2016/09/24 のログ
リン > 少なくとも瀟洒な姿には見えないだろうということはわかっていたが、
金貨の輝きはリンからそういう雑念を忘れさせた。
お金の大事さに関してはさんざん学ばさせられたのだ。
一つ残らず拾って大事にしまい込む。

「え、あ……は、はい……」

つい勢いで抱いてと口走ってしまった。
勝ち気に見下されれば、軽口を叩いていた様子から一変して
貞淑な乙女のような気配をまとう。
チェシャの正面に座り込み、顔を近づけ、彼のキュロットに手をかける。

それが下りれば、脚の間に下がるものをサテンの手袋を嵌めた手でそっと包みこみ、
様子を伺うような慎重な手付きで愛撫を始めるだろう。

チェシャ=ベルベット > 先程リンが腰掛けていた木箱に今度はチェシャが腰掛ける形になる。
リンによって寛げられたキュロットから下着、下着からまろびでた少年らしい性器。
まだ興奮すらしていないそれにサテンの布地が擦れてゆく。

「ふ、ん……っ上手だね……。さっきの、人にもしてあげたのかな……?」

股を開きリンのやりやすいように姿勢を直す。
ついでの戯れとしてかがみ込んで低い位置に来るであろうリンの頭を手のひらでよしよしと撫でてやった。
どうやら心地よいらしく時折漏れる吐息が熱を帯びる。

「口でも、してみてよ……っ」

チェシャ=ベルベット > 【一時中断です】
ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」からリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」にリンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
リン > 「う、うん……」

熱っぽい息遣いに、素直に感じてくれているのがわかり、親しみを覚える。
褒められてよしよしと撫でられると、嬉しさが募ってほんの少しだけ呪いが動いてしまうのがわかった。
奉仕に支障が出るようになっては困る。気持ちをしっかりと保とうとする。

「わかった……」

相手の股座に顔を埋め、根本に唇で触れて吸う。
指先で軽く支えながら、反応し硬さを持ち始めたものを、繕うように側面や裏筋を舌でなぞり――
やがて先端部分へと上り詰めると、あんと口を開いてそれを収める。

「んっ……あむ……はぁっ……」

膨れた肉の形を口に覚えさせようとするように、舌のみならず口腔全体を用いて揉みしだく。
分泌された唾液がからみつき、唇の隙間から水音を漏らしながら、まんべんなく塗布されていく。
リンの口の中に広がる雄の味に、かがみこんだ両脚の間でおとなしくなっていたものが
再びランジェリーを持ち上げはじめた。

チェシャ=ベルベット > 「あは、こんな奉仕してもらえて、さっきの人はっ……幸運だね……」

緩やかにリンの頭を撫で続け、自分の物を口で含み始めればぴくりと背筋が震える。
それと同時に丁寧に舌で揉みしだかれたそれがくくっと固くなって持ち上がり始めた。

そういえば気持ちよくなったり恥ずかしくなったら相手は縮んでしまうのだったっけ。
忘れたわけではないが、リンの太ももの間で持ち上がった物がスカートを押し上げ始めると
どうしても愛でてあげたくなってしまうのが人の心というものだ。

「女の子はこんな所にテントを張ったりしないんだけどなぁ……」

にやにやと意地悪く笑いながら器用に靴を脱いだ片足でやわやわと起き上がったリンの性器を
こすりつけ、強めに扱き指先でつついてやる。

リン > 「んっ……れしょ(でしょ)……」

チェシャの雄茎がより大きく口の中を占領する。
満足いただけていることに気をよくし、舌や頬肉で亀頭をこね回すだけだったのを
頭を動かして竿の部分までも口腔内に収め、戻し……全体をゆったりと往復させ、射精欲を昂ぶらせようとする。
根元を支える手の指先は、陰嚢をふにふにと軽く揉む。

「あっ、ひゃめっ……らってぇ(だってぇ)……」

爪先で触れられるとわかりやすく身を跳ねさせてしまい、また少し小さくなる。
口淫を続けようとして、かがみ込んだままもう少し背伸びして体勢を変える。
直接のものと言葉の二重の責めで、頭一つ分ぐらいはすでに小さくなってしまった。
不平そうにチェシャを見上げて睨みつけるが、股間の突っ張りはより元気になってしまっていて隠しようがない。

チェシャ=ベルベット > 「でも僕のほうがもっと上手だけどね……っほら、もっと頑張って」

わざとらしく腰を前に突き出してぐいぐいと奥へと含まれたものをもっと奥へと突きこんだ。
だが、案外にリンのほうも小器用に頑張っているようで技巧を凝らしてこちらをいかせようとしているのを感じ
なにくそ負けるかとなぜか意地を張って射精を我慢する。
表面上はひどく余裕の笑みを浮かべているつもりだが後ひと押しされれば簡単に達してしまいそうだ。

