2016/05/08 のログ
イニフィ > ひりだすたびに、ルキアの魂から快楽の魔力があふれ出てくる。
だけど、それを摂取することはなかった。逆に、それをルキアへと返還していく。
その行為は―――実はとても危険極まりない行為なのだ。

淫魔の魔力を他人、それも人間などに流し込むのは相手の欲情を誘う。
媚薬に晒された感触と同じように、急激に感度を高め、そして欲情を煽っていく。
その感覚、ルキアは確か、味わったことがあるはずだ。
ちょうど、魂を奪われたあの日に。

「…ほんとに、一杯出てくるわねえ。人間って、こういうところ容赦ないから…。」

人の玩具が壊れたらどうするつもりだったのかしらね、と微笑みながら尋ねる。
既に、ルキアは壊れているのは間違いない。だけれども、その壊れている過度が問題なのだ。
これ以上壊れてしまったら、さすがに修復は出来ないだろう。
だからこそ―――丁寧に扱うこともあるのかもしれない。

背後に現れた触手は、ルキアへと巻きついていく。
手を伸ばせば、そこに無数の細く長い触手が巻きつき、その欲しくしなやかな指を舐る。
推せば押すほどあふれ出していくならば、その胴体に巻きつき推されるというよりも、搾り出していこうとするだろう。

「んふふ……体だけじゃないわ。魂すらも犯して欲しいでしょ?」

イニフィは、ルキアの魂を触手に差し出した。
遠慮なく、それを取り込む触手は、魂そのものにまきつき、粘つく粘液を塗りつけていく―――。

ルキア > 「――ぁっっぎっ?!ぅあぁああっ!!」

ひりだす悦に浸っていれば、溢れた濃厚なそれが魂へと注がれる。
どくん。と体全体が脈動するような感覚。
男に嬲られて起きた絶頂なんて生ぬるい。先程の幾重にも重なり合った絶頂に近いか、それ以上の感覚が一気にルキアの身を苛んだ。
ビクン、ビクンと体を大きく跳ねさせると収縮にともなって間欠的にびゅ、びゅっと遠くまで白濁を飛ばしながら絶頂する。

「あひぃっ…お゛、あ゛あ゛あ゛っ…しゅごいっ、躰絞られてる…っはひ?!い゛あ゛っ―――っくぁああっ」

壊れる、というのが精神の話ならば魂を渡したその日に無垢なエルフの娘は壊れたといえるだろう。
肉体面でいえば、触手を受け入れる事のできる躰は、その責めに順応していたか。

感度を極限まで高められ、大気が動くのでさえ、肌を汚す白濁の冷めた冷たささえ絶頂を迎える状態。
その状態で、神経の集まる指先を触手にねぶられれば、男性が局部を扱かれるような電気のような会館が走り抜けていく。
胴体に巻き付いた触手は、絶頂に跳ねる体を少なからず浮かび上がらせ腹部から釣り上げられた格好。
頭は背をのけぞるような形で、イニフィの膝の上におかれたままかイニフィの顔の高さまで持ち上げられ締め上げられるのに、だらしなく開いた脚の間から大量の白濁がどばどばと地面を白く染め上げていく。
そして、あろう事か魂を触手へと差し出された。
魂に巻き付き粘着く粘液を塗りつけていく行為は、数百倍の感覚として躰へと伝わり、触手の海の投げ出され余すところなく蹂躙される悦をルキアに与える。
びくびくと痙攣はとまらず、触手に釣り上げられたまま白濁と一緒に蜜と小水をまきちらしていき。

イニフィ > 胴体に巻きついた触手はルキアを持ち上げていく。
イニフィの顔に、逆さまになったルキアの顔がくれば、その頬を優しく撫でるだろう。
だけど、感度は極限にまで高め、そしてあろうことか魂は今、触手の海の中。
握られ、嬲られ、そして巻きついた触手から媚毒ともいえるほどの濃厚な体液を流し込まれていく。
並の精神ならば、あっという間に発狂して壊れてしまうだろうけれども―――。

