2017/05/08 のログ
■ハルツ > 「……あまり、悪い事には使わないで欲しいです、が。
お仕事に使われる、という事でしたら、万人に効くものの方が良いです、よ……ね?」
最後の言葉が途切れるのは。妙な言葉尻が上がるような疑問形になってしまったのは。
文字そのものの問いかけではなく、相手の行動に対して。
先ほど握手の証、友好的な行為。
その手が己の髪に伸びる。その指先を目線が追いかけて、――己を手繰り寄せるその瞬間まで、視界に全てが、映り込む。
世界が揺らぐのは、己の身の姿勢が崩れた為。
「……薬の、作成については、ハイ。っ――、できます。
個人向け、でない分、効果は、当然、落ちますが………
でも、あの、ッ、お試しは、っ、していないんです、よ!」
腰に置かれる手。
間近に見つめる距離。異性、として接するにはあまりに近すぎる距離に、顔を赤める。
夜で、その些細な変化にどの程度気付くかは相手の目次第ではあるが。
如何わしい行為は、していない。
そして、慣れてもいない。
露骨に慌てふためく態度。
ぐい、と細い両腕が相手の胴に置かれ、引き剥がそうと退けようとする動く行為もまた、異性に不慣れという態度が露骨に出ており。
■シャドウ > 悪い事に使うなと言う言葉自体が無理難題である。
悪い事に使うために薬を仕入れて、その薬を利用するのだから。
例えば借金を返済もせずにそれを元手に金を稼いでいる貴族とか、装備の充実や仲間の治療の為に金を借りて、身体を使って労働してもらう冒険者とか、旅の資金が尽きた売れない踊り子や旅芸人の一座なんて良い鴨である。
売春にメイドの派遣にと色々な使い道が……と、其処までは口にしないが、それくらいは平然とやってのけるだけの悪人であるし、自覚もしている。
「……出来るなら問題なし、使える薬なら高く買い取ってやるし、出来が悪かったら二束三文で買い叩く。で……お試しはしてない、何て言われても効果がわからなきゃ代金払えないだろ?」
夜の闇が薄まってさえ居れば腕の中に閉じ込めた薬剤師の女の相貌が赤く染まっているか青く冷めているかハッキリと琥珀色の眼に映っただろう、が生憎そこまで確認できる程に月は互いを照らしていない。
露骨に慌てふためく態度、腕の中で美味しそうに暴れる身体。
その薬剤師の身体を手繰り寄せる為に引寄せた手は女の手首よりすると解き、女の両腕が胸板を押してくるのをよい事に、その開いた胸板と薬剤師の女の胸元に手を入れて、実り具合を黒衣の上から確かめてやろうと、指を滑らせ胸元の片側に被せて鷲掴みにしてやろうと。
もがく支点となるか腰のほうに伸ばした手の方はこれも寸分違わず躊躇いの欠片も見せず、腰を掌で撫でてから下ろし、グッとお尻の方の肉に指を食い込ませるように掴んで、尻肉を軽く持ち上げて見ようと動く。
異性に不慣れであれば己の色に染めるのも楽しそうだと。
これを切欠にして金蔓にするには何度も思うが勿体無いと、逃げる力を足掻く動きを楽しみながら、不敵な悪人面の笑みを浮べたまま、薬剤師の女の身体を弄り始めようと伸ばしたてとは別にその相貌を味見しようと、甘い煙草モドキの香りのする吐息が女の吐息と混じるぐらいに近づけて、青い瞳一杯に己の琥珀の眼を映して埋め尽くそうとする。
瞳に己以外が夜空すらも映らないように、これからオマエの中をオレの全てで埋め尽くしてやろうと、言葉では語らず琥珀の眼が視線で伝える。
■ハルツ > 「出来が悪いものを、売りには出しません。商品、なんですか、ら。――、っ っや、ちょ、―― …っ。
サンプル、差し上げます、から、それを…ッ、何処かで試せば!」
何処かで。
具体的に娼館で、または娼婦で、とはちょっと言えない。
薬については、仮にも薬剤師の自負があるのだから、失敗作を押し付ける筈もないという主張と――、
同時に、実力を知らぬのならば当然の主張であろう、薬の効能についての、己以外で試す、という提案も同時に。
「――…っ ところ、で。
近すぎます、ッ、商売の話にこの距離、は…必要ない、でしょう?」
無遠慮と言えるほどに堂々と、伸びる手が、それぞれが、胸に、臀部にと。
布地に隠されて輪郭が隠れていた其々が、指にはっきりとした弾力、柔らかさ、肉の重みを伝え。
