2016/08/26 のログ
■クライブ > 「そんな事もあるわな。お互いにやる事があるなら仕方ねぇさ」
どうやら前後して集落を出発したすれ違いがあったようだが仕方ないと笑って済まし。
心配をかけた事に罪悪感は持つが嫌な感じはせずに。
むしろ仕事であちこちに飛び回っている事で心配をかける身としては強く言える事でもなく。
「普段から色々世話になってるしな。礼なんかいいぜ。
その少年をしっかり見てやってくれよ」
一緒に居るだけで殺伐とした傭兵家業を忘れる事が出来、平和な時間を与えてくれる娘が足りたい事を邪魔をするつもりはなく。
もしこんな場所でなければ抱き締め求めてしまいそうになるのを堪える。
もし先日に本気で愛して居なければ耐えれたかは怪しく…。
「あぁ、急がないからゆっくり落ち着かせてやってくれ。
出来れば戻る前に手紙を送ってくれりゃ向こうで待ってるからな。
その言葉、信じるぜ」
もし無茶をするつもりであれば最悪はその少年ごと無理矢理にでも連れ帰るがこの様子なら大丈夫だと安心して
「そういや今はどこに泊まってるんだ?よけりゃ送ってくぞ」
雨の降りはまだ多いがもし近くなら送って行こうと考えて
■レイカ > 笑って済ませてくれる、そんな彼の笑顔がとてもまぶしかった。
あの子にとって私が太陽ならば、私にとってクライブは太陽だ。
暖かく、凍りついた私の心を一気に溶かしてくれた。
心配して、護衛のときに何度も声をかけてくれて…沢山愛してくれた。
本当は、彼にもう一度抱いてもらいたい…あのぬくもりを、もう一度与えてほしい。
だけど、それは少しわがままというものだ。だから…もうちょっとだけ我慢しよう。
抱きしめてほしいし、この場で口付けもしてほしいけど…我慢だ。
「ええ、わかりました…。帰る際には、必ず手紙を出しますので…待っててください。
あ、でもクライブも危ないことはしないでくださいね…?」
最近は危ない依頼を控えているらしいけど、傭兵でしかも名指しの依頼が舞い込むことがあるらしい。
ならば、危険なものも中にはあるだろう。
断れないならば仕方がない…けど、できるならばそういう危ない橋は、渡らないでほしい。
そんなわがままなら…許してくれますか?
「……そうしてほしいのは山々ですが…もうしばらくここに留まりませんか?」
今は、雨が速く止んでくれと願うのではなく……少しだけ、長引いてほしいな、と思ってしまう。
久しぶりの会合なんだし…少しくらい、お姉ちゃんのわがままを許してくださいね…。
■クライブ > 今までに考えた事もなかった帰る場所。
その戻る場所になってくれた娘は自分にとってはまさに一番大事なものであり。
娘がいるからこそどんな仕事でも生きて戻ろうと考え、会えが安らげる。
きっと娘が保護した少年も一緒に居れば安らぎや安心を感じれるのだろうと考えれば少し嫉妬してしまうが我慢し。
今抱き締めてしまえばきっと手放す事が出来ない。
それをすれば娘を待つ少年を一人にしてしまうと考え…抱きしめる事もキスも我慢をする。
「あぁ、頼んどくぜ。あっちにもあれの居場所は常に連絡していない時に来たら直ぐに知らせる様に頼んどくからな。
最近は王都と集落の行き来の護衛がメインだから大丈夫だぞ」
今でも名指しの依頼はあるが長期や戦争といった依頼を受けないという話が伝わったのかそういう依頼が少なくなっている事はあえて告げず
もし娘が傭兵を止めてくれという我が儘を言っても受け入れようという気構えは出来ており。
「そりゃ構わねぇが…その子は……いや、何でもない」
待ってるんじゃないのかと言いかけるがこうして会うのも久しぶり。
少しぐらいは独占しても罰は当たるまいと頷いて
■レイカ > 彼に独占されている間の安らぎと、そしてこのあめの中の安らぎ…。
全て彼gは与えてくれる安心感が、昔忘れた笑みを作らせる。
いまは、ただの女としてこの人に甘えても…別にいいかも。
あの子も、安心を与えられる人間がそばにいれば、きっと笑ってくれるだろう…。
あ、でも嫉妬されるかもしれないけれど…、そこは謝ろう。
「それはよかった…、じゃあまた会えますね……?」
もし、彼が許してくれるならば…今度その子を紹介するとしよう。
寂しがりで、泣き虫な私の弟を。
「……ふふっ。」
彼が言いたいことが、なんとなくわかってしまう。
その子はいいのか、と聞きたかったのだろうけど…今の私はクライブに独占されている。
もう少しだけ待っててくださいね、と心の中で呟き、雨が降りしきる中…私は、この安心感をたっぷりと味わっていた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からレイカさんが去りました。
■クライブ > 娘が側にいるだけでこの雨やずぶぬれになってしまった事への不快感が心地の良い安らぎにと変わり。
こんなただ大事な娘が側にいて甘えられる生活も悪くはないかと頭に浮かび。
待っているであろう少年には悪いがしばし娘を独占することを内心に謝る。
「この雨で帰り損ねたしな。次の護衛の仕事が見つかるまではこっちに居るからまた会えるぜ」
安心させるように囁けばそっと頭を撫でていき
もしかすれば会えるかもしれない少年にどう名乗るかと考える。
言いたいことを察したのか笑う娘に頬を掻いて誤魔化す様に目を少し逸らせ。
雨の中、このひさしぶりの安心感に身を任せて
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクライブさんが去りました。