2017/06/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフィオナさんが現れました。
フィオナ > すっかり日の落ちた町を、ローブ姿の人影が歩く。
色白の素肌は赤みが差しており、きつく結ばれた口元からは時折悩ましげな吐息が漏れる。

「くぅっ…、こんな、呪いになんか……!あふっ、あぁ……♡」

強がる言葉を口にするも、すぐに甘い吐息にかき消されてしまう。
まだ無事に動けるが、この調子ではいつ身動きが取れなくなるか分かったものではない。
急がなくては。
情報のあった魔道具屋へと道を急ぐ。

「や、やっとついた……」

息を整え、店へと入る。
ここは魔道具を扱う店ではあるが、その性質は大分偏りがあるという。
その内容とは、性的なものに関した能力だ。

「はあっ、はあっ……、お願い、話しを聞かせてほしいんだけど、そのう……」

眼鏡をかけた理知的な、店主らしき女性もこれだけでは何のことかと困った様子。
飛び込んできた客の次の言葉を待つのだが、ローブ姿の客はといえばもじもじとしてて中々次の言葉が出てこないのであった。

フィオナ > 恥ずかしいが説明しない事には何も進まない。
そもそもここで恥ずかしがっていては来た意味がない。
意を決して口を開く。

「ここでは、その……、エッチな事に使う魔道具、置いてるって聞いて……」

これだけでは単にいかがわしいアイテムを買いに来ただけだと誤解されてしまう。
一旦言葉を区切ると息を整え、更に言葉を続ける。

「……淫紋の、欲情を、抑えたりする道具は、ない?」

何とかそこまで、絞り出すように言葉にした。
それを聞いた店主は納得がいったようで、頷くとどのような淫紋か調べたいと寄ってくる。

「こ、ここで、調べるの…!?」

幸い今は他に客もいないが、こんなところで淫紋や体をさらけ出すのは抵抗がある。
だが拒絶するまえに、意外に機敏な動きでローブをめくり上げられ秘部が露わにされる。
股間に垂れ下がる陰嚢は切なげに蠢動していて、屹立した男根は腹まで届き淫紋の一部を隠してしまっている。
淫紋をチェックするために男根を押しのけられるとそれだけで凄まじい快感が走ったが、まだそれでは射精には至らない。
悶える客の様子は気にならないかのように、淡々と淫紋の特徴をメモしていく店主。
チェックが終わるとデータと照合すると言い残し店の奥へと引っ込む。
残された客はといえば、その場にへたり込んで甘く悶えている。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (久方ぶりに訪れる店の前、以前の用事は確か、経営する娼館での淫具の仕入れだったか
扉をゆっくりと片手で押し開き、店の中へと入り込めば、店主の姿を探し
――そして、其の前に、店の床へとへたり込んでいる一人の娘を見かけるのだろう
何故か息を乱している姿を其の背後より眺めては、はて、と首を傾げつつに)

――――……はて、随分と珍しいお客も来る様になった物だねぇ。

(響かせる声音と共に、ゆっくりと歩みを進めれば、自然娘の其の隣へと進み出る
ちらりと、其の姿を見下ろせば――其の半陰陽の肉体を、淫紋と数多の呪いを刻まれた身体を
目にする事は叶うのだろうか。)

……嗚呼、余裕が在るかは判らないが、店主殿は店の奥かな?
……余裕が無いなら、応えなくとも構わないけれどね。

(問いかけてみるのは、足元の娘にか。
さして大事な用事と言う訳ではないけれど、一応訪れたからには顔を見せて置かなければ
撫ぜ、こんなにも強い呪いを受けた娘が居るのかは、事情知らぬ故に判らぬけれど
兎も角、店主の来訪を待つだろう、取り敢えずは、だ)。

フィオナ > 油断していた、というよりも余裕がなかった。
へたり込んでいる間に他の客が入ってきたようだが声をかけられるまでそれに気づいていない。
声がかかると慌てて立ち上がりローブで体を隠すが、もしかして体を見られたのだろうか?

