2017/07/06 のログ
レイラ > (店内を見て歩いたが、めぼしいものが無かったの帰ろうとおもい扉にむかうととびらをあけ、そとにでるとみせをあとににして)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 雑貨屋」からレイラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 広場」にダレンさんが現れました。
ダレン > 広場の椅子の上に腰掛け、手には一枚の紙とペン。
行き交う人を眼にし、なんとなく絵にかいてみたくなったので。
描き方などを誰かにならったわけではないので、線も構図もなったものではない。
正直、子供落書きとしか言いようがないレベルである。

それでも、描いてる俺としてはとても楽しい。
「あ、あの人綺麗だなあ。」

ダレン > 紙に思い思いの落書きを描きこむと、満足そうに帰って行った。
ご案内:「王都マグメール 広場」からダレンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にエインセルさんが現れました。
エインセル > 「……お腹が、すきました」

くぅ、となるお腹を抱えて、大通り沿いのベンチの上。
夜の温い空気の中で、少女はぼんやりと腰かけて、足をぶらぶらさせている。
耳を隠しつつ、魔法使いとしてのアピールもできる円錐帽子を頭上に乗せて、古木の杖を肩に侍らせて。
一人呟く理由は単純、うっかり財布を落としてしまったのだ。
きっと今頃、中に入っていたなけなしの金貨は誰かの酒代に消えているはず。
査定待ちの依頼報酬がやってくるのは明日のお昼。それまではどうにか、飢えを凌がねばならない。
しかし、一文無し。世知辛い世の中の片隅は、どことなくぬるま湯じみた空気だった。

エインセル > 空腹を持て余した少女は、仕方なしに眠りにつくべく宿へと戻る。
宿代だけは前払いで助かった。ベッドの上に縮こまり、前の冒険の時に得た、干し肉をかじって、長い夜を過ごすのだった――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」からエインセルさんが去りました。