2017/06/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノアさんが現れました。
■ノア > 王都マグメール、 平民地区のとある広場。すぐ先の商店街に用事があり 偶々通り掛かると、 何やら人だかりが出来ていて。観衆の隙間から円の中心を覗き込むと、
「 .........わ、 ぁ.. 」
一人の大道芸人がジャグリングを披露していた。其の器用さに加え 時々魔法を交えると、 瞬時に衣装の色が変わったり 放り投げる玉の数が増えたり.. 其の度に人々は、 歓声や拍手を送っていて。見事な芸を暫く眺めてから箱に硬貨を投げ入れ、 少し離れたベンチに腰を下ろし脚を組む。
「 魔法、 ね..... 」
便利だろうと思ってはいても、 まるで縁のない世界。もしも使えたとしたなら 其の殆どは、 盗賊稼業に悪用するのだろうけれど.. 周りにも魔術を使える人間はたくさん居て、 ほんの少し羨む事もあったり。人差し指を立て くるくると回してから、 何となしに道行くオッサンを指差すと..
「 .........ぁ、 」
オッサン、 転倒。勿論魔法なんかではなく、 単なる偶然だけれど.. 心の中で、 ごめんなさい。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にピングさんが現れました。
■ピング > ちょっとした仕入れの話を纏めての帰り道。
広場の前を通りかかると、大道芸で盛り上がっている集団が。
それを横目に通り過ぎようとしていたのだが、はたとその輪から離れた位置へと移動する女性の姿が目に入った。
ベンチに座る姿を確認すると、にんまりと悪戯気に目元を緩め。
迂回するように回り込んで、ベンチの背後から近づいていく。
丁度、相手が人だかりに対して指をさして声を零したタイミングで。
両手を伸ばして肩を叩く―――のではなく、お胸を包むようにパイタッチ。
気配に敏感なれば気付かれるかもしれないが、失敗しても気にしない。
「よぉ、ノアちゃん。なぁにしてんだい。悪戯?」
そのまま肩越しに声をかけ、転倒したおっさんに対して何かしたのかと言わんばかりに、からかいの台詞を。
■ノア > 火属性だとか氷属性だとか、 そういったモノよりも.. 思い浮かべるのは、 実際に間近で見た事のある魔法。転送魔法や念話だったり、 精神操作や変身だったり。どれも習得すれば、 この世に盗めないモノなど無いのでは.. と、 真っ昼間の広場で ろくでもない考え事。そんな妄想に没頭していれば、 背後より忍び寄る気配になど気付く事もなく
「 ─── っ、 !? 」
ぽよん と胸は包まれた。女が振り返ると同時に肩越しから顔を出した犯人との顔は、 思いの他至近距離になってしまいながら
「 悪戯してんのはどっちよ、 変態。」
と、 じとり。
「 魔法使えたら便利だろーな って、 考えてたの。で、 今 "超高等魔術" 駆使してオッサン転ばせたとこ。」
■ピング > 「やぁやぁ、どうも。なっはっは。可愛い悪戯じゃあないかぇ。スキンシップスキンシップ」
はっきりとした重量感と柔らかさを堪能するように、睨まれながらもたぽん、と手のひらでお乳を掬い上げ。
お近くにある顔へと、それこそ悪戯めかして唇を尖らせるタコの口。
完全なるセクハラオヤジの絡みである。
「んん?おやぁ、そりゃあいけない。頑張ってる人を邪魔するなんて悪いこだー」
棒読み極まる台詞にて、お仕置き、とばかりにむにゅりと乳を絞り込み。
前に引っ張る様にして、しゅり、しゅり、と手のひら全体で乳扱き。
幸いにというか残念にもと言うか。転んだオッサンが寧ろ注目を集めている様で、ベンチの方へと注意を払う人は居ない模様。
■ノア > あまりに顔が近付きすぎて.. 貴方がタコみたいに尖らせただけで、 其の唇は女の唇の端に触れ..
「 何がスキンシップよっ.. 」
びん !! と、 威嚇の為 自慢のお髭を引っ張った。しかし其の指先は.. 唐突に公衆の場で与えられる刺激によって、 すぐに離れて
「 んぁ、 っ..... ちょっ、 と.. バカじゃない の ?! やめて、 ってば... 変態っ !! 」
こんな所で白昼堂々セクハラされては、 女もいつも以上に きゃんきゃん喚き立て.. 太い腕を掴み引き剥がそうとしたり 身を捩って逃れようとしたりと、 必死の抵抗を見せるも..... 其れが数人の注目を集め、 布越しに弄られながら厭らしく変わる胸の形を 人目に晒す結果となってしまうけれど.. 女は気付かないまま、 真っ赤な顔で貴方を睨み付けていた。其の太さに似合うだけの腕力に、 小娘が勝てるだろうか..
