2016/06/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > 別に何があって来たという訳ではない。
そして、目的も無く歩き回る為に来た訳でもない。
いや、むしろ歩き回る気力なんて1人じゃ起きやしない。
ならなんでこんな場所に居るのか。

…少女は人気の無い裏路地の、適当に積んである箱の上に寝転がっていた。
理由は…暑い。
ここなら日も差さないし、通路を流れて微風が吹いてくる。
日の照った大通りとか歩くよりも、十分涼しい。
まぁ、それでも暑いって言えば暑いんだが

タマモ > 「暑い…暑い…暑い…暑い…暑い…」

箱の上で突っ伏すように寝転がり、ぶつぶつと同じ単語を繰り返し呟く。
耳も尻尾も、萎れたように垂れている。
うん、傍から見ていて少し怖いかもしれない。

だが、それくらい暑い。
水でも出せよ、軽く言われそうだが、何も無い空間から水を出すとか、そんな芸当は出来やしない。
あくまでも出来るのは、あるものを操る事なのだ。
こういう時に、どこからともなく出せるような魔法というものは羨ましく思える。

…魔法使いめ、ちくしょう。見付けたら意味も無く嬲ってやる。
そんな事まで考え出す始末だ。
該当する者達からしてみれば、酷い八つ当たりである。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアマンダさんが現れました。
アマンダ > 表で用事を済ませ、自宅へと戻る途中。
途中で買ったリンゴジュースが入った瓶を手にした少女が歩いている。
「いやあ、今日は凄い暑さだね。」

額に汗を滲ませ、時折瓶に直接口を付けながら積み上げられた箱のある辺りへと近づく。

暑い暑いと呪詛めいた言葉を唱えている人へ視線を向ける。

「タマモさん?」
危ない人だったらすぐに離れようかと思っていたが、特徴のある尻尾は簡単に見分けがつく。

「大丈夫? これでも飲む?」
箱の上でのたうっている相手の方へ近づくと、飲みさしの瓶を差し出す。
魔法で冷却処理がされているので瓶も中身も適度に冷えている。

タマモ > 「暑い…暑い…暑…ん?」

自分の呟きのせいか、暑さにだれてるせいか、近付いたところで言葉が止まり顔を上げる。
耳に届く声に聞き覚えは…あった。

「なんじゃ、アマンダか…これが大丈夫なように見えるか?
見えるのならば、お主の目が節穴だと声高々に宣言してやるのじゃ」

顔だけ上げて少女の姿を確認しながら、まるで恨み言を呟くような小声で言葉を紡ぐ。
うん、どう見ても不機嫌そうだ。
しかも理由は考えるまでもなく、呟いていた言葉で分かる。

そんな態度を取っているも、言葉と共に差し出された瓶に視線がいけば、ぴたりと止まる。
むくりと起き上がり、箱の上に正座になれば、寄越せとばかりにずいっと手を出した。
それはもう、顔を期待に輝かせて。

「お、おぉ…それは冷たい飲み物かのぅ?
もちろん飲むのじゃ、ささ、渡すが良い」

なんとも現金な話である。

アマンダ > 「見えないから声をかけたんじゃないか。
厚くてイライライするのは分かるけど、八つ当たりは駄目だよ?」
いつも通りふわっとした笑みを浮かべると宥めるように言葉を返して。
暑いのは少女も同じ。 なのでトゲのある言葉も気にならない。


急に箱の上で正座になる相手が面白く、少女は笑い声をあげる。
「タマモさん、現金だなあ。 …はい、どうぞ。 僕もうだいぶ飲んだからタマモさんにあげるね。」
伸びた手に冷たい瓶を手渡す。

