2017/04/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にセンカさんが現れました。
センカ > 足の向くまま、気の向くままに各地を放浪し……王都に足を踏み入れたのは実に久方ぶりのこと。依然訪れたときはまだ寒々とした景色ばかりが印象に残っていたが、数ヶ月ぶりに訪れた今夜、竜はその印象を大いに改める気になっていた。

「ふむ……流石は王都、賑わいも華やかさも段違いじゃな」

夜も更けたというのに行き交う人の数は多く、それだけに喧騒も昼間に負けないほど。いったい王都の連中はいつ寝ているのだ、などと益体もない心配をしつつも、ひとまずは落ち着く場所を……と、竜は通りに面した酒場から、適当な一軒を選び、その扉を開けて店内へ。

センカ > 繁華街の、しかも大通りに面した酒場ということで、正直なところそれほど雰囲気には期待していなかった竜だったが、その認識は入店後すぐ改められることになる。今宵は色々と印象が変わる日だな、などと考えている自分が少しおかしい。
とはいえ落ち着いた雰囲気の店内でそんな内心を表に出すようなことはなく、ひとまず目立たぬカウンターの端へ向かい、店主に視線を向ければ、どうぞ、とでも言うように小さくうなづく店主。それを確認した後、手拭とちょっとした小皿が置かれた一席へ腰を下ろし。

センカ > そのまましばし酒を楽しみ、ゆるゆると時間を過ごした後……宿もあるということでそのまま2階へと上がる。そんな怠惰なとある一日。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からセンカさんが去りました。