2017/04/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/宿」にリンさんが現れました。
リン > 「くぁぁ……飲みすぎた……」

昼。
大あくびをしながらシャツ姿の少年が階段を降りてくる。
眠いだけではなく身体全体がだるい。でもおなかもすいている。
テーブルについて、朝食を要求する。
出てきたオムレツを食べようとしてフォークを取り、空振りして皿に当たってチャリンと音が立った。

「ねぇ~、食べさせてよぉ~」

などと通りかかった顔なじみの給仕の娘に甘えた声を出してみた。
粗雑な手つきでオムレツのかけらを口に突っ込まれた。
もぐもぐ。うまい。

リン > ボディタッチしようと思った手はひょいと避けられた。
すっかりこういう手合にも慣れられてしまっているらしい。
パンとオムレツを胃に納め、水で口を潤して
目のあたりを指で揉んでいると随分とマシな顔つきになってきた。

「今日は何をして過ごしたものか……」

パトロンの言いつけもないし、なんの予定も入っていなかった。