2016/11/26 のログ
■タマモ > 「妾には、食べ物でなくとも少しは分かるのじゃ」
そう、言葉細かくは説明しない…もとい、出来ないが、感じれる。
ともあれ、それだけを伝え、笑みを浮かべる。
そうしている間にも感じる、少女の強まる感情は甘いものだ。
きっと、本当に食らっても美味しいものだろう。
………が、これくらいで小腹は十分に満たされた。
「ふむ…これで、妾の遊びに付き合う事は決まりじゃな?」
一瞬とはいえ触れる唇、顔を離し、真っ赤になった表情を覗き込む。
向けたこちらの顔を良く見れば、その表情は元に戻っているのが分かるだろう。
密着していた身体を離すように、少女の身体をそっと隣に座り直させた。
「ふふ…いずれ、本当にそちらの遊びでお主の楽しみたいものじゃ。
じゃが、次の遊びはこの王都の中を歩きながら考えようではないか。
2人で探してみれば、色々と楽しめるものが見付かるやもしれんぞ?
さて、すっかりと忘れておったが…妾はタマモじゃ、お主、名は何と言うのじゃ?」
初めて触れた時のように、気軽にぽんぽんっと肩を叩き、問うた。
■ネネ > 「…食べなくてもわかるの、すごいね」
お化けと思い込んでるから、なんでもできると感心して驚きながら
相手の能力など気付くこともなく
「うー…」
ちらっと覗き込む相手は普通に楽しそうに見えた
自分とは対照的な余裕のある表情で
1人恥ずかしがってるまま、距離は少し開き、胸のドキドキも次第に落ち着きはじめて
「名前はネネ。王都の中?うん…いろいろ探してみる。2人なら危なくないね」
さきほどの1人歩きの危険さを指摘されてたとこ
相手の提案でのことなら大丈夫だろうと、少し先の楽しみもできた
肩に触れられると、笑って返しながら
■タマモ > 「あー…一応言っておくが、表立って妾を化け物呼ばわりはするでないぞ?
一応、九尾狐というちゃんとした呼び名があるのじゃ」
驚き方が何かおかしい。
そういえば、最初に化け物と名乗った事を思い出し、少女の性格を考えれば…と、気になって訂正をしておいた。
「いやはや…お主があまりにも可愛らしくて、つい、な?」
唸ったままの少女に、こちらは笑ったまま、それを伝える。
それから少しの間は、少女が落ち着くのを待っていた。
「ふむ、ネネか…覚えておこう。
お主の様子では、あんまり王都を回ってはおらんのじゃろう?
そう、妾と2人ならば危険も無い、好きなだけ行けるぞ?」
落ち着き、名を交わせば、少女の言葉にうんうんと頷く。
正直、そろそろ一人歩きには飽きてきたのもあった…丁度よい機会だろう。
■ネネ > 「九尾狐でタマモで…またたくさん名前あるね」
お化けにはいろんな呼び方があるのだろうと納得して名前を覚えるように反芻する
一瞬の触れ合いも次第に収まれば深呼吸を済ませて
「うん、あんまり、かも
タマモ一緒に散歩ね、じゃあいろんなとこいこうね」
お店と家と公園の往復道しかほとんど使わず
配達といってもご近所がほとんどだから
たしかに王都といっても他を知らないから
相手の申し出には素直に嬉しくて、楽しそうに笑って返した
月の傾きにも気付くほど、時間は過ぎていて
「ぁ。私…もう帰らないとだから…いくね。タマモもお家かえる?」
ベンチから立ち上がり、一緒に出るかなと相手を伺い
■タマモ > 「ふむ…まぁ、妾はタマモで良い」
色々と言ったところで、覚える面倒が増えるだけだ。
それだけで十分と、ひらりと手を振って。
「ならば、丁度良いじゃろうな?
機会合う時にでも、色々と巡るとしよう」
多分、この王都のほとんどは歩き回っているだろう。
だがしかし、道をほとんど覚えていないという悲しい事実もあった。
一緒に行く者が居れば、少しは安心して…多分?
