2016/08/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地」にアダンさんが現れました。
アダン > 王都の昼下がり。
王都の警備隊の一つを統括するアダンは数人の街の衛兵を連れて、いつものように平民地区の巡回を行っていた。
現在回っているのは、大通りを何条か外れた路地。多くの人間が往来する。
しかし、大通りやピーク時に比べれば人はまばらである。大通りのような喧騒もない。

「……特には何もなさそうだな」

店や宿の中を無遠慮に覗いては去っていく。
アダンの悪名はそれなりに広まっているものの、未だアダンは捕らえられない。
名門貴族であるため、アダンのことを知っている王都の民も、彼の行いを見てみぬ振りすることが多かった。
今回の巡回も、街の治安などが目的ではない。自身の欲望を満たす獲物を探しているのである。
色々な問題はある王都だが、今日はまだ平穏な時が流れていた。アダンはつまらなそうに息を吐き、巡回を再び始めた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地」にリムルさんが現れました。
リムル > (カラァン・・・、という音を鳴らし冒険者ギルドから外へ出る。依頼をこなし、報酬を受取、懐もほくほく・・・とはちょっといかないが、一応一晩分のご飯と宿代くらいにはなる程度の報酬を受取、とりあえず満足である。今日は何を食べようか・・・なんて、思案しながら外に出てみれば目に入るのは衛兵を引き連れた貴族の姿。思わずそちらの方に視線を奪われて)

・・・珍しい。

(大通りや、娼館などが立ち並ぶ娯楽施設などでは時折見かけるが・・・このような狭い路地で貴族を見かけるのは珍しい、と思う。とりあえず、私は見るのは初めてだ。こんな、場所で。
――エルフはしらない。その一団を指揮する貴族の男の行いを。彼が腹の中に抱える欲望を。それを知らないが故に、怯えることなく、怒ることなく・・・その一団を視界に入れていて。)

アダン > 冒険者ギルドの近くを通り過ぎると、冒険者であるらしい者たちが出入りしているのに遭遇する。
ちらとそちらを見てはみるものの、男が多く、アダンの興味を引くことはなかった。
冒険者というと、ギルド以外に後ろ盾が無いことが多い。
獲物としてはちょうどいいものなのだが――

「……エルフか」

そうしていると、一人のエルフらしき女が冒険者ギルドから現れ、アダンの一行と遭遇した。
女性であり、エルフの特徴のままに、見目も悪くない。小柄で、どこか人形のような精緻さも感じられた。
興味を惹かれたアダンは彼女を更に観察する。

「お嬢さん、少しよろしいかな」

衛兵を引き連れつつ、アダンはエルフの女に近づき、薄く笑いながら声をかけた。
今日の獲物は決まったということだ。

リムル > (彼の推測通り、エルフに後ろ盾なんてものはない。エルフが持つ繋がりなんて、せいぜい冒険者の友人とギルド・・・それから、依頼で顔合わせをした依頼人程度のものだ。どれもこれも、彼に反抗するような権力を持つようなものもおらず、このエルフの為に命を賭けるようなものも少ないだろう。――獲物、としては非常に捕らえやすい部類の存在であるだろう。)

・・・なにか?

(彼の声に応え、エルフは足を止めそちらに視線を向ける。その人形のような顔に違わずその声は澄んだ声であるだろう。こてん、と澄まし顔のまま首をかしげるその姿は無垢な子供のようであったことだろう。――目の前に迫る危機に、なんて気づいた様子は欠片もなく。)

アダン > 「ここ最近、魔族が王都に潜入する事件が幾つかあってね」

アダンは薄い笑みを浮かべ続ける。
別段ここで警戒されたとしてもどうとでもなりはするが、一応は相手のことも見極めて奥必要があった。
その顔や表情、服装などを自然な調子でしっかりと眺めて行く。

切り出した内容は、魔族についてであった。
ここ最近魔族が王都内に侵入しているということ事態は事実である。

「私はこの街の警備隊の一つを仕切っているアダンというものでね。
 そういうわけだから、少し検査に協力して貰いたい。王都の治安のために。
 何、疑っているわけではない。形式的なものだ」

最近アダンがよく使う手だった。暗に魔族ではないかと疑って見せるのである。
加えて、相手がエルフなどである場合、いくらかこじつけようもある。
相手の済んだ声や、子供のような様子はアダンの興奮を誘った。

「協力してもらえるかな?」

そう言うや否や、相手の肩に手を乗せ、押すように手を背に添える。
だが、背よりは少し下に離れており、手は服越しに臀部を押す形になる。

リムル > 魔族・・・?

