2016/10/28 のログ
シンシア > 「じゃあ前祝いね」

ご機嫌な様子に押され気味。
まあ楽しく飲んでるようだし他人に迷惑かけてないし
若干絡まれてるきがするけど、お兄さんなので大目にみておいて
差し出された瓶の口をつける
本当に一口だけ、喉を鳴らせば焼けるように熱くアルコールが込上がって

「けはっ…強い」

いつもは薄くしたものを少しずつ飲んでるくらい、お酒に強くないのは知ってるはずで
焼ける感じの喉に手をあてながら
頭まで熱く感じて

「剣の恩恵…いいね、寒い季節も動く湯たんぽ」

お酒のせいもあり、隣にもたれ掛かるように体を寄せたまま手を繋いでて

ソル・グラディウス > 「そー!それ!前祝い前祝い!」

上手く言葉が見つからなかったところで彼女の発言が飛んできて指を差す。
納得した様子で腕を組み頷けば彼女が瓶に口を付ける様子を見る。
強いアルコールに喉をやられたように咽た彼女を見て、大声で笑いだす。

「ははは!もうちっと強くなりなさいなアンタ」

彼女からボトルを返されれば、それを飲んでそう告げる。
ボトルに口を付ければ何故かほんのり甘い味がして、ふと不思議そうにボトルを見る。

「俺を暖房器具と一緒にするんじゃねぇ」

こちらに寄りかかり、安心したように手を繋ぐ彼女へそうツッコミを入れる。
酒のボトルを一気に飲み干せば、それを地面へおいて空いた手で彼女の頭を撫でる。

シンシア > 「もぉ…笑いすぎ」

口直しになるものも周囲にはない
しばらくは喉が熱く頭の芯がボーっとするのをすぎていくのを耐えるしかない

笑われる様子にムッとした表情で軽く睨むけど、迫力があるわけでもない

「いいじゃない?暖房いらず…これからの季節、ますます女の子が寄ってくるかもね?」

返した酒瓶を飲み干す様子、あの強さで喉の焼ける感覚も楽しんでるのか
酒好きの感覚が理解できないで見てるばかりだけど
手が伸びてくる、もたれ掛かるままその手に頭を撫でられて

ソル・グラディウス > 「ん、ん!ごめん、アルコールが回ると自重が効きにくくなっちまうからさ」

咳払いして彼女へ告げる。
流石にあの強さのアルコールの一気飲みは辛かったようで、数回咳ばらいを繰り返す。
喉の違和感が収まれば、迫力のない睨みに笑顔で返した。

「今はただの女の子なんて必要ないですよーだ!
 今はなぁ、今は戦ってくれる美人の女の子が欲しいなぁ。俺の欲求を満たしてくれる子が欲しいんだよなぁ」

擦り寄ってくる女性なんてそう大勢必要ないと告げれば、むしろ自分と戦える女性が欲しいと告げる。
いや、戦ってくれるだけなら女性でなくとも良いのだが…
ともかく、戦闘という欲求を満たしてくれる相手が今現在必要と言い放つ。

シンシア > 「んー戦ってくれる人?…私でもいいけど力量に差がありすぎるから
 物足りなくさせるかもね」

どノーマルな人間の自分と、特殊な力をもつ彼
隣で繋いだままの手から伝わる暖かさ
チラッと見上げるようになりながら
戦いを楽しむように話す相手を見つめて

「…なんだか意外だった、女の子よりも戦う相手っての」

ソル・グラディウス > 「そーそー。でも最近、気になる女の子が見つかったの!
 もうその子にメロメロでさぁ~今度お相手してもらうことになったんだ」

頬に手を当て、恋する乙女と言った感じに彼女へ告げる。
嬉しそうに満面の笑みを浮かべるが普段通りの彼とのギャップもあってからか何処となく不気味に捉えられるだろう。
今度、デートと言う名の戦闘をするらしく、それが楽しみで仕方ないと言った様子だ。

「…剣のせいだ」

彼女の発言が飛んで来れば、ふざけたような言動をやめていつもの雰囲気に戻る。
『剣のせい』と一言で片づけ、それからあとの説明はしようとはしない。

シンシア > 随分、テンションあげて嬉しそうに見える
小さく笑いながらも、気になる女の子と戦いを喜んであげるべきか…
表情は複雑になって、視線を落としてると

頭上から聞こえた、先ほどとは声の雰囲気の変わった言葉に

「…そう」

それ以上に続ける言葉もでないから短い返事だけ
かわりに、片手に繋いだ手のひらを両手で握るようにして

ソル・グラディウス > 嬉しそうに笑顔で浮かれていると彼女の複雑な表情が目に入り、ハッと我に返る。
こんな時、どう声を掛けていいかわからず、下手に声を掛けるよりはと思って黙り、前を向く。