「 んっ..... 離し て、 この.. えろ親父っ ! 」
■ピング > 唇に触れる柔らかな感触に、ほふぅ、と満足げに頬が緩み――と言うか、髭を引っ張られて頬が更に伸ばされる感。
あいちちち!と痛みに声を零しながらも、決して乳から手は離さぬセクハラ魂。
負けるものかと存外器用に蠢く指先が、布越しに乳首をきゅっと刺激し髭を引っ張る動きに対抗する。
勝った。
のだろうか。
きゃんきゃんわめきながらも痛みの元であった髭から手が離れると、ほふ、と改めて息をつきながらもお胸をきゅむ、きゅむ、とたっぷりと捏ね。
少しばかりの注目を集めている事を知れば、サービス♡と言わんばかりに指で作った円をを絞って乳首の位置を布越しに強調。
おおお!という声は果たして復活した大道芸人に対してのものであるかどうかは紛れて良く判らない。
さて、既に引き際を過ぎている気がしないでもないが、幾何かの抵抗の後に、手を離すと満足そうな面して相手のお隣りへとお邪魔した。
「いやぁ、すまんすまん。ノアちゃんの体を見てるとどうにもこう、悪戯心がな。
そんでまぁ、何してたんだぇ?まっさか、本当に悪戯してたっつぅ訳じゃねぇじゃろ」
ここまでしておいて、普通に会話をし始める始末。極々自然な調子で手を伸ばし、相手の腿の上に手を置いたりもする。
ちらちらと此方を伺っていた男が1人、余りにも面の皮の厚い台詞と行動に対し『あのオヤジ、マジかよ…』と驚愕していた。
■ノア > ─── 負けた。
「 ゃ、 んっ... も、 やめ てっ.. ! 」
こういった事に関してはこの男、 大道芸人よりも器用なのではないだろうか.. 衣服越しにも容易く胸の先を探り当てて弄る貴方に、 涙目で きゃんきゃん。しまいには 指で作った円に、 其の先端を絞られてしまい.. 不覚にも、 不本意にも、 微かに甘い声を漏らしてしまったり。そして..
「 .....いや、 ほんと どーゆーつもり.. ?! 」
何事も無かったかのように、 こうして隣に座る貴方。何処かで『 あのオヤジ、 マジかよ... 』との声が漏れると同時に、 女もまた、 似たような台詞を漏らした。つん と唇尖らせながら、 衣服の乱れを整えて
「 だか ら、 って..... こんなトコで えっちな事しないでっ ─── 違っ、 てゆーか... 場所の問題じゃなくてっ.. ! えっちな事しないでっ 」
大層不満げに文句を言うも、 そもそも貴方に対し甘くなっているのに気付いて 慌てて訂正。其れでも.. つい先程のセクハラで感覚がおかしくなってか、 やっぱり甘く..... 太腿に乗せられた手くらいは、 許容してしまいながら
「 さっきも言ったけど..... 魔法使えたらな、 って。一応聞くけど.. 魔法使えたりするの ? 使えないでしょ、 使える訳ないよね。」
何気ない会話を始めてしまう女にも また、『 マジかよ、 あのコ... 』と何処からか声が漏れる。魔法に関して問うけれど、 エロしか才能無いでしょ.. などと、 随分ナメきった口振りで。
■ピング > 「この立派な髭を引っ張るなんて酷いじゃあないかぇ。
痛かったぞぅ、この、このぅ♡ほらごめんなさいしなちゃい♡」
まるで悪いのは相手であると言わんばかりに。
先に手を出したという事実は何処へやら、乳首をきゅっきゅ♡と刺激しながら相手に謝罪まで求める始末。
そして何事もなく着席をすると、そのままお喋りに興じ始めるのだから、色々どうかしている。
「……むほほ♡えぇじゃあないか、スキンシップスキンシップ。
