2016/12/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカルムさんが現れました。
カルム >  平民地区にある商店街
 色々な店が立ち並び、露店の店主が大きな声を上げて呼び込みをしている。
 男は、そこにほど近い広場のベンチでのんびりと寛ぐ。
 今日は人待ちで、相手が来るから。
 時刻はまだ、昼過ぎになったところで、太陽がしっかりと周囲を照らしているので、それなりに暖かい。
 防寒具も買い揃えなければなぁ、と考えつつもさて、と周囲を眺める。
 商店街は、大通りに面しているので人通りが多い。
 だからこそ、注意してみなければ人を見落としてしまいそうだ。

 まあ、約束の時間からは少し早いかもなと考えながらベンチで行き交う人を眺めている。
 
「あふ。」

 こんないい昼間の天気の下ベンチでいれば、眠気を催してあくび溢れる。
 今、この国は戦争状態だが、平和なところは平和なもんだ、とそんな思考がこぼれて落ちる。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリミアさんが現れました。
リミア > 商店街をかける人影
駆け抜ける道には色々な店が立ち並び、露店の主に声をかけられれば普段ならば足を止めるのだが今日は止めずに駆け抜けて。
待ち合わせたベンチまではあとすこしと人にぶつからないように気を付けて。
まさかの僅かな寝過ごしにできるだけ身なりを整えて、寒い時期になっても比較的あたたかな昼間の時刻をかける。
彼の事だからきっと判りやすい場所でいるはずと視線を時郎に巡らせて。

「あ、いた。よかった……お任せカルム」

広場のベンチに眠そうな彼の姿を見つければ足を止めて近づき声をかけ
近づけば膝に手をついて息を整えて。

カルム > 「ああ、こんにちは、リミア。
 いい天気だよ。」

 急いでいたらしく、息を上げてる彼女に軽く笑いながら返答してみせる。
 立ち上がることをせずにまずはベンチのとなりを軽くたたく。

「そんなに急がなくても時間はあるんだから、一旦ベンチに座りなよ。
 それとも、先に軽く何か食べる?」

 とりあえず呼吸を落ち着けて貰ってから、移動することにしようかと提案。
 まだ昼間だ、何をするにしても遅くはない。
 時間的に言えば、今から食事をしても良いぐらいなのだ。
 どうする?と腰掛けたまま息を切らせてる彼女を眺める。

リミア > 「本当にいい天気でよかったね。雨だと気が滅入っちゃうから」

軽く笑いながら返答してくれる彼に息を整えて笑いかけ。
ベンチを叩く姿にきょんとするが意味が分かれば頷き。

「でも遅れちゃったら悪いと思ったからね。でも待ってないみたいで安心したよ。
んー…食べるのは何かいいのがあったらかな?」

彼の提案に頷いて隣にと腰を下ろす。
よく考えれば少し遅れたとはいえまだ昼間、そんなに慌てる時間ではなかったと。
何かを食べるという彼を見て考え……もし何かいいのがあればと返して。
背もたれに身を預けて薄い胸を上下させて息を整える。

カルム > 「だな、雨だったら家の中で、軽くパーティってな感じになりそうだ。


 仕事で必須の道具を買うわけでもないし、雨なら雨で外に、無理に出る必要はない。
 この時期の雨は体を冷やして体調に直撃しそうで嫌だな、と軽く笑う。

「え……?あー。大体この時間で待ち合わせてるんだからさ。
 遅れてるわけじゃないさ。

 じゃ、少しばかり休憩して、息を整えたら、歩き始めるとするか。」

 時計というものは持ち合わせてないので、時間より気持ち早めに動く。
 彼女が遅れたというが、太陽は上でまだ昼間だし問題はないだろう。
 呼吸が治まるのを待つようにのんびり人の流れを見てから、視線を移動する。

「…………。」

 なにを言えばいいか一瞬分からなくなった。
 女性とデートしたりするのはぶっちゃけて言えば初めてだ。
 田舎者の冒険者にはハードルが高かったかもすれないがそれはそれ。

