2016/06/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露天通り」にジブリールさんが現れました。
■ジブリール > 今日の少女は、暇つぶしを探していた。
たっぷりと愛の交わりを果たした友人と別れた後、貧民街では飴配りをするはめになって。
結局何やら鬱憤が溜まっている少女は、どこか不満気に歩いている。
世の中は楽しそうに賑わっているが、美味い飯も旨い酒も、残念ながら今の少女にはあまり魅力的には映らない。
欲するのは交流――それも愛玩に足る可愛い者とだ。
なればと人通りの多い露店通りまで足を伸ばしてやってきたが、今度は逆に人が多すぎる始末。
「……ままならないわねぇ、全く」
往来を眺めながら嘆息する。
魔女の三角帽子がゆらゆらと、不満気に揺れていた。
■ジブリール > どうやら今夜は巡り合わせが悪いらしい。
ならば、と少女は掻き消えるようにして、どこかに消えていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露天通り」からジブリールさんが去りました。