今度またエッチしとくれよぅ。ノアちゃんの溜まっとるもん、ぱーっと発散させちゃるから」
まるでお茶にでも誘う様な気軽さで明け透けな物言い。
何だかんだで距離感の近いこのやり取りを見たギャラリー(増えてきている)は、あの子ちょろそうだけど大丈夫なのだろうか…と心配そうな目をしていた。
腿に置いていた手を移動させ、腰を抱く様に回してしまうと、お腹辺りを手のひらでスリスリ。
「んん?オイラかい?あー……使える様なぁ、使えないようなぁ………内緒にしときたいんだが言わないといかんかい?」
随分舐め切った態度でいらっしゃる相手ではあるが、別段腹を立てる事は無い。
エロしか才能無いのは確かではあるが、その方面は一応使えるのだから。
でもバレたら色々悪戯がしにくくなるため、少しばかり口ごもり。悪戯に、臍の窪みをくりくりとしながら、うーむ、と悩む素振りを。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノアさんが現れました。
■ノア > 「 そっちこそ、 レディの身体を勝手に触るなんて酷いじゃない。恥ずかしかったんだからね っ..... 謝ってよ、 全力で。」
貴方の言葉を真似て言い返すくらいの生意気さは 健在だけれど.. ギャラリーが心配するチョロさも また、 健在。回された手に腹部を撫でられながらも、 つん と視線を逸らした。
「 嫌よ、 寂しくなっても我慢するのっ 」
そうして貴方の返答を、 大して期待もせずに待っていると.. 何か、 使える風な雰囲気を匂わす言葉に視線を戻し
「 .....使える、 の ? 散々、 好き勝手セクハラしてきた癖に.. 今更、 隠し事するわけ ? 」
ジトりと目を細め、 臍を弄る指には時折擽ったそうに身を捩りながら問いただす。自分にも使えない魔法とやらを、 貴方が使えるなど.. 何だか不服そうに。
■ピング > 「のんのん。こっちは気持ちよぉくしてあげたじゃあないかぇ。
なのにノアちゃんは髭を引っ張り、オイラを虐めたんだ……あぁ痛かった、痛かったなぁ」
すり、と髭の生え際を指で撫で。物理的な痛みを伴ったのだと強調する。
その痛みを忘れる為にも、と相手の視線が外れたのを良いことに、もう一方の手を伸ばして、むにん、すりすり。
片乳を搾り、その胸先を指の腹で細かく擦る。
「うんうん、相手の事を思って我慢するのはぁ、良い子だ。
ノアちゃんは相手の事を慮れる良い子だのぅ。まだ寂しい事あるんかい?」
良い子、良い子、と繰り返しながら相手の台詞を肯定。
そのままの流れで近況を訪ね、まるでお悩み相談でもする雰囲気。
己は相手の味方であるというスタンスを見せ――セクハラはしているが――傍から見れば、其処に相談するのは止めとけよ…という雰囲気だが。
「何、大したものじゃあないよぉ。魔法と呼んで良ぇのかどうかも微妙だしの。
ぬはは、そんな不満そうな面するなぃ。ちょっとした悪戯に使ってるだけだからぁ、の」
そしてそのまま視線を下げると、その先にあるのは相手のお胸。
手のひらで掬い、やんわりと絞って強調した胸先へと視線の力がぬろりと伸びる。
少しばかり気合を入れて力を籠めると、衣服を透過したその不可視の指が。
乳首に直で絡みつき、きゅぷ、と吸い付き扱く動きを見せた。
■ノア > 物理的に痛かった とのアピールを、 見事に無視。視線を逸らした途端 全く懲りない貴方の指に 敏感な部分を擦られてしまえば、 貴方の喜ばすような声が思わず漏れてしまった。流石の女も ぺちぺちと、 其の手を百叩きで撃退するも..
