2017/01/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある公園」にユークリッドさんが現れました。
ユークリッド > 過日、小遣い稼ぎの仕事で痛い目を見た少年は、公園にいた。右手には愛用の銀杖、左手には途中の店で買った夕食と飲み物を携えて。
折角だから、少しばかり体力をつけようと、学校で学んだ杖術の型をお浚いしに来た次第だった。
荷物をベンチに置くと、周囲に人がいないことを確認してから杖を構える。まだ初心者故、その動きはぎこちない。

「えーと……これが基本の構えで、こうやって振るんだっけ?」

構えから杖を振りかぶり、振り下ろすだけの動作。それは、長物を扱う上での基本動作。
振り下ろす音は、未だに風切り音も聞こえないもの。己の薄弱さが伺えた。
しかし、だからこそ鍛えるのだと一念発起。懸命に振り下ろしの練習をしながら、動作を体に染み込ませようと試みる。
――少し経ったら腕がだるくなってきて、つらくなってしまうのは秘密だ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある公園」にネリスさんが現れました。
ネリス > かすかに砂利を踏む音。
真っ黒なローブを羽織り、フードの下に見える白い肌。
魅惑的な紅い唇が女性であるとだけわかるような服装。
ゆっくりと公園を歩いていくと…。

「…?」

ふと、視線を向けたような動き。
わずかにフードが揺れると、少し離れた場所に可愛らしい少年が一人。
鍛錬だろうか? 杖を持っているが…。
しかし、内に秘めた魔力はずいぶんと高そうな印象を受ける。

くすっと微笑むと、その足取りを少年へと向けた。
ゆっくりとローブ姿が少年へと近づいていく…。

ユークリッド > 不格好な訓練は、しかし少年からすれば真剣に、本気で取り組んでいた代物。
細い腕を懸命に酷使して、この寒い空気の中で汗ばむ気配すら味わいながらの素振りだ。
振る事に少しずつ慣れてくると、流石に少しばかり草臥れたのか、杖を突いて荒い呼吸を繰り返す。

「はっ……ふぅ――これで、三十回だから……あと七十回かぁ」

合計で百回を目指しているのか、先は長いと独りごちる。
ともあれ休憩、とベンチに腰掛け、暖かなお茶の封を切る。
沸き立つ湯気に満足しながら、ぬくもりと仄かな苦みを楽しんで。
刹那、砂利を踏む音に気付くと、少年は音の主へと視線を向ける。
目の前、見えるのは浮世離れした佳人だった。蠱惑的、という表現がよく似合う。
一瞬目を奪われてしまいながらも、女性を見つめるのは無礼だと教えられている。
故に、少年は頭を振ると、もう一度お茶を飲んで、気分を落ち着けることにした。

ネリス > 近づくうちに、疲労を覚えて休憩をする事に決めた様子。
ベンチに腰掛け、温かいお茶を飲んでいる。
それを見つつゆっくりと近づき…。

「……精が出るのね。」

目深に被ったフードで目元は見えないが、唇は笑みの形を浮かべている。
囁くような声は甘く、少年の耳に絡みつくように聞こえるかもしれない。

視線が一度こちらに向いた事は勿論気づいている。
そして落ち着こうとしている事も。
けれど、女性はじっと少年を見つめているようで…。
かすかに、女性的な甘い香りすら漂っている様子。

ユークリッド > どうやら彼女は、こちらに興味を持ったらしい。
視線の向きと歩み寄る気配だけでも、十二分に理解できる。
やがて、向けられる笑みには赤面しつつ、正視できずに視線を逸らす。
近くで見れば、彼女が思春期の少年にとって刺激が強すぎる存在だと、理解できてしまうのだ。
声音が、芳香が、仕草が、容姿が。僅かに見えたローブの中も、思わずどきりとさせられる。