「思った以上に、身軽だな。」

 気がついた点を一つ。
 言ってからそりゃそうかと思う、彼女の得物はでっかい斧だ。
 こういう時にはもって歩けないよな、と。

リミア > 「でもそれだと直ぐに飽きないかな?お茶を飲んで騒ぐ訳にもいかないし」

目的が特になくの買い物なので雨ならば無理に行く必要はないがそれはそれで直ぐに退屈になりそうだと。
どちらかと言えば仕事の先で雨で濡れる事も多いだけに強行しそうな笑みを見せて。

「あ……そういえばお昼間にここって約束だったよね。
時間まできちんと決めてなかったんだ…うっかりしてた。

うん、そうしてくれると嬉しいよ。ありがとうね」

つい仕事の癖でお昼と言えば昼前に待ち合わせという感覚ていた為に彼の言葉でそうじゃなかったと気が付き恥ずかしそうにして。
今日は少しぐらいはよかったんだと安堵の息を吐き。
深呼吸を繰り返せばすぐに息が落ち着いて彼に目を向ける。

「どうかした?
あ……そうかな。仕事って訳じゃないから仕事道具は持ってないだけなんだよ?」

何だろうと思えば身軽と言われ思わず自分を見降ろし。
冬用のジャケットに上着、いつものホットパンツという姿。
いわれてみれば身軽かもと納得をして。

「買い物をするんだから大きな荷物は避けたって感じかな。
それに私の武器はアレだからこんな場所で持ち歩いたら迷惑だよ」

自分の武器の大きさと邪魔さは自覚があって笑って見せて

カルム > 「多分直ぐに飽きる。
 下の階に移動して酒盛り始まりそうな気がする。」

 彼女の言葉に、確かにと同意の首肯。
 退屈になれば酒盛りか、もしくは別のことを探してすぐに部屋から出てしまうだろうことが容易に想像できた。
 まあ、強行するならそれはそれでと思える自分がいる。

「そうそう、仕事でもないんだしのんびり構えようぜ。
 まあ、街の人のせかせか具合は未だに慣れないしな。」

 田舎者はのんびりなのです、特に農業従事者は。
 慌てるのは畑に何かある時ぐらいでしょう、まる。
 深呼吸している相手に、そうそう、吸って、吐いてーと茶化してみたり。

「あー………確かに俺のほうが異常か。」

 自分の腰にあるのは、魔導機械のランタンに護身用のダガーとモーニングスター。
 モーニングスターは行き過ぎだっただろう。反省しとこう。

「何かと物騒だからつい何時もの癖でもってきちゃうんだよな。」

 軽く笑いをこぼしながら、男は先に立ち上がろう。

「まあ、彼氏としては、ダガーとか小さな護身用の武器とかは、持っていて欲しいかなと思うところではありますが。」

 隠し持っているのならいいんだけどと、言いながらそろそろ行けるか?と首を傾ぐ。

リミア > 「そうなるよね、やっぱり。
他のお客さんも巻き込んで盛大にやりそう…」

同意され、しかもやりそうなことを言い当てられ目を泳がせて。
退屈は堪えれないほどではないが苦手であり、きっと街に繰り出すだろうと納得をして。
雨でも出かけてしまえばきっと楽しめるという思考で。

「そうだよね、ついいつもの癖が出ちゃったよ。
んー…そこはゆっくり慣れるしかないかな」

私も最初は苦労したと笑って見返し。
最初は何でこんなにあわただしいのか理解できなかったと。
落ち着こうとした深呼吸を茶化され、その通りに息をしてしまって。

「そうでもないと思うけど…モーニングスターが余計かな?」

改めて彼を見ればちょっとした仕事に行けそうな姿。
物騒な場所に行くならともかく街中では一つは行き過ぎだと苦笑して。

「うん、それはよくわかるかな」

立ち上がる彼に続いて立ち上がれば大きく背を伸ばして。

「彼女としては彼氏が守ってくれるって信じてるから持っていないんだよ?」

くるりとその場で回って何も持っていない事を見せて、もう大丈夫と彼の手を取って先を促して。

カルム > 「それはそれで楽しいし、俺も嫌いじゃないから良いんだけどな。」

 視線を逸らす相手に、酒盛り自体は好きだし楽しい酒は大好きだ。
 デートか、と言われると首をかしげてしまう、ただそれだけの話のことで。
 なんにせよ、雨とかなんとかでも楽しむこと自体はいろいろ出来るだろう。