「 聞いて、 くれる..... ? 」
弱々しく貴方を見上げる。ギャラリーの不安は的中、 所々から溜め息が漏れていたり。しかしながら、 撃退した筈の手が再び胸の膨らみを掬えば もう一度百叩きの出番かと.. 白い手を振り上げる が
「 ?! ─── ン、 んっ ! ちょっ、 と..... なに、 して.. ん、 んんっ♡ 」
胸の先が何かに吸い付かれているような.. 其れも、 直に刺激を与えられているような感覚に、 びくん と背中を反らす。視線を胸へと下ろしてみても、 貴方が触れている訳ではなく..... 女はこの感覚を、 知っている気がして
「 ん、 んっ......... これ、 もしか して.. 」
再び貴方を見上げると、 其の視線は明らかに胸の先へと注がれていた。これが貴方の使える魔法 ? と理解するやいなや、 振り上げていた白い手は貴方の手を叩く事なく 貴方の目元を覆い隠し
「 .....っ、 超バカな魔法っ !! 」
涙目で きゃんきゃん。視線を遮れば思った通り、 強い刺激も消え失せた。
■ピング > 視線の力で胸先を摘み、捏ね、吸い付く。
その感触は此方に返っては来ないけれども、反応を見るだけで楽しいものだ。
聞こえてくる甘い声に口の端をだらしなく緩め、うぇっへっへ、と笑いながら乳首に悪戯する力が増える。
が、視線を遮られればそれだけで霧散する力。
物凄く真っ当な、相手の叫び声には素知らぬ顔で。
「何のことかにゃぁ。
それよりも、ほれ。何か寂しいことあるなら聞かせて御覧。オイラが話聞いてあげようねぇ」
あくまでもすっとぼけた態度。
今までも幾度か相手に対して行ってきた悪戯の内容もバレただろうが、此方は絶対認めない。
話をそのまま流す様に、少し前の話題を引っ張り出して。
重たさを感じる乳房を手のひらは掬い上げたままでそれ以上の悪戯はせず、お話を促した。
ぽんぽん、と落ち着かせるみたいにお腹を叩いている手のひらは、その叩く位置を段々と下腹部辺りにスライドさせていたけれど。
離れた所では、大道芸を見るべきか、この見ているだけでハラハラするチョロそうな女性の行く末を見るべきかと真剣に悩みだすギャラリーのお姿も。
■ノア > 「 今の... 使ったでしょ、 あの時.. 」
店主お手製の実物大極太ディルドを "見栄っ張り" などと揶揄った、 あの日.. 触れられてもいないのに、 見詰められただけで よがってしまった事を思い出す。しかしながら.. あくまで惚けるつもりらしい貴方の目元から、 恐る恐る手のひらを退かして。ちゃっかり胸の膨らみを掬ったまま手を取り、 握ったまま貴方の太腿の上へ
「 うん......... 実は、 ね.. 」
ピングお悩み相談室が、 今此処に。気が気じゃないギャラリーの不安をよそに、 女は貴方に ぽつりぽつりと.. 悩みを打ち明け始めた。
「 奥さん居る人、 好きになっちゃ って..... わかってた事だけど、 逢いたい時に逢えないし.. 何てゆーか、 やっぱ良くない よね... 」
まさか其の相手を貴方が知っているなど、 露知らず.. へにゃりと項垂れ愚痴を溢す。其の間にも滑り下りる手のひらを、 ぺしんっ ! と定期的に叩きながら。
■ピング > 「んん?だから何のことか判らないにゃあ。オイラはちょいと、お胸の先っちょ見てただけだよぉ」
遮られた視線が戻れば、こうやって、と目の前で堂々とガン見再開。
じんわりと伸びる不可視の指が、乳首を引っ張る様に刺激を一度だけ加えて、霧散した。
触っている感触がこちらに返ってくる訳でもないのだから、頻繁に使っても仕方がない。
胸を実際に触っていた手は握られて、そのまま自身の太腿に。
指を軽く絡めて握り、ご相談を開始するその光景は。結構親密に見えるものだからギャラリーも気が気じゃない。
「…………もしやそれは、オイラを……!?
なーんて、冗談はさておき。ふむ、ふむふむ。ふむふむふむ……まぁオイラの場合は一番好きっちゅうか愛してるのは当然嫁だが。
良いか悪いか、つったら別に悪いこたぁねぇんじゃないのかぇ」
一応、自分もその条件に合致したのでふざけてみたが、まぁ直ぐに訂正した。
まぁ多分あの子だろうなぁ、と判っちゃいたし、嫁と自称する人物とも出会っている。
と言うかその全てと、諸々イヤン、な事をしたことがある訳で―――ちょっと自分でどうかと思ったが、まぁそれは置いておき。
是非を問われるなら、当然、是とする。