「こ、こんばんは、ですね。えっと……はい、少しばかり体を動かそうかと」

何を話していいものか。分からないからちぐはぐな言葉が返る。
彼女の美貌に、あるいは魅力にあてられたのか。少年は緊張しきっていた。

ネリス > とん、と許可を聞く前に少年の隣へと腰掛ける。
ふわりと漂う甘い香りはまたわずかに強くなり…少し気を抜けば、淫らな妄想さえ誘いそうで。
くすっと笑みを浮かべながら、じっと少年を見つめている。

「ふふ。長く続けていたのかしら?
でも、体を動かしていた割りには、随分がちがちね…。」

甘やかな声音が少年の耳をくすぐる。
「緊張しているの?」と愉快そうな声がする。
女の膝上に乗った白い繊手が、ゆるゆると動いている。
どこか淫らな動きが少年の視線を誘い、興奮を煽り始める。

ユークリッド > 少年の短い人生において、彼女の様な、女性的な色香を巧みに使う人を相手にした試しはない。
故に、彼女の甘い匂いに少年の中の雄が反応してしまい、座りながらも思わず前屈みになってしまう。
微笑む声もまた、控えめな音故に少年を誘い、無用な妄想を抱いてしまう――それも失礼かと、すぐに振り払うのだが。

「あ、ぅ……そう、ですね。一時間ほど、です。
 あ、えと、それは、その……ちょっと、運動しすぎちゃったみたいで」

貴女の所為です、等とは言える訳もなく、誤魔化しの言葉で取り繕う。
しかしそれも見抜かれていた様子で、その嫋やかな手が己を誘うように動く。
それは、察しの悪い少年でも誘われていると分かるほど。しかし同時に少年は初心で。

「あ、ぅ……えと、お姉さんは、どうして、公園に?」

懸命に話を逸らそうとするのは、少年が性行為に禁忌の思いを抱いているから。
義理の姉には女性をそういう目で見てはいけないと教わり、家でも不貞はいけないと躾けられている。
故に少年は、彼女の誘惑を懸命に耐えようと目をつむり、お茶を一気に飲み干した。

ネリス > 勿論、女は悟っていた。
女性経験の少なさも、少年が思春期であるという事も。
だからこそやってきたわけで…。
少年の内心の葛藤を見通したように、また微笑む声が漏れる。

「そう。…まだ続けるなら、もう少し、リラックスしないとダメね…?
ほら…落ち着いて…深呼吸して?」

ほう、と耳元に吐息がかかりそうな様子。
言葉通りに深呼吸してしまえば、甘い香りを深く吸い込む羽目になるだろう。
それは思考力と判断力を痺れさせる…そんな甘い香り。

「ふふ。私は…そうね、散歩、かしら。それで、貴方が見えたから…。
興味が湧いたら確かめたくなるものでしょう…?」

それが性行為であっても、という事を暗示する言葉。
思考力と判断力を低下させ、性行為への興味を助長させる囁き。
甘い香りと声に包まれ、どこまで少年の理性が保てるか。
女はそれを楽しむように少年に視線を向け続けている。

ユークリッド > 少年の女性経験は一人だけ――男性経験は、両手の指以上。
彼女の誘惑を呼び水に、少年の脳裏には大凡普通ではない性遍歴が蘇った。
落ち着いて深呼吸。その言葉に従うと、彼女の甘い香りを一杯に吸い込んだ。
頭が痺れる様な、それでいて不愉快ではない、甘ったるい香り。
少年の術式は誘惑の魔法などを弾く事こそ出来る物の、五感で直に本能を揺さぶられては堪らない。
どこか恍惚とした表情で、上目遣いの涙目を向けながらも、しかし、強靭な意志力は最後の抵抗をする。

「う、ぁぅ……その、で、出会ってばかりで、その、エッチなことは、だ、ダメです。
 こういうのは、その、もう少し段階を、踏んで、から……じゃない、と……」

必死に抗ってはいるものの、股座には確かに、小さな盛り上がりが出来ている。
中には甘い期待に屹立した、小さく幼めの肉棒が、先走りを零していることだろう。
そして、過日に責め立てられた尻穴は、更なる被虐を求めて引くつき、腹の奥には情欲の火が灯る。
それでも少年は懸命に、淫猥な道を避けようとする。しかしその表情は、堕落に足を踏み込み始めていて。
自分では踏ん切りがつかず、しかし何かを期待する表情――それは、襲ってほしいという意思表示だった。
そうすれば、言い訳をしながら快楽に浸れる。自分は頑張ったと自分を誤魔化せる。
だから――。結局の所、少年は彼女に切欠を求めていたのだ。淫らになれる、理由を。

