2017/05/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシチューさんが現れました。
■シチュー > わあああっ!?雨振ってきた!
(日中の平民地区にて。晴れ間の見えていた空が黒ずみ、大粒の雨が急に降り出した。慌てて通りの軒先に駆け出し。ぶるるっ!と濡れた犬みたく全身を震わせて水を払う)
傘持ってきてないし……しばらく雨宿りかなー……。
(今日は屋敷のお使いで出てきた身。先方から預かっている包みには魔法のスクロールの束が丸めてある。薄紙にインクで記された代物ゆえ、濡れて滲んでしまうと使えなくなってしまう。――屋敷を出発する頃から天気は多少悪かったものの、急げば問題ないと適当に考えた挙句の雨宿りだった。これを濡らしてしまうとメイド長からお仕置き部屋送りにされた後に三日間おやつ抜きにされてしまう。おとなしく軒先の影に収まって。雨雲見上げながら、尻尾から水滴垂らし)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリンさんが現れました。
■リン > 婦人用と思われる傘を差した影が現れる。
暗い色の布の陰に見えるのは、楽器鞄を提げた藍色の髪の少年の顔。
にわかな雨の肌寒さと傘では防げない雨粒に肩を縮ませながら歩いていると、
軒先の一つに見知った少女が雨宿りしていた。
「濡れ鼠ならぬ濡れ猫か……」
軽く掌を振って、そちらに近づいてみる。
■シチュー > にちにちこれこうじつー……と、いつか前にメイド長に教わったおまじないみたいな言葉を、ぽけーっと雨を見上げながら歌うように呟いて。手持ち無沙汰に身体をゆらゆら左右に揺らしていたが。ふと婦人用っぽい細い持ち手と暗い色彩の傘が見える。どこの富裕層のお嬢さまかと目を瞬かせていると。その影に居る少年の顔には見覚えがある。見覚えというか、気が合う悪友的な。
「よかったー!鼠じゃなくて猫認定もらえたー!にゃあにゃあ!リン!悪いけどさ!傘の中いれてくれない?お使いの途中で雨に振られちゃって!」
彼の姿を見かけると、にーっ!と笑いながら片手をぶんぶん。いつも通りのテンションを響かせて相手の到着を待ち。二人分入る余地の無い傘だと認識しつつも無茶を言った)
■リン > 布に細やかな装飾が刻まれた、実用よりも華美を意識したデザイン。
あまり相合傘には向いていないフォルムだった、とは声をかけてから気づいた。
「しかたないな、特別だぞ。
見ての通りゆとりのない傘なんで、配慮するように」
おとなしく収まれても肩は濡れてしまうかもしれない。
それでもいいならと、澄ました様子でメイド少女を傘の下に誘う。
「で、どっちが行き先?」
お使いの途中、ということなら屋敷のある富裕地区だろうか。
■シチュー > 「えー?えー?リン!?ウソ……リンが素直に僕のお願い聞いてくれる……!すごい!ありがと!」
絶対渋られるだろうなー、とダメで当たり前でお願いした事が叶ってしまって失礼ながらも逆に目をまんまるく丸めた。そんな表情もすぐに嬉しそうな笑顔になってお礼を言って。たたっと、彼の足元に駆け寄った。華美なデザインの骨組みにほぇー、と顎を上向きにして感心顔。その分ほっそりと狭いっぽいので、背中と尻尾をぺたりと彼の身体にくっつけ。
「うむ、僕のお屋敷までよろしく頼むぞ。――なんてね!……ねえ、リン。この傘女の子向けだけど……どうしてリンがこれ持ってるの?」
馬車付きの運転手に命令する令嬢的な高飛車な態度で頼んだ後、ぺろっと舌を突き出し。そのまま顎を上向きにして相手の顔を見上げつつ首を傾げ。
■リン > 「シチューの中でのぼくの評価って相変わらずそんな感じなんだな……
期待どおりにしてやってもいいんだけど?」
気まぐれで優しくしてやりゃこうだよ、と肩をすくめ。
憮然とした表情でわざとらしく傘を引いて、それから戻す。
ともかく相手が傘の下に入ってくるなら、雨の中を歩きはじめる。
濡れた身体がひっつけば必然リンの衣服も濡れるが、さして気にする様子もなく。
見上げる少女の後ろ髪に留まっていた雨の珠を、手でぺしぺしと雑に払ってやる。
「へえ、仰せのままに。ああ、これ? もらった。昔、女の子に。
ぼくのような美少年が使っても様になるだろう?」
ニ、と得意そうに唇を吊り上げて見せる。