「…っ、ええ、調べ物みたい、ね……、ふあっ……!」

極力平静を装ってなるべく自然に受け答えをしたいのだが、人目がなければ今すぐにも自慰に耽りたいといった状態だ。
少し喋っただけで舌が刺激され、思わず声が上ずってしまう。
店主はまだ戻ってこない。

ルヴィエラ > (少し、待つ。 店主が出て来る気配は無く、ふむ、と少し逡巡した
調べ物だと、立ち上がった娘は言ったけれど、もし調べ物をする理由が在るとしたら
何よりもこの娘の存在だろうと、そんな風に思うのは行き過ぎだろうか
ちらり、相手が喋った瞬間に向けた視線の先、舌の表面にまで刻まれている淫紋に気付けば
或いは、元奴隷か何かなのだろうかとすら考えながら、相手の姿を暫し見詰め。)

――――……ふむ、戻って来ないね。 ……どうやら相当に難儀している様だ。
若しかしたら、キミの用事が原因かな? ……中々、人には厄介なモノを抱えている様だしね。

(――そうやって、喋り掛けては見るけれど、矢張り戻ってくる様子は無い
やれやれ、と、僅か肩を竦めて見せたなら。 ――また、再び娘の方へと向ける視線
全身に刻まれた呪いと淫紋が、活発に機能して其の身体を蝕んでいる状態が
それこそ、見る者が見れば一目で判る様な有様ならば

――ふと、娘の傍へと歩み寄る。 其の背中に、そっと片掌を忍ばせては
声を掛けると同時――其の身体に刻まれた淫紋へと、己が魔力を、ゆっくりと乗せてやろうとする
誰が刻んだかも判らぬ淫紋と呪いの力を、ゆっくりと活性化させながら

――けれど、決して極みには往かせない、寸前で弄ぶ様に。)

――――……随分と辛そうだが…どこか、体調でも?

フィオナ > 「そ、そうね。早く戻ってこないかしら……」

どうも何かを知っているような含みのある言い方だが、何か事情を知られているのだろうか?
動揺しつつも、何のつもりか見極めるべく少し会話に付き合うことに。

「別に……。このぐらい、いつも通りだから、んぅ…!?き、きにしないで…」

既に立っているのがやっとというぐらい淫気に当てられているのだが、突然性感が強くなってきて思わず片膝をつく形となってしまった。
だがそんな有様でもまだまだ強がる。

「ほ、本当にぃ…、大した事、ないかっ、らぁ……!」

ルヴィエラ > ―――……それが何時も通りと言うのも、中々難儀だと思うけれどね?
どんな恨みを受けたのか、其れとも罠に嵌められたのか…ふふ、推測でしかないけれどねぇ。

(――魔力を与えると同時に、其の身体に刻まれている呪いと淫紋を解析して行く
知識ではなく、構造から把握して行く遣り方は、己の得意分野だ
其の中で、ふと見つけ出した淫紋の一つ、其れに狙いを定めて集中的に魔力を注げば
女の身体の奥底、或いは――其の両足の合間に揺れ下がる陰嚢が
どくりと、異様なる熱を帯びて、其の理性を焦がしに掛かるだろう
睾丸が、強烈に精を増産し始め、射精欲だけを只管に昂ぶらせるなら

――娘の理性は、さて、何処まで耐えて居られるか。)

……大した事無いのなら良いが…おや、矢張り辛そうだ。
別に隠す必要は無いよ…キミが今、何に襲われているのかは…生憎、もう察しているからね。

(座り込んだ相手の傍へと、己もまた屈み込む
其の腰元へと、軽く身体を支えるかの様に掌を優しく添えるけれど
――其の刹那、するりと中指がローブ越しに、尻の割れ目をゆるりと撫ぜて
尻孔を塞ぐプラグを、こつり、と軽く、突いてしまう、か)。

フィオナ > 「お前…!何か、したわねっ…!?」

態度や様子からしてこの男が何か仕掛けて来たのは明らかだが、今は原因を究明している余裕がない。
こうしている間にも性感は昂ぶっていき、すぐにでもローブをはだけて男根を扱きたい衝動に駆られている。
羞恥心と理性で辛うじて堪えている状態だ。

