2016/09/23 のログ
アリー > 「インクすら…凄い所ですよね…」

1000ゴルド、それだけあれば母と美味しいご飯を食べて10日暮らせる
それはインクの値段…あそこは第二の魔境なのかもしれない

「そ、そうなんです?私処されないんですか?」

安心して油断して翌日に晒し首なんて絶対に嫌だ
けれど格好も貴族らしくないし…本当なのかも?
一先ず気分を害してはいない様子なので一安心

「オススメはお酒も良いんですけど鳥の料理が絶品です。
丸焼きなんて一月に一回のご褒美にしたいぐらいでとっても美味しいんです…♪」

思い出すだけで涎が出そうになってしまう
あれを味わうために冒険者もまだ続けていられていると言っても過言ではない

「えっと、今日は個室をお願いします!」

いつもより気合を入れて店主に伝える
話を聞いてもらうのだからできるだけもてなしたいし
万が一店でトラブルが起きても個室なら関係ない
席に案内してイニフィが座るのを見れば自分も腰を落とす

イニフィ > 「無駄に趣向を凝らしてるから、値段が跳ね上がるんですって。」

元々庶民的、というよりも根無し草てきな生活が長かったイニフィ。
ゆえに、何故そこまで趣向を凝らして高いものをそろえるのか、少々理解できなかった。
しかし、世話になっている家の領主曰くそれが普通なのだとか。

「別に、何か罰を与えなきゃいけないことなんかなかったでしょ?」

ただ、少しだけ貴族の愚痴を聞かされただけで、何故罰する必要があるのか。
庶民的で、むしろ平民地区を闊歩しているイニフィにしてみれば、その程度で罰する貴族のほうが頭がおかしい。
気分を害することもない、と右手を軽く振って、店へと案内してもらった。

勝手しったる店なのだろう、店に入るなり個室を要求した。
そのほうがイニフィにしてみても気軽に話が出来るし、助かるといえば助かるのだが。

「鳥の……?ちょっとぉ、さいっこうじゃない♪」

鳥を使った料理は、イニフィにしても手も好物だった。
しかも、その丸焼きなどと、アリーでなくても涎ものである。
しかし、月一の語法日と聞くと、やっぱりそれなりに値段が張るものなのだろう。
ご馳走してくれる気満々なところ、すまないとは思うのだけれども。

「ねえ、それならその丸焼きを半分こにしない?
お金は、半分私が持つからさ?」

アリー > 「趣向を凝らさずに値段を下げて欲しいですよ」

そんな理由で値段を上げずに1ゴルドでも値段を下げればいい
何で馬鹿みたいに値段を上げるのか…頭の痛い話だ

「そ、そうですか?ならいいんです!それが一番ですよ!」

罰は避けられた
生き延びたのだと小さくガッツポーズ
ここ最近で一番の危機を脱することができた

「あ、鶏肉好きなんです?私も大好きなんです」

依頼の最中も仕留めれば食べられるので鶏肉は友達
親友と言っても過言ではない
そんな鶏肉料理を美味しくいただける…最高のお店だ

「本当ですか!?じゃぁ頼みましょう、すぐ頼みましょう!
お酒だってじゃんじゃん頼んじゃいましょう♪」

イニフィ > どうやら、貴族社会というものの値段そのものが手が出ないものもいるらしい。
そういう意味では、やはり貴族というものは害しか生み出さないという事なのだろう。
そんな社会に身をおいているとはいえ、やはり貴族はどこか頭がおかしいのだと再認識した。

小さくうなるアリーのガッツポーズ。
どうやら掃討命の危険を感じていたらしいが、イニフィにはそれもよくわからない。
何をそんなに緊張する意味があるのか、と問い詰めたくなるほどに。

「ええ、時々やってるマグメールのバザーがあるでしょ?
そこで時々出てくるチキンステーキ、此れがもうたまらないのよね。
いい感じに照りがあって、肉汁たっぷりで…。」