単にこれの自慢をしたかっただけなのかもしれない。
■シチュー > 「あーあー、ごめん!今の無し!取り消し!アンドゥ!」
傘が引かれたら脇に抱えた包みが濡れそうになって、慌てて謝りつつも、引かれた傘が作る小ぶりな屋根を追っかける。彼の横に居ると二人共濡れそうなので、彼の前に張り付く格好である。長い尻尾がお互いの身体の間で余って、さわさわとした感触が相手のお腹のあたりでウロウロしてる。
「んっ、ありがと。へえええ?へえええ?昔、女の子に?んー。僕としては、それをもらうまでの、あんなこととかこんな事の楽しい思い出を聞いてみたいなあ。――ソウダネ。」
後ろ髪の水を払ってもらった事にお礼呟きつつ。女の子と聞けばケモミミを輝かせて野次馬顔になった。うりうりと後ろ頭を相手の身体にこすりつけようとしつつ。口元はニヤニヤ。つり上がった唇と共に呟かれた台詞には激しい棒読みで同意する。胸の内では、「黙っていたらね……」と呟いている。そんな表情で同意する。
■リン > 「まったく。わかればよろしい。
……この尻尾おとなしくならないの? ちょっとこそばゆいんだけど……」
押し付けられるといったほどでもない尾の感触に、なんとも形容しがたいものを覚え。
傘に纏わるエピソードへの食いつきはすこし予想外だったらしく、瞬きを何度か。
「え、えー。どうでもいいだろ? ぼくの色恋なんてシチューには関係ないし。
というか身体を押し付けないでくれよ。歩きづらいだろ……」
あまり聞かせたくない内容なのか、目線が泳ぐ。
シチューの言葉と仕草にむぅと唇を結んで困惑し、傘を持つ手が少しよろめく。
■シチュー > 「この尻尾ー?だって、伸ばしたら濡れちゃうし。ここあったかいし。じっとさせるのもちょっと辛いもん」
その、なんとも形容しがたいものを増長させてやろうとばかりに悪戯っぽい表情になって。そわそわ。相手の下腹部を衣類ごしに撫でて戯れ。
「うーん関係ないけど!聞きたいって言うか!聞いて大笑いしたいっていうか!けど、お話したくないならいいや。リンにも都合があるだろうし。……こうしてないと濡れちゃうよー。今持ってる包みは濡れたら叱られちゃうからさ。ちょっとだけ我慢、して?」
顎を天に向けたままで。ゴロゴロ、と後頭部を動かし彼の下腹を柔く刺激し。尻尾を伸ばすと彼の臀部に巻き付かせていく。なおさら歩きにくい逆セクハラスキンシップを仕掛けて遊ぶ。
■リン > 「まあそれもそうか? ぼくはあいにく尻尾なんてないからわかんないな……
っておい、この動きはわざとだろ!」
慌てた様子の声。背を向けていてもリンが息をつまらせるのがわかるだろう。
自分の過去の色恋沙汰への興味を失わない様子の少女に、口を滑らせるんじゃなかったなと苦い表情。
「あー、可愛い子だったし、途中まではうまく行ってたんだけどさあ、結末がまぬけで……
あのな、濡れるのはわかるけど、それにしたってくっつきかたっていうのが、
ばかっやめろっこんなところで、ちっちゃくなっちゃうだろ」
器用に絡みつく尻尾にううう、と声を漏らす。露骨に足取りがいびつになり、足元で水がぱしゃと跳ねた。
先程尾で撫でられたこともあって、ズボンを押し上げ出すものがあるのが背中越しにわかるかもしれない。
律儀に傘を持つ手を安定させようとしているのでろくな反撃はない。
傘の高さが下がり始めているのは、リンの背丈に《呪い》が作用し始めているからだった。
■シチュー > 「んー?わざとかなー?とっても自然な、不随意運動だと思うよー」
知ったかぶりの難しい用語つかってしらばっくれつつも。もっとその様子を慌てさせてみたいとばかりに尻尾の先がすりすりすり。相手の服、その腰回りをゆるくなぞってから。先っちょのみが地肌に触れる。もそりもそり、と毛先でなじり。
「そっかぁ……。詳しくはわからないけど、惜しかったんだね。……今でも未練はあるの?その、思い出して、はぁはぁしたり、する?――んっふっふー。ごめんごめん。じゃあこのあたりでやめておこっかなー?」
そそそ、と相手の後孔のあたりを時計回りになぞりながら。どこか真面目な口調で尋ねたりするも。背中に太ましい感触が触れたら、にこにこーと笑って後ろ向きに相手を見上げ。いったん、くにっ、と先端を背中で押しほぐした後に距離を置く。そんな焦らしを戯れて、相手の反応をそのまま伺う。)
■リン > 「ええいいけしゃあしゃあとッ。このっ」
