2017/02/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアランさんが現れました。
アラン > 平民地区の広場。
そこのベンチに座し、陽を浴びている男が一人。
背もたれに寄りかかり、目を細めていて今にも眠りに付きそうである。

「……」

たまに体が前のめりになり、気付いた様に目を開いて起きようとする。
姿勢を整えて起きようとするも数十秒したらまた睡魔が襲ってきてコクリコクリと頭が動き出す。

アラン > 「…ッ!」

突如、体をビクッと動かして目を見開く。
周囲を見渡し、自分を照らす陽に目を細めれば、頭を抱える。
完全に眠っていたなどと考えながら、息を吐いて肩の力を抜く。

「…完全に、寝不足だな」

最近は傭兵の仕事が忙しく、夜は殆ど王都の外で過ごしている。
久しぶりの休日ということで広場で日向ぼっこをしていたらそのまま寝てしまっていた。
もっと有意義なことに時間を使わねばと反省しつつ、何をしようか考え始める。

アラン > 「だーめだ、何も思いつかん!」

突然そう言いだし頭をわしゃわしゃと乱す。
忙しすぎて休日に何をしていたかすら忘れてしまった。
というか、自分自身趣味と呼べるものが無かったような…

「…もういい、家に帰って寝よう」

眉間に皺をよせ、立ち上がり歩き出す。
眠いのなら無理せず寝ればいいと自己完結し、広場を出ていく。
そして、家に帰ったら寝て一日を過ごした。

翌日、またも仕事で家を出て、忙しい日々へと戻っていった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアランさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリューゼさんが現れました。
リューゼ > 平民地区にある酒場。
ここは軒下に簡素なテーブルとイスを構え、そこで飲むのが特徴の屋台のような場所である。
少し前にふらりと立ち寄り、以後気に入ったのかたまに立ち寄っているようである。

「…冬場は少し、寒いかな。」

ぽつりとそう呟くと、木製のカップを傾ける。
中身はホット・ラム。
度数はそこそこあるのでそれをちびちびと飲みながらすごしている。

周囲にゆっくりと視線を向けながら、耳を傾ける。
通常の酒場では得られないような声が、屋外のためか聞こえてくる。
きなくさくなってきたってのは本当なんだな。
誰ともなくそう呟き、つまみに手を伸ばし―――。

「大将ぉ。串焼き追加頼みますよ。」

空振りした手を見ながら声をあげ、空になった皿を窓枠の中へと差し出した。
結局の所、こういう時間が好きというのもあるのかもしれない。

見た目には、飲んだくれの冒険者に見えない事もないが…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリューゼさんが去りました。