「はは、それはお互い様ってところじゃないかな。
 俺も、コレ、だしさ。」

 彼女に余計と指摘されたモーニングスター。
 それを軽く叩いて小さく苦く笑みをこぼした。
 次からは気をつけます、と宣言。

「りょーかい。
 身命を持ってお守りしますよ?」

 何も持ってきてない彼女がくるりとターン。
 彼女の意図とは違う感想を一つ。
 赤い髪のツインテールがきらりときらめいてきれいだな、と。
 可愛らしい姿に見惚れて、手を取られ、意識を戻す。

「とと。
 まずはどこ行くか……。

 んー
  んんー。
   んんんー。

  服屋……?」

 そういえば、冒険スタイルとか酒場で楽しむとか、いろいろ聞いたけど。
 彼女の普段の趣味とかはあまり聞かない。
 結構いろいろ服もありそうだし、そういうのは好みかどうか、悩みつつ、行き先を決める。

リミア > 「楽しいけど私って酔っぱらうと…あれでしょ?」

お酒も酒盛りも大好きだが酔う時が大きくなりすぎる。
そして羞恥心とか色々と弱くなってしまうので困った顔をして。
デートと言っても経験がないのでどうすればいいか判らないのは顔には出さずに。

「そうだよね、お互い様だね。
どうせならお揃いでショートソードでも買っちゃう?」

モーニングスターを叩く様子にそうだねと頷き。
私も次は何か持っておくと頷いて。

「そんなに気負わなくても大丈夫だよ。
私は荒事専門の冒険者なんだしね」

少なくともごろつき程度なら素手でも十分だと笑って。
ターンをして彼を見れば何か呆けた様子だったが手を取れば元に戻って安心して。

「それが問題だよね、どこがいいかな……?
服屋?そうだね、見てみるものいいかも。
それじゃ早速いこっか」

行き先が全く浮かばない中に彼の提案に頷いて。
色々と回ればきっと楽しい事もあるだろうし、彼が気に入る服もあるかな?
と考えてその期先に同意をする。

カルム > 「そこに関しては、良いよといったし。
 それに、一緒にいるなら、俺がお持ち帰りすればいいんだろ?」

 それも、リミアだろ?と笑ってみせる。
 羞恥心がなくなってしまうのなら、その限界突破の前に責任もって止めればいいだけの話だ。
 フォローは任せとけと、サムズアップ。
 デートに関しては、サポート対象外です。

「あー。それ、良いかな
 このダガーもそろそろ良い具合に古くなってきたし。
 ここらで新調するのもいいな。
 ショートソード身につけていれば、冒険者だとわかりやすいし。」

 彼女の提案に、まさにそれだ、とばかりに同意。
 ダガーもいろいろ便利だが、見た目のインパクトも考えればショートソードもそれらしい。
 最初は資金の都合でダガーにしていたが、今なら問題も無いだろう。

「まあ、それだとしても。
 彼女さんに手を出すやからを止めるのは男のプライドというものがありましてな。
 立てていただけると嬉しく。」

 一応冒険者。
 男もごろつき程度なら素手で行ける。
 彼女より弱いのは重々承知だが、だからといってそこは譲りたくないのだと。

「じゃ、まずは服屋ということで。」

 彼女の同意意に男も歩く。
 商店街ゆえにすぐにそれらしい店。
 入ると、飾り窓に幾つかつくられた服が、木の人形に着せられた形で有り。
 色とりどりの服や布生地が置いてある。
 店員の声を聞きながら男は視線を動かす。
 視線が行くのは当然頑丈な生地なのは、冒険者としての日常と、彼の服に対する無頓着さの現れか。

「とと。」

 まずは、彼女の服を見ないと。
 と、視線を木の人形に着せられた女物の服に移すのだけど。


 さっぱどわかんね。

リミア > 「言ってくれたけどやっぱりね。
あ、そうだった。一緒の時はちゃんと持って帰ってね?」

あの姿も認めてくれている事が嬉しくて頬を赤く染めて。
よく考えれば最初に会った時がまさに酔っぱらっていた時、どうなるかは彼に身をもって見せているわけで。
フォローも任せれるな遠慮なく飲めると。