(そういうことが、あったらしい。確かに、記憶を思い返してみれば何度かそういうことを耳にしたことが・・・あったような、気がする。曰く、男を魅了して精を食らうサキュバス。曰く、夜出歩くものの血を奪う吸血鬼・・・etcそんな魔族が侵入した、なんて事件は時折耳にするものだ。おまけに、自分は純粋な人ではなく、エルフ。魔族にも同じように長耳を持つ種族は多い。疑われるのも何度か経験はある。)

私、魔族じゃない。エルフ。それは、さっきに言っておく から。

(検査を受ける前に宣言する。自分はエルフであり、人に害なす意思はないのだ、と。まぁ、しかし・・・この検査 というものを断ればまた面倒くさいことになるのは簡単に推測出来る。今はおとなしく受けておくのが懸命だろう。僅かに細められた目は めんどくさい という、意思を見せていた。)

・・・早く、終わらせてね。

(協力はしよう。後々めんどくさいことになるから。しかし、この検査も面倒くさいことには変わりはない。早々に終わらせてくれるようにお願いした。彼の手に押されれば、そちらの方に歩を進めて。)

アダン > 「すまないね。王城まで魔族が入ったこともあるから、我々としても神経質にならざるを得ない」

特に謝罪の意など何一つ感じてはいないのだが、すまなそうな表情を作り、事情を更に説明する。
エルフは勿論、魔族にも長い耳を持つ者は多い。だが、アダンとしてはそれに何かしらの興味が有るわけではない。
魔族が王都に入り込んでいることでさえ、嫌悪しているわけではないのである。

相手がエルフであり、後ろ盾もなさそうなことは確認できた。
よしんば何か問題があったとしても、アダンにはどうとでもできる。

「ええ、それは勿論。魔族ではないと信じたいもの。ですが、規則であるのでね」

特にそんな規則はないのだが、アダンはこの警備隊の長である。どうとでも言えてしまう。
彼女の様子を見るに、こういったことはある程度慣れているのだろう。
自分は魔族ではなくエルフだと述べ、どこか迷惑そうな顔をしている。
そんな顔を見てもアダンは笑みを浮かべるばかりである。

「ではこちらに」

アダンはそのまま彼女を連れて歩き出す。背を押す手は服の上から尻を時折押し、揉むように動いていく。
ただ、それも偶然に思えるくらいのものでもあった。
彼女をどこか有無を言わさぬように連れだし、連れてきたのはこの通りにある酒場だった。
検査をする、というにはあまりに場違いな場所である。
何人かの客がおり、どこか下卑た表情で入ってきたエルフの女を見る。
ここはアダンの息のかかった酒場だ。無論、彼女は知る由もないだろうが。

「では検査をはじめよう。まずは下着姿になってもらおうか」

酒場の中心ぐらいまできたところで彼女から少し離れ、そんなことを平然と述べた。

リムル > 規則、って・・・めんどくさい、ね。

(しかし、それがなければないで軍は無法者の集団になるだろうし、弱き民を守るという本分を守れないかもしれない。その規則で不幸を被る身としてはめんどくさい、と思うけれど・・・まぁ、どうせ一回限りだ。我慢するとしよう。)

ね、ちょっと・・・っ

(偶然のような感覚ではあるが、流石に何度も尻を触られるのは不快である。それも、特に良い感情を持っていない相手だとすれば。やめて、というように尖った声を発する。
そして、彼に誘導されるまま、適当に進んでいた。進む先はそういう専用の場所があるのだ、と思っていたけれど・・・誘導された先は酒場。頭上に疑問符を浮かべつつ、きょろきょろと辺りを見渡す。どうして自分がこんなところに連れてこられたのか理解できない様子で。そして、酒場の中心で服を脱げ、なんて言われれば)

――っ!こんなところで、服なんて脱げない・・・っ!こんな、人の目があるところで、なんて・・・っ

(当然、否定・反抗はある。こんな場所で裸身を晒せないと。せめて、人の目がない場所でないと。ただでさえ、誰かに裸体を晒すのには恥があるというのに・・・こんな、こんな多くの人の目がある場所でなんて、脱げないっ・・・!)