抵抗はより強まるも、男女差、または今までの経験の差もあれば腕力で勝てる筈もなく。腕の中、もがくのが精々。
見上げる瞳は、琥珀色に美しく。
このまま勢いと、彼の態度と。呑まれてしまいそうな空気を留めるべく。
何とか、打破する口実を探して、声を震わせながらも唇は動く。
……真に迫る声色で訴えよう。反らしそうになる双眸を、堪えて見上げる。
先ほどは青く光る瞳は、今は本来の、紫の色。
……若干の怯えが混ざり、やや、潤みが見てとれるだろうが。
■シャドウ > 薬剤師の女が言葉にする薬剤師としての自信に満ちた言葉とサンプルと言う魅力的な言葉以上に言葉が一度詰まりはする。
言葉より何より夜風を軽く吸い込み、最初にはこうと考えていた言葉を飲み込み……でも結局サンプルよりも何よりも魅力的な唇からは意識を削ぐには不十分な提案であった。
だから品の欠けた悪意に満ち溢れた笑みを歪んで作る唇で甘い息を吐き出しながら、返答を返す、それはもう愉快そうにだ。
「それはもっともだな。だが……何だろうな先程から誰かさんの家から香る甘い香りは……。悪い魔法だっけか、風に乗って辺りに散らしている悪い魔法って奴の効能は何だ?何にせよ周囲から苦情は止まないだろうケドな……。」
と、出来が悪いものを商品にしなくても、失敗したモノが混じる事はあるだろう、今この現状もお前が失敗した結果だろう?と意地悪い言葉を選び繋げて、罪の意識を植え付けてみようかと、言葉巧みに発しながら黒衣の中に隠された肉付きの良さに、思わず「ほぅ?」と小さく零し、より一層悪戯に励む事にする。
黒衣の胸元に重ねた掌は鷲掴みにする力を緩めて、その秘められた乳房の膨らみに触れたまま親指で黒衣の上より乳房の先端を探るように触れ始め、指先にハッキリと感じる重さと弾力のある尻肉を鷲掴みにした手の方は掴むだけでは物足りず、指に込める力に緩急をつけて露骨に揉み始めてみせる。
――それでもブレず変わらぬ薬剤師の女の青い瞳と己の琥珀色の眼の距離、これ以上は無理に推し進めないのは、青よりも紫色に移ろい見え始めた瞳に怯えの心地良い色と潤みが見えたから、だから瞳と瞳はそのままに……。
「……商売を円滑に進める為に必要さ、こんないい乳と尻を前に握手して仲良くしましょう、よりもずっと面白い事をしようと思うのが普通だろうさ……。」
言葉を続け卑猥な行為を予感させるモノをわざと理解出来るように紡ぎだすと、言葉を吐き終えたばかりの口から真っ赤な舌を伸ばして、女の鼻先を軽く舐め上げようとする。
■ハルツ > 「……あ、あの香、自体に効果は、ありません。
濃縮されて部屋に残ったモノが、…その、精力剤になりますが。
――害のある、っ ものを、外にまき散らしたり、は、してませ、ん……」
それでも、わざとらしく、度の過ぎた甘い香りを迷惑に思うものはいなくはないのかもしれないが。
それを、悪い魔法、と呼ぶに十分と判断するかどうかは、己の意識の判断次第。少なくとも、何かしらの迷惑、と受け取る程度には胸に刺さるものはあったか、言葉に勢いが薄れ。
――否。
態度が弱まったのは、罪の意識のみではなく。
黒衣や衣服、下着と幾らかの布地の上、とはいえ。親指の摩る先が先端を探る動きと気付けば、益々身を強張らせ。
ジン、と先に滲む熱に胸の先が過敏に、硬く尖っていくのを自覚すれば、声が荒く、甘く蕩けだす。
尻肉を嬲るよう、蠢く指に、腰が揺れ、内腿に力が篭り。
じわり、と疼きだす、被虐心を、熱ごと抑え込むよう。
目線を背けまい、としていた以上、見つめあう姿勢。
鼻先に伸びる舌の、粘膜の感触に怯むものの、怯えたもの、または異性による緊張とは異なる、艶が。
混ざりだしている事を、自覚出来ず。
「……、っひ。 ぁ、――……。
私、っ、面白いなんて、思えない、です。こんな、――… ッ
こんな、の、…… 止め、てくだ、さい。これ以上……」
■シャドウ > 「……製作者はそうだろうな?でも周辺の人間はどう思うかなってところか、何役人に捕まっても可愛がってもらえば直ぐに出してもらえるさ……。」
この王都の役人であれば真偽は無関係に喜んで捕まえに来るだろう、そう仕向ける事も容易いが、言葉はあくまでも薬剤師の女の心に隙間を作るための偽りであり、その隙間に己の存在を刻む込む為の下拵えである。