「ふ、ふんっ。このぐらい、平気なんだからっ、ふああ!?」

極力、必要以上に刺激しないよう力加減を調整していたアナルプラグ。
敏感になった今そこを叩かれて、その僅かな衝撃で脳天を貫くような快感が走る。
これにはたまらず、両膝と手をつき這いつくばるような姿勢へとなってしまった。

ルヴィエラ > ―――……さて、私が何かしたと言うよりも、既に何かされていたのはキミの方だがね。

(気付いた所で、最早無意味だろう。
強まる射精衝動だけが女の腰と脳髄に渦巻き、其れだけでは射精出来ない
強く強く男根に刺激を与えなければ、睾丸を空にする事は出来ないのだと
…娘自信が、きっと一番良く判っている筈だ。
言葉だけでは強がりながらも、尻孔への刺激を隠す事も出来ない姿に
くすくすと小さく笑みながら、突き出されるカタチとなった其の腰の、尻孔へとローブ越しに指を押し当て。)

……さて、本当に平気かな? ……少し、試してみるとしようか。

(アナルプラグの根元を摘み、押し込む。
微かに叩いただけで、腰を震わせる程の快楽を得ているなら
さて、其の明確な刺激を耐えるだけの余裕は、在るだろうか
ぐりゅ、ぐりゅと、アナルプラグで括約筋を捏ね回してやりながら
もう片方の掌で、其のローブの裾をゆっくりと捲り上げて、其の眼前に
娘が隠していた其の淫猥なる裸体を、刻印の全てを晒させようか

そして、掌が次に向かうのは――女の、陰嚢。
精が増産される一方の其の場所を、片掌で、優しく掌握しては
――睾丸を、掌の中で、揉み解そうと転がそう、か)。

フィオナ > アナルプラグを押し込まれれば、それを受け止める肛門と直腸が大きく歪み抗いがたい甘美な刺激が走る。
こうなってはもはや肛門を制御できず、与えられる快感を更に貪ろうとアナルプラグをしゃぶるように蠢く。

「ふああ…!が、我慢してたのにぃ……!な、なんてこと、するの、よぉ……♡ほぉっ、おおぉ…♡」

強がりも殆ど挫け、すぐに四つん這いのまま抵抗も出来ずに喘ぎだす。
そこで陰嚢まで揉みしだかれれば、一切触れていない男根は激しくのたうつのであった。
だが簡単には射精できない体である。
かなりの快感を得ているもののまだまだ射精には至らない。

ルヴィエラ > (――一気に、忍耐が融けてしまったらしい。
娘の声が一気に甘味を帯びて、喜悦の音色を響かせる
尻孔を犯す玩具を蠢かし、直腸の奥へと押し込み続ければ
粘膜を押し開く其の感触が、女の身体で言う前立腺の辺りを何度も
ぐりぐりと抉って刺激を齎す事となるか。)

我慢していたと言う割には、此処に来た時から、殆ど出来て居なかった様に見えたけれどね?
……それにしても、この身体は、どこまでが生まれつきで、何処までが呪いなのかな?

(――熱塊には触れてやら無い、意地悪。
陰嚢を揉み解せば、物理的にさえ活性化する睾丸が一層精を創りだし
其れでも射精出来ないのなら、其の儘膨らみをぎりぎりと膨れ上がらせて行く
ふと、娘の腰元へと顔を寄せれば、其の腰裏へと落とす口付け
緩やかに舌を這わせ、肌を弄りながら、女の身体へと、背後から覆い被さる形となれば

押し込んだ尻孔の玩具を其のままに、女の陰嚢を両掌で其々に捉えて――
――ぎゅむっ、ぎゅむっ…と、強烈に、今度は揉みしだくのではなく、絞り上げる様にして)。

フィオナ > 「な、なんでそんな事っ、答えなきゃいけにゃっふひいいい!!そっ、そこぉ、おかしくっ、なるぅ……♡」

尚も抵抗しようと強がりを言おうとして、結局責めに負けて言い終わらぬ内に嬌声へと変わってしまう。
性感帯を何箇所も責められてしまっては敏感な体は耐えきれない。
しかも肝心な部分には手付かずで、ひたすら昂ぶっていくだけという有様だ。