そして、相手の隣へと腰掛けて。

「こんなとこで何してたの? この時間は暑いからあまりうろつかない方が良いよ?」
ぺたんと垂れている尻尾に手を伸ばし、優しく摩りながら問いかける。

タマモ > 「うぐっ…まぁ、あれじゃ、全部この暑さのせいなのじゃ。
だから恨むなら、あの太陽を恨めば良いじゃろう」

あくまでも自分は悪くないと主張。
路地裏である為に見えはしないが、太陽を指すように指を上に向ける。
…どう見ても責任転換である。

「そんな事を気にしていては生きてはいけぬ。
うむ、では、ありがたく頂くのじゃ」

笑う少女に、むぅ、とどこか不満気な表情を浮かべるが、瓶を受け取ればそんな事はもうどうでも良いらしい。
両手で瓶を持てば、さっそくと口を付け、んぐんぐと飲み始めた。

「ぷあー…生き返ったのじゃ…!」

なんとも満足そうな表情である。
大きく息をつき、まだ少しジュースの残る瓶を、ゆらゆら揺らして顔を向ける。

「妾が歩き回る理由なんぞ、そうはないじゃろう?
…いや、むしろ何もないんじゃがのぅ。
まぁ、暇潰しに楽しめそうな事があるか探しに来たのじゃ」

確かに暑い、だが、だからといって何もしないのは…暇過ぎる。
その結果がこれである訳だが、それを気にした様子はない。
ジュースを飲んだ事で息を吹き返したように揺れる耳と尻尾。
まぁ、優しくではあるのだが、尻尾を触れる少女にかくん、と首を傾けた。

「後あれじゃ、余り気安く尻尾に触れると、相手によっては怒られるのではないかのぅ?
触れる時は、断りを入れた方が良いぞ?」

自分の場合は1本を除けば、別に触れてもそう感覚はないから大丈夫だ。
だが、種族によっては尻尾が敏感な者も居る。
その辺りを分かってないんだろうか?と思ったからか、一応はと言っておいた。
まぁ、今は気にしないで触れさせているが。

アマンダ > 「そうだね、この暑さは異常だよね。 僕もあの太陽を恨むことにするよ。」
箱の上で足をぶらぶらと動かしながら指の先を見上げる。
眩しくて暑い太陽。
少女は暑そうに胸元を掴んで煽いでいる。

「うん、タマモさんが元気になってくれて良かった。」
がっつく様子を隣で眺め、満足そうな顔を見せられると少女も上機嫌。

「理由もなしにうろつけるほど涼しくはないよ?
それより家に戻った方が涼しいんじゃないかな。」
揺れ動く尻尾を楽しそうに触り続けている少女。
相手が首を傾げると、己も不思議そうにそちらに視線を向ける。

「それは知らなかったよ。 でも、タマモさんはそんなことで怒る人ではないでしょ?」
相手の言わんとすることは分かるが、目の前の相手に限ってそれはないとの信用があった為。
笑顔を浮かべながら問いかけると、今度は耳を触ろうと手を伸ばす。

「それで、何か面白いことは見つかったの?」

タマモ > 「そう、それで良いのじゃ。
とはいえ、この先これよりも暑くなるやもしれんと考えると…
本気で避暑を考えんといかんのぅ?」

まだまだ暑い日々は始まったばかり、そう思うとまたやる気の減少を感じられる。
避暑の方法…何か簡単に出来て効果抜群の方法でもないものか。
そんな都合の良い事を、つい考えてしまう。

「うむ、これでなんとかまた動けるのじゃ…
この付近に、どこか涼しめるような場所とか、ないものじゃろうか?
妾の住処は…まぁ、うん…余り変わらない気がするのじゃ」

残ったジュースを飲みながら、煽いでいる胸元に目を向ける。
少女の言葉には、軽く考える仕草。
建物1つと自然に囲まれた住処…うん、どっちもどっちな気がする。
さらりと答えた。

「まったく、それが油断というものじゃ。
確かに怒りはせんが、それ以外ではどうともいえぬところじゃぞ?
こういった場所を触れるという事は…そういった流れを望むとか考えてしまう、とかな?」

