2017/06/07 のログ
タマモ > 「………そして、この1も久し振りに見た気がするのじゃ」

いっその事、差があった方が分かり易いとか、片隅に考えてみればこれだ。
見える赤い点に、むぅ、と唸る。
不調っぷりに、耳がぺたりと伏せられ、尻尾が垂れる。

その注文通りだと、いちいちまた立たないといけなくて、面倒なんだが?
そんな感じを受ける表情を浮かべつつも、仕方ないと腰を上げる。
正直、どちらを脱ごうと同じ事。
指を下着に掛けると、するすると脱いでしまう。
少女自身から言わせて貰えば、普段通りになっただけである。

「いやはや、大したものじゃ。
妾にここまで運で勝るとは…やはり、びぎなーずらっくとは末恐ろしいものかのぅ?」

よいせ、と腰を下ろすが…さすがにそのままでは、少々お尻が冷たい。
言葉を掛けながら、次、次、と急かすように手をひらひら振った。

ウィルバー > 「お、まじで要望聴いてくれるんだ?
いやあ、優しい店員さんで何よりだよ。」
仕方ないといいつつ、ちゃんと叶えてくれる優しい店員さんに僕は瞳は光が灯る。

「よっしゃ、次はマッパだね。」
サクサクっと勝負を決めよう。
運がまだ向いてるうちに。

急かされてるのも相まって、急ぎサイコロを振った。
[1d6→6=6]
ウィルバー > 「これは流石に僕の勝ちだよね?
でも、公序良俗は反したら駄目なんだろ?
ううう~~~~ん、めちゃくちゃ悩むなあ。」
既に勝ったと勝手に思い込んでいるので、顎に手をあて天井を見上げている。

タマモ > 「別に、脱ぐ順番なんぞ決めておらんかったしな?
まぁ、さーびすと思っておくのじゃ」

先も言った通り、単にどちらでも良いだけ、ではあるが。
それは、別に言う必要もないだろう。

ささっと振らせてみれば、再び目は6を見せる。
最後の最後までこれか…そう思わずには居られない。

「せめて、もう一回か二回は勝っておきたかったのぅ…
うん?一晩好きにじゃろう?そのままじゃ、好きにすれば良い」

もう負けは確定だから、投げやりに…ではなく、問いに普通に答えてる風に返す。
後に少しだけ、相手の方へと身を乗り出し…

「駄目なのは、お主が本当に欲しがっていた方じゃ。
言うたじゃろう?人間としての範囲であれば良い、と」

釘を刺したのは、相手の種族的な特徴で欲していたもの。
それを、相手にだけ聞こえるように囁きかけ…戻る。

さて、最後となるか、続くのか…サイコロを振った。
[1d6→4=4]
タマモ > ころころ、ぴたり、止まるサイコロの目は…うん、負けた。
本当にもう一回さえ、勝てなかったようだ。
べたーっとテーブルに突っ伏す。

「やれやれ…妾がここまで負けを喫するとは、余程の運じゃな?
何と言うか…お主の圧勝、と言った感じじゃのぅ」

ふーっと深く吐息を付けば、ゆらりと席から立ち上がる。
最後の一枚に手を添え、脱ぎ去った。
周りからあがるのは、男を称えた言葉や歓声か?
一糸纏わぬ少女の姿、だが…恥ずかしがっているよりも、こう、下着を着けていた部分に指を這わす。
大した理由ではない、下着の跡とか付いてないだろうか?とか、確認してるだけで。

「まぁ…煮るなり焼くなり…は、勘弁して欲しいが、好きにするが良いじゃろう。
と言う訳で、マスター、今日はあがりじゃな?」

すぐに脱いだ物を着込んでしまうのは、あれか。
相手に、そして店主に続けて言葉を掛けてから…やっと背凭れに掛けておいた服を、改めて着付けようと手を伸ばす。

ウィルバー > 「ううん、なんだか自分が信じられないよ。
あれだね、キツネに化かされたって奴かな?」
目の前の相手がまさにそのキツネとまでは気付いておらず、ボケたことを口にしている。
だが、勝った事実が呑み込めないのも本当の所だ。

「まあ、そうだねえ。 とりあえず、アレコレするのなら君の家でしたいかな。」
棚ボタ的な勝利。 未だ実感がわかないが、どうせなら彼女の事をもっと知りたい。
なので、ちょっと無茶な提案をしてみた。