無用な恩を罪を刻み込めば、この女は何処まで楽しませてくれるか、そればっかりが思考に満ち、悪人面を形成する笑みを消す事ができないで居た。
そして、役人達が可愛がる、その言葉の意味を薬剤師の女が理解出来ないとは思わない、がその言葉の意味をより深く理解してもらう為に指先で探り当てた乳房の先端を軽めにギュと黒衣の上から摘み上げ、微かに揺れ動いた腰をからかう様に尻肉を揉む手を緩めて、尻肉からその微かに揺れた腰を撫で、その前まで滑らせてグっと掌で股座を押し上げて見せる。
「この感度のいい乳も美味しそうに肉付いた尻も格好の餌食だろうなぁ……。で、此処までやっておいて止めろと?その権限が今のハルツちゃんに有ると?どちらにせよ、此処じゃまだ少し寒いからな、匂い自体には問題ないって製作者のお墨付きの家に帰ってお話しようか?」
この仕事を伊達に長年続けているわけではない。
その表情、声色、仕草、身体の僅かな反応で女の中に被虐心が芽生え始めているのはそれと無く気がつく事が出来る。
その被虐心が薬剤師の女を一層艶やかに彩り、嗜虐心を煽って来る事が嬉しくて楽しくて、言葉に締めに鼻先を舐め上げた赤い舌で今度は相貌を近づけるようにして、ぺろと女の唇を舐め上げてから、相貌の距離を離し、その身体を味見する手も遠ざけて、改めて女の手首を掴むと答を聞く前に引っ張り、噂の女薬剤師の家の玄関のほうへと歩き出す……。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャドウさんが去りました。
■ハルツ > 「な、……ッ。 それは、こま …ッ、困ります。
っや、…っは、ン、ん! ――…、ぅ。」
衣服の上、目立つ事はなかろうが、指先が探る事はたやすい筈。
硬くなったその先に刺激が集中すれば、上がりそうになる声色を、無理やり押し隠し。
すっかり堕落した役人たちにされる仕打ちを想像させるには十分な仕草に、嫌々と子供が駄々をこねるよう、首を左右に振って拒絶し。
「権限、っ ――…… ッ
あ。っや。……駄目、部屋の中は、あの、人が入れるような、待っ、……
本当、あの、…困る、んです……!!」
ぐらぐらと理性が僅かに揺らぐ、仄暗い欲望が首をもたげる。
先ほどの鼻、次は唇。
まるで、獲物を前に、味見をされている、そんな錯覚。
役人にされる事、よりも先に、これから目の前にいる彼、――激しく拒絶する権利など己にはない、と暗に告げられている相手にされる事を意識してしまえば、声が詰まり、かけ。
手を引かれて、向かう先。
そこが己の部屋、と気付けば、先ほどまでの抵抗とは異なる理由で悲鳴じみた声があがった。
腕力では先ほども言ったが勝てる筈もなく。
室内に入れば、彼が目撃したであろう室内の惨状に、どんなリアクションをとったかは、誰も、知らぬことか。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からハルツさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
■ピング > 本日も盛況という事は全くなく、閑古鳥の無く雑貨屋。
表の”アルバイト募集!””高給与保障!”と言った貼り紙が虚しく見える。
はぁ、とカウンターにて溜息を吐く店主であるが、溜息を零すのは閑古鳥が理由な訳ではない。
いや、それも理由の一環ではあるのだが。
「…今日はおっ勃つ様な出来事がねぇなぁ」
非常に低俗な理由であった。
要は女性客が寄り付かず、悪戯やらをする機会がとんとない、と言うお話。
大体が警戒して次からは来ない事が多い故に、それも仕方がないのかもしれないが。
尚、数少ないリピーターについては大事にする所か悪戯の悪辣さが増していく模様。
そうして減っていく客も居れば、中には性癖がマッチして仲良くなる人も居るのは蛇足のお話。
■ピング > そして暇なときにすることと言えば、淫具の手入れ。
普通の本や日用品、武具と言った物に関してはおざなりな管理しかしていない癖して、淫具の類に関しては実に丁寧。
今もオイルを塗り込んだ布にてディルド――所謂男性器の張型を丁寧に拭い。
つやつやと妖しい光沢を帯びたそれは、自身の性器から型取りした自慢の逸品だ。
色まで再現しているものだから、見目は非常にグロテスク。