相手も嬉しそうだし、良しとしておこうか。
「おっと、もうそんな時間か。
さて、どうするか…ネネの家にでも行って世話になるのも良いかもしれんのぅ」
よいせ、と同じようにベンチから立つ。
少女の言葉に、そういえば先を考えてなかったと思えば…軽い気持ちで提案してみた。
いや、誘われたならともかく、自分で言うな。
■ネネ > 「タマモ…わかった
うん、どこからいこうね」
自分も楽しみになる、まだ知らない地区もあるだろう広い王都を内側から見て回るのははじめてになる
「うち…私の家じゃないから…うーん、今度聞いておいてからでもいい?
タマモのお家はどこにあるの?」
宿の部屋に同居してる形なので、自分のものでもなく
彼に聞いてなかったからどうしょうかと迷う
相手の軽い言葉も全てこどば通りに受けとめながら
■タマモ > 「うん?どこから…適当に行けば良かろう?
まぁ、その時に考えれば良いのじゃ」
計画性、皆無。だがそれがいい。
そんな言葉を交わしながら、決まらぬ計画が進められていくのであった。
「あぁ、いや、冗談じゃ。
さすがに、今日会ったばかりでいきなりお家訪問とかはないじゃろうに?
まぁ、いずれ…な?
妾の、は…この王都を出て、結構行った先にある場所にあるのじゃ。
それも、いずれは教えてやろう」
迷っている少女に気軽にそう言いながら、それでも、いつかはお邪魔する事は約束しておいて。
自分は自分で家とは言い難いものだからか、適当に言葉を濁す。
だが、とりあえずは…少女を家の付近、安心出来る場所までは送っていくだろう。
さて、次はいつ会える事か…それを少しの楽しみとしておいて。
■ネネ > 「うん、広いものね」
無計画な計画も楽しみではある
1人ではない心強さも重なって
「わかった、また今度ね…タマモのお家少し遠い。大丈夫?」
公園を出て、宿近くの場所まで2人で歩いていく
聞くだけでも王都の外なら遠く感じる
1人でも強いというけど、強さがピンときていなくて気遣いつつ
その場を離れていくことに
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネネさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカイサーさんが現れました。
■カイサー > (路地裏の奥深い場所にある酒場に女聖騎士が姿を現せば、ドアが開くなり先客らが興味深そうに、あるいは煙たそうな視線を寄越し、そして直ぐに何もなかったかのように再び喧噪が戻る。
値踏みしている様な視線を寄越すものもおり、その視線に圧され負けない強さで見つめ返して。
酒場だというのにいつもの白尽くめの聖騎士の制服を身に纏っている為、酒場の中でも酷く浮いてしまっているが、本人はその事には気付けていない。
カツカツと硬い靴音を鳴らしながらカウンター席へと向かい、足の長いスツールに座る姿は妙に姿勢が良いのが逆に見ているものからはぎこちなさを感じさせるだろう。こういった店には馴染みがないのか、店内の様子を探りながらあまり落ち着かない様子でいる。
何を飲むかとマスターに注文を聞かれても、そもそも酒の種類を良く知らず、どう答えたものかと悩んでしまう)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にソル・グラディウスさんが現れました。
■ソル・グラディウス > 路地裏の奥深くへ足を運び、そこにある酒場の扉を開ける。
ドアを開ければ入り口には大柄な黒づくめの男性。帽子を深々と被り、顔は良く見えないがその頭部の後ろには剣の柄が見え隠れしている。
周囲の客の視線の一部が彼に降り注げば、次の瞬間には各々していた会話や飲みに戻った。
「……」
帽子を少し挙げて周囲を見渡す。
そうしたら店の奥、カウンター席に自分とは正反対の白づくめの騎士服を着た女性が目に入った。
こんな所に女、しかも聖騎士とは。と考えつつ目を細める。