タマモ > 「まぁ、妾もそう思うところではあるが…
ともあれ、そうじゃろうな、狐だけに?」

服を着付けながら、その言葉に乗るように返す。
いや、実際に狐だしね?みたいな。

「あー…妾の住まう場所は、この王都には無いぞ?
何をするかは知らんが、場所はお主が適当に選ぶが良いじゃろう。
これより一晩とは言え、共にする事には変わらんしのぅ」

そう、少女の住処は王都ではなく、自然地帯の中。
さすがに、そこまで言ったら一晩なんて過ぎてしまうだろう。
と言う訳で、その辺りは相手に任せつつ…ふと、顔を向ける。
そして一言。

「………して、下は穿かん方が良いか?」

ウィルバー > 「またまたあ、キツネは喋ったりしないでしょ~~。」
服を着つける彼女に、笑いながら手を振っていた。
魔族の国で生まれ育った僕にはキツネのことはよくよく知らなかったのだ。

「なら、僕の家にする? 今は僕以外誰も住んでないし。
庭もあるから何するにもちょうどよいしね。」
脱いだジャケットや靴などを履き直してから、彼女に手を差し出す。

「勿論。 さあ、行こうか。」
差し出した手を彼女が取ろうと取るまいと、自宅まで連れて行くことになるだろう。
今宵は久々の大収穫だ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からウィルバーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にフェロ―さんが現れました。
フェロ― > 日が落ちて、そろそろ暗くなってくる時間帯。
それでも大通りの喧騒は衰える事が無く、人の行き来は常にある。
そんな通りに点在する屋台の一つから簡素なサンドイッチと飲み物を購入した少女――に見える人物。

ありがとうございます、とおっとりと笑いながらお礼を述べると、気を良くした店主がおまけだと飲み物までつけてくれた。
益々笑顔を深めて重ねてお礼を告げ、だらしなく表情を緩めている店主へ、ちょっと横の場所お借りしますね、と断りを入れ。

屋台の脇に置いてあった木箱を椅子代わりに拝借。
足は膝を閉じ、軽く流す様に折りたたんで腰を下ろす。
頬へと手を添えると、ふぅ、と小さな溜息を零してから、控えめにサンドイッチに齧りついた。

「……ん。参ったなぁ。教授も無茶を言う……うーん…………。」

思案するように眉を寄せ、小さな動きで咀嚼を繰り返した後に喉を鳴らし。
うんうん、と唸りながらサンドイッチに齧りつく白衣姿と言うのは少しばかり周囲には奇異に映るやもしれない。

フェロ― > 何か珍しいものを探して来いと、非常にざっくりとした命題を受けた研究員。
当ても無く、取りあえずこうして平民地区を日中から練り歩いてみたわけだが当然何かを見つけられる訳もない。

それどころか。

「……ぅん…♡……あ、ちょっと漏れた…♡」

もじ、と腿を閉じ、少しばかり身を捩る。
何かの拍子に発情してしまえば、強引にでも女性に迫り性欲を発散してしまう体質だ。
ほんの少し前だって、路地裏で一搾りをお願い――あくまでも自分視点でだが――してきたばかり。
ショーツの中にまだ収まるサイズのペニスがぴゅく、と小さく音をたて、精液の残滓を布の中で吐き出す。
声が漏れるのを防ぐ様に指の背を唇に押し当て息を吐き出すその様は少々はしたなく映るかもしれない。

事実、隣の屋台のおじさんはごくりと喉を鳴らし横目にその姿を眺めていた。
そういう訳で、全然探し物が捗っていない。

そんな自身の性質を知っている筈なのに、と文句の一つでも言いたい気分だった。

フェロ― > はむ、とその仕草を誤魔化す様に残りのサンドイッチに齧りつく。

嗚呼、でも。
少し収まりがつきそうにない。
股間の熱の収集がつかなくなる前に移動をするべきだろう。
このままでは服で隠してもバレてしまうだろうから。

「…うん。出来れば、目の前で見せつけてあげたいし。」

見られたいのではなく、見せつけたい。
こんなものが付いていると知った時の女性の顔は千差万別で面白いから。
頬の熱は冷めぬまま、残りのサンドイッチを口に放り込むと、にこりと屋台のおじさんへと笑いかけ。
ごちそうさまでした、と頭を下げて人気のない道を探して歩く。
細く入り組んだ、路地へと向かい―――もうすっかりと、教授からの命題は頭から抜けていた。

フェロ― > そのまま、人気の無い路地へと姿を消して行き―――
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」からフェロ―さんが去りました。