2016/05/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にレヴィさんが現れました。
レヴィ > 平民地区の一角にある冒険ギルド。
仕事を探すものや登録、冷やかしに来ている老若男女を避けるようにカウンターに真っ直ぐに向かう。
上手く人のいないカウンターに着けば顔なじみなのか馴れ馴れしく受付嬢にと話しかける。

「お疲れさまッス。この前に受けた仕事を完遂してきたっスよ」

にこにこと笑みを見せながら受付嬢に告げれば受けた依頼の確認をするい間にギルド内を眺める。
毎回顔ぶれが変わり、誰は別の街に行ったや死んだなどの話を耳にしていれば呼ばれて受付嬢にと目を戻す。

「そう、それッスよ。これが証拠の品ッス」

依頼の確認を終えればポーチから小さな袋、その中に入った少々赤く汚れたネックレスを見せる。
やや渋い顔をされはしたが引き換えにと渡された報酬の入る袋を受け取り。

レヴィ > 受け取った袋を手の上で弾ませカウンターを離れれば今度が逆に人の少なそうな場所へと移動すれば壁に背を預け袋の中を覗き込む。
中に入る依頼では報酬は5000だったと思い出しながらゴルドを眺め。

「これだけあれば道具の補充をしても豪遊できるッスね。楽な仕事で大儲けッスよ」

全うな冒険者なら受けないような面倒な仕事も少女にとってはある意味慣れたもの。
かけた期間も少なかったためにほぼぼろ儲けと言っていい報酬をポーチに仕舞い込めばもう一度ギルド内を眺める。

レヴィ > 人混みを眺めていれば入り口を荒々しく開き数人の貴族の様に見える男たちが入ってくるのが見える。
強引にカウンターの前に割り込めば何かを怒鳴り散らしている姿が見え……よく見れば知った顔が居た事に危ない危ないと別の冒険者の一団の陰に隠れる。

「ここに目を付けるのは目ざといッスけど騒ぐのは馬鹿ッスね」

怒鳴る様な声はしばらく続いたがやがてギルドが警備に雇っている冒険者に文字通りにつまみ出されていく姿に周囲から笑い声があがりつられるように笑って。

「次の仕事でも見繕っておくスか」

ひとしきり笑えば楽しそうな仕事でもないかと依頼が張り出されている掲示板の前にと移動する。

レヴィ > 「あ、これなんかいいッスね」

掲示板に貼られていた幾つかの依頼の一つ。これならが自分に丁度いいと見れば迷わずに張られていたそれを外してカウンターに持っていく事に…

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からレヴィさんが去りました。