30㎝を超えて40㎝には流石に届かないだろう長さは人間としては中々の物じゃあないかと、自己分析。
それでも一度、人を超えた物を知る客に鼻で笑われたこともあったものだが。
その際は流石に気が滅入ったなぁ……ときゅ、きゅ、と磨きながら独り言ち。
作業中に思考がそんな方向にずれる程度には、暇で仕方がない模様。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にトールさんが現れました。
■トール > 普段は幼女の姿で出歩くものの、今日は少々かさばる配達があったため、本来の姿での外出だった。
客から頼まれたちょっとした探し物のため、表通りに店を見て回る。
そして、立ち寄った雑貨屋、ひょいっと店の奥へと顔を覗かせる。
「やあ、店主。景気はどうかね?」
同業者故の気楽さで笑みを浮かべ、いかにも柔らかそうに膨らみを揺らし、奥へと踏み入り商品を物色する。
自身の店は魔法具を扱っているものの、結局一番の売れ筋はエロい薬、そして、この店に置いてあるのはエロい道具。
何となく親近感を覚えつつ店主へと紫の瞳を向ける。
「また色々増えておるのではないかね?」
目的の物はなさそうだ、が、色々と興味深いものもあり、口元に右手を当てて、見たことのないあの道具は一体何に使うものかと思考を巡らせる。
■ピング > そんな暇を持て余す店主の元に、福音が!
数少ないリピーター、と言うか、同業者だが。
兎角、レベルのお高い来客であることに違いはない。
「よぉ、トールちゃん!いやぁ、毎度の如くサッパリさぁ」
かっか、と笑いながらディルドをことりとカウンターに置く。
台座のついたそれは好きな所に設置が可能であるけれども、慣れぬ人が見ればただの異様なオブジェクトだ。
相変わらずの素晴らしいお胸の揺れっぷりにほんわりと表情を緩め、頬杖をついて動向を見守る。
「そりゃあ、そっち方面はオイラのライフワークみてぇなもんだからな。
何ぞ気になるもんでもあったかい?」
気安くそっち方面の話が出来る相手――しかも美女――は貴重である。
そんな相手でも挨拶の如く、視線に力を込めてしまうのだけれど。
的当ての如き気分で狙いを定め――ふにょん、と。胸の先っぽを不可視の指が突っついた。
いい加減、この力にも気づかれているのだろうけれども、毎度の如く知らぬ存ぜぬを通す心算で。
■トール > 「うむ、そのようだね。ちなみにうちは割りと盛況だよ。」
にやり、と笑みを浮かべ、顎に親指と人差し指を当ててポーズを付ける。
大きく胸元の開いたドレスで強調された膨らみをガン見され、あまつさえ不思議な力で突かれても気にする様子もなく店主と向き合い、手近な椅子を引き寄せてゆったりと腰掛ける。
「うむ、これは一体何に使うものだね?」
気になった商品、手のひらサイズの奇妙なT字の玩具を手にとりいじくり回す。
それは所謂エネ○グラ。
「それにしても……男と言うのは巨根信仰でもあるのかね?自分のモノよりも大きなモノを突っ込んでも虚しいだけではないのかね?」
カウンターに屹立する巨大なディルドを眺め、呆れたように眉根を下げて嘆息する。
■ピング > 「そりゃ羨ましいこった。トールちゃんとこはニッチな要求に強そうだものなぁ。
それとも他に何か秘訣でもあるんかい?」
自ら道具を作成するだけの腕も無い、精々がこうして悪戯に使用できる程度の魔法しか使えない自分には羨ましい話だ。
目の前に座る相手の胸を追うという、ちょいと失礼な態度をかましながら。
会話を続ける傍らでふにょん、たふん、と円を描くように乳房を弄り視界の彩りとした。
「相変わらず凶悪なおっぱいしてんなぁ、トールちゃんは。
うん?おおっと、中々良いモン見つけてきたな!」
問いかけに視線を移動させると、そこにはエ〇マグラ。
知らずとも玄人染みた選択を見せる相手に、流石だな!と賞賛の声を上げる。
「そいつぁ男用なんだがな。男のな、ほれ、前立腺をこう…」
くい、くい、と指を内側に折り曲げる動きを見せ、内緒話の様に声を潜め。
非常にお下品な説明を。「まぁ女性の膣にも使えるらしいがね」という豆知識も添えておいた。
「あーん?あぁ、これか。いやいやいやいや!待ちたまえよ。
自慢だが、こりゃあオイラ自前の張型だぜぃ?