「同じのをもって一緒に居たらペアかそう言うのだって思うはずだし。
古くなってるなら折角だし新調しちゃおうよ。
冒険者ですって印にもなるしね」

提案居彼が頷いてくれたことで行き先の一つが決定した瞬間。
ダガーはダガーで良い所もあるのだが護身用も兼ねるならもう少しは大きい方がいいと。
武器を見つめなら確かなので一緒に見繕えたらいいなと。

「そこはもちろんカルムに任せるよ。
私は後ろでか弱い乙女をあってるからね。
頼りにしているから」

もちろんと彼氏を立てると笑って彼を軽く叩き。
その時はよろしくお願いしますと軽く頭を下げて。

そして行き先が決まれば早速彼と歩き、すぐに見つかるそれっぽい店に。
飾り窓に木の人形に服を着せた展示がいくつも見えるお店で。
中を見れば色とりどりな布で作られた服を別世界の様にと見る。
服の種類に気圧されていれば彼が店員に何かを話されているのが見えて。

「え、えっと……私にどんなのが似合いと思う?」

木の人形に視線を移した彼を見て小さく問い。
こういった服は最後に来たのはいつ?というほど昔。
まったくどれがいいかわからず……困ってしまって。

カルム > 「ああ、ちゃんとお持ち帰りするから安心してくれよ。」

 赤く染まる頬が可愛らしく思えて、にこやかに彼女の頭を優しく撫でよう。
 まあ、あの時は驚いた。でも楽しかったし、いいなやっぱり、と思い出す。

「そうだな、じゃあ、服屋の次は武器やか鍛冶屋だな。」

 服屋から武器屋。
 次の行き先決まったらそれだけで気が楽なった気がする。
 ダガーの良い点は隠し持つとか、どこにでも身につけられる。
 しかし、街中でというには少し心許無いのだ。

「頼りにされます。
 ていうか、ありがとう。」

 立ててくれる彼女の気遣いに男は礼を言って頭を同じく下げる。
 彼女のために前に出るのは苦ではないなとそんな風に思える。

「んー?
 えーと………。」

 彼女からの質問。
 どんなのが似合うのだろう、というか、女の子はどんなのがいいのだろう。
 自分の服ですらさっぱりな男が人のコーディネートなど。

 うーぬーあー。
 内心ローリングしたいぐらいに悩みつつ。

「あれは……?」

 たまたま目にしたのは、北方帝国で良く着られる赤いワンピースのような服。
 向こうの蛇か何かの生物の刺繍がしてあるようだが、あれが良さそうな気がした。
 取り敢えず、あれとか?と首をかしげる。

リミア > 「それなら安心して飲めるね。よかった」

人まで撫でられると恥ずかしさもあって余計に顔が赤くなり。
彼への信頼と安心に頬は緩んで。

「そうだね、武器屋でよくないかな?鍛冶屋だと作ることになるかもしれないし」

次の行き先も決まればそうしようと頷く。
よく考えればメインの斧以外はほとんど持つことはなく、予備のショートソードはちょうどなくしているので。
お揃いで武器を持つという物騒ではあるが嬉しさに機嫌がよくて。

「お礼を言うのは私だからね。
その時はよろしくね」

街中でのそういうことは一緒の時は彼に任せようと決めて。
でももし彼に何かあった時はきっと本気で動いてしまうだろうと。

自分ではさっぱりと浮かばずに彼に問いかけて答えを待つ。
一体どういうのが似合いのかと彼が見てくれているかという興味もあって。

そして刺された一着の服を目にして。
北方帝国デザインの赤いワンピースのような服。
少し派手に見える模様はあるがあれならいいかな?と少しだけ見て。

「試着してみる?」

見た目的には気に入ったので買ってしまおうと考えるのだが…
その前に見てみる?と彼を見返して

カルム > 「お酒は気ままに楽しく飲むものだしな。」

 顔を赤くしている彼女に、気にするなよと笑って頷く。


「ん、じゃあ武器屋にするか。」

 メイン武器なら鍛冶屋で一から注文して作ったほうが良い物ができるが、サブ武器なら、そこそこの物で良いだろう。
 武器屋の提案はそれでいいか、と思った。
 武器屋だって元は鍛冶屋で作ったものだ、いいのを選べばいいだけのことだ、と。