精神的な破壊は、魂によって訪れない。
永久に拷問とも言える様な快楽の中、ただただ叫び声をあげながら人外の快楽に、身を委ねるしかない。
逃げ場など与えない。玩具はただ、イニフィの思うがままに踊るのだ――。

「すごい声ね……んふふふ。そんなに気持ちいいのかしら?」

きっと、魂はいろいろな色に変化しているのだろう。
流し込まれる毒、そして魔力を返還されそれがさらに感度を上げていく。
今日は遠慮なくルキアを貪っていく。その喉が潰れてもかまいはしないのだ。

触手は、捕まえた魂をさらに締め上げていく。
魂をつつきまわし、ぞぶりと細いそれが魂を突き抜ける。
それが、様々な方向から魂を串刺しにするのだから、その刺激たるや想像すらできなかった。

だけど、そんな中でも、淫魔は光悦とした表情を浮かべていた。
甚振っているにもかかわらず、快楽を感じるエルフをいとおしげに眺め、頬へとキスを落す。

ルキア > 「あぃぃっ…あっんぁっはぎっ!」

孔という孔からいろんな体液などをたれながしながら悦に狂う。
ガクガクと、止まらない痙攣に躰が大きく震え続ける。
ルキアを吊り上げている触手が巻き付いたままだから、のたうち回ることは許されず、つられたままで尚も震え続け。
少し前まで味わった、イきたくてもイけないずっと体を高め続けられるのとは違う、イってもイっても次から次へと絶頂が追いかけてくるのだ。
魂を握られ、潰され、直接媚毒を流し込まれて。

「きもひぃぃ…きもひいいれす…んああああっ」

意識を失うことができれば、楽になれたのだろう。
けれど意識が遠のいても、強烈な刺激を与えられ覚醒を強制される。
逃れられない淫獄の責めに涙と流しながらも、主の問に答えて。
快楽を得れば子宮に魔力が貯蔵される躰というのは、今のルキアには致命的だった。
溢れた魔力は、今は全てが戻ってくるから感度は更にあがる。
どこまでいけば限界なのか見えない。
触手が魂を刺し貫く。ビクンと背に棒でも入ったように体をつっぱらせ、蜜液を撒き散らす。
様々な方向から串刺しにするそれは、あるときは心臓を、あるときは膣から子宮を、肛門から口までを、躰のいろんな箇所に有り得ない感覚をもたらして。

虫の息といっても過言ではない状態まで追い詰められる。
声も枯れて掠れてしまっていたか。
それでも、頬にイニフィのくちづけを受ければ、歓喜に震え甘い声をだすのはいじらしいほどだったか。

イニフィ > このまま壊れられるならば、もっともっと楽だっただろう。
だけど、今は残念ながら壊れることは出来ないのだ。
精神は既に壊れてしまっているし、魂の入っていない体に限度というものはない。
気を失うたびに、意識を覚醒させられる苦しみで、ついにルキアの声は出なくなり始めていた。

もう、限界が近いのだろう。
体力を回復させなければ、このままルキアは文字通り壊れてしまう。
それは―――さすがに許せないのだ。

回りに転がっている人間の抜け殻。それらがどうなろうとは構わなかった。
だけど、その中心にいたルキアが死ぬのは、少し自分としても不本意だった。

「…………ストップ。」

魂を串刺しにしていた、触手の動きが止まる。
巻きついていたそれを離し、イニフィの元へと返していく。
毒が回り、なに色に染まっているのかすらわからなくなってしまった魂を眺めながら、それでも妖艶に嗤う。
一ヶ月ぶりの主の責め苦、存分に堪能できただろうか。

「んふふ……ちょっと休憩しましょうか、ルキアちゃん。」

これ以上貪るのは簡単だ。
だけど、其れでルキアまで抜け殻になってしまったら、きっとイニフィは後悔するだろう。
新しい玩具も見つけるのには苦労するのだから、大事に使わなければならない。