でも、最近は少しそのバザーも開催される事が少なくなってきた。
美味しい鶏肉が味わえる少ない機会だというのに、貴族がそれを阻害している、とか。
それをする意味がどこにあるのかは不明だが、どうせまた気まぐれか何かなのだろう。

「あら、アリーちゃんってお酒飲めるの?」

イニフィも飲めることは飲める。
だが、じゃんじゃん頼むというその言い分だとすると、彼女は強いほうなのだろうか。
少しだけ熱を冷ますように、胸元を開けると――そこから少しだけ、甘い香りを漂わせた。
おそらく柑橘系の香水なのだろう――か?

アリー > 「チキンステーキ…聞くだけでお腹が空きそうな響きですね」

ジュルリ…細かく説明するからお腹が余計に空いてしまう
参加はしたいがお金がない
いつかお金を気にせず美味しいものを心行くまで食べ歩きたい
そんな時が来るのかは分からないが…

「飲めますよぅ。ギルドで受付やってる友達に冒険者は飲めないとだめだ~って特訓させられて」

冒険者を始めたばかりの頃
と言っても去年の事だがあの時は酷かった
吐くまで飲まされて鍛え上げられたおかげか今では普通に窘めるように

「と~り~と~り~♪丸焼きちゃ~ん♪」

ナイフとフォークを眺めて鼻歌を歌う
ふわりと香る甘い香り、良い匂いがどこからするのかと思えばイニフィの格好がさっきまでより大胆な事に
大きい…がまず思い浮かんだこと、次いで暑いのか、後はじっと見つめては失礼と目を逸らす
自分の胸を見下ろせばないわけではないがまだまだ成長過程
彼我の戦力差に少し凹んでしまいそう

「えっと、暑いなら扇ぎましょうか?
魔法でも使えたらよかったんですけど…」

イニフィ > 「実際眼にしたらお腹がすくのが困り者よね…。」

なんと言っても、カロリーが一番気になるのだ。
以前ならばほぼ毎日歩き回っていたのでそこまで気にすることはなかった。
しかし、今ではほとんどマグメールの中でしか歩き回ることがなくなってしまった。
それゆえに、食事には些か気をつけないと、すぐにお腹が第二の胸になってしまう。
毎日散歩で出歩いているのは、それが一番大きなことだった。

「へぇ……、意外ね?
まあ、でも冒険者さんなら、確かに少しくらいは飲めないといけないのかしら?」

しかし、明らかに未成年と思わしき少女に吐くまで飲ませるというのはいかがなものなのだろうか。
普段、嗜む程度にしか飲まないイニフィでも、そんな無茶なことはあまりしたいとは思わない。
むしろ、其れで潰していろいろ――などと考えてしまっている。

甘い香りは、ふわふわと漂いながら―――気づかれないうちに、アリーの性欲を煽る魔性の香り。
軽く手で仰ぎながら、それをまるでアリーへと流していくかのように、イニフィは涼む。
随分とご機嫌に、ナイフとフォークを持っている野は、よほど楽しみなのだろう。
もっとも――その楽しみが味わえるかは、彼女の魔法防御力にかかるが。

「ん~、さすがに室内だとまだむせるわねぇ…。
そうね、近くで仰いでくれると助かるわ?」

ただし――近くによれ場、その香りを更に強く感じることになる。
柑橘系、みかんのような甘い香りを漂わせ――まるで麻薬のように、頭に霧をかけ――。

アリー > 「眼の毒って奴ですねぇ」

お腹が空くものは見ない嗅がないを徹底する
贅沢な食事をポンポンしていてはすぐにお金が消えてしまう
堅実に計画を立てないと生活に関わってくる

「そうなんです。お酒を飲めないってなると舐められるは怒られるはで…」

酒場に入り浸る冒険者も居るほど冒険者には酒好きが多い
そんな彼らと友好までとはいかなくとも空気扱いされるには少しは飲めないと話にならないのだ

「んぅ…え、あぁもちろん。まだ部屋の中でも暑い時期ですしね」

何だろう…食事を待っているのに何だか身体が暑い気がする
ここはそんなに蒸し暑い店だったっけ?
とりあえずメニューでイニフィをパタパタ仰ぐ
距離が近付き良い匂いはまた濃くなっていく

