2017/01/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシュカさんが現れました。
シュカ > (昼下がりの冒険者ギルド。
仕事の依頼はあるし、酒も飲める、おまけに裏で頼めば、おねーさんからおにーさんまで手配してくれる冒険者にとっては、願ったり叶ったりのこの場所は、平民地区の外れ、貧民地区に近い場所にあった。
広々としたギルド内は、酒場としても機能しているから、カウンター席の並びに、ギルドとしての仕事依頼のカウンターも設けられていたのだが)

なぁなぁなぁなぁ…何度も言わせるなって。

(赤毛の男はやや苛立ったように、仕事依頼のカウンターの前で、担当の男に詰め寄っていた)

あのさぁ、この依頼を受けたのは俺だろ。で、依頼をこなして帰ってきて、こうして報告してるわけだ。
…なのになんで「すでに報告済み、支払い済み」なんだよ!

(カウンターに広げた羊皮紙の依頼文。近くの森に出没する魔物の討伐依頼書を指先でトントンと示しながら、不満げな表情を浮かべる。
が、受付の屈強な男は、文字通り、すでにそれに関する依頼は解決済み、報酬は支払っている、の一点張り。
実際に討伐した自分を差し置いて、誰かが先に報告した一種の詐欺めいたことに出くわした状況に、イライラは募るばかり。
とはいえ。
ギルドはそんなもの、なーんていう空気がアタリにあるから、冒険者の一人がカウンターで喚いたところで、ギルドで酒を飲むほかの冒険者たちは我関せずを決め込んでいて)

シュカ > くそ…っ。…じゃあ次の依頼っ!なんでもいいっ。
一つ忠告しとくが、本来払うべき相手に払わず、糞野郎に支払うなんて、あんたらの信頼が傷つかねぇようにするこった。

(さすが毎日荒くれ者を相手にしているだけある。カウンターの向こうの担当の男は、どれだけ喚こうが、顔色一つ変えずに対応しているのだから、腹は立てども、このままこうしていても埒が明かないことは明白だった。
苦々しげに呟き落とすと、態度は悪いが、片腕をカウンターに預け、半身を開いて酒場を眺める。
まだ昼過ぎということもあって、なかなかの賑わいであったが、こちらはここでの報酬をアテにしていた部分があるから、酒はお預け状態。
…なのも苛立ちを助長させる要因のひとつだが)

シュカ > (ここは景気がいいのか、あちこちで酒をオーダーする声が響き、各々テーブルの上にも酒は勿論つまみの皿が詰まれている。
それを見れば、腹の虫が鳴くのも仕方がない)

…いかん。………武士は食わねど高楊枝、だ。

(故郷でのそんな諺を呟き、ヒトサマの飯を羨むなんてことはしねーぜ、とばかりに視線を逸らせば、ちょうど受付の男が新たな依頼書を持ってきたところだった。
少々手間はかかるが報酬はいいらしい。討伐依頼と蒐集依頼がセットになったそれを引き受けると)

こうやって俺は保険も払ってンだ。…ったく、この依頼、3割増しでも足りねぇっての。

(ギルドでは、依頼の不履行防止に幾らか手付け金を支払うことになっている。なけなしの金を叩いて依頼を受け取る間際、そんな小言も口にして。
鼻孔を擽る酒と肉の匂いに後ろ髪を引かれる思いながら、カウンターに背を向け。
そのまま大股でずかずかとギルドを出ては、依頼をこなすべく街道へと向かっていくのだった…)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシュカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシンシアさんが現れました。
シンシア > 雨宿りに入った街の酒場。

いつも行く場所で、決まり席は入口近くの外の通りに面したカウンター
今日は家に誰もいないし…人の声の聞こえる場所で適当に過ごしていようと
持ってきた地図を広げて、ホットワインのグラスを傾けながら足を組んだまま
雨の通りを眺めていて

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアンセルさんが現れました。
アンセル > 少し森の奥で作業をするつもりだった日
しかし突然の雨で作業を中断し急いで街にと駆け戻る

平民地区の隅っこにある家に早く帰ろうと町中を駆けていれば雨に薄れる知った匂いを感じ
行き先を変えて駆ければ一見の酒場に
扉をくぐれば強いお酒の匂いに眉をしかめ

あまり長いはしたくないと思いながら店内を眺める

シンシア > 組んでる足を軽く揺らしながら
通りに人影が走りぬける、その後扉の音がして…
自分と同じような雨宿りで誰かがきたんだろうと…入口に背中を向けたまま
地図を広げて眺め見てる、次への行き先への距離感と
順路を確認するように

アンセル > 眉をしかめたまま何度か酒場を見回せば後姿の人影を見つけてほっと一安心をして
強い酒の匂いにクラクラとしながらも真っ直ぐに近づいていき…
後ろにと立てば何を見ているのかと覗き込み