「……ん?どしたの?」

まだ多い人通りを眺めていると握られる力が強くなった気がした。
苦笑いで彼女を見下げ、少し困惑した様子で頬を掻く。

先ほどの発言で怒らせてしまったかと思い、謝罪の言葉を考える。
しかし、何処に怒らせる要素があったのか謎が謎で、謝罪の言葉が上手くまとまらない。

シンシア > 「剣のせいって…いってたけど、剣のおかげだからね」

聞き方の違いかもしれないけど
卑下してるように聞こえたから

過去になにかあったか、以前聞いてしまったけど
苦労したのも知ってたからこそで

今あるのは、その剣のおかげでもあると、感じてたから
握ったままの手を軽く揺らしてみる

「剣の性分で戦いを求めるのなら、次その欲がでたら、私が手合わせしてもらおう」

言葉を選ぶには難しく、剣があるからこそ今まで繋がってたから
顔をあげてニコッと彼に笑を浮かべ返す

ソル・グラディウス > 「…?」

自分の発言を訂正する彼女を不思議そうに見下げる。

他人にはあまり話してなかった剣のこと。
いつかの夜に彼女へ話したこともあってか、自分の発言の訂正に特に憤りは感じずにむしろ穏やかな表情へと変わっていく。

剣のおかげで出会えたことに心底嬉しそうな彼女。
その彼女と繫いだ手に自分のもう一つの手を重ねる。

「…あぁ、そうさせて貰う。…いい女だな。お前は」

笑みを浮かべる彼女へ顔を綻ばせそう返す。

シンシア > 機嫌を損ねさせるかもと、気にしながら話したこと
剣があるから、傷も怪我もないというこをと聞いてたから

酔ってるのに、穏やかに嬉しそうに笑う様子
大きな手が重なり、褒められる言葉をもらえば

「…なに、そんなの…当然でしょ」

照れそうなとこを、逆にフフンと得意げに動揺してるくせに笑ってみる
ただ、目を合わせてるにはニヤケてしまいそうだったから
最後は、そっぽを向いて

ソル・グラディウス > 剣の悪い側面しか見ない自分と良い側面を見る彼女。
あまり長く時を共にすれば、いい部分が見えなくなり悪い部分が浮き彫りになってくることもあり
彼女のお陰でいい部分を再確認することとなった。

「…そうか。当然、か」

子供っぽく得意げにしたあと、最後にそっぽを向いた彼女。
子供や老人を手助けし、このように自分を慰めてくれる女性は否が応でも良い女と思えるようになり
その女性と関係を持てたことが少し嬉しく感じてしまう。

「っと…いい時間だな。今日はお前ん家に泊まっていいか?飯とか食わせてくれよ」

通りの設置されたモニュメント時計を一瞥する。
気付けば人通りも先ほどと比べてめっきり減っており、時間が大きく進行していたことを表していた。
彼女から手を離し、大きく伸びをしつつ立ち上がってそう聞く。

シンシア > 「…そう、だって、その剣がなければ生きてなかったかもでしょ
 そしたら…出会えてない人もたくさんいるはずだもの」

そっぽ向いてた顔を戻し、
特殊な剣の所持者ならではの苦悩もあるのだろう

人間な自分には、想像できないことも、それでも
「今」を生きてる上での喜びを伝えて
同じように立ち上がれば、彼の言葉に頷きながら

「いいけど、買い物してないから、簡単な料理くらいならね」

ここからなら家のほうが近いし、その申し出を受け入れる。
共に歩き出すように

ソル・グラディウス > 「…だな。お前と会えてよかった」

彼女へ背を向け、そう返す。
最初の酔いが嘘のように彼の雰囲気がいつもの物へと戻る。
告白するような言葉を告げたのが少し気恥ずかしく、彼女へ顔を見せないまま。

「おう…で、今日はどうする?甘えるか?…なんてな」

申し出を受け入れた彼女へそう冗談交じりに聞く。
以前、彼女の家へ訪問したときは、晩酌を共にした後…兄のように慕われ行ったのだが、今日はそれをするのか?と

そして彼女の家へ歩き出し、その夜はご飯を普通にご馳走になった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からソル・グラディウスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシンシアさんが現れました。
シンシア > 「さむーい…」

夜の冷え込み、通りに置かれたベンチに腰かけながら
買ってきたホットココアを両手でもってるから指先は少し暖かく

それでも頬に感じる外気は冷たいから、体を冷やしてしまうかもしれない
通りには、まだ時々人も通ってて、週末に近いからか酒場も賑わい声が外にまで届いてる

シンシア > 酒場の賑わいに混ざる気分ではないけど、外から眺めてるなら無害

通りのベンチから、人が楽しそうにしてるのを眺めながら、自分は
テイクアウトした暖かなココアに口をつけて
甘いのに表情も緩む

軽く脚を組んでるほうを揺らしながら
少し明かりが差し込む先のベンチで