2017/02/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 大衆酒場」にエクシオさんが現れました。
エクシオ > 開店以来、絶え間なく人で溢れ返る庶民的な酒場にて。
勤務を終えた衛兵や旅人、仕事帰りの冒険者などが楽しそうに酒をあおり、食事を進める。


自身もまた、そんな何気ない一般人の一人にすぎない。カウンターでぐびぐびと発泡酒を口にしながら、つまみを口にしつつグラスを磨く男と話すのは…

「おう、間違いねーぜ。九頭龍山脈でな、そりゃもうえげつねぇ大爆発みてぇな……天変地異レベルだったぜありゃぁ。おっかねぇわ…お役所さんが賊の一味ふっ飛ばしに行くにしちゃぁ、随分派手な方法使うよなあ」

自身が九頭龍山脈近辺で、いわゆる「お遊び」にうつつを抜かしている頃、それは発生した。

山の中腹あたりで体験した、壮絶な揺れ。凄惨に吹き飛ぶ山中の地。

直接自身が見聞きした訳ではないが、山の奥地でド派手に何か起こった事だけは鮮明にわかる。

「あ?よしてくれよ。俺がんな派手な事するかよ。財布の中を一瞬で空っぽにするくらいしか能ねぇわ。……だから別嬪の姉ちゃん捕まらないんだよなぁ~、辛ぇなぁ」

酒が入ってるからか、ついさっきまでシリアスな雰囲気を維持していたのに女の話が始まる冒険者風の青年。