「事情は良く知らんが…うん、良くは知らんが。相手にも好きだっ…おほん、好意は持たれとるんだろう?その分だと。
だからまぁ、悪いと思うこたぁねんじゃないかのぅ。その辺遠慮してるのは、まぁ偉い事だと思うが。
うんうん、頑張ってるなぁ、ノアちゃん。良い子だ。良い子良い子。寂しくっても我慢して、偉いぞぉ」
1人が一方的に遠慮している図が何となく見えてはいるので、物知り顔で言葉を続けそうになって咳払い。
故に解決策を提示するでもなく、弱さに付け込むように。
甘やかして、慰める。
下腹部を撫でて叩かれた手を持ち上げると、頬に添えて緩やかに撫で。
間違っていない、頑張っている、だから弱音を吐いても良いと。
繰り返し囁きながら肩へと顔を抱き寄せるその様は、知る人が見れば完全にクズの所業であった。
■ノア > 「 んぁ、 ん♡ もうっ.. ! 」
視線が注がれると同時、 ほんの一瞬ではあるけれど 再び胸の先に刺激が与えられ。咎めるように、 つん と唇尖らせて.. 其れだけ。あまりのチョロさにギャラリー達も、 あわわ.. と口を半開き。
「 んな訳ないでしょ、 セクハラおやじっ。ま.....そう、 だよね.. 」
そもそもこんな話を、 妻帯者でありながら毎度セクハラ三昧な貴方にする事自体.. 如何なものかとも思うけれど。一度溢し始めるともう、 お喋りは止まらなくて。奥さんが一番という貴方の言葉には、 更に項垂れ
「 最初はね、 あんまり深く考えてなかったんだけど... けど、 自分で思ってたより好きになっちゃったみたいで..... 後から "娘居ました" とか、 彼自身の問題 とか、 まぁ.. とにかく色々あって。」
出てくる出てくる愚痴の数々。すると、
「 .........っ、 ん... 」
頬を緩やかに撫でる指に促され 顔が持ち上がり.. 頭ごと こてんと肩へ抱き寄せられると、 其のまま..... そっと、 長い睫毛を伏せる。ギャラリーも もう、 唖然.. 物理的に女の身体を包み込める程の体格を =包容力と勘違いしたか、 女は へにゃりと其の肩に凭れていた。
「 そう、 かな..... 」
貴方が相手の事を知っているなど、 まして奥様までをも知っているなど、 更には其の両者と何か致したなどとは.. 露知らず。
■ピング > ギャラリーも心配よりも興味が勝っているのか、見ているばかりで咎めに来たり止めに来たりはしない距離感。
結局の所、セクハラをされても受け入れている様にしか見えぬ様子に、唖然としたり、もっと女の子の方頑張れよ!と応援したり。
或いは、オヤジもっとエロい事を…!と様々な思惑が入り乱れることとなっていた。
大道芸人のおじさん、色んな意味でごめんなさい。
「ほぉ、苦労してんだなぁ、ノアちゃん。それでちょっと相手に遠慮しちゃってた訳だ。
言ってくれりゃあ、もっとオイラが甘やかしてあげたのになぁ。本当はもっとあれだろ、彼に甘えたいんじゃろ?」
色々と割り切れていない相手の何と弱々しく、付け込みやすい事か。
一応は弱った心をケアする効果もあるのだろうから、一概に悪いこととも言えない……かもしれない。
肩に預けて来た頭を撫でてから、鼻先を寄せて頬にすりすり。
甘やかす様に、頬にちぅっと吸いついた。
「そうだぞぉ。ノアちゃんはちょおっと流されやすいかもしれないが、頑張ってるじゃあないか。
オイラはそれ、凄い事だと思うぞぉ。んでも、ほら。我慢のし過ぎは体に毒だしな?
オイラといる時位は、発散してみちゃあどうだい。本当はちょっとえっちなことしたいんだろう。
――――オイラ、頑張ってるノアちゃんを慰めてあげたいなぁ」
手を伸ばすと、つん、と指で胸先をつつき。
体温を感じさせるように肉付きの良い体に密着させながら、啄むように頬に幾度も口づけを。
それを見ていたギャラリー達は、おい、まさか…とザワザワとし始め。ごくり、と唾を飲む音が聞こえた。
何時しか大道芸人のおじさんも遠目からベンチを眺めている始末。
■ノア > 大道芸人のオッサンには届かない、 二度目の謝罪がなされていた時.. 女はといえば、 すっかり貴方の腕の中に収まっていて。こてん と頭を凭れながら、 すりすりと頬へ擦り付けられる鼻先に目を細めて
「 今..... 彼も彼で色々あって、 甘えてる場合じゃない、 ってゆーか.. 」
ふにゃふにゃと、 相談を続ける始末。頬に吸い付くような口付けには、 避けたり避けなかったり.. ザワつくギャラリーや、 更には大道芸人の視線までをも集めていた女は.....
