2017/03/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にスヴェンさんが現れました。
スヴェン > 酒場と宿を兼ねた店から外へ出る
通りには未だ冒険者や商人、多種多様な人間が行き交いまだまだ夜はこれから、と言った風情に見える
酒精に火照った身体を夜風に晒せば心地よく、通りの角をぽつりぽつりと、酔いを覚ましながら歩き始める
酔っている、と言っても前後不覚になるほどではなく、歩くほどに落ち着いてくるような感覚があった

「…少し、小腹が空いてるか…」

そんな腹具合。かと言って、また別の店に入り直すという気になれず、店舗から漂う良い香りにも
一瞬、何か、と思わぬわけではないが考えているうちに店舗の前を通り過ぎていってしまい
また次の店で考えればいいか、と通り過ぎていく

スヴェン > 後ろ髪引かれる思いが少しするような気分
酒をもっと飲みたい、というわけではないのだが、帰って残り物を食べるよりは
そこらの酒場や何かで小腹を満たしたほうが満足できそうなきがする
……するのだが、そのうちに次第に店舗もへり、隊舎に近づけば迷った挙句、少し足早に帰っていくのだった

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からスヴェンさんが去りました。
ご案内:「喫茶店 Nodding anemone」にリスさんが現れました。
リス > 平民地区にある、知る人ぞ知るといわれる喫茶店。
 女性のみの入店の許されるその場所は、女の子が女の子を求めてやってくる出会いのスポットらしい。
 両方持っている自分でもいいのだろうか、と思ったが、外見は完全に女であるし、別室でちゃんと女の子の部分の確認もされてOKがでた。
 そんなこんなで、少女はお客様としてその喫茶店に入ることができた。

 店の中は綺麗に整えられた普通の喫茶店でカウンター席が10、ボック5がある、
 最大でも10組まで、ボックス席は4人まで座れそうだから最大30人はは入れるという計算かしら。
 少女は、カウンター席に腰を下ろすことにした。
 知る人ぞ知る、噂でふらりと来る人が多いので毎日のようにいる客はいなさそうだ。

 今日は、自分だけしか居ないらしい。
 これからだれか来るか、それともこのまま一人で終わるのかしら。
 マスターにコーヒーを注文しながら少女はのんびりと過ごすことにする。
 さすがに出会い系の店といえど、客が自分しかいなければ声のかけようもない。
 美少女だという自負はあるが、ナルシズム満載で、自分だけいればいいわ、なんて思ってるわけでもないし。

リス > 聞けば、広告とかはせず、噂を聞きつけてやってくるのだという。
 店主とウエイトレスがもともと恋人関係で、女の子同士愛し合うのを助けたいのだという。
 いろいろな人が来たらしい、そんな話をコーヒーを飲みながら聞いている。
 この時期は、外は寒いし待ち合わせにもいいかもしれないわね、なんて考える。
 値段は食べ物や飲み物はリーズナブルで、それなりにおいしい。

 しかし、男装した女性というのは良いかもしれない、自分には似合わないけれど。
 中性的な佇まいにハスキーなボイス、でも、しっかりと膨らんだ双丘。
 スタイルがいいと何を着ても様になるのねぇ、とそんな関心。

 窓の外は今もまだ静かで、店内も静かな空間。
 ちょっと気分上げるためにお酒、ちょっとだけ貰おうかしらと。
 カルアミルクを注文することにした。

 乳白色のカクテルが差し出された。

リス > お酒を軽く口に含む。
 甘い。このシロップのような甘さが酒の苦さを忘れさせてくれる。
 お酒は苦く感じられてあまり好きではないが、こういう甘いのは大好き。
 子供だといわれても、お酒は甘いのがいい。
 エッチもこういう甘いのがいいのよね、なんて軽く酔いに任せながらつぶやいて見せる。
 ほかにお客様は見えてない、誰も来てない一人の状態。
 なんか貸し切りみたいでうれしいが……やはり一人はさみしいものだ。
 春に近いとはいえ、まだまだ寒い季節誰かと肌を重ねて、心も体も温めあいたいものだ。

 今日はお店にいたほうがよかったかしらねと、考える。
 とはいえ、休まなければ体は持たないし。
 偶の休みにこういう風にぬくもりを求めてしまうのは癖のようなものか。

 はふ、と軽く酒精混じる吐息を吐き出そう。

ご案内:「喫茶店 Nodding anemone」に アリーさんが現れました。
アリー > 「……おじゃまします」

とても小さな声で呟き扉を開く
巷に流れる噂を聞いてやって来たこの喫茶店
別室でのチェックには驚いたけれどそれでここがそういう店だと確信できた

「あれ…」

内心ドキドキを隠しながら店の中を見回せばお客は自分のみ
いや、よく見ればカウンターに1人居た
けれどとても高そうな服を着ていてどう見ても凄いお嬢様
きっと自分なんて相手されない
少し落ち込みつつまだ後から誰かがやって来るのを待とう
隅の席に座ってミルクを注文、コーヒーはまだ苦い物としか思えない

リス > お酒を飲んでいて、そろそろ戻ろうかしら、とそんな風に考え始めたころ。
 新たに客がやってきたようで、扉が開く音がした。
 視線を向けてみれば、珍しい綺麗な白い髪の毛の少女。
 『そういう趣味』を持っているようには思えない女の子がやってきていた。

「こんばんは。
 今、私しか客がいないみたい、貴女さえよろしければ、一緒に如何?」

 しょんぼりとし始めた様子の少女。
 一人で飲んでいるのも暇だというのもある、少女に向かい笑みを浮かべながら手招く。
 そうね、と軽く首を傾げ、近くのボックス席に二人で座ろうかしらと、店員に伝えて。

アリー > 「えっ……私、ですか?」

キョロキョロと周りを確認
自分の近くや後ろには誰も居ない
つまり…自分が誘われた?