ルキア > ストップ、と触手にイニフィの制止の声がかかる。
そうすれば、触手の責め苦が全てぴたりととまった。
散々いたぶられ、絶頂し続けていた体は、すぐに収まりを見せず、触手に吊られたまま痙攣しつづけていた。
もはや殆ど声も出ずに。

「―――っは…はぁっ…はぁ…はー…ぁ…ん…」

赤や青、黄色や紫、様々な色は入り乱れてオパールのように遊色を見せる魂。
久しぶりの徹底的な責め苦は、躰と記憶に深く深く新たに刻まれていく。
この人外の責め以上の責めは同じ魔族でなければ超えることは難しいだろう。
漸く痙攣は収まる気配をみせ、止まっていた呼吸が吹き返す。
躰から力が抜けるとともに、どっと汗が噴き出してくる。
だらしなく涎や蜜液、白濁の残滓を零しながら触手に吊られるままに任せて。
実際は直接さわられていない胸の蕾や股の突起は、充血しぷっくりと膨れ上がってしまっている。

「は…ぁ…おねえ、さま…」

霞む視界の中、イニフィを捉えて認識する。

イニフィ > 認識された淫魔の顔は、どこか優しげに微笑んでいただろう。
少し空ろな表情をしているけれども、まあそこは攻めすぎたから、と思っておこう。
クス、と笑みを浮かべながら、イニフィはルキアの頬を優しく撫でる。
まだ、触手に吊るされたままだけれども―――別に構いはしなかった。

「んふふ……久しぶりだったでしょ?」

気持ちよかった?と淫魔は尋ねる。
本当はもっともっと、徹底的にやってあげてもよかった。
彼女が生み出す魔力を返還することで、さらに上質な魂と生まれ変わるのかとか、
もっとせめて、彼女が発狂してしまうところとか、まだまだしたいところはある。
だからこそ、彼女が命を落すようなことは、イニフィは決して望んでいないのだ、

「どう…もうやめにしておく?」

意識が朦朧としているエルフに、首をかしげる。
ここまでされて、もう十分?―――と。

ルキア > 茫洋とした蒼銀の瞳がイニフィを移している。
優しげな笑みに、柔らかな、嬉しそうな笑みを浮かべて。
頬を撫でられる手に可能な限りすりよっていく。

「…すごかった、れす……」

気持ちよかったかどうか、と問われれば頷きつつも全てが快楽であったかと言われれば、それは否だった。
拷問に近い絶頂地獄は、苦痛さえも与えたから。
けれど、それもイニフィのくれるものだから、娘は甘受していく。
与えられる感覚ひとつひとつが、イニフィからの贈り物だから。
結晶化し取り出された魂。ルキアの体はいま虚ろだ。
そこに新たな魂を生み出すとなれば神の領域ともいえる。
それほどの魔力を生み出して、果たしてルキア自身がもつかどうかといったところか。

「おねだりしても、いいですか…?いっぱい汚れちゃってるけど…ん…お姉様に触れてほしいです…」

頬を撫でられている感覚に微睡みそうになる。
甘えるようにイニフィを見つめて、その手に口付ける。
乞うように。

イニフィ > 確かに、強すぎる快楽は時に拷問めいた苦痛すら与えるだろう。
それすらも甘受しているからこそ、イニフィもついやりすぎてしまったのかもしれない。
だけれど、それもまたルキアをちゃんと思ってのことだ、と理解してくれれば―――。
擦り寄ってくるならば、そのまま手を少し強く押し付けてやろう。
甘えるときはとことん甘えさせるのも、構わない。

「んふふ、ちょっとやりすぎちゃったかしらね?
ルキアちゃんが可愛いから、ついつい…ね?」

テンションを高くして、やりすぎてしまったことは謝罪しておこう。
いまだに空ろで、魂の入っていない身体。
自我を保っているのは、自分の魔力ゆえだが、それ以上のことは―――残念ながら出来ない。
イニフィとて神ではない。新たに魂を作り出すなどとそんな大それたことは、出来ないしやりたいとも思わない。
ただ―――欲望を媒介にして、新たな人格を生み出すという事は、もしかしたら出来るかもしれないが。
人間いわく、それは悪堕ちと言うらしい。よく解らないが。