「 よしっ ! 」
胸を突つこうと伸びる指が触れる寸でのところで、 すくっ と勢いよく立ち上がった。すると何を思ったか、 貴方に向けて手を伸ばし
「 ただの変態だと思ってたけど.. うん、 なんかちょっとスッキリした かも。どーせ店戻ったところで暇なんだから、 飲み行こ♡ 勿論そっちの奢りね、 慰めてくれるんでしょ ? 」
貴方の思惑とは、 少し違う方向に傾き。『 そうきたか !! 』と、 ギャラリーもコケる程.. やはり色々とチョロかった女は、 存分に貴方に甘える事にした。
■ピング > 「おぉ、なんだなんだ、ノアちゃんも頑張れることがあるって感じかぇ。
若いのぅ。よしよし、存分に頑張れ頑張れ。オイラぁ応援するし、慰めて甘やかしちゃるぞぅ」
唇へのキスはない物の、頬へのそれを避けたり避けなかったり。
確実に距離の縮まっているそのやり取りを見ているギャラリー達に緊張走る。
そんな中で更なるセクハラを、と伸びた指先は、外れた。
「…おぉぅ。いや変態は変態だけんども、っと。まぁえぇよぉ、飲みいこか」
もう一度あの柔らかさを、と名残惜し気に手がわきわき。
しかしてもう手の届く範囲にその柔らかさは無い。
差し伸べられた手を掴むと、どっこいしょ、と爺むさい声と共に立ち上がり。
どうせなら酒買い込んでうちの店の中でどうよ、等と。下心満載の提案とかするのだろう。
まだ粘るか!とギャラリー達の視線が刺さる。
が、取りあえずこの場に居ても仕方がない。
ほれ行こうぞ、とお尻をぽんと叩き移動を促し。
向かう先はその辺の酒場か、はたまた買い物か。
■ノア > わきわき と動く手など気付かずに、 伸びた手を きゅっと握る。何とも年寄り臭い立ち上がり方をする貴方に くすりと肩を揺らし「 じじくさー 」などと揶揄いつつ、
「 嫌よ、 店行ったらまた えっちな事するでしょ。今日は酒場で とことん呑むのー 」
ぽんぽん と尻を叩かれ歩き出す。行き先は.. 奢ってもらう気満々の為、 貴方の選択に委ねようと
「 店はそっちが選んで ? お洒落なバーなんかじゃなくて、 思いっきり呑めるとこにしてね。」
何だかんだと色々されてしまった相手だけれど、 たまにはこんなのも良いだろう と.. 脚取りは軽く、 一見すれば中年商人の愛人に見えなくもない距離感で共に広場を後にした。
■ピング > 「そんな事言わんとー。えっちなことしようぜぃ」
明け透けにもほどがある台詞をのたまいながら歩き出す。
明らかに尻を撫でたり、揉んだりしながらじゃれあって。移動するその光景に結局は唖然とするギャラリーである。
無論洒落たバーなんぞに向かうことはなく。安酒がたんまり飲める所にしか向かう気はない。
道中、なんやかんや、あれこれと。悪戯したり叩かれたりしながらお店に向かって行く様が色んな人に見られたんだとか。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からノアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にレヴィさんが現れました。
■レヴィ > 平民地区大通りの一角にある酒場の一つ、そこで酒を一人飲む人影。
何時もならば知った顔や飲んでいる一団に混ざるのだが今日はそう言う相手も見つからずにひとり、かと言って静かではなくどこか豪快に酒を飲む。
先日の臨時収入もあり今日は資金に困っていませんとばかりに少しいお酒と摘みを頼み。
酔いに頬を赤らめてほろ酔いに一人酒を飲み勧める。
■レヴィ > 「お酒お代わりッスよー。もう一杯ッスー」
グラスの酒を飲み干せばアルコール交じりの吐息を吐いてお代わりを頼み。
苦笑する店員に先払いで代金を手渡して次の酒を受け取る。
店主や馴染みの客は時折にある光景に苦笑こそするが注意や静止することもなくそのままにしている。
完全に酔いつぶれれば宿泊施設のある二階に、もしくは運よく捕まった知り合いや他の酔っぱらいに連れていかれる事もある意味の何時もな事で。
そんな事と飲んでいる本人も判っているだけに酔いつぶれても構わないというペースで酒を飲んでいる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にガリアさんが現れました。
■ガリア > (既にもう、別に店で飲み食いして来た後の二軒目
と言っても更に食うのが目的ではなく、ただ近くに寄ったついでに
店主に色々と声を掛けて置こうとしたのが理由な訳だが
時折見かける顔馴染みへと声を掛け合いながら奥へと進めば
料理運んだ直後の店主、其の背中をぽんと叩いて軽く言葉を交わそうか
まぁ、最近の調子であるとか、何か厄介事でもなかったかとか、其の程度だけれど)
――――……おう、んじゃ、まあ問題無さそうなら良かったぜ
また、何か在ったら気軽に声掛けろよォ?
