2017/06/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミケ・ファムトさんが現れました。
ミケ・ファムト > 「ふわぁ… 相変わらず街は人が多かったなぁ…」

今日の一日を思い出せば小さくため息一つ。
賑やかな街の中をぼんやりと平民地区をゆっくりとした足取りで歩いている
鼻先に感じる食べ物の匂いにお腹が小さく鳴る。

「おなかすいた。」

ぽつりとつぶやき漏らしその匂いの元を探そうとするかのように雑踏の中目標へと向かっていく。

ミケ・ファムト > 「仕事ってなかなか見つからないなぁ…。
とはいっても、自分で見つけてくるって啖呵切っちゃったし。」

今日見た求人を思い浮かべながらゆっくりとにおいをたどる少年。
気づかぬうちに裏路地へと迷い込んでしまった。

考え事をしながら、特に気をつけずに歩みを進めてしまえば道に迷うのは必定。

「むむ…。」

さてどうしたものかと考えながら少年はとりあえずでも、においの元へ歩みを進めれば小さな露天。
なぜこんなところにと思うものの年季を重ねた人は、男か女か容易に判断がつかなくなるのは不思議なことの一つ。
そういった至高の中でもとりあえずでも美味しそうな匂いのするそれを食べてみようと皮袋の中から小銭を出し店主へと渡す。

「その炒飯を一つ。」

お金と交換に炒飯を受け取ればまだホカホカの容器を片手に、またぶらぶらと路地裏を歩き始めた。

ミケ・ファムト > のんびりと道を歩きながら程よいところを見つけ、そちらへと足を向ける。
見つけたのは公園。
路地裏の講演だけあって街灯が小さなベンチを照らし出していた。

少年はゆっくりと腰を下ろし、容器の蓋を開けスプーンを使って自分の口へと運んでいく。
香ばしい香りに間違いはなかったと一口食べた時点で満面の笑みを浮かべた。

ミケ・ファムト > のんびりと食べるご飯。
今はまだ涼しく心地よい気温。
考えるのは今後の職探し。

どんな仕事をにつこうか悩みは尽きない。

「どうせなら冒険者になりたいけど、お金を稼げなそうだしなぁ…」

思い浮かべるのは英雄や、トレージャーハンター、未知の薬草等を探す冒険者。

だが、現実がその事由を許すのはもっと成長してからのみだが、そうなっては冒険者としては遅いだろう。
であれば一攫千金。
稼いだお金で自分の自由を買うという案も一瞬思い浮かんだが、自分の実力では万が一の可能性もないだろう。

そう思えば、ご飯を食べながら小さくため息を漏らした。

ミケ・ファムト > 食事を食べ終えれば、空になった容器を屑籠に放りこみ。
それが一度で入れば満足そうに笑みを浮かべる。

ミケ・ファムト > そして少年はベンチから立ち上がり。
いまと舞っているホテルへと向かっていった。

「確か こっちの方だったような…?」

着くのはしばらく先であろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミケ・ファムトさんが去りました。