「まあ、やりすぎちゃったからね。少しくらいなら許してあげるわ。」

おねだりしてもいいですか、と言う問いには嗤って頷くだろう。
効用に、掌に口付けるルキアの唇を、イニフィは指で優しくつまんだ。

彼女を吊るしている触手、それを開放してルキアを地面に座らせる。
ドロドロになった秘所、そこにそっと指を宛がって―――。

「いいわ、今度は私が優しく可愛がってあげる。」

ルキア > 甘えることを許されれば、すりすりと猫のようにその手にすりよる。
もしルキアが猫だったら、ごろごろとのどを鳴らす音でも聞こえそうなほどだったか。

「可愛がってもらえるのは、嬉しいですよ…?」

謝罪に対して、構ってもらえるのは嬉しいのだと主張して。
欲望を媒介に…おそらく性欲だろう。新たな人格が生まれればどのような変化を娘に齎すのだろうか。
彼女が望むなら、ルキアはきっと受け入れていくのだろう。

「ほみゅ…」

願いを聞き入れてくれる彼女。
唇に指が触れる…と優しくつままれてしまった。
少しきょとんとしたように、茫洋としていた瞳が見開かれる。
そして、触れることを許されれば、その指に舌を這わせ。

「うれし…あっ…ああっ…」

ぷっくりと腫れ上がった秘芽、どろどろに蕩けた秘所。
そこから溢れる蜜に、ほとんどの白濁は流されてしまっていた。
地面へと下ろされれば、彼女に向けて足を開いていく。指が触れただけで歓喜に震えとてもとても甘い、甘えた声をだして。
なんの抵抗もなく指を飲み込むそこは、熱くうねり。

イニフィ > 「んふふ…大丈夫よ?でも…ルキアちゃんは方向音痴だものね?」

だから、またきっと逸れてしまうだろうとは思っていた。
そのときにルキアがどんなことをされるのかはわからない、解らないけれど。
今日、魔力の味を知ってわかったことがある。魂を握っている以上、この子はイニフィから離れることはないだろうと。
だから、安心してはぐれてもいいのだ。ルキアがイニフィのことを「お姉様」と呼ぶ以上、イニフィもまたルキアの名前をよぶ。
ただ、魂を返して欲しいといわれたら―――理由もなく返したりはしないだろうけど。

イニフィの指は、おそらくルキアのものよりは少し太いだろう。
エルフのように細くしなやか―――とまでは行かないものの、綺麗な指をしている。
といっても、やはりそこは淫魔。舐められた程度でそう簡単に甘い声は出さない。
だけど、その舐める舌を、妖艶な笑みで迎え入れていた。

そっと、その指を絡めている舌から手を離す。
だけど、その下には変わりに、イニフィの下が差し出されるだろう。
口づけをし、そして舌を絡めるような濃厚な口付けを施しながら、うねる秘所をかき回す

先ほどまで、ここは魂から直接刺激を受けていた。
愛液で、ほとんどの精液は流れ出してしまっている。
人間の精液など、とてもじゃないが触ろうとも思えないものだ。けど、ルキアのそこから溢れたものならばとは思う。
うねるそこを跳ね返すように、イニフィは指を折り曲げて抵抗した。
愛液を絡め、くちゅっくちゅっと音を出しながらゆっくりとかき回し、膣内の天上を指先で引っかいていく。

少しずつ、指を出し入れしていく。
愛液を少量ずつ掻きだし、拡げられるように準備をしているかのよう。

ルキア > 「…ぅう…はぐれないように、がんばります…。」

ルキア自身に逸れる気は毛頭ないのだけれど、気がついたらはぐれてしまっている。
困ったように耳を下げて。
もしはぐれて離れ離れになったとしても、心は一途にイニフィに向いているという事は、確かだった。

