2016/08/13 のログ
ご案内:「王都マグメール/冒険者ギルド」にエレクシアさんが現れました。
エレクシア > 様々な冒険者の姿が見られるギルドの一角に冒険者には見えない姿で掲示板を眺める。
何かの採取依頼を見たかと思えば妖魔の討伐と視線を変え、様々な依頼書を眺める。

「ありきたりと言えばありきたりじゃな。
しかし…こう面白い物はないのかの」

幾つかの依頼書に目を向けてもあるのは採取か討伐ぐらい。
それ以外の何か面白そうな依頼でもない物かと時折に新しく張られる依頼書にも目を向けて興味を引くような依頼を探す。

エレクシア > 「ぬ…?すまんの。邪魔だったのか」

依頼書を眺めていれば何時の間にかチームと思われる冒険者の一団が後ろにと。
振り返りなんだと見上げれば、一言に依頼を探すのに邪魔だと言われ渋々だが場所を譲りその場を離れる。

掲示板の前は離れるがまだ去るつもりはないらしく、今度は個別な依頼を待つ冒険者が集まるスペースに足を向けて眺めて歩く。

ご案内:「王都マグメール/冒険者ギルド」にソル・グラディウスさんが現れました。
ソル・グラディウス > 冒険者ギルドの入り口にある扉を開け、ドアーベルを鳴らしながら中に入っていく。
その金色の瞳で周囲を見渡すと、受付の方へと向かい、依頼達成の報告をする。
依頼書と依頼品を受付に渡すと小さな袋に入った金を手渡され、それを腰に巻き付け装着する。

(今日はこんなもんか?…いや、あと一つ行けそうか?)

そう考えつつ、掲示板の方に向かうがグループの冒険者によって掲示板の閲覧が阻まれる。
怪訝な顔をして、帽子をかぶり直すとある程度冒険者が集まってるスペースとへ向かう。

エレクシア > パッと見て歩けば経験が豊富からいかにも新人に毛が生えた程度の年齢から性別まで色々な冒険者を眺めては間を抜け、時折にかけられる言葉に愛想のような返事を返して。

「こう見ても中々に良い輝きの魂を持つ者は少ないの。
あてが外れたか……」

興味を多少擽られる者はいるにはいるが今一つ食指が動かずに眺めるだけに終わる。
他に集まる冒険者でも見るかと黍を返し…ふとベルのなる音に視線を向ければ戻って一人の男が入ってくるのが見える。
遠目に見るが先ほどまで見ていた者達よりも興味が擽られる雰囲気に視線で行先を追えば掲示板を見れずにこちらにと来る様子。
ならばもっと近くで見てみたいと眠そうな目に笑みが浮かぶ口元というアンバランスな表情で男へと近づき、帽子をかぶり直した顔を下から覗き込もうとする。

ソル・グラディウス > 「……?」

冒険者の一団に少しイラッとしてたものの、いきなり視界の下の方から眠そうな目をした少女が笑顔で出現する。
それに困惑しつつ、歩みを止め、自分もその少女の顔を見る。

「…あの、何ですか?」

少しの沈黙の後、こちらを見る少女にそう問いかける。
服装も顔も奇妙な彼女を見て、もしや乞食…などとあまりよろしくない印象を受けたのか、その顔はお世辞にも笑顔とは言えなかった。

エレクシア > 「お主、中々に興味深いの」

困惑をして自分を見下ろす男を笑みを浮かべたまま見上げいきなりに言葉を口にする。

「用という訳ではないのじゃよ。
ただ…このギルドでお主が一番興味を持てたのでな。
言っておくが物乞いではないぞ。それならばこんな所には来んぞ」

顔をじっと見たと思えば今度は視線を変え身体や武器を眺めてもう一度顔に視線を戻し…。
笑顔とは言えない顔を見て以前に街中で告げられた事をふと思い出し物乞いではないときっぱりと返す

ソル・グラディウス > 「はぁ?」

目の前の少女の言葉に真っ先にそのような言葉が出る。
また変な奴に興味を持たれた、そんなことを考えつつ苦虫を噛み潰したような顔をし、頭を抱える。
それに自分の考えを読まれているかのように少女が口にすると多少驚き、少し真剣な表情になる。

「それで…俺が興味深かったら何なんだよ?」

少し威圧が混じった言葉で目の前の少女を威嚇する。

エレクシア > 「もしや気に障ったか?こうして人と話すのは久しぶりでな。
気に障ったなら許してくれんか?」

漢の顔が苦虫を潰したようになり頭を抱える姿に何か間違えたかと顎に指をあて首を傾げ。
申し訳ないと小さく頭を下げて謝る。
これでも人間観察が趣味だけにある程度の経験でのあてすっぽが的中したか真剣な顔になった姿に眠そうだった目つきが変わる。

「お主のような…そうじゃな。
上手くは言えんが為す事をなした事のある魂を持つ人を見るのは久しぶりでな。
良ければ話をせんかの。終えた仕事の話でもよいのじゃよ。
勿論報酬は払う故な」

威圧交じりの威嚇も全く気にせずに笑みを浮かべたままで男に話をしたいと持ちかけてみる。

ソル・グラディウス > 「…話すだけでいいんだな?」

目の前の少女の顔つきが変わるとその言葉を聞いて確認するように復唱する。
少し話をするだけで報酬がもらえるなら楽な仕事だ。そう考え少女の頼みを容認する。

そうすると適当な長椅子とテーブルを発見すると、長椅子に座って隣に座るように少女に手招きする。
少女のしゃべり方や口ぶりが多少気になるが今は敢えて聞き出さずに自分の話をするつもりらしい。

エレクシア > 「それだけで構わんのじゃよ。
余からお主に お主の話が聞きたい という依頼じゃな。
報酬は言い値でよいぞ」

それでいいと復唱する男に頷き、どこからかジャラリと音がする袋を取り出して見せる。
頼みを容認されると打って変わり嬉しそうな笑みを浮かべ眠そうにしていた雰囲気が綺麗にと無くなり。

何処で話してくれるのかとワクワクとして男を見て、手招きされるままに男の隣に腰を下ろして見上げる。

「どんな話でも良いぞ。仕事でも成し遂げた事の話でもなんでもじゃよ。
と、その前に名乗っておくのじゃ。余はエレクシアじゃ。」

早くと急かす様に身を寄せて。
そこでふと思い出したかのように名を名乗れば見上げて目を輝かせる。