傘を持たない手ではたき落とそうとするも、のろのろとした動きでは
生き物のように這う尻尾にはついていけない。
「べつにぃ。とっくに昔の話だし。
ハァハァねえ。もう少しで致すことはできたんだけど……
あ、こら、そこはっ」
尋ねるシチューの声が、心なしか甘やかに響く。
臀部に巻き付いていた尾がその中心部分に狙いを定めるように撫でると、ぞぞぞとした感覚が背筋を走る。
それから逃げようとしたのか、少女の背中に余計ぐりぐりと前が押し付けられて。
やめておこう、と相手が嘯いて離れると、その動きを目で食い入るように追う。
「い、意地悪……」
ズボンを無様に膨らませたまま、恨めしげにシチューを睨む。
リンの背丈は一回り小さくなっていて、傘の下には少しだけ余裕ができていた。
■シチュー > 「ひゃぁー!タスケテー!」
後ろ見ながら、尻尾の先が逃げる。彼がはたき落とそうとする手の動きを先読みして、ふに、ふに、ふわん。毛先を相手の締まったお腹まわりで跳ね回らせ。
「ほーら、ほーら。お尻弱かったよね。……あ、でも今日は、それ以上ちっちゃくなると僕もリンもびしょぬれになっちゃうな。できたら、僕がこれ以上しても縮まないようにってお願いします。うん」
彼の後ろを、ちゅんちゅんとついばむ尻尾。彼の前をぐっと詰め寄る背中で挟み込み。楽しげに声音を弾ませて。彼の楽器にお願いしてみた。
「僕は良い子じゃないもーん。ね、ね。どうしてほしい?言ってみて?言ってみて?素直な良い子には意地悪なミレー族がいっぱいご褒美するけどなー」
恨めしそうな表情もふふー、と笑顔でかわして。いったん離した背中はそのままで、後ろに伸ばした指先は彼のお臍のあたりをすりすりと撫でる。相手にだけ良い子を強制しつつ、伸びた黒尻尾が相手の腰の裏をさわっ、さわっ……とこすり。
■リン > 「くそー、今すぐこの傘放り投げてやってもいいんだぞ……」
などとは言うものの、今のところその気配はなし。
弱点を知る尾の先が尻を小突けばひぃ、ひぃと息を漏らし。
楽器鞄に声をかけてみると、返事をするようにちらちらと瞬く。
少なくともこの雨空の下にいる間は、大人しくしてくれそうだ。
「ううっ……シチュー……っ。
ぼくのこと、い、いじめて……ぇっ。
ぼくの、さわってよ……っ」
雨音にかき消されそうなかすれた声。
腹部と腰、同時に挟むように愛撫されて、膝が砕けそうにかくかくと揺れる。
涙を浮かべて不格好な立ち姿で懇願する様子は、控えめにいって情けない。
■シチュー > ごめんってー!などと言いながら傘放置だけは回避したがるが、やはりその声音はどこか楽しげな響きが混じっている。というよりもまじりっけ無しで楽しそうである。青く塗られた楽器ケースが瞬けば、ありがと、とばかりに小さく頷いて。
「いじめてないよー?リンと親しくしてるだけだよー。――えへへ。よく言えましたー!えらいえらい。……ほら、良い子良い子したげるねー!」
かすれた声とは対照的に明るい声が弾ける。立ちっぱなしでは目的地に近づかないので、ゆっくりでいいから歩くように相手に促すように、お臍をいじっていた手で軽く彼の手を引いて。それから、彼の前に立って周囲に痴態を隠すように背中をくっつけながら。右手がすいっとズボンと下履きの内側に忍び込む。先端が膨らんだ肉茎を探り当てれば、裏筋をつつつーっ、と指先で撫で。陰嚢をやわやわと揉みしだいていく。……尻尾をくっとめいっぱい伸ばして。先をお尻の谷間に沿って下向きに潜り込ませた。先を窄め、皺穴をなぞるように毛先を動かし。
■リン > 「親しくかぁ~。親しくするのは結構なんだけどさぁ」
外で歩きながらこんなことをしてほしいわけではなかった。
手を引かれ、ナメクジのようにのろのろと歩く。
熱のこもった股ぐらの空間に、ひやりとした少女の指が入り込み、触れる。
「ひゃう……ッ」
下着の中で、揉みしだかれて雄茎をぐんと膨らませる。
さらに後ろに猫のしっぽが潜り込み、まるで視えているかのように先端で弄り始めれば、
身体の揺れは大きくなり、リンはたたらを踏む。
「い、いれる、の……」
表情はとろんとして、湿った息とともに漏れる声は期待と恐れが半々のもの。
雄の頂からとろりと汁が溢れ、下着やズボンに染みを作る。雨粒の作るものとは違う、粘ついた染み。
後孔もなぞられて尻尾を招き入れるように濡れて、ひくつきだす。