ネリス > 深呼吸を始めた少年は、すでに女に囚われている。
甘い香りを深く深く吸い込み、理性が痺れ、徐々に心地よい感覚に浸っていけるだろう。
女はまだ触れもせずに、確実に少年を性の堕落へと導いていく。

ふぁさ、とフードをとる。
薄紫の髪が揺れ、紅玉のような瞳が露わになり……その視線が、蕩け始めた少年の視線と交わる。
自らの淫魔としての容姿を理解した上で、少年を覗き込むように…。

「そう?…けれど私は、そんなに誘ったつもりはないわ…?
貴方が…一人でいやらしくなっているのではなくて…?」

囁きは悪魔の囁きのよう。
それは少年自身が淫猥な道へと自ら堕ちていったと自覚を促す囁き。
囁きながら、ゆっくりとその白い手を持ち上げ…初めて少年へと手を伸ばす。

「…けれど私は許してあげる。構わないわ…。
男に興奮してもらえるのは…女の喜びだものね…?」

少年の表情を覗きこみながら、まるで聖母のように微笑を浮かべる。
少年の手を取り、恋人のように指を絡ませる。
甘い香りで包み込み…まるで恋人にするように身を寄せて。
ゆっくりと、唇同士を近づけていく。

そして、『いらっしゃい…?』という囁きが少年の両耳に響く…。

ユークリッド > 最早、少年の理性は風前の灯火だった。
彼女の甘い誘惑に、徐々に削られて、やがて擦り減る定めが見える。
ひくひくと、己の性器が期待に蠢き、肉穴は悦楽を求めて開く。
交錯した視線。その顔を直視した刹那、思考はぐにゃりと撚れた。

「あ、ぅ……ごめん、なさい。
 お姉さん、綺麗だった、から……」

発情してしまった自分を示され、羞恥に耳まで赤くなる。
伸ばされるほっそりとした手に胸が高鳴り、無意識の内に手を伸ばす。
指を絡め、距離が徐々に縮まって。

「……おねえ、さん、やさしい、です。
 えへへ……は、ぃ……♪」

誘われるままに顔をよせ、やがて距離が零になる。
くちゅ、ちゅ、と口づけをしながら、甘い響きに囚われて。
少年の手が伸びるのは己の肉棒――ではなく、その奥の肉穴。
男としては不自然な、しかし少年にとっては何より気持ちいい場所を解しながら、夢中になって唇を貪る。
雄でありながら、しかし並みの女性より雌じみた少年は、密かに被虐を望んでいた。

ネリス > 堕ちた。
そう認識をすれば、自然と笑みが深くなる。
ゆっくりと近づく唇が重なり、甘く甘く口づけを交わす。
誓いの口付けのようなそれは、女の唇の柔らかさ、唾液の甘さを少年へと与え…。
ゆっくりと少年の脳裏を幸福感で埋め尽くしていく。
その幸福感は抵抗という抵抗を全て包み込み、解していくだろう。

「ちゅ…ん…。ふふ。慣れているのね。いい子…。あら…?」

口付けを交わしながら頭を優しく撫で、行為に夢中にさせつつも、
一人で自慰を始めた少年の指使いを見て、笑みを零す。
見た目だけではなく、まるで女の子のような自慰行為。

「そこが気持ちいいの…? ふふ。じゃあ、ズボンを脱いで…?」

絡む指とは逆の指でゆっくりと少年の股間の辺りをまさぐる。
服の上からもどかしい、しかし確かな快感を与える。
それはまるで繰り糸のように、少年の『直接触ってもらいたい』という欲望を刺激するだろう。