ぺろぺろと、猫が飼い主の指をなめるようにその繊細な指先や指の腹、関節や指の間に舌を這わせていく。
手を離されれば差し出されるイニフィの柔らかな舌。
触れ合ったそこから、歓喜が痺れるように全身にかけめぐっていくのにふるっと耳を震わせ。
ぴちゃ、くちゅ、と濡れた音をたてながら二人で舌を絡め合う。

「はふ…んんっ…ぁ…」

指が内部で折り曲げられるのに、内部はきゅうっと締まり。
とろとろと溢れる蜜液は、指を伝いイニフィの手まで濡らしていくか。
指の動き一つ一つを噛み締めるように感じて腰を揺らす。
膣内の天井を引っかかれるのに、ぴくっぴくっと戦慄き敏感に反応し。
出しいれば始まれば、濡れそぼっているそこから水音が高くあがって。地面にまた水たまりをつくっていく。

イニフィ > 「んふふ、頑張ってね?…じゃないと、私はまた新しいペットを作っちゃうわよ?」

まあ、お友達のようなものかもしれないけれども、ルキアにしてみたら面白くはないかもしれない。
主が、ほかの子をまた新しくペットにしたなどという事があれば。

唾液の絡み合う音。だけど、ルキアの唾液を此方からという事はしなかった。
自分はどちらかといえば束縛する側、ならば自分が与える側になるべきだと思っている。
唾液を絡ませ、曽田をかき回しながら流し込む淫魔の唾液。それを、ルキアの口の中へ。
少しだけ上を向かせるのは、いってき残らず啜らせるためか。

「んふふ、さすがね……。見て、こんなに濡れてる。」

先ほどまで、触手や男のものを受け入れていたのだから当然といえば当然である。
たっぷり濡れそぼっている指を見せつけながら、イニフィは耳元で囁いた。
足を開いている状態ならば、その隙間に手を刺し入れ、徐々に書き出す速度を速めていく。
高く上がる水音は、そのうちかき回す音に変わり、そして粘着性の高い水音になっていく。
泡立てるように、その秘所をかき回していけば、不意打ちとばかりに淫核を軽く指で弾くのだ。

開いている手は、ルキアの胸へと向かう。
少し、ふくらみの乏しい胸だけれども、感度は折り紙つきなのは証明済み。
その、硬くしこりあがっている乳首を軽くつまんでやりながら、少しずつ捻るのだ。

ルキア > 「ぅ…それは、くやしいです…。がんばります。」
甘えられる雰囲気だから。素直にちょっとした独占欲を覗かせる。
ペットでも、飼い主がほかのペットに愛情を注げばやきもちは妬く。
そちらばかり構われた日にはいじけてしまう事もあるだろう。
けれど、ペットを飼うかどうか、そして愛情を注ぐかどうかを決めるのは飼い主自身だから止められることではないけれど。

一生懸命、情熱的に舌を絡め合わせる。
イニフィの舌がルキアの舌に絡まるたび、粘膜を擦り上げるたびにピクピクと敏感な耳が震え、快楽を感じていることを知らせてくる。
少し上になったイニフィから、唾液が流し込まれる。
どこか甘いと感じるのは、愛しい人のそれだからだろうか。
ちゅるちゅると舌を吸うようにしながら、こくこくと喉を鳴らして飲み下していく。
唇が離れれば、美酒に酔ったようなとろんとした瞳でイニフィに微笑みかけ。

