2016/08/15 のログ
■エレクシア > 「あそこまでされれば誰でもああなるのじゃよ。
それは御免こうむる。余が消滅させられかねんゆえな」
にやついた顔で告げる男に戯けと何度か軽く叩き返し。
もし宿などについていっていれば今頃怒鳴っていたかわからず、それを思えば身震いをしてしまう。
「余か?余は精霊じゃ。魂の輝きが素晴らしいモノを見つめて見るのが楽しみの変わり者じゃよ」
危険がいいとは言えないが撫でられれば頬を緩めるあたり簡単に機嫌が取れる事を知られてしまい。
何者かと問われれば特に隠す事もなく正体を告げる
■ソル・グラディウス > 「消滅って…ハメただけで消え去るなんて精霊の恥もいい所だな」
そういえば、絶頂する寸前にしぬとか言ってたような…
そう頭をかき思い出すと「あぁ」と何か納得したように言葉を漏らす。
「そういうんじゃねぇよ。お前の加護とか…あとお前の目的とか、その辺だよ。
何で俺をその…魂の輝きを持つ者とかそういう高貴な奴みたいな言い回しで呼ぶんだよ?
今ので俺の本性がわかっただろ?お前が人間だったら、出会って数時間の相手の子供を身ごもることになってんだぞ?」
精霊という返答を聞くと、質問の意味を多少変えまたそのように返す。
実際、ソルの精力は他人のそれとは比べ物にならず、エレクシアも含め何人もの女を絶頂に迎えさせてきた。
そんな自分がエレクシアの言う「輝き」など持ってない、そういう口ぶりで会話を進める。
■エレクシア > 「精霊も死ぬのじゃよ。手段はどうであれ。
今までであそこまでされた事がなかったのじゃよ」
先程の事を思い出せばぶるりと震え、今なお奥から溢れショーツを濡らす感触に思い出してしまい。
思い出して納得した様子の男を呆れた目で見る。
「そういう事なのじゃな。
余の加護は死の気配を感じやすくなる程度じゃよ。目的は余が面白いと思う魂の輝きを持つものを観察する事じゃな。
それは名を市なら買ったからじゃな。これからはソルと呼ぶのじゃよ。
性欲が凄いというのははっきりと判ったの。なんじゃ、孕ませたかったのか?」
最後の言葉を僅かに意味を取り違え物好きなと見て。
男の質問に答えるように自分が与えれる加護や目的を簡潔に告げ。
高貴などというよりは自身の面白いと思う魂の輝きを持つ男を見たいだけだろ告げて
■ソル・グラディウス > 「いや…お前との子供か。悪くはないが、無理だろ?」
妖精とは交わることはできても孕ませることはできない。
彼女が最初に話していたことだ。
もしも先ほどの行為で彼女が孕んでしまったとしても彼女の献身的な行為を見た後だったのでそれはそれで悪くない気がした。
そう考えつつも相手の気になるところがぽんぽんと出てくるので続けざまに質問を投げた。
「死の気配って…その加護は俺にもうくっ付いてんのか?
あとさっきのとりつきそうになるってのは何だったんだ?」
加護の事と、行為を終了した時に言っていた『とりつきそうになった』という発言に興味を持ち、そう質問する。
■エレクシア > 「普通ならばの。そういう魔法や道具があれば出来るものじゃよ。
その場合はソルと同じ人間が産まれるじゃろうな」
交わる事は出来ても孕むことはない。
自分が男に言った事ではあるが魔法や道具があれば出来るかもしれないと告げ。
もし本当に孕んでしまえばどうするのだろうとふと自分の考えが判らなくなる。
「ソルには必要なさそうじゃったからの。付けてはおらぬよ。
妖精を宝石や道具に宿らせたりできる者もおるじゃろう?
それの延長みたいなものじゃよ」
守護とは違うが近くにいる様になると告げ、一度だけ経験があったとあっさりと告げる。
他には質問はあるか?と聞かれた事に答えて見返して
■ソル・グラディウス > 少女の返答にへぇ~っと言葉を発し、納得したように頷く。
正直、質問の答えに渋るか嘘を吐くかと思ったが、渋る様子も嘘をつく様子もなく、そのあたりに驚く。
そこら辺の妖精とは違う雰囲気、心持ちの少女にとても興味が湧き、じーっとその少女を見つめ口を開く。
「何だ?俺じゃ嫌か?」
とりつく相手が自分じゃいやだったのか、率直に聞く。
勿論、こちらは冗談のつもりで相手が多少動揺や頬を赤らめれば面白い、などというつもりでの発言だ。
もし、話の流れで自分の近くにいるようになれば、それはそれで面白いことになる、など楽観的な考えを持っている。
■エレクシア > 「なんじゃその感心したような言葉は。
余は流石に嘘はつかんぞ?」
気に入らない相手ならば幾らでも嘘はつくがそうではないので困らない範囲の質問には素直に答える。
じっと見られる事になんだというように首を傾げて見せて
「そうは言わんが様子見じゃな。
もしかすれば知らぬ間についておるかもしれんぞ…?
