2016/05/15 のログ
■ストーク > やがて、彼は満足して帰っていった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からストークさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にレヴィさんが現れました。
■レヴィ > 「何か儲けのいい仕事はないッスかね」
遺跡の調査が失敗して仕事を探すために掲示板の前にと立ち仕事を探す。
ここに来る前に仕事のブッキングについて苦情は告げたが少々の迷惑料を渡され体よく追い払われるに終わる。
貰ったゴルドだけでは前回の用意に使った金額に及ばないと少しでも大金を稼げる依頼を探す
■レヴィ > これと言うものがないかと探していくうちによさそうな仕事から順に取られていく。
気が付けば残るのはどう見ても割に合わない仕事のみとなっていき…
「仕方ないッスね」
これは日を改めた方がいいと見て肩を落としてギルドを後にする
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からレヴィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 大通り」にイニフィさんが現れました。
■イニフィ > 今日も今日とて、カフェテラスでお茶を嗜んでいた。
結局あの後、ほかの旅行先を考えてみたものの何も案が浮かぶはずもなく。
かねてから行きたいと願っている九頭竜山脈の温泉にも行けずじまいである。
「はぁ……ったく、なんてことしてくれてんのよ…。」
イニフィは羊皮紙を拡げながら、深い深いため息をついていた。
先日の商業隊襲撃のニュース。それの詳細が徐々に明らかになってきたのだ。
■イニフィ > 先日の羊皮紙には、被害状況しか書かれていなかった。
それから日がたつにつれて、徐々にその痕跡と周囲の情報が明らかになってきたのだ。
商業隊を襲ったのは、おそらく九頭竜山脈を根城にしている山賊かと思われていた。
しかし、実際によくよく調べると、そこには複数の巨大なひづめを持つ「なにか」の足跡があったらしい。
また、森の奥で『喰われた』人間の死体があったことから、九頭竜山脈に住まう妖魔の仕業、との可能性も出てきたらしい。
「ひづめがある足跡ってことは、多分オークね……。下級の妖魔がなにやってくれてんのよ…。」
イニフィはため息を突きながら、今日は少し苦めのカプチーノを飲んでいた。
その理由は、傍らにおいているチョコレートケーキである。
■イニフィ > チョコレートケーキの端をフォークで切り取り、そしてそのまま口に運ぶ。
濃厚なケーキの甘さをほろ苦いカプチーノで調和すると、なかなかおいしい。
普段は甘いものばかりを口にしているけど、こういうのもありかもしれない。
「……にしても、ちょっと妙ね……。オークって群れで狩をする習慣ってあったかしら…。」
そこだけが少し気になるところである。
オーク族のことはそこまでよく知っているわけではないのだが、下級の妖魔は知能が低い。
統率の取れる行動をとるとしたら強力なリーダーがいるのは確実と、イニフィは予測していた。
まあ、だからといってそれを討伐しに行くなんてそんな気は端からないわけだが。
■イニフィ > まあ、どの道あのあたりの妖魔が出てくると情報が流れたのだ。
これは騎士団も動かざるをないだろう。
何かしらの抑止力が働けば、気弱な妖魔はさっさとそこを明け渡してしまうだろうし、しばらく待てば収まるだろう。
「……あー、でもどうなのかしらねぇ。」
騎士団の中でも汚職塗れの連中は確かにいる、とはよく耳にする。
一般人のイニフィがそれを気にしてもいけないのだけれども、動かない可能性もあるのではないだろうか。
結局、六合目の温泉宿が開放されたという話はマッタク聴かないし。