「香水…ですか?とってもいい匂いですね…」

甘い柑橘系の香
魔法防御なんて言葉すら知っているか怪しいアリーにそれを防ぐ手段はない
むしろ良い匂いの香水とその匂いを楽しんでいる
次第に目の色が薄れ口数も減ってくるだろう

イニフィ > 「ほんっと、それよねぇ…。」

眼の毒というよりも、アレはトラップに違いない。
いい匂いにつられて、逸れに引っかかってしまう一種のトラップだ。
おかげでバザーのあと、体重が○キロ増えてしまって、ショックを隠しきれなかったこともある。

「なるほどね…、冒険者っていろいろと付き合いもあるし、やっぱり飲めないとなのか。」

しかし、アリーの年齢を考えても、そんなに飲ませなくてもいいような気はする。
少しは呑めないと話しにならない、といってもやはり年齢の問題も少しは絡むはず。
――体を壊さないかと労わりつつも、傍によったアリーへと、更に甘い香りを漂わせ。
嗅がせるというよりも、香りで包み込むといったほうがいいかもしれない。

「ねえ、残暑が厳しいのは毎年のことだけど…早く涼しくなってほしいわね?
まあ、寒くなってきたらなって北で、またあったかくなって欲しいって思うのかもしれないけど。」

そういう意味では、非常に勝ってなのかもしれないけど、実際そう思うのだから仕方がない。
けらけらと笑いながらも、徐々に口数が減ってきたアリーの様子を愉しむかのように、仰いでいる姿を眺める。
もう少し――胸元を晒せば、そろそろ心理的にも別の意識が生まれ始める頃合か。

「ええ、特注品の香水なの。
よかったら……もう少し傍で嗅いでみる?」

そばによることに何の違和感も持っていない。
もし、抵抗がないならばアリーの体を抱きすくめて、ほぼゼロ距離で嗅がせるだろう。
香水の――フェロモンの効果を最大限に引き出すには、やはりゼロ距離が一番だ。

アリー > 「はい、冒険者も人付き合い有ってこそですしね」

気に入らないという理由で嫌がらせや妨害を受けることだってある
人付き合いは深すぎず広く
挨拶をして返されるぐらいで居た方が何かと都合がいい

「えぇ…そうですねぇ…」

何だか眠たい感じがする
思考に霧がかかってしまった様なそんな感じが
パタパタと仰ぎながらも段々と受け答えが散漫に
それにさっきからどうにもイニフィの胸に目が行ってしまう
失礼な事とはわかっているのに…どうしてだろう?

「……ちょっとだけ…」

身体を寄せると抱きしめられ甘い匂いを今までよりも強く感じる
とたんになぜか分からないが体の奥、おへその下の辺りが疼いてしまう
それでもいい匂いと心地よさに離れられられない
こっそりと運ばれてきた料理、楽しみだったのに今は興味が湧かない

イニフィ > やはり冒険者でも人付き合いというのは、いや、冒険者だからこそ大事なのだろう。
人付き合いは深く付き合えばそれだけ面倒に巻き込まれるし、浅ければ相手にもされない。
広く、自分の顔を立てられるくらいでちょうどいい。

だんだんと、アリーの口数が減ってきた。
フェロモンの効果があったらしい、という事は魔法の心得は一切ないという事か。
久しぶりに引っかかった獲物、イニフィはどこか妖しく笑みを浮かべていた。
自分の胸に視線が泳ぎ、そしてだんだん凝視してくるようになれば、そろそろだろう。
抱きしめ、離れられなくなったならばその唇、奪うように顔を寄せようか。