酒場の薄汚い男たちの中で彼女は分かりやすいほど目立っており、少し興味が湧いてそちらへ向かう。
「エール二つ。…極上な」
カウンター席の彼女へ座りながら、さも悩んでいる彼女の友達かのように振舞ってマスターへそう告げる。
「かしこまりました」とマスターが礼をすれば背後の壁にある棚の酒瓶に手を取り、二つのグラスに酒を注いでいく。
しばらくしてエールが届けば、片方のグラスを彼女の方へとスライドさせる。
「…こんな所に純白の女騎士様とは…似合わないと思うけどな」
エールの入ったグラスに手をやり、一口飲めば彼女へそう話しかける。
■カイサー > (マスターの後ろにずらりと並ぶ酒瓶に圧倒されたように思わず口をつぐみ、酒の銘柄や種類がどうとかいうのは全くもって知らないが故に、何と注文すれば良いのかと困っていると、隣の席に座った客が流れる様に注文するのを思わずチラリと目で追って。
視線の先には、黒づくめの大柄な男が座っていて、その何とも言えない威圧感や雰囲気に思わずピシっと気を張るが、予想外にもグラスが自分へとスライドさせる男。思わずグラスと男の顔を交互に見やると)
「……何の真似だ」
(親切にも酒を振舞ってくれている男に対しての第一声がこれ。
そして男のごもっともな言葉に、薄く眉間に皺を寄せて)
「悪いが、これも仕事の一環だ。君らの憩いの場を邪魔して悪いが、少し学ばせてもらうぞ」
(と言い、ちらり、と目の前のグラスに注がれた酒を見る。先ほど、エールと呼んでいたこの酒は、周囲の男達も好んで飲んでいるらしいもので)
■ソル・グラディウス > 「はは、親切に酒を奢ろうとしている人物にその言葉はないだろ~
聖騎士ってのはみんなそう高圧的に人にものを聞くのか?」
眉間に皺をよせ、ピシッと気を張る彼女に対してこちらは気が抜けた感じでそう聞く。
彼女の高圧的な問いに対して特に気圧されたわけでもなく、自分のペースを乱さずにいた。
エールの入ったグラスを掴み、一口飲めば相手の発言が耳に入る。
「俺をあそこの連中とは一緒にしないで貰いたいがね…まぁ、飲めよ。
…それで、仕事ってなんだ?ここで何を学ぼうってんだよ?女騎士さんよ」
周囲の男衆を見渡して、彼女に酒を勧める。
素直に酒に手を付けないあたり自分は怪しまれているなどと考えつつ、エールをもう一口飲む。
そして、目の前の聖騎士の女性が何の仕事をしているのか、何を学ぼうとしているのかを問う。
酒を奢ったのだから話せと言わんばかりに一方的に善意を押し付けて一方的に謝礼を求める。
■カイサー > 「初対面の者に何故酒など奢るなど、物好きな男だ」
(高圧的、なる言葉に、キクン、と体を強張らせると思わず男へと顔を向け)
「……今の言い方は、その……高圧的、になってしまっているの、か…?」
(そう訊く女の表情は、先ほどの可愛げ無く冷たい表情にわずかに隙が出てしまうのにも気づかずそのまま視線を落とし、そうか、成程…、と何かを反芻する様に自己完結して頷いた)
「…気分を害させてしまったのならすまなかった、気を付ける」
(顔を上げれば、マイペースさを崩さず酒をすすめてくる男に促され、そろそろと両手でグラスを持って酒を見つめる。
男が思わず零した言葉を不思議そうに首を傾げるが、男がエールを飲むのを見て、自分も思い切って、こくり と一口飲み……下戸の舌には慣れないアルコールの味に、思い切り眉間に皺を深く刻んで)
「……………い、いや、…慣れれば……その…美味いのだろう…多分…」
(顔に出てしまっている不味さは隠しきれていないものの、男に勧められたという手前どうにかそう答える。
そしてまた深くため息を吐いて、分からん…と呟いて)
「……同僚の騎士達から見て…君がさっき言ってくれたように、私は高圧的というか…その…一人浮いてしまっていると。共に酒でも飲んで打ち解けろと団長から命令の手前…彼らが良く行く様な酒場に行けば少しは学べるだろうと…」