「シンシア、何を見てる?」

普段と変わらない声色で見下ろして静かに声をかけて

シンシア > 「ん?地図よー?アンセル珍しいね、こんなとこに」

声に聞き覚えはある振り返りながら
人の姿で店内に入ってきてる彼に気づいて
隣に座るかなと、手を伸ばし

「こっちどうぞ、ホットミルク飲む?」

彼に椅子を促しながら店員さんにホットミルクをオーダーして

アンセル > 「地図?どこかに出かけるのか?シンシアの匂いがしたから来た」

振り返る彼女を見下ろして何の地図かは判らずに
伸ばされた手に軽く触れて隣の席に腰を下ろし

「失礼する、でよかったな。…飲む、濡れたので寒い」

促された椅子に座れば一度身震いし、ホットミルクに直ぐに反応して頷いて

シンシア > 「もう…風邪ひくでしょ」

巻いてたマフラーを外して彼の首巻きにしてるバンダナの上から体の水気を払うようにして
マフラーもおまけに巻いて

ホットミルクが届く間、彼の頬に手を伸ばし両手で挟むようにして
見た目には遊んでるけど、温めてるつもり

「今度ね、一緒に森に遊びにいくのもいいし…魔剣探しに同行できるとこの距離感とか」

森遊びの計画の場所を探してたり
3人でまた魔剣探しにいけるとこを選んでくれてたから
まだ安全とされてる場所の確認と説明しながら

危険なとこに一人でいかない、ということも付け加えて

アンセル > 「そういわれてもな…今回は不可抗力だ」

マフラーが汚れるからと拒否しようとするが結局はなされるがまま
水気を払われてマフラーを巻かれて少しは温かくなり

ホットミルクが来るまでの間に頬を挟まれて冷えた両頬が温められて

「なるほど。そういう事か…。俺も見ていいか?」

彼女の言葉にまたどこかに行こうという計画をしているのだと判って
静かに説明を聞いて場所を見ていればふと一か所が目に留まり

「ここ、凄く判りにくいが洞窟がある。かなり前に変な剣を捨てたから覚えている」

ふと地図の一角を指してそんな事を口にとして
ホットミルクが届けられれば幸せそうに口を付けて

シンシア > 彼の頬を挟んだりてたけど
届けられたホットミルクに手を話して、並んで地図広げ

「いいよ、一緒にみよう?」

彼の言葉に指を刺されば場所、街と郊外と森やが書かれた場所

「そうなんだ、ノルに教えてあげたほうがいいかもね
 アンセルわかるなら案内お願いね」

書かれていない場所の洞窟となれば、はっきり場所までわからない
森に詳しいだろう彼にお願いしながら

「じゃあ次…暖かくなったら、どのへんにいこうか」

ホットワインのグラスを傾けながら、ニコニコして隣の彼に話しかけて

アンセル > 「ありがとう、こうやってみると判りやすいな」

地図を見るのはまだ数回目、彼女の説明で何が何かとわかる有様で
一緒にと言われて嬉しく、隠している尻尾が揺れて
この場所と森の何か所か迷うように指が動いて突き

「俺には用はなかった。それに外だと危ないから投げ込んだ
ノーガルトが喜ぶなら案内する」

あくまで記憶と地図を見てのおぼろげな記憶
たぶんこの辺りにあったはず、なので案内は出来ると思い頷き

「暖かくなったらか…ここはどうだ?」

ホットミルクで体を温め自然と笑みが浮かび、にこやかな表情で彼女を見て指すのは森の中に書かれる川のような線

「この川は実際はもっと大きい。人間はあまり来ないし大きな魚も取れる」

それなら楽しめるというように笑って提案をして

シンシア > 「うんうん、1番詳しいもんね、頼りになる」

不慣れな森歩きも、地図のない地形でも彼がいれば迷うこともないだろうと
何かあれば手伝ってくれることに嬉しそうに笑って

尻尾が揺れる膨らみに椅子を寄せて
近づけば隠すようにして
地図を広げたまま川の絵が見えて

「このへん?川かー…お魚もいいね」

地図を広げたまま、ここはこうとか、どうとか…
森の話をきくのも楽しみながらホットワインは飲み干して

彼のホットミルクも飲み終えるのを待って

アンセル > 「元々の棲み処だ。場所次第ならまだ俺の縄張りも残ってる」

彼女の家に世話になるまでは奴隷商人などから逃げ隠れするように暮らしていた森
今でも地理に関してはしっかりと覚えていて彼女の馬代わりから案内まで何でもできると

彼女が近づくことに何か?と首をかしげ直ぐにその理由が判れば揺れる尻尾を抑え込み

「その辺りだ。浅瀬や中州もあって水が大きないならキャンプもできる
大きな魚を焼いて食べたりもした」

ふとその時を思い出せば涎が出てしまいそうになるのを堪え
彼女に地図を指して説明をして

ホットワインを飲みほしたのを見れば慌ててホットミルクを飲んで

シンシア > 「そっか…じゃあ、暖かくなったら森のこの川辺にいってみよ?」

尻尾に気づいた様子にクスクス笑って
ホットミルクを飲み終えれば、地図も畳んで

「ここから少し家まであるけど、いいよね
 少しくらい濡れても、暖炉つけてブラッシングしょうか」

席をたちながら2人分の会計を済ませる
酒場の入口から外を眺めても,夜の冷たい雨は降り続いてて

アンセル > 「わかった。温かくなったらいこう。準備もしておく」

笑う姿に少し困った顔で尻尾を抑えて
彼女が地図を畳むのを見てカップを置いて

「構わない、家に帰るのだから
シンシア、暖炉で部屋が温まる前に先に湯あみした方が寒くなくなる」

その間の火の番はすると頷き
そして会計を済ませる彼女の近くに立って
外を見れば冷たい雨がまだ降っている

「走るか?」

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアンセルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアンセルさんが現れました。
シンシア > 「走ろうか」

並んで走るのも悪くない、彼の気遣いに
頷いて

「じゃあ、そのあとにアンセルもシャワー浴びてきてね、ブラシしてあげるから」

暖炉の番は交互にして帰ったらお風呂とブラッシングと楽しみを考えて
冷たい雨の中家にむけて走り出した

アンセル > 「そうしよう」

彼女が頷いた事にそっと肩を抱きようにして

「わかった。今日は念入りにお願いする」

帰ってからの事を話せば楽しみだと笑って
一緒に冷たい雨の中、家に向けて走ることに

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアンセルさんが去りました。