「そんなに、……蕩けた顔でっ、小さくなってるのに……だめなんて言わないでくれよ……あっ、
 ほら、もっと足開いてっ……!」

縮んだリンに気を良くしたのかさらに脚の動きを細かく振動させ、やや強めにいじってやる。

「最後にはっ、見えないくらい小さくなっちゃったらっ……ん、どうしよね……?
 ちんちん入れてあげられないかもだから、っあ、頑張って大きさを保っててよ」

リン > 「んぐぅ……!」

小さくなってしまったために相対的に相手のものも大きくなってしまっている。
奉仕されながらもなかなか出す気配のない相手に、こちらも意地になって懸命に吸い付き、
先端の割れ目を舌でなぞる。

「んあっ、ああ……あいぃ……」

屈辱と快楽を浴びてみるみるうちに、今度は纏う服ごと身体が縮む。
芥子粒のような大きさで彼の足元を這いつくばる姿を想像してしまった。
相手の言葉に逆らえず、従順に脚を開いて相手の責めを受け入れ、
スカートや下着に先走りの染みを広げさせる。
口淫に専念できなくなり、精彩は欠け、必死に相手の下半身にしがみついて――
ほとんど単純に吸って舐める程度のことしかできなくなってしまう。
背も、両脚で立たなければ届かなくなる。

「あっ……ぁぁ……っ!」

やがて、相手が達するかどうかというところで口を離して、仰向けに倒れ――
足の下で痙攣して下着を汚してしまう。
もともとリンのほうが欲求不満だったのであった。
もはや背伸びしてようやくチェシャの股に顔が届く小ささになってしまった。
さらに責めを継続するなら、もっとどこまでも小さくなってしまうかもしれない。

チェシャ=ベルベット > 「あっ、いっちゃったか……って今度は服ごと縮むんだね。
 器用なもんだ……、僕が埃みたいに小さくなっちゃった君を弄ぶのを想像していっちゃったのかなぁ……」

仰向けに倒れたリンの顔に股を覆い被せ、丁度熱い塊となった性器をぴたんとその頬にこすりつけ

「はっ、あっ……んんぅ……っくぅ……!」

ぶるっと背を震わせ精を吐き出す。どろどろと絞り出すように白い液体を相手の顔に塗りつけてまぶした。
みればスカートの下から染み出した物によってリンも満足しているらしいことににんまりと笑みを浮かべる。

「ん……上手だったよ……。それじゃあ抱いてあげる」

既に赤ん坊のような大きさのリンの体を抱き上げて、再び木箱に腰掛ける。
せっかく似合っているドレスは脱がすのが野暮だったのでそのままで下から器用に手を突っ込み
レースの下着だけを緩めて剥いだ。

「ほら、しっかりして。慣らすから」

リンの精液を指ですくって濡らし、見えないスカートの下を弄って後穴にたどり着く。
それからゆっくりとその中へ指先を押し込んでやった。
膝上に乗せたリンの尻の下で、先程吐き出したばかりのチェシャの逸物が再びゆるやかに立ち上がっていた。

リン > 「…………あぅ……!」

熱源を押し付けられて身を捩る。
嫌がっているのか歓喜しているのかはわからない、あるいは両方かもしれない。
吐き出された精液が口に入り、塩味が広がる。
最後までやりきれなかったことが少しばかり悔しい。

「や、やさしくしてよ……」

紅潮と興奮の引く様子もないまま、チェシャに抱きかかえられる。
指が下着を剥ぎ、孔をくすぐると咳き込むような喘ぎ声を上げる。
腕の中にある間は、劇的に身体の大きさが変わることもなかった。

「うぅぅ……んっ!」

腸の中に異物が侵入するのと、尻に当たる象徴の感覚。
濡れた肉がしっかりと指を挟み込む。
リンのものも、行き場を知らず再度猛り始めていた。

チェシャ=ベルベット > しっとりと熱い濡れた肉を指に絡ませ深くえぐっていく。
しばらくはゆっくりと優しく――優しくしてと頼まれたからかどうかはわからないが
人差し指をぐにぐにと動かし、余裕ができてから二本めを差し入れた。

向かい合わせの形で相手を膝に載せ、どろどろの顔、その額へ口づけを落とす
自分の出したもので唇が汚れようが気にしていない。藍色の髪を唇でなでつけた。

「そろそろ、入れてもいい?それとも、自分で乗って入れる?」

スカートをのけて、自分の股のものを指差した。相手が動きやすいように小さな体を腕で支え
ひょいと逸物の上にずらして乗せてやる。どうする?と視線だけで問いかけてみた。