(と、何の事はない、下戸の聖騎士が酒の飲み方や男達が何を楽しんで酒場に来ているのかを知りたくてひょこひょこと無自覚にも無防備に足を踏み入れたというだけで。騎士団の男達が入る酒場とはまた趣旨の違う酒場を選んでしまっている事にもまだ気づいていない様子で)
■ソル・グラディウス > 「はは、よく言われるよ
…まぁ、少しな。気を付けろ…よ?」
物好きな男と言われ、笑いながら肯定する。
高圧的との話題になればほんの少しだけ高圧的と捉えられたと話せば、何故か彼女が視線を落とした。
もしかして自分の言い方が悪かっただろうかなどと考えつつ、顔を覗き込む。
「ま、まぁ…ゆっくり直してけばいいしな」
謝罪する彼女に少し困惑しつつ、ゆっくり直していけばいいと告げる。
彼女を励ますように背中に手をやって擦ろうとする。
自分のペースを崩さず、相手へと酒を促していく。
彼女がエールを一口飲む様子を凝視すれば、次の瞬間眉間にしわを深く刻んだ女騎士の顔がそこにあった。
もしかして口に合わなかっただろうかと予想を立てていたら彼女の発言を聞いて、的中していたと頭を抱える。
「…これも、ゆっくりな」
アルコールが苦手な知り合いは居るが流石にここまで強張った表情はしないと思いつつ
ゆっくりと慣れればいいと告げる。
「真面目過ぎんだろ。…戦場に行くために訓練する新兵でもあるめぇし…そこまで事前に色々と学ぶことが必要かね?」
彼女の言葉を聞けば、苦笑いでそう返す。
生真面目で堅物な彼女の性格。口調も相まってそれを徐々に看破しつつ、疑問を告げる。
恐らく、団長からの命令とやらも彼女が勝手に命令と思い込んでいるだけで団長は『提案』をしたつもりなのだろう。
彼女の事情は知らないが少しばかり珍しい女性と思い、興味が湧いてくる。
■カイサー > (男の言葉に、今度は素直に こくり と頷く。励ます様にあやす様に背中を撫でられ、普段なら体を強張らせるだろうが、今は酒が入り気が少し緩んでいて普通に受け入れていて)
「すまない、気を遣わせてしまった。君の言う通り焦らず気を付ける事にする」
(酒もゆっくりな、と優しく窘めてくれているが、酒を一口飲んでは、むむむ、と眉間に皺を刻みながら意地でも酒を飲み干そうとする強情さ。真面目すぎるというのは日頃から上司にも同僚たちにも言われ続けている言葉でもあり、少し拗ねた様な目で男をチラリと見やって)
「私は騎士達の中でもまだ未熟者だ。少しでも主の為にお役に立つ為ならば努力は惜しまないと誓っている。それがたとえ酒の飲み方一つでも、だ。」
(怠慢は許さん、とそうつぶやき、酒も回り始めているだろう頭で男をじぃっと見つめる。男の被っている防止から何から全て黒で統一されている服装と、マイペースながらも隙の無さに、女は目の前の男に興味を持つ)
「………君は、見事なまでに頭から足元まで真っ黒だが…何を生業にしているんだ…?」
■ソル・グラディウス > この少しのやりとりで彼女が警戒心が強いという事を看破していた様子で
撫でる行為も拒絶されるのではないかと思っていたのだが
酒のせいかすんなりと受け入れられたことに驚きつつ、温かい熱が籠った掌で背中を撫でていく。
「いや、気にするな。俺が気を遣いたいから遣ってるだけだ。お前が謝るこたぁねぇよ」
顔を強張らせながらも酒を飲み干そうとしている彼女に苦笑いしつつそう返す。
少し拗ねたような顔をしてこちらを見てくる彼女に対し、気圧された様子もなく平然としている。
寧ろ堅い表情が緩んだ気がして、背中をなお撫でて、不思議な安心感を彼女へと与えていく。
「忠誠心の厚いこったな。努力の方向性が少し違う気もするが…まぁ、頑張れよ」
真面目な彼女に此方は緩い様子でそう返しつつ、酒が回り少し赤くなった彼女にこちらをじぃっと見つめられれば、首を傾げる。
「あぁ、俺か…ここに来るまでは旅しながら傭兵みたいなことしてたな。
王都に来てからは冒険者をやってる。活躍は…まぁ、それなりに」
投げかけられた問い。真っ黒な自分が何を生業としているかを告白する。