「試着……?」

 試着とかあまりしないので、最初ぱっと思い浮かばなかった。
 なので、店員に説明されて、試着室を教えてもらいああ、なるほどと理解した。

「だな、試着して気に入ったのなら、それもいいと思うぞ。」

 見てみたいと思ったので、同意する。
 赤い髪なら、赤の服は似合うだろうな、と。

リミア > 「私は楽しく飲みすぎてる気がするんけどね」

それでもいいのかなって笑い。
彼の優しさに甘えてしまう。

「この街の武器やって結構品揃えがいいんだよ。
偶になんとかって場所の凄く使い勝手のいい武器もあったりするから」

あの斧はこの街で実は新しく買ったものだと楽し気に口にして。
やはり職がらかそういう話は楽しそうにしてしまう。
一緒に見て選べははずれを選ぶことはない筈で。

「あれ……知らない?」

まさかの反応にあれ?と首をかしげてしまい。
店員に説明されているのをはた目に勧められたワンピース?を手に取る。

「それなら試してみるよ。少し待ってね」

そう告げれば試着室へと入っていきごそごそと。

「こんなのだけどどうかな?」

着替えて姿を見せればスカートに深いスリットの入ったワンピースのような服。
彼によく見えるようにと時折に向きを変えてどうかなと感想を聞いて。

カルム > 「仕事に支障がないレベルなら、何も言わんさ。」

 あまりひどい時は注意すればいい。
 怒るときは怒りますが、今はまだそれでいいと思う。

「へえ?
 それはいいことを聞いたな、と。
 そういえば。」

 武器という話をしていて、思い出した。
 防寒具、そろそろ揃えようと思っていたのだ。
 ちょうど服屋だし、防寒具にちょうどいいのを探そうか。
 店員に防寒用のマントとか、防寒具の場所を確認する。
 彼女が服を試着してる間に……ト思ったが、思ったよりも早かった。

 まあ、試着室のこととか説明受けてたし。

「似合ってる。
 けど。」

 彼女の姿を見て、素直な感想。
 赤い髪に赤い服は情熱的でいい感じである。
 深いスリットから出る太ももが眩しい。
 そして、服の作りからか、彼女の体格がしっかりとわかる。

「色っぽいな。」

 いわばエロイ。
 それに尽きた、思ったよりも破壊力がある。

リミア > 「そこまで飲んだりしないよ。
飲むのは仕事がない時だけだからね」

仕事があるときはさすがに控えると笑みを見せ。
でも怒られる日はきっと多い筈で。

「武器は冒険者の命綱だよ。
だからちゃんと見てるんだ」

そう彼に話してからの着替え。
待たせるのも悪いと思い急いで着替えたので更衣室の中は見てはいけない。

「そう言ってくれると嬉しいよ。けど……?」

彼の素直な感想に嬉しそうに笑い。
続いた言葉に変な所があるのかと振り返って室内の鏡を見る。
赤い髪と同じ色の服、スリットで見える足は普段に比べれば隠れているのであまり気にならず。
身体のラインも出ているがこれも普段よりはと気にならない。
それなら何がと……思っていれば。

「へ?そう?色っぽいんだ」

彼の言葉に何が言いたかったのかわかれば購入を決めて。
元の服に着替えるために更衣室に戻る

カルム > 「なら宜しい。」

 今は、そういうことで言い争う時間でもなかろう。
 彼女の言葉に、それでいいよということに。

「そうか……俺は大事に使っていたけど、新しいのはあまり目を向けてなかったなぁ。」

 そのへんは武器に対する愛着とかあとは、資金的な所もあって。
 確かに性能のいい武器を選ぶのもありだな、と。

「ああ、体のラインが見えてな。
 服を着てるんだけど、それだけに一層。」

 彼女の魅力が引き出されたのか。
 それとも、別の何かなのか、よくわからない。
 わからないけど色っぽい。そう感じたので伝えた。
 納得した様子の彼女が更衣室に戻る間に、男は防寒具を揃える。
 とは言っても、茶色の防寒マント、同じく茶色の手袋、灰色のマフラーを買うだけだけなので、直ぐに終わる。
 試着も必要ないレベルの道具だし。