「は…ぅ、ん…おねえさま、が…触れてる…からっ…あっ…ふぁ…きゃぅっ…んっあっ‥ひっぁあんっ…っ」

濡れそぼった指を見せ付けられると、かあっと頬を真っ赤に染める様は初心なように見せる反面、
秘所は淫らに濡れそぼり、秘肉はひくひくと物干しげに収縮を繰り返しながら蜜をあふれさせている。
溢れ出た蜜はイニフィの指にコネ回されて次第に粘着質な音を奏で出す。
それだけでも蕩けるには十分だった、そして不意にはちきれそうなほどに腫れ上がった秘芽を弾かれ軽く達した。
びくっびくっと膣内の指を締め付けながら淡い絶頂を刻み。
空いている手が薄い胸を包み込む。
控えめながらも柔らかく、吸い付くような胸。触れられただけで甘い声が我慢できない。
こちらのつぼみも開花しそうなほどに熟れている。
摘まれ捻られる悦に唾液をこぼしてだらしない表情を晒し。

イニフィ > 別のペットを作ったからといって、ルキアに対して何の愛情も注がないわけはナイのだが。
それでも、ほんの少しだけ覗かせた独占欲。別の子に靡けば、それだけでルキアの魂は嫉妬の色を示すだろう。
だけど、だからといって淫魔であるイニフィがそれをしない分けはないのが、ある意味哀しいところか。
平等に欲を渡す。それがイニフィのやり方である。

情熱的に、舌を絡めようとも淫魔のしたがそれを逆に押し返す。
絡めようとルキアが舌を伸ばせば、それに巻きつくようにイニフィのしたが逆に押し返す。
唾液を絡めた舌をルキアの口の中へと誘われれば、少し突き降ろすように顔を上下に動かそう。
唾液を吸い上げ、飲み込んでいくルキアの耳を、軽く擽るように触りながら。

「んふふ、私が触れてなくても、ルキアちゃんのここはこんなに濡れてなかったかしら?
さっき、何人の男をくわえ込んだのか…忘れたとは言わさないわよ、淫乱エルフさん?」

クス、と笑みを浮かべながら濡れた指をもう一度沈めていく。
くちゅ、と入れるだけで音が鳴る秘所へ指二本、遠慮なく挿入していく。
泡立つようにかき回しながら、さっきからぴくぴくと動いている耳に舌を絡ませ、その中まで舐めてしまおうか。
弾いた淫核は触れることなく、そのまま外気に晒されるまま。

掌を当てれば、吸い付くように密着する胸。薄いながらも、弾力は最高だった。
売れている蕾をこねまわすように手のひらを回し、根元から挟み潰すように握ってみよう。

「んふふ……。」

ルキア > 「んぁ…はぁ…ふ、んん…ふぁああっ」

手管でいえば、イニフィのほうが明らかに上だろう。
所詮付け焼刃だ。舌に巻き付くように押し返されればされるがままになってしまう。
唾液をすすり、飲み下していれば敏感な耳を擦るように触れられてぞくぞくっとしたものが走り抜ける。
ひくひくと小刻みに耳を震わせながら、膣の指を締め付けていき。

「あ…う…。で、でも…それでも、やっぱりおねえさまは特別、だから…はぅっ…ひゃ、ぅ…んっ」

もう何人くわえ込んだなんて数えられなかった。そしてその視線に水たまりを作るほどに濡らしていたのはついさっきだ。
それを指摘されるのに、再度真っ赤になる。
けれど、イニフィに触れられているのは特別だと伝えて。
二本の指を難なく飲み込む膣。指が増えれば、掻き回される蜜も多くなり水音が余計卑猥にあがる。
そして耳に触れる柔らかな濡れた感触の首を逸らして、舌が耳孔に入り込むのに、そこすら性器をいじられるような官能に支配される。
一度触れられただけでおあずけを食らった秘芽はふるふると震えていることか。

くにくにと控えめな胸をこねまわされる。控えめな分感度の高い胸を弄られるのに息を更に乱して、
つぼみを挟み潰すように握られるのにまた軽い絶頂が訪れる。
ひく、ひくりとその痙攣を膣内の指に伝えて。