魔剣を持った新参の冒険者が活躍していると一部では噂になっている。
しかし、それはほんの『一部』の話で王都の騎士団や軍にまで浸透するほどの噂でも無いだろう。
■カイサー > (半ば幼子をあやす様に背を撫でられながら、酔いを振り払おうと ふるふるふるっ と顔を振って。下戸にはグラス一杯の量ですら致命傷になりかねない。
しかし、男から醸し出すマイペースさとは別に、何やら別の気配みたいなものを感じるが、上手く掴めない。酔いが回り単なる気のせいやもしれぬと思っていたが、男の言葉を聞き納得して、成程と頷く。上手く言葉に出来ないが、不思議な力を感じる男だと。)
「そうか、ならばその内また出会う事もあるだろう。さて、私はそろそろ行くとし…」
(行くとしよう、と言葉を言うのが男の瞳を見て途切れる。黒髪に金色の瞳とは珍しいと感じていたが、この瞳の奥に何やら力を感じた様な気がするが…やはり今は酔いの所為かもしれないと結論立てて)
「―――いや、すまない。次に会った時は私に奢らせてくれ。その時までにこのグラス一杯は飲める位にはなっているだろう」
(と、ややまだ足元をふらつかせながら席をたって)
■ソル・グラディウス > 懸命に酒を飲もうとしている彼女の背中を撫でて、その様子を見守る。
酔いを振り払おうと顔を振る様子を見ればついついクスクスと笑ってしまう。
掌から発する彼の温もり。それは背中の剣の加護によるもので、余程の警戒や敵意が無ければ相手を安心させる温かさであった。
「ん…あぁ、わかった。酔い倒れたところを襲われるなよ?」
金色の瞳で彼女を見つめて、微笑みつつそう注意しておく。
しばらく彼女と目線が合っていれば、何を気にしたのかわからず首を傾げる。
「……あー、そうそう。ソル。ソル・グラディウス。俺の名前だ。…差し支えなけりゃ、お前の名前も聞いていいか?」
足元をふらつかせながら席を立つ彼女。
それを少し心配そうに見守りつつ、思い出したかのように自己紹介をすると共に彼女の名前を問う。
■カイサー > (普段であれば直ぐに酔ってオチてしまうだろう量を飲んだというのに、少しふらつきはするものの自力で歩けるのは、恐らく男の掌から伝わる温もり、剣の加護の力によるものなのだろう。しかしその事には気づいていない女は、男の言葉に、ふふ、と柔らかく微笑み、返り討ちにしてくれる、と返して)
「カイサーだ。ソル、次会う時に飲む酒を決めておいてくれ。では失礼する。」
(そう言うと、着た時より表情も少し緩やかになった様子で聖騎士の女は店を後にするのだった)
■ソル・グラディウス > 少しばかり余裕そうに柔らかく微笑む彼女。
返り討ちにするという力強い言葉に安心してこちらも笑みを送る。
「…カイサー。良い名前だ。…あぁ、それじゃ。またな。」
彼女の名前を復唱すれば、少し緩やかな表情となった彼女へ手を振る。
その後、彼はしばらく店で飲み、その後帰宅したという――――
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカイサーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からソル・グラディウスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 /港」にノアさんが現れました。
■ノア > 活気溢れる王都の港、今夜は其処からすぐ近くの宿屋に部屋を取った。夜になり、仕事を終えた船乗り達が酒場や娼館へと羽を伸ばしにゆく時間。その何とも嬉しそうな表情を横目に入れ違いで酒場を出ると、船着き場近くの階段に腰を下ろし。
「 ............... 」
頬がひんやりと冷たい空気に触れ、僅かに猫目を細めた。最近では、美味しいから飲んでいるのではなく "眠る為" に飲んでいるようなもの。これを毎夜続けていれば当然身体に悪い、と.. 少しだけ冷静になって、夜風に当たり酔い覚まし中。