(そう、最後の一言交わしてから、店主を解放すれば
さて、と踵を返しかけて――其の視界に、何やら自分の席へと
酒のグラスを随分溜め込んだ女の姿を見かけるんだろう
相当にザルなのか、其れとも潰れたいのかは判らないが
兎も角――其の背後へと近づいて行けば、半ば呆れた表情で横から覗き込み)
―――……おーう、どしたァ、ヤケ酒かァ?
(掛ける雑な声。 この辺りの酒場に通うのが常ならば、面識位在るだろうか
――或いは、もし酔いが回りすぎて人相がわからない、と言う事ならば
流石に如何にもならないだろうが)。
■レヴィ > 何杯飲んだか判らないが普段よりも良い酒を飲むペースは変わらずに飲み進めていけばほろ酔いを通り過ぎる。
次も飲もうとはするが流石にお腹は限界、なので空になったグラスを置けばようやく一息をつき。
酒で満腹になったお腹をそのままにつまみに手を伸ばした所に声をかけられ視線を向け。
「おー…奇遇ッスね。もうそんな時間ッスか?
自棄酒じゃないッスよ、大きな収入があったから楽しんでるッス」
視線の先には時折に店で会い飲むこともある男の姿。
自棄酒かと問われたことに首を横に振れば、儲けがよかったからと笑って見せ。
まあ座れと言う様に手を伸ばし服の裾を引っ張れば酔っぱらいという笑みを見せる。
■ガリア > (どう見ても普段の飲む量よりグラスの数が多い
此方に気づいて振り返る其の表情も、酔っ払いの其れで在るからして
促されるまま隣へと腰を下ろしながら、やれやれ、と横顔眺めては)
なぁるほど、何かデカい仕事でも終わったか。
それとも、何かの拍子に泡銭でも稼いだかァ?
(自棄酒だったなら性質が悪いが、そうじゃないなら幾分かマシだ
収入、と聞いて頷けば、気軽く其の仕事内容を問うてみつつ
吐くまで飲むなよォ、と、からかい混じりに一言告げて置こうか)
■レヴィ > 声を掛けてきたのが知らない相手ならば睨みを利かせる所だが知った顔なら酔いのせいもあり普段よりも増量な笑みを見せて。
隣に座るのを見れば殆ど手の付いていない摘みを押しやって進める。
「最近は大した仕事はしてないッスよ。
護衛の仕事で纏めて買われただけッスね」
男ならば時折少女が娼婦の護衛仕事をしているのを知っているはず。
酔いのせいもありそれを隠そうともせずに儲けた方法を口にして楽し気にして。
揶揄いの言葉に、吐く筈がないッスと笑って酔いに身を任せて揺れて。
■ガリア > (嗚呼、と納得を見せる。 傭兵染みた事を行うのが相手だから
娼婦相手の護衛、と言うのは直ぐにピンと来て頷いて
差し出された摘みの皿へと、断る事も遠慮も無く手を伸ばして口に運びながら)
臨時収入、っつー程でも無さそうだなァ。
んで、明日は非番ってか? クク、酔っ払いは大体そー言うんだよォ。
(元気な内は皆大丈夫と言い張るのだ、とか言い放って笑いつつ
そもそも、妙に不安定な揺れ方をする相手に、其の肩辺りを軽く掴んでは
ハイハイ倒れる倒れる、とか言いながら此方側に引き戻そうとする、か)
■レヴィ > 冒険者として遺跡の探索から護衛、果ては暗殺までなんでもござれな仕事をするだけに男とは場所次第では遭遇することも少なくはなく。
娼婦の護衛中に会った事も何度か、それで判ったのか頷く姿を見てニヘラと笑い。
「護衛の仕事と二重取りで大儲けだったッスよ、ある意味臨時収入ッスね。
2、3日は休んでも大丈夫ッスね。私が吐いた姿は見せた事はない筈ッスよー」
本当に大丈夫と言う様に酔いで赤くなった顔で見上げ、胸張ってこの通りと見せるが直ぐにフラリと揺れて。
肩辺りを掴まれて引き戻させると抱き着くように身を押し付けてそれすらも楽しんでいると言う様に笑って擦り付いてしまう。
■ガリア > あー、買われたってソッチかい。 そりゃイイ稼ぎにゃ為ったろうさ。
クク、昨日に逢ってたら声掛けれたなァ、惜しいぜ。
(己の仕事の関係上、場合によっては決して友好的とは行かない事にも為るが
其れでも、現場で無い酒の席ならば、其の辺りの事は別の問題だ
引き戻せば笑いながらぐらぐら揺れて軸がぶれている相手に
抱き疲れてしまえば、あーあ、とか笑いながら、其の背中に片腕廻して)
ったく此れだから酔っ払いはよォ、アンマリ良い気分だと、此の儘お持ち帰りしちまうぜ?