「おひっ、ほひぃぃ!どっ、どこをっ、揉んでぇ…♡んぅ、くぅ…!もんで、るのよぉ……♡」

ここに至ってもまだ強がろうとするものの、体が全くついていかない。
更にはいよいよ我慢出来ず、触れられない男根の代わりに自らの舌を口内で歯を使って扱き始めるという、この淫紋特有の自慰まで初めてしまっている。

ルヴィエラ > (圧倒的な快楽、けれど、決定的な快楽には程遠い
自ら自慰めいて舌を扱き始めるなんて、普通じゃない行為を始めるほどに追い詰められているのなら
其の姿を、くすくすと愉快そうに眺めて、そして、見守って。

それでも、矢張り熱塊には触れないままなのだろう。 散々に陰嚢を揉み解して、そして其の果てに
するりと、何も無かったかのごとくに掌を離してしまえば、射精できず、快楽も失せ
ただ、身体の中に焦燥だけが残る状態で、文字通り手放される、か。)

………ふふ、キミの様な娘を虐めるのも、偶には愉しい物だねぇ。
……苦しいかな? 辛いかな? だが、生憎私が出来るのは此処まででね。
其の代わり、キミは幸いだ、例え私が居なくなっても…代わりは、居るからねぇ。

(ゆっくりと身体を離し、そして、立ち上がる。
娘へと掛ける声は降り注ぎ、そして、程なくして――ふと、店の奥へと視線を向けるだろう
うんうんと唸りながら、女店主が戻ってくる、気配
其れを、娘へと伝えてやりながら、己はといえば、店の外へと踵を返す
では、さようなら、と、ひらり掌を振ったならば

―――射精できぬまま、発情だけを昂ぶらされ切った娘の前に
現れた女店主は、果たして娘の眼に如何映るだろうか
其の様子を、少しだけ覗いて行きたい気もした、が
――扉を後ろ手に閉じてしまえば、きっと後は、店の中だけの出来事
誰も、知らぬ事、と成り果てるだろうか――)

フィオナ > 限界まで昂ぶったものの決定的な一手がない。
もはや頭の中は射精したいという思いで一杯で、開放されれば自ら陰嚢を揉み、アナルプラグを肛門で締めながらセルフフェラを初めてしまった。
特に敏感な部位を片っ端から貪る浅ましい自慰だが、ここまでしても中々射精に至らない体である。
自慰に夢中になっていてそこへ女店主が戻ってきても、すぐには意識を向けられない。
この様子を見た女店主が静かに口を開く。
――お望みの品はございませんが、それよりももっと相応しい商品をご提供できそうですね。と。
こうして暫くの間、射精に至るまで色々な淫具を試すこととなるのであった。
もしかしたら、その中で気に入った物があったら買ってしまうかもしれない。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフィオナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルヴィエラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルティアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 平民地区の小さな公園、そこのベンチが少年のお気に入り。
今日もそこで夕ご飯。隣には黒の野良猫一匹、にゃーと鳴いて
少年は紙袋をあさると、出てくるのは揚げパン。中にはチーズやら餡やら入ってる。

「はむ、おいしー♪ あい、猫ちゃんの分♪」

猫用に買ってきた干し肉をちぎってあげる。黒の野良はソレに夢中でがっついて。少年も夢中で揚げパンを頬張る

シャルティア > ごちそーさま、と袋をたたむ。黒猫に、あい、と渡すと、ゴミ袋を咥えゴミ箱へと、随分と賢い猫である。

「ありがと、ばいばーい」

と、少年はいつもの友達と夕食を終えて街へと繰り出していった

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 少しばかり昼の日差しが力を増してきた今日この頃。
じりじりと地面から照り返す熱を緩和させるべく、建屋の前の道へと打ち水をする人がちらほらと。

この雑貨屋の店主もその一人。
柄杓で桶から水を掬い、軽く振るって道を濡らし、繰り返しその動作を続けていた。

その内に、

―――ぱしゃんっ、と。

偶然通りかかった人に柄杓の水を思いっきりかけてしまった。
視界の端に映った際に、あぁこりゃ女性だと思った瞬間に手が滑ってしまった訳ではないのである。
今、顔を上げて相手の姿を見れば、そこにはきっと素敵な濡れ鼠な光景が見れるはず、等とは決して思っていない。