「はぁっ…きみちいいれす…おねえさま…イニフィおねえさまぁ」

イニフィ > 締め付けられる膣内に入った指。
きっと、つい先日まではここもそこまで指を喜び迎え入れることはなかったのかもしれない。
だが、今正にこの膣内は指を受け入れる程度には広がり、そして乱暴な快楽にも耐えられるようになっていた。
きっと、魂を抜き取らなくても、ルキアはしっかりと手順を踏めば、心を落せたのではないだろうか。

唾液を飲み下していくルキアの口を、ようやく開放した。
淫魔の唾液を受け入れたエルフは、とても卑猥な顔をしていることだろう。
その顔を、頬を舐めながら淫魔は妖しく、紫色に眼光を光らせた。

「あら、嬉しいことを言ってくれるわね…。ねえ、ルキアちゃん?」

続きは宿に帰ってからしましょう?と周りを見渡しながら呟いた。
このあたりは――ちょっとムードというものがある。
だから、この続きは宿でしようと提案し、いまだお預け状態のそこから、手を離すのだった。

そこから先―――2人が一体どういう行為に及んだのかは、誰も知ることはない。

ルキア > 性に疎かった娘も、触手による責め苦などで躰は淫らに順応していた。
うっとりとするように紫に光る瞳を見つめて、イニフィ好みの蕩けた表情の娘は微笑んだ。
彼女の唾液もまた、娘を燃え上がらせるには十分だったろうか。

「はい、お姉さま…。」

周囲には狂宴の痕がまざまざと残っている。
イニフィしか見えていなかったルキアは、言われて漸く周囲の状況に思い至る。
おあずけを食らった躰はもどかしさを抱えながら宿に戻ることになる。
その時間が長ければ長いほどにふたりきりになったときに娘は乱れていくのだろう。

淫魔とエルフは、二人で甘く淫らにすごしていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルキアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイニフィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」にレーゼさんが現れました。
レーゼ > (夜も更けはじめ。静かだった一角に喧騒が宿り始める時刻。仕事帰りの職人や、それを引っ掻けるための酒どころが起き上がり始めたところだろう)

「……ずいぶんと賑やかなのね、気に入ったわ」

(薄い金色の髪を灯りに晒し、人ごみを縫うように歩く娘の姿。
人が多ければ騒ぎができる、騒ぎがあるところに仕事が生まれる。
仕事が生まれればそれを種に食べることができる。それゆえ娘にとって騒がしいことは好ましいことだ。ほんのり口元に浮かぶ笑み)

レーゼ > (ふと、周囲に出ている露天の一角に目が留まる。ずらっと並んだ串焼き肉。――そういえば宿をとりはしたものの、時間が時間だったために夕食はお願いできなかったのだった)

「これ…ラム肉?二本いただけるかしら?」

(香ばしいたれの香りが鼻腔をくすぐる。なるほど、こうして空腹を抱えて帰ろうとする人たちを絡めとるわけだ、この空間は。
香ばしい香りを立てるのは肉だけではない。香辛料を強めに使っているのだろうこの場は脚を進めるごとに空っぽの胃袋むけて誘惑してくるのだ)

レーゼ > (袋に入れて差し出してもらった串焼き肉、受け取る際には代金を差し出し、渡すと同時においしそうな香りと湯気を立ち上らせる袋を受け取り)

「ありがとう、繁盛しているようで何よりだわ」

(感謝の言葉と笑顔を送る。しばらくこの町に厄介になることを考えれば、多少なりとも人の縁をつないでおくことは大切だ。
一度二度の遭遇で覚えられることは少ないが、こまめに言葉を交わし、顔を見せておけば着実に地盤は固められる。
さて、それとは別にさっそく袋から串を一本取り出す。
温かいうちに頂くのが礼儀というものだろう。行儀悪くも食べながら歩くことになるが、そのあたりは勘弁してもらいたい)

レーゼ > (もぐり、しゃくり。ラムの合間に挟まれた玉ねぎがイイ感じの食感アクセントになってくれている。
夕食の入った袋片手として、鼻歌交じりに街中を歩き、地形を覚える娘の姿があった――)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」からレーゼさんが去りました。