2017/07/14 のログ
タマモ > 「こういったものも良いが…やはり、妾には少々刺激が足りぬ。
あれじゃな、普段が一番、という事じゃろうか?」

ごそごそと、袖の中からいずれかの宴でくすねてきたパンを取り出す。
寝転がったまま、あむ、と一口。
そうしながら呟く言葉だが、結局のところ、被害にあうのは他人である。
少女の求める刺激、普段、それが指すものは…想像し難くない。
今だってこう、美味しいパンを味わいつつも、どこか楽しめそうな相手はいないかなー?みたいな感じで、辺りに視線を巡らせていた。
…探すなら宴に戻れば良いのだが、この状態になると、戻るのが面倒なのだ。

タマモ > 「………ふむ、こういう時だからこそ、楽しみを教えてやるのも良い。
たまには、それだけを目的に動くのも悪くはなかろう」

ぱくり、最後の一口を頬張り、飲み込む。
ぺろりと指を舐めながら、よいせ、と身を起こし、ベンチから立ち上がった。
気が向いた、今日はそういった目的で動いてやろう、と。
…いや、だから悪い噂の方が大きくなるんだろう?と突っ込みが入りそうだが、気にしない。

ぐーっと伸びをすれば、来た場所とはまた違う賑わいの場所を目指し歩き出す。
別の宴か、特売でもやってる店や露店、どこでも良い。
少しばかりのスリルを求め、これといった目的もないままベンチを後にする。

タマモ > 目的もなければ、自然とその足は癖のようなものか人通りの少ない路地裏へと向かう。
まぁ、実際にそういったものを求めるのであれば、そちらの方が起こり易いのも事実だが。

さて、その後、少女が行く先で何が起こるのか。
それは、また後に分かる事だろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 今日も今日とて非常に暑い。
ゆで上がりそうな熱気が店内を満たし、店番をするにも落ち着かない。
襟元は乱れ、誰得な程に胸元を寛げて団扇で顔を仰ぎながらぐだりとしている中年のお姿。

時折、相棒たるピンク色のスライムちゃんを呼び寄せては、ぺちゃ、とカウンターの上に広がる粘体に上体を倒して抱き着き。
ひんやりとしたその体は実に心地が良く、汗まで吸ってくれる優れものだ。
果たして、その光景が傍から見たらどう映るかなんてもう知ったこっちゃない。

ピング > そのままだらだらと暑さにだらけながらの店番が続くのだった――――
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。