あぁこりゃすまない!と大げさな程に吃驚した様相で謝罪を向け、濡らしてしまった相手のお姿を、顔を上げてご確認。
知り合いか、はたまた見知らぬ人であるかは、さて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にノアさんが現れました。
ノア > 暑いのは嫌い、 日焼けもしたくない。故に幾らか土地勘のあるエリアは、 比較的日陰の多い路地を進む。やがて見えて来たのは、 便利屋として依頼された品を揃える為 過去に数回訪れた事のある雑貨店。あの角を曲がれば、 お気に入りのアンティークショップまで もう少し..... だったのに、

「 ─── !? 」

角を曲がった直後、 左頬から胸元にかけて思いっきり水を浴び。頭を下げて謝罪した貴方が、 顔を上げれば

「 .........あぁ、 涼しい.. コレ、 って... 新しいサービス ? それとも..... この前値切り過ぎた事、 根に持ってるとか ? 」

其処には.. 声こそ荒げないものの、 目を細め口元ひくつかせた女の姿が。

ピング > 顔を上げれば果たして其処には、幾度か店を利用してくれた相手のお姿。
視線はちろり、と水の陰で布の張り付く体へと向かい。
嗚呼、素晴らしきかな、と鼻の下が若干伸びた。

「むほほ。ん、んんっ、おほんっ。いやいや、すまんすまん。手が盛大に滑っちまってなぁ。
 こう、遠くに水をかけようとしただけで―――根に持つなんてとんでもない!あぁしかしこりゃ、凄い濡れてるな。
 ほれほれ、こっちゃおいで。そのまんま歩いてくのは流石にアレじゃろ。ノアちゃんのスタイルはその辺の男にゃ目に毒だ」

そして誤魔化す様に咳ばらいをしてから悪びれも無く謝罪の言葉。
ちょいちょいと手招きをすると店内へと引っ込み、相手の避難先として提案を。

ノア > 頬も、 薄紫色の長い髪も、 すっかり濡れてしまった。そして白いタイトなトップスとスカートも.. 肌色が透ける程、 ぴったりと張り付いていて

「 .....もう、 これから買い物しよーと思ってたのに。珈琲くらい出してよねっ.. 」

何度か来店した事のある雑貨店、 当然店主も初対面ではない。毎度毎度セクハラじみた態度には気付いているものの、 どうやら妻子持ちのようだし.. 所詮冗談の範疇だろうと、 大して気にも留めていなかった。まして、 特別な能力があるなどと気付かぬまま.. 招かれれば、 つんと唇尖らせながら入店し

「 拭くモノない ? それにしても、 相変わらず商品の幅が広いってゆーか..... 」

店内を見渡せば 日用品から装備品、 そして極端なアダルトグッズまで.. 相変わらず雑多な品揃えに、 くすりと肩を揺らした。

ピング > 見目に大変宜しいその恰好。我ながらいい仕事をしたと心の中で呟きながら、店の中へと相手を招く。

「茶ぁくらい出すよぉ。あいあい、ちょっと待ってなぁ」

歩けば汗を掻くくらいには暑い日だから、風邪をひく心配はきっとない。
とは言え、そのままにしておいて良い訳でもないので、タオルくらいは当然ご用意。
棚の一つから、ひょいっと明らかに売り物だろうタオルを一つ掴むと相手に放り、序にカウンター前に椅子を準備してから奥へと一度引っ込み。

店内はまぁ、相手の言葉通りに相変わらず雑多である。
カウンターの上にもこれ見よがしに極太ディルド(店主自作)がおいてあるし、水の入っていない水槽の中にはピンク色のスライムがうにょうにょ。