まぁ、実際に怒らないが、それは見知った相手だから。
そうでなければ…尻尾に触れていた時点で、色々と失うところだろう。
色々とって何だ?と問われても、それは答えてはあげません。
さて、耳にも触れようなんて考えて伸びる少女の手。
瓶から片手を離すと、その手を取ってこちらに引き寄せる。
引き寄せながら手を離し、身を寄せられたなら、その身を抱き締めるようにして。

「見付かっておったら、こうはしておらんじゃろう?
まぁ…今、見付かったやもしれがのぅ」

顔を向け、くすりと笑ってみせた。

アマンダ > 「その方がいいんじゃないかな?
僕も暑さで干上がってるタマモさんを見たくはないし。
…洞窟でも探してみたら? 今の時期は涼しいって言うよ。」
だるそうな顔の相手を心配そうに覗き込む。
とはいえ、少女も出来ることは限られている。
なので、思いつく範囲で色々言ってはみるが。

「この辺は難しいと思うよ。 …街の外の方がまだ涼しい気がするけど。」
会話を続けながら煽いでいると、ふと視線に気が付く。
恥ずかしそうに扇ぐのを止めて。

「…ちゃんと下着つけてないよ?」
視線を外しながら小声で呟く。

「知り合いでも厳しいんだね。
別にそういうことを望んでるわけじゃないよ?
それに今日の僕はタマモさんに水を分けてあげた恩人になるわけだしね。」
恩着せがましいセリフを吐きながら悪戯っぽく笑っている。
別に何かをして欲しいわけでもない。

だが、引き寄せられるとされるがままに抱きしめられる。
ちょっと暑くなるが少女は拒むことはせずに。

「なら、ここは喜ぶべきかな? タマモさんの気休めになれば僕も嬉しい。」
抱きしめられたまま、相手の胸元に頭を凭れさせる。
下からじっと見上げた後、首筋にそっと口づけをする。

タマモ > 「ふむ…」

洞窟…あるにはあるが、あそこは今現在、別の用途で使用中だった。
うん、少し使いようがない。
色々と意見を出す少女の言葉を聞きながら、その中でよいものはないかと考えていた。
…まぁ、そう簡単にはいかないのだろうが。

「むむむ…そうか、残念じゃのぅ」

うん、そう答えながらも、煽ぐ手が止まるのが見える。
気にせず続けてよいぞ?と、耳元に唇を寄せて囁いた。

「まぁ、そういう場所なのだと理解するのが良いじゃろう。
ふむふむ…そうか、そうじゃな。
では、その礼くらいはしてやらねばのぅ?」

そんな言葉を聞けば、笑みが深まるのが見えるだろうか?
礼が何なのか、それを教えるかのように…ぬらりと舌が耳を舐める。

「うむ、気休めは今思い付いたのじゃ。
まぁ…アマンダが喜ぶかどうかは、お主次第じゃがのぅ」

首筋への口付けを受けながら、飲み終わった瓶を側に置く。
その手を少女の頬に添えてこちらを向かせる。
そうしている間に、揺れていた尻尾がしゅるりと少女の腰元に触れ、優しく撫で始めていた。

アマンダ > 「いい場所ないんだ。 …どこかいいとこないかな。」
相手の反応から、都合の良い所はなさそうと判断。
少女も空を眺めつつ色々と考えるが、天佑は降りてこなかった。

「そこは気にするよ。 目つきがちょっとやらしかったし。」
耳元に唇が近付くと、思わず身震いする。
が、首を動かし少し距離を取る。

「別に期待はしてないよ、タマモさんのお礼って何か怖そうだし。
…ほら、やっぱり。」
相手の顔をじっと見ていると、何か考えているのがよく分かる。
口では断りを入れるが、少女に逃げようとする様子はない。
耳に舌が触れると声を上げ、一瞬瞳を閉じる。

「触ってくれてもいいけど、僕の身体汗まみれだよ?」
頬を触れられると嬉しそうに眼を細め、顔を擦り付ける。
ふわふわの毛の感触が腰に触れると、少女はそのまま体を預けている。

