出来た。
気分的には悪くはないが、思い出せないのがどうしても引っ掛かる。

シャルレ > ぎゅううう、と、先ほどの感触に気持ち悪いのと驚いたのとで、
彼女が犯人とは気づいてもいなくて。
コチラは久しぶりに会えたし、ちゃんと人同士で会話もできる嬉しさにハグする力は強く抱きついたまま。

「んーんー、会ったもん白猫の時にぃ」

勝手に猫と人の時も同じ感覚だったから、忘れられたのか、と思ったようで…。
彼女に抱きついたまま、懐いてるようにスリスリしたりと、猫の時のようにすりついてるのだけど。

タマモ > 抱き付かれたまま、その片手には、まだこんにゃくの棒。
少女の態度から、己が驚かせた犯人だと分かってないのに気付けば…ぽんっ、と消した。
あわよくば、驚いた事は忘れてくれるとありがたい。
結局はそれが、悪戯としては敗北を再び喫しているのだが…この際はもう良い。
しかし、こうも積極的だと…色々と…うん、あれだ。

少女の言葉に、軽く考えるも…ぽんっ、と手を叩く。
確かに居た、自分の名前を教えたシャルレという白猫が。
普通の猫ではない、そして猫でしか会ってないので変化も出来ないと思っていたのだが…

「あー…なるほど、シャルレか?
いやはや、猫の時も可愛いが、こうしてまた別に可愛らしい姿になれるとはのぅ…知らなかったのじゃ」

ふむ、と納得したように頷いた。
改めて、その姿をじーっと見詰めながら、擦り付いてる少女の頭をぽんぽんと撫でる。
相手が誰か分かればもう安心だ、そうなれば、こうして懐いてくるのは良いもので。
そのまま、空いた手を背に回しこちらからもぎゅーっと抱き締めてみよう。

シャルレ > 「タマモーぉぉ」

猫の感覚でゴロゴロにゃんにゃん…
抱きついたまま、スリついて彼女からも抱きしめられると嬉しくなって。
スカートの隙間から白い尻尾がチロっと出てきて揺れてる。

「うん、ずっと猫でしか会ってなかったもんね
 猫でもお話できたけど、こっちでもお話できるほうがいい」

人になってるけど、猫で優しくしてくれたこと、お話をしてくれたことを覚えてるから…。

タマモ > 「そんなに呼ばずとも、ちゃんと分かっておるぞ?ん?」

実際に、猫であろうとも、己自身が獣であるのだから可愛いと思うのは当然である。
が、こうして人としての姿で居るのも、こうしてみれば可愛いもので…どうしても、食指が動きそうになってしまう。
抱き締めている中、視線の中に揺れている尻尾が見えれば、触れたくなるのは仕方が無い…が、今は我慢。

「ふむ…そうでなければ、すぐに気付いてやれたものじゃが…
確かに、気持ちを感じ取る必要がある猫の時よりも、言葉を交し合える人の方が良いと言えば良いじゃろうな?
それに、こうして同じように抱き合ったりも出来るし、他にも色々と…いや、まぁ、それは良いか」

猫であれ人であれ、シャルレはシャルレ。
少女の言葉にうんうんと頷きながら、くすりと笑うと、軽く頬に口付けを。
確かにこうして少女として扱うのも楽しそうだが、猫として接するのだって楽しいものだ。
今は少女であるのだから、そう接するのが良いだろうと。

シャルレ > 「えへへーだって、嬉しいもん、タマモもお散歩?涼みにきたの?」

頬に触れるキスにちょっと照れて、赤くなる。

隣に座って抱きついたままだった、ちょっと手を緩めて体を離して、
足を引っ込めてたのをまた噴水につけて、ちゃぷちゃぷ遊びながら。

自分はここに涼みにきたと、いうように裸足の脚をつけたままだけど。

タマモ > 「ふふ…そうかそうか、妾もシャルレの事をまた一つ知れて嬉しいぞ?
あー………あれじゃ、うん、暇潰しに付き合ってくれるような、そんな相手を探しておったところじゃ。
せっかくじゃ、付き合う気はないか?」

何と言うか…うん、可愛い反応である。こうして人であるのもそれなりに長いのだろうか…?
そして、少女の問いには一瞬詰まる。
まさか誰かを驚かせに来ました、なんて言える訳がない。
なので、適当に理由を付けてみた。
そしてあわよくばと、少女を誘ってみた。
別に大層な理由ではない、少女の色んな反応が見たくなったのだ。
まぁ、普通にせよ、そうでないにせよ…これが無ければ良いのだが、性格なのだから仕方ない。

そうしながらも、少し身を離し、噴水の水に足を付ける姿を見遣る。
あぁ、確かにそうすると冷たくて気持ち良いかもしれないと、思った。

シャルレ > 「暇つぶし?なにするのー?お手伝いできること?」

ウズウズと何かできるお手伝いで喜んでくれるのならとばかりに、目がらんらんとして次の言葉をまってた。
水から足をひきあげて、軽く足を振るって水気を飛ばしながら、濡れた足を拭いてた。

「人なら手も使えるし、お話もできるから、なんでもできるよ?」

得意げに、猫の時では少し、不便なことも今ならなんでもできると、微笑みながら楽しみのようにしてた。

タマモ > 猫の時には分からなかったが、あれだ…この少女、とても良い子なのかもしれない。
軽い気持ちで頼んでみた暇潰しの相手、むしろさせて欲しそうな様子を見せる少女に軽く考えて…

「もちろん、シャルレがしてくれるなら、妾としては嬉しいものじゃ。
一人で暇潰しなんてのは、そう楽しめなくていかんからのぅ?
………よし、では、付いて来るか?」

まぁ、嘘は言ってない。
まだそこまで言ってないのに準備をし始める少女に、言葉を終えれば、腰を上げて手を差し伸べる。

シャルレ > 「うん、お手伝いして喜んでくれると、わたしも嬉しいから
 うんうん、行くよー?いこ」

何だろうと疑いもせず、何度かの見知った相手だから、
くるっと淵から向きをかえて噴水から降りながら手をとって。

「ねーどこ行くの?何お手伝いするの?」

軽くゆらすようにしながら聞いてみる。