「んふふ……どうしたのかしら?
もしかして、なんだか気持ちよくなってきちゃった?」

例えまあでゃ対句途中でも女は女。
引っかかってしまえば跡は蕩けさせて、そして存分に味合わせてもらうだけだ。
幸いなことに、彼女は個室タイプを選んでくれている。
注文をとらねば、誰かが入ってくることもないがゆえに――この体を堪能させてもらえる。

疼きを覚えている下腹部、そこを撫で回しながらイニフィはアニーを後ろから抱きしめる。
軽装を着こなしている、その鎧を脱がせてまだまだ薄い胸を、撫で回すようにして。

アリー > 「んんぅ……?」

キス…されそうな程に顔が近い
どうして?そう考えようとしてもうまく頭が回らない
あと少しでキスをしてしまうような距離でも離れられない
むしろ体を近付けていく

「えと……はい、何だかポカポカフワフワして…ふぁっ」

ただお腹を撫でられただけ
それなのに小さく声を上げてしまう
普段ならこんな事ないのにどうして…
されるがままに抱きしめられ鎧を脱がされてしまう

「ひうっ…イニフィ…さん、ダメ…ぇ…♡」

胸への愛撫に抵抗できない
声を抑えようと必死に耐える
しかし体は反応してしまいアソコにはすでに染みができてしまっている

イニフィ > 体を預けてしまえば、あとはもうそのまま唇を重ねる。
女同士という抵抗が、アリーにはあるかもしれないがイニフィはなんら関係ない。
むしろ、女同士のほうが専門であるがゆえに、まったく抵抗などなかった。
唇をかさね、薄く唇を開かせれば底へ自分の舌を入り込ませる。
アリーの舌を絡めとり、唾液を――甘い唾液を流し込み、飲み込ませていく。
ねっとりと絡みつくような、濃厚な唾液を――。

「んふふ……素直な子ね…アリーちゃん?
いいわ、どんどん感じちゃって?…それとも、女の子同士だといや?」

イニフィはなんらそんなことはない。
むしろ、アリーがそのまま体を預けたままならば、どんどん身につけているものを脱がしてしまう。
鎧から始まり、アンダーを剥ぎ取り――上半身だけ裸にしてしまえば、平らに近い胸を撫で回していく。
乳首を指で折り曲げ、何度も上下へ弄び、指の腹で軽くつまんで、こりこりと転がす。
首筋に舌を這わせ、軽く仰け反らせながら――下腹部、お臍のしたのあたりを優しく撫で回す。

「んふふふ…小さいのに、ここは随分とオトナなのねぇ?
もしかして……誰かとこんなこと、したことあるのかしら?」

体が反応しているならば、そのまま愛撫を続けていこう。
既に下腹部、秘書のあたりに染みが広がり始めているほどに、彼女の成熟は始まっている。
しかし、この反応――処女というわけではない、のだろうか?

「ねえ……私の目を見て?」

だんだん、薄くなっていく眼の光。
その光を完全に消し去るかのように、イニフィの眼が赤く光る。
その意思を完全に、淫らな方向へと持っていき――淫魔の魅了を、アリーに施す。

アリー > 重なる唇、自分の中にイニフィの下が入ってくる感触に驚くもそのまま受け入れる
このキスで女同士と言う抵抗感も気にならなくなってしまった
甘い香りに抗えない心地よさ
抵抗もなくなりコクコクとイニフィの唾液を飲み込む

「どんどん気持ちよく…イニフィさんだったら、嫌じゃない…です」

最初に会った抵抗感なんて忘れイニフィに体を委ねる
甘くて気持ちよくて男の人の様な怖さもがっつきもない
それが余計に安心してしまう

「ひぅ…小っちゃいけどちゃんと有るんです
えと……こういうことは初めてで、優しくしてくださいね?」

弄られる乳首は硬さを増していく
小さい分感度は高くイニフィに体を押し付けながら耐えようとしている
足の速さと異常さが幸いして襲われかけた事はあってもこういう事は初めて
なのでできれば優しくして欲しいと伝える