何なら”私の型を使用しています”と写真付きで飾っても良い」
まるで見栄を張ったと言われたみたいで、否!と返す。
どこぞの産地直送の野菜の如き表示方法を口にするが、多分誰も得はしない。
■トール > 「秘訣?はっはっは、そんな物はわかりきってるだろう?儂が可愛いからだよ。」
ちょこんと椅子に座り、両手を膝の上に載せて小首を傾げ、にっこーと満面の営業スマイル。
そうしている間も豊かな膨らみがいかにも柔らかそうに形を変える。
「ああ、なるほど。なかなかに興味深いな。少し使って見せてくれないかね?」
にんまりと猫のような笑みを浮かべ、男性用と言われた玩具を店主へと差し出す。代わりにカウンターの上の巨大な張り型を手に取りまじまじと眺める。
「ふむ。これが店主のサイズか。さすがに大きすぎて使い所に困るのではないかね?あと、余り自分のサイズがこれだと吹聴しないほうがよいぞ。恥ずかしいのは君よりも奥方だろうからね。」
何となくディルドを右手で擦りながら子供に諭す教師のような表情で語りかける。
あのサイズを毎日突っ込まれてる…そんな噂が立った日には外も歩けまい、と。
■ピング > 「その理由は納得できる部分が多いわなぁ。
こんな可愛い子がああいう類のもんを売ってりゃ、そりゃ客も付くだろうよ。
なぁ今度1日で良いからオイラの店で売り子でもしてみてくれん?」
駄目元で短期のバイトをお誘いしつつ、視線はやっぱりその凶悪な乳へと。
無意識にカウンターの上の手が蠢き、宙にあるツマミでも操作するみたいにくりくりと蠢かし。
同調する様に不可視の指が、布の内側で探り出した乳首を同じように摘み捏ねた。
「準備が面倒臭ぇよ。掃除してからじゃないと汚れとか酷ぇんだから。
トールちゃんこそ使いたい子とか居るんじゃあねぇのかい?」
経験者は語ると言った具合で、この場ではお断る。
受け取った玩具をぐにぐにと指で弄び、実際世界が開けるからなぁ、なんぞと使用感を語り。
そのまま、ぽろりと玩具を床に。業とらしく落とした。
「おおっと、落としちまったい。
なっはっは。大丈夫大丈夫、前が駄目なら後ろがあるってぇもんでな。
うへ、かーちゃんにバレたらビンタじゃ済まねぇなそりゃ。肝に銘じとく」
あらくすぐったい、と股間を抑えて笑いながら、諭す内容には素直に頷き。
その後、一度悪戯を誘う様な目で相手を見た後に、のっそりとカウンターの下に潜り込む。
どこかなーどこかなー、と。ざーとらしい声と共に視線は相手の足の間に固定。
■トール > 「ふむ、そうだな。別に構わんが……儂は高いぞ?」
店を空けるとなれば一日分の売上が減るという事。
果たしてそれだけのバイト代を払えるのか……。
不敵に笑みを浮かべつつもディルドを細い指で擦り続け、平然な顔をしながらもドレスの中で胸の先端が膨らみ布地を押し上げる。
「まあ……いないことも、ない。」
頭に思い浮かぶのは小柄で可愛らしく斜に構えた少年の姿。
彼の尻に突っ込んだら楽しいだろうなぁと思いつつも嫌がるだろうなぁと残念そうに吐息を漏らす。
「まあ、後ろなら根元まで入るだろうが、相手するほうが大変だろうに。」
カウンターの下へと潜り込んだ店主を気にする様子もなくディルドを弄び、周囲を少し気にしてから店主の目がないことをいいことに可憐な唇を大きく開いて先端を咥えてみる。
なるほど、このサイズか……。
足首まであるスカートはきっちり下半身を隠しているものの、その中は十の姿と共用の為、極端にローライズになった紐パン一枚のサービス仕様。
■ピング > 「お!無理をすりゃあいける額ならちょいと頑張りたいもんだがね。
ついでにちょいとエロい感じで客引きしてくれればこっちとしちゃ万々歳だぜぃ」
売り子と銘打ってあれやこれやとお願いできれば、元は取れないものだろうかと皮算用。