少年がズボンを脱げば絡む指を解き、少年のお尻の下にその繊手を差し入れようとするだろうか…。

ユークリッド > 夜気の元、響くのは湿っぽい音の連続。淫猥なリップノイズ。
少年はもう、彼女の魅力に嵌まり込み、従順に唾液の甘さを味わっている。
注ぎ込まれる幸福感は、これが正しいとさえ思えるほどで。

「ん、ふぁ……おねーさんの、唇……やわらかくて、きもちい、です
 ん、ちゅっ……ん、ふぁ……あむっ、ちゅっ♪」

接吻に夢中になりながら、片手は肉穴を解し、穿り、掻き回す。
肉棒にも陰嚢にも触れず、ただ本来の用途にそぐわない撹拌を繰り返して。
彼女の手が股座に伸びると、服の上から弄られる感覚に身を震わせる。
やがて少年は、言われた通りにズボンを、そして下着を下す。
少年の年齢からすると小ぶりの、子供のような包茎と、小さいながらも満たされている陰嚢と。
そして、指で解されたが故に開き、腸液を蜜のように零す肉穴を晒しながら、己の膝を抱える。
それは、子供がオムツを替えてもらう時のような、あるいは、相手に身を委ねるために女性がするような。
少なくとも、雄であればしない筈の屈伏と服従のポーズを示しながら、彼女の手を待っていた。

ネリス > ちゅく、ちゅく、と唇を重ねていく。
同時にぬるりとした舌が少年の舌に絡みつくと、より一層淫らな快感を与えていくだろう。
魅力と幸福感で骨抜きにし…絡みつく快楽の糸で思考と理性を縛り付けてしまう、
淫魔らしい手管で少年を魅了しつくした後は…その精を啜るために。

「ちゅ…ふふ…そうでしょう?
気持ちいい事…もっと欲しいでしょう…?」

数度服の上から肉棒を愛撫すると、言われた通りに下半身を晒す少年。
そして、ゆっくり服従する時のようなポーズをとれば、くすっと微笑んだ。

「ふふ…ここ?」

くちゅり。淫らな音を立てながらゆっくりと腸内に指を差し入れて。
くりくり、くりくり、と感じる部分を探っていく。
慈母の微笑みで見つめながら、淫らな快感を少年へと与えていくだろう。

そして、しばし少年を菊穴の快楽に耽らせた後は、すうっともう片方の手を翳す。
浮遊の魔術が働き…自らの膝の上に座らせるようにするだろう。
同時にぱちりという止め具の外れたような音が響く。

ユークリッド > 蜘蛛の巣に捕まった蝶のように、入念な仕込みを経て、少年は淫らな快楽を知る。
脱力と幸福感の重複に、少年の体は幾度も跳ねて、悦楽以外を忘れていく。
絡みつく舌。吸われるままに突き出して。蕩けた表情は雌そのものだ。そこに雄の強さはない。

「ん、にゅっ……は、ひっ、ほしい、です……きもち、いいの……♪」

両手で膝を抱え込み、弱点全てを晒し、彼女への恭順を示す。
差し込まれる指には、絡みつくように粘膜が吸い付き、きゅ、きゅ、と締め付ける。
入口がねっとりと柔らかく、奥までの圧力は均等。まさに何かを入れるための穴に向いた名器。
奥の奥、こりこりとした前立腺を弄られると、それだけで少年の腰は激しく震え、肉棒は天を突かんばかりに跳ねた。

「んぃっ♪しょ、こっ♪こりこりって、され、るのっ♪目の前、真っ白に、なってっ……♪
 ひひゃ、ぅ、ぁ、ぁあっ♪ぼ、くっ、おんにゃのこに、なって、るぅうっ♪奥、つぶされて、気持ちいの、きちゃうぅっ♪」

浮遊の魔術にも気づかぬまま、少年は彼女の膝の上へ。
留め具の外れる音にも気づかぬまま、貪欲に指を咥え込んで離さない。
広げようとすれば柔軟に広がってしまう肉穴は、既に玩具として使える程度に開発されていた。