「目……?」

言われるままイニフィの目を見つめる
抵抗をする意思も力もないアリーに抗うすべはなく
完全にその瞳から光が消えた

イニフィ > 抵抗らしい抵抗は全て奪い去ってやった。
後はただ、人形のように情事を受け入れる、そんなアリーがいるだけだ。
この快楽を忘れられないように、たっぷりと可愛がってやろう。

「んふふ……そう?…じゃあ、一杯可愛がってあげるわ?」

最初のころは、礼儀を重んじる可愛い子、というだけだった。
しかし蕩けさせてしまえば、その子は性欲に従順な、とても可愛い玩具になる。
安心感を感じている、その心を掌握してしまえば――。

「ううん、小さいとかそういうのは別にいいわ。
優しくできるかどうかは…わからないわよ?」

アリーがしてほしいと望めば、その欲望をさらけ出せば。
イニフィという名前の淫魔は、その欲望に忠実に答えてくれるだろう。
今まで誰にも教われたことのない、純真無垢な体を味わえるのは、正に幸運だ。
ゆえに、やりすぎてしまうかもしれない、そこだけは了承してもらおう。

赤い瞳を凝視してしまえば、その意思は既にイニフィの思うが侭。
欲望、そして被虐欲を駆り立てながら、イニフィは下腹部に手を伸ばした。
既に染みになっているその場所へ、下着の上から指を押し付け、余計に染みを拡げていく。
上下に走るスリット、逸れに合わせるように指を滑らせ、下着を食い込ませていく。

だんだん堅くなっていく乳首、感度も良好で弄びがいがある。
きゅっと、少しだけ強く摘み、転がしながらゆっくりと引っ張っていく。
胸が円錐状になるまで引っ張り、軽く弾いて弾ませる。

アリー > 「可愛…がる……嬉しい…」

思考は殆ど奪われたが言葉はきちんと返す
可愛がってもらえる、優しくしてくれるなら嬉しい
そんな気持ちが溢れ笑顔が浮かぶ

「優しく…ない…?痛いのは…や……」

嫌とは言っても離れようとはしない
イニフィならきっと痛くて怖い事はしないと感じている
ただイニフィに任せ自分は…それ以上は考えが回らない

「は、はぁっ、イニ…フィ…♡そこ、気持ち…いぃっ♡」

尖った乳首をはじかれれば快楽が体を駆け巡る
指でなぞり下着が食い込めば段々と蜜が溢れだす
でも、それでもまだ足りない…心地良く気持ちいいのにまだイケない

「イ、イニフィ…お腹が、お腹の奥が…」

荒い息で懇願する
愛液を溢れさせ軽い絶頂を味わいながら
それでもまだ奥の奥が熱く切ない感覚に我慢ができない

イニフィ > 普段の彼女ならば、性的に可愛がるといえばきっと嫌悪感を抱き、逃げ出していただろう。
さっきの様子からして、こういう行為に積極的とは思えなかった。
しかし、フェロモンに完全にキメられ、思考を奪い取ってしまえばこの通りだ。

「大丈夫、痛いことなんかしないわ…?」

痛みを与え、快楽を感じるならばそれもやぶさかではないだろう。
しかし、それを望まないならば淫魔は答えることはない。
勿論、彼女が徐々にそういうことを望むようになれば、話は別だが。

「んふふ……そこって、一体どこなのかしら?
ちゃんと言ってくれないと、私はいじって上げないわよ?」

切なさを感じ、それ以上を望んでも口に出さねば何もしない。
完全に尖りきった乳首に指を合わせ、扱き上げながら少しずつ、更に乳首をとがらせていく。
神経そのものすらもむき出しにしてしまいそうなほどに、アリーへと嗅がせた甘い香り。
それが徐々に、頭の中にまで沈みこんでいくだろう。
そうなれば、いつもは考えないことすらも――。

