2017/05/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノアさんが現れました。
ノア > むしゃくしゃした時、 もやもやした時、 気分の優れない時、 考えが纏まらない時.. そんな時はパァ と散財するに限る。大好きな服や靴、 アクセサリーなんかを見て回り、 帰りには沢山の荷物で両手が塞がるくらいに。この女にとって、 其れが一番のストレス発散。

「 コレ、 試着していい ? 」

かれこれ三軒目、 男性用も女性用も取り扱う洋品店にて。これから暑くなるからと、 丈の短いものや薄手のものを次々手に取り。其の内の幾つかを店員に見せ、 断りを入れてから試着室へ。淡い色合いのものや、 透け感のある素材等、 何れも初夏の爽やかさが感じられるものばかり。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノアさんが現れました。
ノア > ( レースが少し、 可愛すぎかな.. )

( もうちょっと丈が長かったら.. )

( この色派手すぎ ? )

片っ端から試着してみると、 いざ自分が着てみて気付く細かな不満。結局これまでに半分ほど選考から外れ、 選ばれた数着を手に試着室を出た。代金を支払い、 また一つ新たな紙袋を下げ店を出ると..

「 次は..... ん、 」

ぐぅ、 と空腹を知らせる小さな音。もう少し買物を続けようか、 それとも何処かで軽くランチにしようか.. 目一杯楽しむと決めた時間の使い道を考えながら、 緩やかな歩調で一人歩く。

ノア > 其の後もカフェで一休みしたり買物を続けたり、 気の向くままふらふらと 一人の時間を堪能し.. 帰る頃には財布は軽く、 両手の荷物は ずしりと重たくなっていた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からノアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > まだ日は高く、昼飯時のピークが過ぎた時間帯。
大通りを外れた道とは言え、それなりに人が行き交うのを、暇そうに店内から頬杖をついて見ていた。

「………お!そうだそうだ、こうしよう」

はた、と何か思いついた様に身を起こすと、木板にインクで何かを書きつけ。
どの程度にしたものかと、暫し熟考しながら完成した即席の看板には以下の文言が記されていた。

”本日女性優遇日!
 女性のお客様には品物5点まで3割引きでご提供!!
 ※女性かどうかの判断は店主が致します”

2割引き、と一度書いてから斜線を入れて3割引きに書き直してお得感をアピール。
市場等で見た事のある手法だ。
男性客を真っ向から否定するスタイルは毎度の事なので気にしない。
追い返さないだけ寛容なのだ。きっと。

そんな手作り感溢れる看板を店の入り口へと引っかけて。
――――女の子をとことん確認するぜぇ、と捕らぬ狸の皮算用に燃えていた。
じっくりたっぷりねっぷり見るチャンスさえ得られるならばセクハラ出来るのだから有効な手段であると言えよう。

商売には全く有効ではないのだが。

ピング > さぁさぁ誰か来い来いと、念を送る様に入口へと視線を送る店主。
その努力とも呼べぬ行為が実るかどうかは、果たして―――

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。