リン > 「ふ、う……」

体内で指が拡げるように動いて、がくがくと上体を揺らし、
向かい合う相手にしがみつくように腕を動かす。
口づけをされれば安らいだ様子で目を細める。

「……ん、自分で入れる」

自分の甘えた素振りが今更に恥ずかしくなったのか、目をそらして
下半身を上げ、相手のものをしならせて、そこに改めてゆっくりと腰を落とす。

「ぐぅ……!」

特別大きな得物でなくても、縮んだ体格では数倍以上の体感になる。
慣らされていてもなお、裡の肉や骨を押し遣られる感覚に脂汗を垂らすが――
それでも徐々に、にちにちと自身の奥まで導いていく。

チェシャ=ベルベット > 「ん……っ」

リンが自ら導いた胎内は指先で感じるものよりずっと熱く疼いていた。
敏感な部分と指先では比べるべくもなく、性器のほうがうんと気持ちがいい。
汗を流すリンの額をよしよしと撫でてやりながら一応の気遣いを見せてやる。

「……だい、じょぶ?痛くない……?」

随分と縮んでしまった相手では自分のものを受け入れるのすらきつい重労働だろう。
あまり無理をしないようにと背中をぽんぽんと叩いてやった。
ついに、小さい胎内の奥へと先端が着いたのならここが限界だろうとあたりを付けて
なるべく最初はゆっくりと、徐々に勢いをつけながらリンの小さな体を持ち上げ下ろしゆすり動かし始める。

リン > 「だいじょうぶっ、気持ちいい、からっ……」

ふるふると首を横に振り、ふぅ、と呼吸を整えて苦しさを紛らわす。
相手にしがみつき、胸元に顔を寄せる。
熱核が奥までたどり着き、身体が揺らされ始めれば
快感をノックされて、苦しさよりも甘い快楽のほうが上回り、喘ぎ声を漏らす。

「あうぅ……っ、いい、いいよっ……もっと突いてぇ……」

すっかりと緩んだ表情で、雌のようにねだりながら
自らも腰を回して、相手のものを柔肉に押し付けるように動かす。
小さくもすっかりいきりたったリンの肉鞘が相手の腹に当たってこすれる。

チェシャ=ベルベット > 気丈に大丈夫と声をかけるリンに同じように背中に手を回して抱きしめてやる。

「ん、いい子だ……じゃあお言葉に甘えて……っ」

要求どおりにスピードを上げて、ぐいぐいと強く持ち上げ降ろして、打ち付ける。
リンもまた喜んでいるらしいと腰の甘ったるい動きによって悟ると彼とは反対に動いてねじ込んでやる。
女の内部もかくやという蕩け具合にチェシャもまた息を荒くし、我知らず喘ぎ呻いた。

「んぅ……っすごいっ……粘ついてきゅうきゅうって、しめつけてる……っ」

そして自分の腹に擦り付けられているリンの性器に気づき、そっと手に取ると上下動に合わせてゆっくりとしごき始めた。

「こっちも、気持ちよくなろうね……っあ、いっぱい、ぴゅっぴゅってだしてごらん……」

リン > 「ふっ……すごいぃっ……」

相手の動きが杭でがつがつと抉るようなものに変じて、目を白黒とさせる。
その衝撃が脊髄を通して脳へと伝わり、理性を痺れさせる。
しがみついた手が爪を立てた。

「ひゅう!?」

暴れる淫茎が滑らかな指に包み込まれるだけで、悲鳴に似た反応をしてしまう。
きゅうと緊張して淫棒を締め付ける肉筒が狭まる。

「はひっ、出しちゃう、ぴゅっぴゅしちゃうっ……!
 あーっ、あひぃっ、あ――っ……❤」

後ろを穿たれながらのしごきに、たまらずに相手の言い回しをそのまま借りて叫ぶ。
さほど待つ必要はなかった。
頭をぐりぐりと相手の胸や腹に押し付けながら、
指先ほどの器官からぴゅうぴゅうと白い液体をほとばしらせてしまう。

チェシャ=ベルベット > 「あーぴゅっぴゅしちゃうんだぁ……っ女の子の格好して、外で嫌いなやつにちんちん扱かれて
 ガツンガツンメス穴嵌められただけで……っあぅ……!んふっ……!」