軽い絶頂ならば何度も味合わせる。
だが、それが蓄積していけば更に大きな波となって、彼女に襲い掛かる。
ゆえに、焦らして――快楽を溜め込ませていく。
下着の上から、浅いところばかりを擦りあげて染みを拡げ、彼女の我慢を限界まで高めていく。
後に来る、大きな波を期待させて。

アリー > 「じゃぁ…嬉しい……イニフィ大好き♡」

嫌悪感なんて欠片もなくただただ甘える様に抱き着きキスをねだる
情欲と愛欲が混ざり頭の中がぐちゃぐちゃに
何も分からないままただ優しいイニフィに甘えている

「そこ、は……ぉ…こ」

とても小さな声で囁く
恥ずかしい、まだ少しそう感じている
お漏らしでものかと思うほど愛液が溢れイニフィの責めに快楽を高めていく
しかしそれはまだ生殺し、ちゃんと言えないから弄ってもらえないのだと思い口を開く

「私のおまんこ……弄ってくださいぃ…♡」

もう我慢は限界に来ている
小さい波が何度も何度も押し寄せるがどれも満足できていない
すがるようにイニフィに抱き着きながら懇願
潤んだ瞳で見上げ縋りつく

イニフィ > 【継続中断】
ご案内:「王都マグメール 大通り」からイニフィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 大通り」からアリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」にリンさんが現れました。
リン > ドレス姿の藍色の少女――と見せかけて少年が、
気怠げな様子で、路地に打ち捨てられた木箱に腰掛けて一息ついていた。
“本番なし”を条件にひと仕事した後だった。
その相手は今はいない。掴んでいたものの熱を思い返すように
手袋に包まれた右手を握っては開く。なんとも言えない表情。

「ぼくはフツーに女の子のほうが好きなんだけどな……」

好きなものを好きなように摂取できるのならばどんな仕事だって楽しいに違いない。
もはやここにいる必要もないが、なんとなくまだもう少し日の陰る場所にいたかった。

リン > まあしかし、先刻の相手は行儀が良くて助かった。
ひ弱と見てなし崩し的に組み伏せて犯してこようとする輩も少なくはないのだ。
こんな場所にこんな格好でいれば別口の悪漢が近寄ってきてもおかしくはない。
むろん、無策でこんな場所をうろついているわけではないが、
それにしたって危険は少ないほうがよい。

「にしても向こうばっかり気持ちよくなっちゃって……
 いや、仕方ないけど」

するりと手が自分の両脚の間に滑り込む。
発散してしまおうか。どうしようか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
チェシャ=ベルベット > 「妙な呪い付きの癖にその上売春、女装癖で露出狂もちとは見上げたものだねぇ」

どこぞから聞き覚えのある声が人気のない路地に響いた。
トコトコとリンの座っている木箱の前に黒猫が一匹歩いてきておすわりのポーズ。
言葉通りに相手を見上げて、

「あ、僕に構わず続けてどうぞ?」

そうなんの気もなしにペロペロと前足を舐めて顔を洗い始めた。

リン > 「やるか!」

幾人もの男や女をひっかけてきた相貌を歪め、手を脚の間から抜く。
激萎えである。

「ほっといてくれよ……
 人がどんな場所で何してようが勝手だろ?
 ぼくみたいな生きるのに必死な一般人をいじめないでおくれ」

悲しそうに眉をしかめる。すねた表情で脚を組む。

「それとも何か。ぼくを生かして放免したことを後悔して
 仕留めにきたのか?」

チェシャ=ベルベット > 「別にいじめてるわけじゃないんだけどなぁ……。まぁ嫌ならとっとと去るよ、悪かった」

心なしか髭がちょっと垂れ下がった気がしたが僅かな違いに来づけるかどうか。

「んなヒマじゃないって、わざわざお前を探したりなんぞしないよ。
 たまたまさっき引っ掛けた相手とすれ違いざまに別れるところを見たから適当に声をかけただけだよ」

尻尾をゆらゆらさせながらリンが組んだ足の隙間から下着は見えるだろうかと顔を横に傾けた。
下着まで女物だったらどうしようか、割りと好きなのかもしれない。そういうことが。