安物のコーヒーを淹れ、茶請けの適当なチョコを見繕って戻ってくると、相手の目の前にそれらを置き。

「着替えが必要なら何ぞ用意するけど、どうするね。
 いやしかし、改めてすまんかったねぇ。どっか買い物行く途中だったんかい?」

ノア > 極論、 ではあるけれど.. 年中呑み歩いている女にとって 下ネタの一つも言えない男よりは余程、 スケベなおっさんくらいの方が隣で飲んでいても楽しいもの。あくまで極論、 だけど。今日は客でもないし、 濡れた身体も隠せるし と.. 態々出してくれた椅子を移動し、 ちゃっかりカウンター内へ。

「 ん、 ありがと..... ぁ、 チョコ♡ 」

受け取ったタオルで髪や身体を拭いつつ、 差し出されたお茶請けには つい.. ほんのちょっと機嫌取り戻し。

「 着替え ? 表歩けるような、 マトモな服あるなら..... そ、 この先のアンティークショップ行くとこだったの。どーゆー訳だか今、 物凄いモノの前で珈琲タイムになってるけど。」

物凄いモノ とは勿論、 極太ディルドの事。琥珀色の瞳は、 まるでパーティーグッズのネタ商品でも見るかのように。じぃ と容赦なく観察しつつ、 珈琲に口を付け。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にノアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にノアさんが現れました。
ピング > 戻ってくると、相手の隣――とは言え、椅子一つ分は離れた位置――に腰を落ち着け。
いやぁ眼福眼福、と隠すことなく呟きながら濡れた相手の体に視線を向ける。
顔ではなく、お胸へと視線を落としながら会話をし始める辺り、良い度胸をしているとも。

「ちなみに着替えるならばオイラの手ずからお着換えサービスが発生するが如何かな?」

手をわきわき、とさせながら戯けた調子で会話を続け。
凄いモノ、との台詞に視線を向けると、あぁ、と相槌を打ちながらそのディルドを手に取って。
相手の視線を釣る様に、己の股間へと押し当てた。

「こいつぁオイラ自作の自慢の逸品よぉ!何せ自ら型を取って作ったからなぁ。中々にすごかろ?」

ズボンの中から解き放てば、まさしくこうなるのだと言わんばかりに。
黒一色で構成されたディルドを股間から生やす位置にて、ぷらぷら揺らしてガハハと笑った。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にノアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にノアさんが現れました。
ノア > 「 .....見てないフリとかチラ見とか、 そーゆーの一切しないのね.. 」

眼福などという呟きも、 真っ直ぐ胸元へ注がれる視線も.. スケベなおっさんの冗談だと捉えれば、 逆に潔くも思えて つい笑ってしまった。続くサービスの押し売りにはタオルで胸元隠しながら、 ずい と貴方へ顔を寄せ

「 ピングさん優しーい、 じゃあお願いします♡ .........なんて、 言うとでも ? てゆーかそもそも、 マトモな服置いてるとは思えないんだけど。」

前半は笑顔でかわいこぶって、 後半は つんと生意気な表情でサービスを断り。もしも着替えがあるのなら、 拭き続けるのも手が疲れるし と.. カウンターの上にタオルを置き、 チョコを一つ詰まみ。口の中に溶けるチョコの甘さ、 そして其の後の珈琲に。ほっ と表情弛ませていた、 が.....

「 ぇ..... またまたー、 これネタオブジェでしょ ? いい歳こいて、 見栄張っちゃってー 」

実物大だなんて まさか冗談だろうと、 思わず珈琲吹き出しかけるも何とか堪え。唇の端を指先で拭いつつ、 揺れるディルドを見ては.. ぷっ、 と再び吹き出した。

ピング > 「生涯で見れるおっぱいの数は有限だと思わんかね。オイラぁ、その機会を逃したいとは露とも思わんとも。
 うぇっへっへ。よぉーし、おじさん着替えさせちゃうぞー♡…とやらせて欲しかった……!」

きり、と凛々しく表情を引き締めつつ、伸びるちょび髭を指で撫で。
まったくこれっぽっちも格好良くない台詞を格好良く告げた後、すぐにその面を緩めて胸元へと手を伸ばす。
しかして、その手は胸元をタオルで隠されれば、触れることなくその手前でわきわきわき。