自分からそう仕向けたくせに、あえて羞恥心を煽るような意地悪な言い回しでわざとらしく耳元で囁いてやる。
我慢させるなどと言うつもりはなく、リンが好きなときに達すれば全部吐き出させてしまおうと
中をごりごりと肉槍で穿ち責めて、手の動きをもっときつく早いものに変えた。
まるで牛の乳を絞るような手つきで次から次へとほとばしる精液の噴水を汚すのも構わず路地に飛ばす。
代わりに強く自分のものを締め付けられて、くっついた肌同士の温もりに柔らかな充足感を感じれば
ふっ、と息を殺してチェシャの肉棒からもどぷりと二回目の射精がなされ、リンの奥深くをたっぷりと満たしてやる。

「あー……リンの中、きもちい……っ、いっぱい種付けしちゃったかも……っあはっ♥」

最後の最後まで精を吐き出すとごりごりと最奥になすりつけ、しっかりと相手の体を抱きしめて余韻に浸る。

リン > 「あああ――――……」

きつくしがみつく腕から徐々に力が失われていく。
後孔の中でチェシャのものが律動して熱い精汁を染み込ませられているのを感じる。
霞んだ瞳でふうふうと疲弊に息を継ぐ。
抱き締められた拍子に突き刺さっていた淫棒がずるりと湿った音を立てて抜けた。
尻から、白濁がぼとりぼとりと溢れて落ちる。
白熱していた視界がだんだん元に戻ってくる。

「やっぱりぼくをいじめて楽しんでるじゃん……
 ほんと性根が悪いんだからさ……」

弱々しく震えた声で文句を垂れて、

「ま、楽しんでくれたならよかったけど。
 お買上げありがとうございまーす」

そう小さく付け足す。

チェシャ=ベルベット > 「ばれたか」

ぺろりと舌をだして悪びれもせずににやりと笑う。
勢いで抜けた自分の物をしまった後、よいしょと掛け声とともにリンを地面に降ろした。

「なんかさー、お前ちっちゃいからついついこう、猫的にはネズミを追いかけ回すような気分に
 なっちゃうんだよなぁ……まぁでもこれ以上はどうこうするつもり無いから安心して」

んん、っと伸びを一つ。せめて相手の後始末を手伝ってやるかと手を伸ばし
スカートをめくって尻から垂れ流されている自分の白濁液をちり紙で拭い取ってやった。
使い終わったちり紙は丸めてぽいっとその辺に捨てる。環境に配慮しない猫であった。

「それなりに満足できた。そっちは?」

にやにやと意地悪く顔を寄せてその返事を訊こうとする。

リン > 「うざっ。その舌引っこ抜くぞ」

要するにいじめるのが楽しいと評されて、なんとも複雑な思いをする。
顔をしかめてじろりと睨むが、この体格ではいかんせん迫力に欠ける。
拭いきれず肌や服にこびりついた精液を指ですくって口に運んだ。

「――……言う必要があるか?」

寄せられる顔にしっしと手で押しのける仕草をする。
わざわざ言わせたいのはわかるがそこまで付き合ってやる義理はないという態度だ。

「ま、気味悪がられるからね、この体質。
 普通につきあってくれただけ感謝はしてるよ」

とはいえこれぐらいは言っておいてもいいだろうと思ったが、
口にしているうちに照れくさくなってしまって顔を背ける。

チェシャ=ベルベット > 「ひゃあー怖い怖い」

感情がおおよそ篭っていない声音でそう言ってさっさと距離を置いた。
相手の体格が戻るまでまだしばらく時間がかかりそうだ。
ならその間護衛代わりにそばに居てやろうかとも思ったがこうして煙たがられているならその必要もないだろう。
それにリンが持つ”アクリス”を使えば例え暴漢に襲われたとて簡単に撃退できることだろう。
自分のような特殊技能がある人間でなければ、だが。

「それじゃあ僕はこれで失礼しよっと。お先に失礼」

来たときと同じようにひらりと身を翻して再び黒猫の姿になる。
とことこと軽い足取りで表通りへ向かおうとする途中振り返り、

「その格好、結構似合ってた」

それだけ言うと返事も聞かずぱっと駆け出していってしまった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
リン > 「勝手なやつ」

猫が去っていくのを呆れた表情で見送る。
一人残されることに若干の不安はなくもなかったが
貸しを作って付け上がらせるのはそれはそれでまずいから、これでいいのだと判断する。
チェシャが考えていたとおりに、近くに隠してある《アクリス》を使えば
そう簡単に手篭めにはされることはない。

……チェシャと鉢合わせしたら軽く仕返しするためのものでもあったのだが、
どうにも機会を逸してしまった。

「次も着ておいてやろうかな……なんて」

首を横に振る。
自分はやはり凡人でしかないな、と認識をあらたにした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」からリンさんが去りました。