アダン > 明らかに異常な事を述べているのだが、アダンは当然のような顔をしている。
エルフの女はすぐさま、そんなことは出来ないと反論する。
相手の反応も当然だが、アダンはその様子にわざとらしく眉を釣り上げて見せる。

「ほう……検査に協力出来ないと? 人目があるところでは問題が?
 本来はあの通りのままでやることも出来たのだが、ここに連れてきたやったわけだというのに」

薄い笑いを浮かべて口角を釣り上げる。まるで相手が検査を拒否しなければならない理由があるのだと言わんがばかりだ。
勿論それは相手が恥ずかしいであるとか、そういうことではない。魔族故に、それを拒んでいるのではないかと言っているのだ。
実際に彼女が魔族であろうがエルフであろうが、アダンにはあまり興味がなかった。
そのどちらであっても、陵辱できるならば同じである。
彼女が人目がある故に脱げはしないと言っているのに、アダンは話をすり替えていく。

「君が魔族であった場合、ここにいる我々の命の保証はない。そういうリスクを侵しているということもわかってもらいたいものだ。
 魔族には魔族の印が体に浮かび上がっていることもあると聞く。それを確認するだけだ。
 しかしどうやら、やましいことがあるらしい。少し強引に行かせて貰おう。……おい、頼むぞ」

命の保証やリスクなどは適当を言っているだけである。相手が魔族でないということは反応から理解できる。
相手が冒険者であることは確定している。
すさまじい力などは今のところ感じられないが、何が起こるかはわからない。入り口や出口は衛兵が固める。
ただし窓は開け放たれており、中の様子は外からも見られる。

そして、アダンは彼女の尻を掴むと、そのまま酒場の机の前に彼女を移動させ、机の角に彼女の股間を押し付けさせようとする。
そのまま、もう片方の手を振り上げると、スパァン! と音を響かせて、エルフの少女の尻を手で打ち据えた。
さして痛みはないはずだ。羞恥を与えるのが目的だからである。アダンはその後何度も尻を叩く。
尻肉ごしに、相手の体の奥を、子宮を刺激するかのように。

リムル > あなた・・・これ、おかしいっ!人に裸を見せるのに抵抗を覚えるのは当然でしょ・・・!

(流石にエルフもこの検査に強烈な違和感を覚える。酒場に連れてこられた時から違和感を覚え始めていたが・・・彼の態度で確定した。これは検査ではなく、検査という名目の、辱めであるということを。検査はいままでいくどか受けたことある。それでも、せいぜい簡単なボディチェックや、魔術による検査、衣服を脱ぐにしても人目のつかない場所でのチェックがほとんどだった。こんな、人目の集中する公開処刑のようなものではなかったっ・・・!)

そんなものないっ!そんなものないからっ・・・もう帰らせて・・・っ!

(しかし、エルフのその悲痛な叫びも彼の耳には届かないだろう。エルフの事情など、彼には知ったことではないのだから。――衛兵の練度にもよるが、ここから強制脱出はその気になれば可能かもしれない。刀が奪われてなければその刀を抜き放ち、奪われているならば衛兵から武器を奪って窓まで走ればいい話だ。幸い、足には自信がある。道中、一人二人は斬らないといけないかもしれないが・・・窓まで至ればそこから脱出することは可能だろう。――しかし、それは叶わなかった。ここから逃げれば、おそらく犯罪者として お尋ねものとして、指名手配される可能性だってある。彼にはそれだけの権力があるのだろう。そのリスクを負ってまで逃げるだけの決断がエルフには出来なかった。その、迷い。それを背負ってる隙にエルフは貴族の男に尻を掴まれ、そのまま机の角に股間を押し付けられて。そして、手を振り上げ すぱぁん! と、景気の良い音が響く。まるで、いたずらをした子供を折檻するように。確かに、痛みはさほどない。しかし、この行為自体に恥があり、ついでとばかりに机の角に股間を押し付けられることで僅かながら快楽をその刺激で得る。流石にそれで嬌声を上げたり、愛液を漏らしたりする程ではないものの・・・小さな、痛みを訴える悲鳴を涙と共に零して)

アダン > 「さて、自分が魔族でないことを証明するのと一瞬の恥、そのどちらが大事だというのか
 私は貴族として、王都の民の安寧を保つ義務がある。それを拒むというのであれば、貴様の処罰も止むを得まい」