「今日はちゃんと優しくしてくれるんだ。」
撫でられ、心地よさそうな表情を見せたまま顔を見上げている。

タマモ > まぁ、そんな素振りは見せるが、まったく無い訳でもない。
例えば、川とか。
…確かに冷たくて気持ちよいだろうが、濡れるのは勘弁だが。
自然の中に入れば日光は防げるが、今と状況が余り変わらない。
結局は、これが一番だ、というようなものはなかった。
あるかもしれないが、思い付かない。

「ふふ…まぁ、気にしたところで結果は変わらぬがな?」

つまり、そういった流れになる。
どうこう言ったところで、やる事は変わらないのだ。
…それに、結果的にはきっとある意味で礼にはなる、多分。
逃げずに受け入れるのは、大体予想は出来ていた。

「こういったものならば、暑くても歓迎じゃ。
暑さよりも何よりも、気が紛れるのが一番じゃろう」

抵抗も何も無いならば、こちらを向かせたまま顔を寄せ…唇を奪う。
少女の体を撫でる尻尾は、そのまま数本は撫でて刺激し続けながら、別の数本でゆっくりと服を脱がせ始めた。
まぁ、少し抵抗があったからと、止まるようなものでもないが。

アマンダ > 「どうもタマモさんの好きに弄ばれてる気がするね。
でもいいよ、タマモさんもそれで気持ちよくなってくれるなら。」
ただ家に帰るだけのはずが、とんだことになってしまった。
そう思いつつも少女は拒まない。
求められたら拒めない性分な上、やはり気持ちいいことは気持ちいいから。

「なるほど、汗まみれでも問題ないってことだね。」
唇を奪われると、少女は首の角度を変え啄むような口づけを重ねる。
「ふふ、お互いリンゴの味がするね。」
甘い口づけに満足げな顔を見せる。

服を脱がされると、汗まみれでベタベタな身体が露わになっていく。
これから行われることを想像してか、既にモノは大きくなっており、
淫唇からは汗とは別の体液が染み出ている。

タマモ > 「それだけではないじゃろう?
アマンダ、お主自身も気持ち良くなる事を望んでおる…のぅ?」

少女の性格的に、確かに自分が良くなる事も望んではいるだろう。
だが、自分と関われば己自身も気持ち良くなる事が分かっているはずだ。
そう思えば、そうである事も認めさせるように、問う。

「まぁ、どうせここを離れれば嫌でもそうなるじゃろう?
ならば、少しでも楽しみながらの方が良い。
…お互いにジュースを飲んだばかりじゃ、そうじゃろうな」

ずっとここに居る訳にもいかないのは確か。
少女と出会わなければ、ただ暑い中を戻って行くだけだったのだが…
今となっては別である。
この先がどうなるのかは…なんとなく、理解は出来るだろう。
口付けは甘い味、うん、悪くはない。

「さて…アマンダもどうやら期待しておったようじゃ。
たっぷりと、その期待に応えながら行くとするかのぅ?
ほれ、アマンダ、せっかくだから送っていこう。
どこかへ向かっておったのじゃろう?そこへな?」

服を脱がせ肢体を露にさせれば、視線は下に、軽く撫でていただけで準備も整いそうな秘所へと向ける。
当然、反り返る肉棒も見えるだろう。
そんな姿を晒させながら、帰路へと向かわせようとする。
まぁ、また途中で耐え切れなくなり、美味しく頂く事になるだろうが

アマンダ > 「そうだよ、僕タマモさんのこと大好きだからね。」
問われれば、嬉しそうに答える少女。
今までも散々甘えている現状が雄弁に物語っているが。

「そうだね、終わったとはお風呂でも入らないと大変そうだね。」
これからとびっきり汗だくになるであろう。
それを考えても今から行うことを止めることはないだろう。

「えっと、このまま僕の家まで向かうの?
…う~~~~ん、人に会わないといいんだけど。。。」
まさかこの恰好で歩かされるとは思っていなかった。
無茶な要求と思いつつも、少女は従うだろう。

途中で抱かれようと最後は家へと案内する。
ベット位しかない貧民街のあばら家に。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアマンダさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。