リミア > お酒に関しては今までもある程度は自制できていたので大丈夫なはず。
彼の言葉にほっと一安心をして。

「私ももちろん大事に使ってるよ。
でも見るのもそれはそれで楽しいんだよ?」

武器は命を預けるだけにそう何度も買い替えはしない。
あくまで何かあれば程度に見ているのだと教えて。

「あ、それでなんだ。
そういえばよく出ちゃってるよね。カルムはこういうのが好き?」

仕事では着れない服ではあるが喜んでくれるのであれば買ってしまおうと決めて。
試着室で着替え終え戻れば彼は丁度何かを買っている様子。
少し待っていようと思えば先ほどの店員がやってきて別のコーナーへと案内されていき…。
彼が買うのに合わせて先ほどの服のほかに勧められるままにいくつかのものを買って合流をする

カルム > 「なるほどな、次に武器屋に行くんだし、そういう見方で見てみようか。
 新しい見方、ありがとうな。」

 武器も鉄だが使っていれば壊れることもある。
 常に万全の状態にするのも良いが、新しいものも必要なのだろう。
 流石戦闘中心だなと思う。

「ああ、女の子の体のラインは……良いと思う。」

 好きか嫌いかで言えば、好きだ。
 まあ、変態ではないので大きな声で言えない。
 まじまじと、見ることもできないし。

「と、そうだ。
 下着もそろそろ新しくしたいから、良いか?」

 男は自分の服の足りないものを思い出しつつ問いかける。
 リミアも今のうちに新しいの買うといいぞと。
 店員が妙にニヤニヤしてるのはなぜだろうと、思いつつ下着の売り場へ

リミア > 「こうね、武器屋って買うや直すだけじゃなくて武器を見る目を鍛えるにもいいんだよ。
私も最初は剣を使ってたんだけどそれで斧に変えたんだよ
うん、そういう見方も楽しくていいよ」

彼にそう言われるとここは先輩として見方や選び方のコツを説明しようと燃えてしまい。
万全の準備の中に新しい物も進めたくて。

「もう…カルムのえっち」

そう言われて冗談ぽく笑って舌を出し。
あまり見れない様子に今度見せてあげようと決めて。

「何か忘れた?
え、あ、うん。いいよ」

下着は服以上に消耗品なだけに駄目というはずもなく。
ただ自分もと言われると思わずに目を泳がせたまま彼と一緒に下着の売り場に案内されていく

カルム > 「俺の場合は最初は槍だったな……鋤に似てた使い方だったし。
 斧は途中から使いやすいことに気がついてな。」

 剣は高いんだよあれ、と男は軽く笑ってみせる。
 説明に関しては素直にありがたいのでお願いすることにする。

「うぐ。」

 冗談ぽい言葉だが心に痛く、男は呻く。
 やばい、心にくる。

「……あ、すまん。
 別の日にしたほうがいいか?」

 彼女の様子がちょっとおかしい。
 流石に女性を待たせるのも、下着を見に行くのも不味いだろうか。
 目を泳がせている彼女、案内されて売り場に到着してしまったが、焦って問いかけ。
 そして、気が付く。
 男物の下着の後ろは女性物の下着がこれでもかと置いてあって。
 どれも際どいものばかり。
 店員の顔の理由がよくわかった、そして店員はごゆっくりと恐ろしい速度でカウンターに引っ込んでしまった。

リミア > 「ね、カルム。鋤と槍はまた違うと思うよ
それなら剣にすればよかったのに、あれって桑と同じ感じっていうよ?」

実は剣の振るのと鍬を振るのは似ているのだと変な事を知っていて。
でも剣が高いのは納得して笑ってしまう。

「どうかした?」

まさか冗談の言葉がそこまで彼に響いているとは思いもせずに。

「あ、大丈夫だよ。そうじゃなくてね…?」

行けば判るかなと目を泳がせ挙動不審な理由がと
これは実際に彼に見てもらうしかないと案内されていく。
そこで見た光景、男性用の後ろが女性用のものが置いてあり
しかも普段から身に着けるようなものではない色合いやきわどい物も多くあって。
引っ込んでしまった店員を見送り、どうしようと彼を見る