おっと、そろそろリミットのようじゃな」
男の言葉に笑みを見せてもったいぶる様に告げれば揶揄おうとするがふと何かに気が付き自分の身体を見下ろせば足が透けている事に気が付く。
「悪いが質問の続きはまた会えた時に受けるとしよう。
ソルよ、身体に気を付け魂を腐らせるでないぞ」
元の眠そうな目に戻り口元にだけ笑みを浮かべて告げればつま先から上にと這いあがる様に少女の身体が透けていき…やがて見えなくなるだろう…。
ご案内:「王都マグメール/冒険者ギルド」からエレクシアさんが去りました。
■ソル・グラディウス > 「リミットォ?あぁ、制限時間ってことか…」
空けていく彼女を見て、少し名残惜しそうにそう発言する。
「まぁ、何だ。楽しかったぜ。次会った時はよろしくな。その時は、少し俺の話をしてやるよ。
身体と魂は…まぁ、当分大丈夫だと思うわ。じゃあな」
消えていく彼女にそう告げると手を振り別れを告げる。
周囲の冒険者の視線はすでにほかに向いているため、その光景を見たものは少ないだろう。
咳払いをして立ち上がると、首を鳴らしてギルドから立ち去った。
ご案内:「王都マグメール/冒険者ギルド」からソル・グラディウスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にサヤさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からサヤさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にサヤさんが現れました。
■サヤ > 依頼されていた警備の仕事も終え、日も暮れた時間。
日中であれば多くの子連れやカップルで賑わいを見せるこの広場もすっかり静けさに包まれている。
そんな広場に設置されたベンチに腰掛けながら得物である刀の手入れをしていたが、気分はどうもすぐれなかった。
「はぁ……私も街の瘴気に充てられたのかもしれないな」
雇い主にやとわれた際に一晩抱かれて以降、男を知ってしまった体は仕事中に他の警備にやとわれた男たちを見るたびに疼きのようなものを感じてしまい、集中力がそがれることすらあるありさまだった。
「私もまだまだ未熟……ということか」
膝の上で月明りで光る刀に向かって語り掛けるように自虐気味につぶやき。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にソル・グラディウスさんが現れました。
■ソル・グラディウス > 「……」
今日の分の依頼をこなし、少し疲れが溜まっている体で人気のない広場へと脚を踏み入れる。
夜風が頬と首元をすり抜け、心地よい気分になると上方で輝く月を見上げ、口を開く。
「……太陽の剣ってのはあるが、満月の剣ってのはあるのかね?」
誰かに向けて放ったその言葉は人気がない広場では大声で発したように響いた。
そして、まるで返信があったかのように「そうかい」と一言呟くと、剣を抜き、それの刃を見て
鋼の美しさに酔いしれていた。
■サヤ > 時折ため息をつきながらも丁寧に刀の刃を研ぎ、布で拭いて輝きを確かめる動作を繰り返していれば突然広場に響く声に顔を上げ。
「…………」
広場の入り口にいる体の大きな男を視線に納めるも、何やら独り言をつぶやいてから自分の武器をまるで美しいものを見るようにする男に怪訝そうに眼を細めるが、あまり見てはいけないだろうと判断して再び自分の武器の手入れに戻り。
■ソル・グラディウス > 「…?」
一瞬視線を感じ、背中に剣を収めるとベンチに腰掛け、刀を手入れしている女性が目に入る。
女性…というより彼女の所有物であろう刀を見て、顎に手を添えて興味深そうに見る。
(あれは東洋の剣か。細くて反っていて、それでいて切れ味が良い…)
見たのは初めてではないが、久しぶりに見たため興味が湧き、女性の方へ近づいていく。
女性が真剣に刀を手入れしているがそんなことお構いなしに声を掛ける。
「なぁ、アンタ。それ…カタナって奴か?」
帽子の鍔を掴み、少し上にあげて顔を見えやすくすると、女性にそう問いかける。
■サヤ > 「ん?……あぁ、そうだ。」
邪心を払うように一心に手入れをしていたところに声をかけられると
顔を上げて相手を見上げれば先ほどの男が自分に話しかけているのだと
しり。
「私の故郷で作られる武器だからこの辺では珍しいものかな」
自分の武術や得物に関して質問を受けることは一度二度ではない為か
慣れたように応じ、刀を立てて月明りを刃に沿うように反射させ。
■ソル・グラディウス > 「あぁ…お前の故郷、となると東国の出身か?」
確かに顔だちや髪色、瞳の色など、ここら辺の地域では珍しい色素を持っていることを確認し、刀の刃を見る。
月明りに照らされたそれは何処となく幻想的な存在感を醸し出しており、それに少し興奮していた。
「すげぇな…東洋の刀ってのは切れ味重視と聞いたが…美にも精通してるとは思わなんだ。
悪いんだが、少し持たせてくれないか?」
金色の瞳で刀をジーッと見ると、その体躯と雰囲気とは似合わないような明るい声色で、その女性に問う。
■サヤ > 「いや、すまないが」
相手に頼まれると申し訳なさそうに首を振り、刀を下ろす。
「唯一の得物であり、命を託す道具を一時的とはいえ渡すことはできない」
刀を振ってひゅんっと風を斬ればそのまま鞘に納めて。
「申し訳ないが、同じ剣士としてわかっていただけると思っているが?」
■ソル・グラディウス > 「……確かに」
背中の剣を見て、これを他人に握らせるなんて選択はしないだろう。
二重の意味で。
「わかった。野暮なこと聞いて悪かったな、女剣士さんよ。
……俺はソル・グラディウス。あんたは?」
女性に謝罪しつつ、背中の剣を鞘ごと取ってドカッと彼女の横に座るとベンチに立てかけそう自己紹介する。
それと同時に女性の名前を聞き出そうとそう問いを投げる。