「スケスケレオタードとかだなぁ、お勧めは。男の心を一撃必殺!ってぇもんだ。
 んー。んー?いやいやいや。いやいやいやいやいや!天然モノだから。本当に!
 よし証拠を見せてやろうちょっとノアちゃんおっぱい出してみ、勃たせてやっからよぉ!パンツでも良いけどな!」

嘘だったら好きな品1つ9割引きで売ったらぁ!と一応はタダにしないせせこましさを見せつつ。
何故か喧嘩を売られたみたいなノリで相手に勝負を挑んだ。その勝負相手にお願いをするんだから何処かがおかしいのだけれども。

ノア > 「 指、 動いてるよ。」

胸に触れる寸前で止まりながらも、 わきわきと動き続ける指を 冷静に指摘するも..... 最悪、 服が乾かなかったら、 このままふざけたやり取りを楽しむのもアリかな.. などと。見るからに つんと生意気そうな女だけれど、 案外楽しげにしていて。

「 スケスケレオタード ? 濡れた服の方がマシ、 却下。って......... 別にいいってば、 大の大人が何ムキになっ ─── 9割引 ? 」

スケスケレオタードも勿論、 即却下。証拠を見せると意気込む貴方も、 軽くあしらおうとする が.. 9割引と聞いて、 ピク と片眉を上げ。

「 男に二言はない、 よね ? けど..... タダじゃないのに、 胸や下着見せるのは.. あ、 ちょっと待ってて♡ 」

ゆるり と店内見渡して、 思い付いたように商品を手に取り試着室へ。ごそごそと布擦れの音を立てながら、 暫くすれば

「 コレくらいならいいけど♡ ピングさんは、 どんなポーズが 好き.. ? 」

装備品コーナーに並んでいた、 面積の少ないビキニアーマー姿で戻り。これを装備して表に出ている人もいると思えば、 然程恥ずかしさもなく。悪戯な笑みを浮かべながら、 態とらしく扇情的な声色で問い掛けて。どうせ貴方の負けだと余裕そうに、 頭の中ではどの商品が最も価値があるのかを考えていた。

ピング > 「触れていないので、まだセーフ…!
 いやいや9割引きだってぇのに案外図太いなノアちゃんも。んー?」

そして商品タダにしたらその辺許しちゃう、とも聞こえるのがちょっと可笑しかったのでぶはりと笑ってしまった。
言動の節々から出る、この子案外ちょろいんじゃないか?という疑惑。
失礼ながらも、大変宜しいのではないかと思う次第で―――いや確定だ。この子はきっと、ちょろい。

「寧ろそれは裸より、エロい……!何というものをチョイスするんだノアちゃんよ…!
 そりゃあもう、椅子の上で足をかぱ♡っと開いておっぱいをこう、手で寄せ上げてくれたら言う事ぁない!
 ついでにちょっとエッチな質問もしちゃおうかにゃあ♡ノアちゃん、最近エッチしたのは何時頃だい?」

いう事が無い割りに注文が細かいのはご愛敬。
此方は勃起に関して一切嘘は言っていないので、勝敗は既に決まっている茶番の始まりだった。
セクハラな質問が、開始の合図。

ノア > 「 無理しないで ? もしお腹に埋まっちゃうくらい小さくても、 秘密にしといてあげるから。」

くすり、 挑発的な台詞を吐き。琥珀色の瞳は店内に並ぶ商品を、 ゆっくりと吟味して

( やっぱ、 アレかな.. )

と、 蠢く謎のピンク色に目を付けた。ビキニアーマー姿は割と気に入ってくれたようで、 女も許容範囲内、 貴方も納得.. となれば、 交渉は成立。椅子へと戻り、 謎のスライムゲット目指して

「 人の事図太いなんて言うけど、 そっちこそ欲張りすぎー 」

膝を曲げると、 M字にしては幅の狭い開脚を。胸元も控えめに寄せると、 面積の少ないビキニから白い膨らみが溢れんばかりに揺れ。最後のリクエストには

「 えっ、 と..... つい、 数日前.. てゆーか、 あんまり条件増やさないでっ.. 」

生意気な口調はそのままに、 ほんの少し.. 声量だけが弱まった。リクエスト通りの開脚や胸の寄せ上げを見せないのは、 癪だからか.. はたまた羞恥からか。