「あ、あの!喜んで!」

グラスを持って手招きされるまま着いて行く
まさか自分が声をかけられるなんて思ってもいなかったので少し舞い上がってしまっている

リス > 「ええ、今は、私と貴女だけですし。」

 彼女は周囲を眺めているのが見えるが、客はいない。
 自分と彼女だけで他は店員であるウエイトレスと、マスターのみ。
 彼女と一緒に後ろを眺めてみるものの、やはり誰もいない。
 だれか見えるとしたらそれは魔法的なものか、幽霊とか、幻覚とか。
 お酒飲んだ自分としては、幻覚はありえそうだけれどまだ酔いは浅いようで大丈夫問題ない。

「ふふ、初めまして。
 せっかくだから、こちらに移動しましょう?
 ここで二人並んでいると、別々に声かけられてしまいそうだし。
 今日は、独占させてもらっちゃおうかしら。」

 軽くウインクをこぼして見せながら、ボックス席へと移動しよう。
 腰を掛けてから、新たにコーヒーを注文し彼女を眺める。
 自分よりも少し若いくらいかしら?と思いながら、白い髪の毛を眺める。
 光の当たり方によって、その色が映る、きれいな髪の毛ね、と感想を。

「誘ったのだし、私から名乗らせてもらうわね?
 私はリス。
 リス・トゥルネソルよ。」

 よろしくね?
 少女は柔らかな笑みを浮かべ名乗って見せる。

アリー > 「そ、そうですね!」

言われればその通り
チラリとマスターを見る
男装の綺麗な人…女の人とお話しするのはああいう格好の方が良いのかも?
今度挑戦してみよう、幸い邪魔になる物がないので…

「わ、分かりました。」

勝手にダメージを受けていると独占と言われてそんな悩みが吹き飛ぶ
席に座って改めて相手を見る
蜂蜜色の綺麗な髪と碧眼
お人形さんみたいな人…見惚れてしまう

「あ、私はアリーって言います
えっと…リスさん、よろしくお願いしますね」

自然と笑顔が浮かび頭を下げる
自己紹介が終わると続けて何を言っていいのか分からず
助けを求める様にミルクに口を付ける

リス > 「アリーさんね。
 その、きれいな髪の毛と同じで、いい名前。
 蒼い目と髪の毛で、雲のような雰囲気を覚えるわ。」

 コーヒーを口に含み軽くのんでから、彼女の名前と容姿の感想を彼女に伝えて見せながら、首をかしいで見せる。
 彼女に訊いてみたいことがあるのだ。
 場合によっては、と言うのもある。
 知っていて来ているのかどうかは、重要なところだろう。

「ね、アリーさん。
 貴女は此処がどういうお店なのか、知っているのかしら?」

 じぃ、と空色の瞳は彼女の目を見つめる。
 かわいらしいし、抱きしめたいというのもあるけれど、今は我慢。

「ここは、女の子が、女の子と仲良くなる……。
 ううん、遠回しな言い方は駄目ね。

 女の子が女の子を恋人としたり、セックスをする相手を探すために集まるためのお店なのだけど。

 貴女はそういう願望、有るのかしら?」

 あるのなら、口説くけれど?
 少女は、桜色の唇を釣り上げて笑みを浮かべて、問いかける。

アリー > 「あ、ありがとうございましゅ…」

噛んだ…と余計顔を赤くする
髪色を褒められたのは嬉しい
一番自慢の所を褒められれば誰だってその筈

「あ、えっと…」

改めてまじまじと聞かれると言葉が濁る
少し逸らした視線と表情が答えを物語っているけれど

「セッ…!
…えっとその、私はちゃんとそういうお店だって知ってます。
ここにはその…仲良くできる人ができればなぁと思って…」

いきなり直接的な内容すぎて怯んでしまったけれどきちんと言えた

リス > 「どうしたの?
 気楽にしましょう?せっかくの時間、なんだから。」

 噛む姿が初々しくて楽しくて。
 笑いを零してしまおう、なんでそんなに固くなっているのか。
 彼女の様子に首をかしげてしまいましょう。

「………」

 じいっ、と言葉を待つように見つめる。
 彼女の返答がこの後の対応を決めるというのもあるのだし。
 ほんのりと肌に朱がさすのを見つつ、直接過ぎたかしら、とちょっとだけ公開。
 脅すような形になったかしら、と。

「そう。
 判ってるなら、いいわ。
 私とも、仲良くしてくれるかしら?
 それに、驚いていたようだけれど。
 私はむしろ、そっちの目的だったりするのよね。」

 恥ずかしがらないくていいから、私も同じなのよ、と。

「先に行っておくけれど、私には男と女、両方あるの。
 女として育てられたけれどね。
 アリーちゃんのようなかわいらしい子と、セックスしたいなって思ってるの。」

 どう?
 少女は楽しそうに問いかける。
 初対面の相手と、しかも、両性具有をしっかり伝えたうえで、エッチしようと。

アリー > 「そ、そうなんですけど…ちょっと緊張していて」

女性を誘う経験なんて皆無なので仕方ないとも言える
こういう場所に来るのも初めて…色々な事が初めてばかりな訳で

「は、はいもちろん!
私モリスさんと仲良くしたいです♪」

仲良くしてくれるのなら断る理由なんて有るはずない
嬉しくて笑顔が戻らない…と、少し気になる話題が

「男の人と女の人のが…そうなんです?」

所謂ふたなりと呼ばれる人達
実際会った事はないので少し…いや、かなり気になっている
セックスと言われればまた顔が赤くなるけれど明確な否定の色は見えない