彼女の股間を机の角に押し付け、巧みに腰を手で動かして与える刺激を変えていく。
取り繕う気もなくなって来たのか、口調は尊大なものに変わり、「貴族」であることを強調する。
身分制度の厳しいこの国では、貴族の持つ力は大きい。相手も、すぐにこちらに斬りかかったりしないことから、それは理解しているのだろう。
アダンとしてはそうしてくれたほうがやりやすくはあるが、他にも方法はある。
アダンの言葉は何もかも嘘であった。王都の民の安寧などは興味が無い。
彼女が感じたように、これはただの辱めだ。

「素直に見せれば帰してやろう。だがどうにも強情なようだ。
 ここまで拒むとは、やはり魔族の可能性が高いな。すぐに帰してやることはできん」

相手が悲鳴と涙を零してもアダンの行為は一切止まらない。相手が隙を見せれば、そこにつけこんで行為はエスカレートする。
周りの衛兵や酒場の客も、その様子をニヤニヤと眺めている。
尻を更に押して足を開かせ、ずりずりと秘所への刺激を更に強くする。
尻叩きは続き、まるで折檻しているかのようだ。

そうしているときに、相手の下腹部に手を伸ばす。
アダンはその手に水晶のようなものを抱えており、服越しに彼女の下腹部を撫でる。
不意に彼女の腹に熱が感じられるだろう。水晶が起動し、何かしらの魔術的な印を彼女に刻んでいるのだ。
それは一時的に魔力で刻んだ淫紋である。相手の被虐性を引き出し、快楽を高めさせるもの。
卑猥な形をしており、淫魔などに刻まれていることが多いものだ。

「これより強制執行を行う――もし魔族であれば、そうだな。ここで肉便器にでもなってもらうか」

肉便器、そうささやきながら、衛兵たちに命じて彼女の服を奪おうとしていく。
無理やり脱がせ、やりづらい場合はナイフなども用いて服を切り裂く。
そうして下着だけの姿にしようとするのだ。

リムル > 私が、魔族でないのを証明するのにこんな恥、必要ないはず・・・っ!

(声が震えていたのは快楽からか、痛みからか、それとも怒りからか。ぐっ、ぐっ・・・!と、机の角に秘所を押し付けるように動かすその手つきに抵抗するように机に手をつき、その机を押して反抗しようとするが・・・冒険者といえど、所詮小娘。それも、華奢な方である。魔術の補助もなしに、自分を組み伏せる大の男をはねのけられる程の力は発揮出来ず。
もし、彼らが山賊や海賊などただの悪党であれば、即座に斬り伏せていただろう。遠慮することなど、何もないのだから。せいぜい、なるべく峰打ちにするよう配慮する程度である。しかし、自分を取り囲む彼らは貴族とそれを守護する衛兵。策もなく、敵対できる力ではなかった。そのため、こうして反撃の狼煙を上げることも出来ず、彼らに屈していて。)

ばか、言わないで・・・っ!貴方が理不尽だから、それに従うことは出来ない・・・って言ってるだけっ・・・!

(じゅぅっ、とまるで焼けるような熱を感じる。火傷のような我慢できないような熱ではなく、ほんのり温かい程度の熱であるが・・・それは瞬く間に全身へ駆け巡り、肌に顕現する。術者の彼がそれを感じることができれば、驚くほど早くその淫紋はエルフに定着することだろう。元より、その手の魔術などに滅法弱いエルフである。それは、この術も例外ではなく・・・じわっ、と腹が、子宮が熱を持った。もっと触られたい、もっと苛められたい、もっと嬲られたい・・・そんな欲望が、心の奥から湧き上がる。)

やっ・・・!いやっ・・・!

(嫌、嫌・・・と頭を振って抵抗を示すが複数の男に叶う訳もなくあっさりと服を剥かれてしまうだろう。服を強引に引き剥がされ、脱がしにくい箇所は強引にナイフで引き裂かれ・・・最後の砦、下着のみを残しほとんど生まれたままの姿を晒しあげる。――彼に刻まれた淫紋を肌に晒しながら。その証が見つけられたことを宣言されれば)

嘘・・・?

(信じられないものを見るような目でただそれだけをぽつりとつぶやく。それが、少女の精一杯だった。そして、魔族のエルフを取り囲む肉の宴が始まることだろう。最初はやめて、離して・・・っ!と、抵抗の意思を見せ続けていたエルフであるが、その宴が進むに連れて、淫猥な本性を見せ始めるだろう。淫紋によって増幅されたその被虐性を発揮し、もっといじめて、もっと奉仕させて、もっと犯して・・・、と。エルフがどこまで堕落していったのか・・・それは、この宴に参加した者のみが知るだろう。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地」からリムルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地」からアダンさんが去りました。