「……お詫びに欲求不満解消手伝ってやる?」

リン > 「えっ? 違うの?
 ぼくみたいな脛に傷持った人間を言葉責めするのが趣味の
 最低陰険野郎だとばかりてっきり……」

あれだけ無体な仕打ちをしておいて、今はなんだか微妙にしおらしい振る舞いを見せる。
何かの罠か、とリンは疑った。
脚の隙間からチラと見えるのは果たしてレースのランジェリーであった。

「え。本当に?
 ……じゃなくて何か企んでない?」

ついつい素直な言葉が出てしまう。
組んでいた脚を下ろし、ぴったりと腿を合わせて閉じ、
じいっと疑わしげに黒猫を睨む。
自分ごときを陥れるのにそこまで迂遠な手を用いる奴ではないだろうというのは
前回の邂逅を鑑みればわかりはするが。

チェシャ=ベルベット > 「おいぃ?どんだけ僕のこと極悪人だと思っているんだ……!
 いやまぁ大体合ってるし違いがそれほどないけどさぁ、そこまで言われちゃうと
 前フリかなにかでそうして欲しいのかな?とか思わなくもないぞ」

ちょっとイラッときたのか再びピンと髭が張りつめた。
四つん這いの手足に力がこもるとちょっと脅かしついでに飛びかかろうかなという姿勢を見せた。
ちらりと見えたレースのランジェリーにああ~こいつもそういう趣味かとか
念入りなことだなぁという呆れた感想を持つ。口には出さなかったが。

「べっつに僕じゃ嫌って言うならさっさと退散しちゃうけど、
 ちょっと困っているみたいだし、前はまぁやりすぎちゃったとかちょびーっとだけ反省しなくも……ないな!ない!
 けど、そんなに疑うなら買う分には文句ないでしょ?」

そう言ってくろぐろとした毛並みからふるふると体を震わせると何処に仕込んであったのか
ちゃりちゃりと数枚の金貨が路地に転がった。前金らしい。

リン > 「間違ってないでしょ……。
 ぼくは単に思ったことはすぐ口に出しちゃうタイプなだけで、
 前フリとかそういうのじゃないし。多分」

何故事実を指摘しただけで怒られなければならないのだろう。不条理である。
脚の間に向けられた視線に気づくが別に釈明する必要もないと判断した。
このミレーに見せるために穿いたわけではないのだ。

「え、イヤじゃないし、寧ろ大歓迎だし、
 あっお買上げありがとうございます! ありがとうございます……!
 チェ、チェシャくん大好き~! 抱いて~!」

無造作にばらまかれた金貨に目の色を変えて立ち上がり慌てて拾い集めようとする。
このリン、何を隠そうお金が大好きである。
黒猫を掴んでシェイクしたらもっとたくさん金貨が出てきたりするのだろうか。
いやしないが。

それにしても、やれやれ、すっかり調子が狂ってしまった。
一応次に遭ったら意趣返しも考えていたと言うのにすっかりそういう流れではない。

チェシャ=ベルベット > 「がめついやつめ……ほぅれ、金色の菓子じゃ!たんと拾うがいい~」

流石にもう金貨を無駄にはバラ巻けないがいそいそと路地這いつくばって
お金を拾い集め始めるリンの姿はなんというか情けないが面白い。
だいたい黒猫は叩けばコイーンと出るブロックではないのだ。

「ふうん、抱かれるのがいいのかい。欲張りのごうつくばりめ。
 じゃあまずはその気にしてもらおうかなぁ……。そうしたら僕も気分良くノれるし」

くるんと身を翻すとたちまちいつもの勝ち気そうな表情の少年に変わって
腰に手をあてリンをじっと見下ろした。
何をしてくれるのか、期待するような意地悪な笑みでもある。