ちなみに御幾らくらい?と見積もりめいたお話をしながら、ごそごそとカウンターの下へと潜っていく。
「お。なんだなんだ、良い人でも出来たか?良いねぇ、若いねぇ。ちょっとずつでも慣らしてったらどうだい。
おっと、ちょっとトールちゃんの足元に入っちまったかな?少ぉし捲らせて貰うぞ、っと」
お口でディルドを銜えて居るというサービスシーンは見れていないが、この場所も中々。
明らかにセクハラ目的なわざとらしい台詞はバレてもまぁ悪戯で済まされるか、判った上で遊びに付き合ってくれるかを楽しむための言動でもある。
手を伸ばし、そろりとスカートの裾を捲りあげようと。
■トール > 「ふむ、そうだな。大体うちの売上が日額12万ほどになるから、日当で15万と言ったところか?」
今度はディルドを胸の谷間に挟んでみる。おお、頭がはみ出す、と驚きの表情を浮かべ、挟んだまま先端をちろちろと舐めてみる。
「まあ、それはそうなのだが、嫌われてはいないと思うのだが好かれているかどかはちょっと自信がなくてね、あまり嫌がることはしたくないのだよ。」
もっとも散々からかい倒しているわけだが。
スカートの裾を持ち上げられるとすらっとした白い脚が露わとなり、そして、さらに捲ればむっちりとした下腹部を頼りなさげに包む白いショーツが覗く。
そして……内腿には本人も気づかないうちに客先で書かれた『正』と『T』の文字が残されていた。
■ピング > 「お、おぉぅ…15万か……払ったら1日お仕事お願いして良いのかい?」
売れない雑貨屋としては戸惑う値段なれども、捻出できない額でもない。
矢張りカウンターの上では素晴らしい光景が広がっているとも知らず、けれども目の前の桃源郷目指してごそごそ。
やがてスカートの奥が視界に入ると、おお、と小さく喝采を上げるという器用な事をして。
「おやま、珍しく自信が無さそうだな。それだけ本気ってことかい?難いねぇ。
あぁ、ないなぁ、この辺かなぁ」
相手が座っている位置にある訳がないのだが、探す体裁を口にしながら、もそりもそりと内腿を擦り。
スカートはもう完全に下肢が露出するほど捲ってしまっているのだが、あくまでもこれは探索だ。
「すまんトールちゃん、もうちょい足を開いて…おぉ、この辺かなぁ。
うん?何か書いてあるぞ、こりゃあ」
あまつさえ、相手に姿勢の移行までお願いする始末。
何時しか、にゅうっとカウンターの下から顔を出し。
じぃっと股間をガン見しながら指を左右から宛がい、にゅぐっとクロッチに包まれた膣口を左右に押し開く。
■トール > 「まあ、気が向けばな。」
スカートの中から聞こえてくる問いかけに気のない返事を返す。
遊ぶのにも飽きたのか、胸の谷間からディルドを抜き取り、ことんとカウンターの上へと戻す。
その先端は少女の唾液でべっとりと濡れてしまっている。
「まあ、正直言って身体は自信があるが、性格が悪いのにも自信があるのでね。」
ふぅ、とため息吐く姿は恋する乙女そのもの。
促されるままに両膝を開き、頼りないショーツに包まれただけの股間を店主の前へと晒す。
「何か書いてある?何の話だ?」
スカートの中から聞こえてきた声に怪訝な表情を浮かべる。
そんな場所に何か書き残した覚えはない……。
一体何かとスカートを少し持ち上げて中を覗き込もうとした時、男の指が柔らかな割れ目へと触れるとジトっと蔑むような視線をスカート越しに店主へと向ける。
「店主、そこまでさせるつもりは……っ!」
窘める言葉。しかし、それは最後まで口にすることが出来なかった。
薬の後遺症で常にしっとりと湿っている孔、そこを割り拡げられるとショーツにくっきりと複雑な肉襞の陰影が浮かび、そして――こぽっと小さな音が響く。
それが客先で出された白濁が溢れた音だと気付いた少女は顔を真っ赤に染め、言葉を詰まらせた。