(明日は動かなくて良いと言うのならば――何て、多少冗句交じりに告げては
後頭部にもう片方の掌乗せて、べしべしと撫ぜてやり)。
■レヴィ > 「そっちッスよ。財布を空っぽにしたそうッス。
払ってくれるなら買われてもいいッスよ」
冒険者と騎士という関係ゆえにいつも友好的にはいかない。
しかし酒の席ならばそんな事も気にせずに酒を楽しむのは信条であり、それ以外も仕事とプライベートは別と考えていて。
普段ならば酒場でこんなことをすれば迷惑が掛かるという理性が働くが酔っていればそれもなく。
背に手を回されるままに酒臭い息を吐き。
「私は酔ってないッスよ。でも今はいい気分ッスね。
そうしたいならいい部屋を希望するッス」
冗談交じりの言葉にこれは宿代がタダになる?と冗談っぽい笑みを見せてそんな要求をして見せ。
後頭部を撫でられ手も酔っ払い特有という笑みのまま気にせずになされるがままで笑って見せる。
■ガリア > あーあ、そりゃ災難だったろうなァ、どんだけ入れ込んだんだか。
あン? ……はー、素面だったら言わねェクセに、後で無しって言い出すなよォ?
(――これはマジで大分酔ってやがる、と判る位に、判断能力どろどろな相手
何れにしても、部屋の中放り込んでやった方が良いんじゃないかとか考えながら
酒精の匂いたっぷりな吐息に、僅か眉根寄せては、店員へと片腕掲げては
「コイツを上に放り込む」的なジェスチャーで合図を送った。)
イイ部屋もへったくれも在るかっつーの、オラァ、行くぞ飲んだくれェ。
つーか足元大丈夫なんだろうな御前、大丈夫じゃなさそうだけどよォ。
(ぐい、と、其の腰元を抱えながら女の身体を立たせようとするけれど――果たして、立てるのか
最悪、殆ど抱え上げるような形で階上の宿部屋まで引っ張り上げようとはするだろう
確か、上の方に行けば其れなりに整った部屋だった筈だとか考えながら――)
■レヴィ > 「護衛してた娼婦ごと全員お買い上げされたッスよ。
そうッスか?酒場では売ってないだけッスよー?」
普段ならば言わない事を言うほどに酒に思考が鈍っていて。
このまま放置されてもいつかは酔いつぶれて店員の手で部屋に放り込まれるか、顔見知りに持ち替えられるか二択しかない。
男が店員に片手をあげているのも注文をしている?程度にしか鈍った頭では考えずに。
「美味しいお酒の後はふかふかのベッドと相場が決まってるッスよー。
立てるに決まってるッスよ…およよ……?」
腰元を抱えられ立ち上がらせられると一瞬直立するが直ぐにバランスを崩して立てなくなり。
なんで立てないと不思議そうにしていれば、男に抱え上げられるような形で階上の宿泊部屋に連れていかれる事に。
確かに買いの部屋は他に比べればいい部屋だったと思い浮かべながら……。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からガリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からレヴィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
■ピング > 今日も暇な店での一日。
その閑散たる時間を破るかの様に、外ではいきなりの雨。
地面を叩くような音はかなりの激しさで。
流石に雨漏りをするほどぼろい店では無いものの、それもちょっと心配になるレベルの降り方だ。
「おぉ…通り雨だろうが、こりゃあ凄い」
最近よぉ降るなぁ、と惚けた調子でカウンターから外を見やり。
排水溝から瞬間的に水が溢れ出したのか、石畳の道が軽い川状態にすらなっている。
扉の隙間から、その水が僅かに流れ込んでくることもあるが、ピンク色したスライムがねとねと、と床を這ってそれを綺麗に吸い取っていた。
最近は店の掃除すらもしてくれる、頼れる相棒たるスライムである。
■ピング > 興味本位で扉を開けてみれば、一応は屋根のお陰で店内まで吹き込むことは無かったが。
それでも雨の勢いは強く、排水溝から溢れる水が足裏を濡らす。
取りあえずは扉を開けっ放しにしておくのは、誰ぞの雨宿りの標にでもなれば良いという思いから。
女性ならば大歓迎。男性でもまぁ、困ったときにはお互い様だと珍しく殊勝な考えだった。