2016/09/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/バザール」にクロイツさんが現れました。
クロイツ > 日も暮れる頃の時間帯の噴水広場。
朝からは何軒もあった露店も日が暮れると共にその数を減らしてはいるが一部の店は商品を売り切る為か客引きを続けている。
そんな残る露店の中に交じり威勢良くは客引きこそしていないが未だに店じまいをせずに店番をする少年の姿。

「いらっしゃいー。珍しい薬草とかあるよー」

時折に通りかかる人を見れば声をかけるがほとんどは素通り、または見ても直ぐに興味を無くして去っていく。
判る人には判る珍しい魔族の国の薬草や薬、または遺跡から発掘した機械や魔導具なのだが街中で扱うには些か合わないもので。

「んー……またのお越しをね」

また一人客が去り、一人になった簡易テントの中。次にお客が来ればいいなと思いながら時間つぶしにと本を開く。

クロイツ > 「あ、いらっしゃーい。何か欲しいのあるかな?」

本を読み時間を潰していれば次のお客がテントを覗いたのに気が付き笑顔を見せる。
並べる商品を眺める客の姿を眺め、商品の説明を聞かれれば丁寧に答える。
やがて気に入ったのか機械を買うお客にお金と商品を交換して見送り。
そして客足が途絶えればまた本を手に取って。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/バザール」からクロイツさんが去りました。