2016/05/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルキアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイニフィさんが現れました。
イニフィ > 飲み物を買いに、公園を少し歩いた。
さすがに長い間あの子で遊んでいると、少し喉が渇いてしまう。
あの子もきっと、アレだけ叫んでいるだろうしきっと喉も渇くだろうとおもっていた。

(…ったく、柄にもなく甘いわねぇ、私も)

そんな、自嘲気味な笑みすらも浮かんでいた。
まあ、あの子が壊れてしまっても面白くはないし、なにより気に入っている玩具は大事にする。
とりあえずアイスティー二つでいいかな、と注文を投げかけたところで―――。

『おい、聴いたか!?向こうで全裸の女の子が現れたってよ!』
『おいおい、マジかよ!?結構可愛いらしいぜ!?』

(…………は?)

耳を疑うような単語が飛び込んできた。
あの子は自分の結界にいれば見えないはずだが―――まさか?

(ちょちょちょ、まさか出ちゃったんじゃないでしょうね!?)

さすがに慌てた。
今あの子の秘所はやばいぐらいに濡れている。
それが見つかったら―――性欲を溢れさせている男がどんな行動をとるか。

ルキア > 「あ…ぁ……」

先程まで結界は、躰にまとわりつくようになっていたから失念していた。
既に周囲に主の姿は見えない。
ルキアの身は完全に結界から出て、衆人の視線のもとに晒される。
立ちすくみ、表情を凍りつかせていてももう遅い。
がくがくと震える膝には力が入らなくて、その場に座り込んでしまった。
陽光の差す公園に突如現れた全裸の娘。
ざわりと周囲がざわめく。驚愕するもの、軽蔑的な視線を向けるもの、そして何よりその肢体に、濡れたそこに下卑た視線を向けるもの。

『変態じゃねえか、もっと脚を広げて見せろ』
『変態の割にはかわいくね?』

など、周囲の声が聞こえる。
真っ赤に、というよりも真っ青になりながら恐怖を覚えて震えながら自らの躰を隠そうとするものの視線から逃れられない。
そして、感度の上がっている体はその視線一つ一つが肌に突き刺さるのを感じ、特に下卑た視線などはねっとりと絡みつくようで。

「…ふ…んっ……おね…さま…ぁ…」

血の気が引いた顔に、赤みが指す。
呼吸が小さく忙しなく、そして濡れてきた。
集まる人、集まる視線、それらに躰が勝手に感じてしまう。
今はまだ、野次馬が集まっているだけだがそれもどれだけもつかわからない。

イニフィ > 慌てて、さっきの場所に戻ってくる。
そこには既にかなりの数の野次馬が集まっていた。
大通は男、時折ちょっと女の子が混じっているくらいか。

どれもルキアを好奇的な目で見ていたけれども、幾数人か位はずいぶんと下卑た目をしていた。
まあ、無理もない。ルキアはエルフ、その見た目は非常に可憐だ。
体がスレンダーだし、男好きしそうな体をしているのは、イニフィだって認めるところだろう。
結界は、既に取り囲むものがなくなってしまったためかそこには既になかった。

(あっちゃー、やっぱり出ちゃってたのね…。動くなって言ったのに……。
…でも、これはこれで面白い余興かもしれないわね……?)

ルキアの感度は既に上がっている状態。おまけに魂の色は蒼から赤に変わろうとしている。
クス、と笑みを浮かべ―――少しずつ、ルキアの意識を侵食していこうか。

(…んふふ、ペットが犯されるのを見るのもなかなかに面白いかもしれないわね?
さっきは男に抱かれてちょっとやきもちやいちゃったけど…、今度は犯されさせてあげるわ?)

ルキアの思惑は、ある意味成功していた。
独占欲は裏を返せば、ようはやきもち。ルキアのそれは、正しく成功していたのだ。
だけど―――主人にやきもちを妬かせたペットは、お仕置きされるのだ。

(んふふふふ……ルキアちゃん。沢山の男に囲まれて…ね?
前も後ろも、犯されたいって言いなさい?)

普段は入り込まない魂の奥の奥。ルキアの意識の場所。
そこを書き換えていく。普段は自分を絶対的存在と認めさせている場所を―――犯されて気持ちよくなる『肉奴隷』へと。

ルキア > 「ひ…ぁ…」

軽蔑の視線を向けるような常識ある人たちは、そうそうにこの場から離れていた。
そうなれば、あとに残るのは好奇の視線を向けるものたち。
ちらほらと女も混じっているが、彼女たちも男たちとそう変わりはないだろう。
騒ぎを聞きつけた主が戻ってきたが、人垣にはばまれ確認することができない。
心細くて、怖くて、泣き出しそうになりながらも躰の反応は裏腹で

『おい、あいつ見られて濡らしてねえ?』

誰かの声が聞こえてどきっとなる。
へたりこんだそこには、先ほどと同じように粗相でもしたかのように水たまりができつつあった。
とろとろと溢れる蜜液は、枯れぬ泉のように湧き出してその量を視線が肌を舐めるたびに増やしていた。

「――っぁっ…んぁぁ…ひっ…なにも、してないのに…とまりゃな…ぅぁあああっ」

切ない声が娘からあがる。
じわり、じわりと恐怖よりも快感が大きくなっていく。
ピク、ピク、と躰を震わせて切ない声と顔を見せれば取り囲む何人かは、ごくりと唾を飲み込んだか。
ビクッビクッと小さな痙攣が起こったのを皮切りに、無数の視線に肌を舐め回されて絶頂を迎える。
最初は小さなそれも、次いできた大きな波に呑まれて痙攣を大きくすれば周囲の人間にも絶頂を迎えたことが伝わるだろうか。
娘が期待した嫉妬は、乙女心の現れでもあった。
それが男をくわえ込む、というのは思慮が足りていないとしかいいようがないが。
思った以上に独占欲を抱いてくれた主人は悦びを与えてくれている。

「あ…つい…あついれす…おまたも、お尻も…。誰か、たすけて…くだ、さい…」

違和感は感じなかった。
魂の奥深くを書き換えられていく。それが無数の男に犯される…それが悦びだと。
羞恥心も強く残る、恐怖もなくなったわけではない。
けれど、『犯されたい』という欲求が強く沸き、止められない。
とろとろに蕩けたそこを足を開いて衆人に晒す。
充血し、鮮やかな色を示す粘膜とそれに絡む蜜液。
清楚そうな娘が見せる痴態にどよめきが起こる。

「あ…ま、た…あっ…ぁ…ん‥」

恥部へと集まる視線に絶頂の波がまた訪れる。
びくっびくっと蜜をまき散らしながら震えて。

イニフィ > 離れていく、大多数は家族連れだった。
当然だ、子供がいるのにこんな痴態を晒している女を、子供の目に晒したくはないだろう。
早々に離れる、ルキアを助けてくれるであろう家族連れの面々。
後に残るのは、ルキアの痴態をまじまじと見、映写機にその映像を移していく男女たち。

『うわっ、すっげぇ濡れてるぜ。変態じゃん、こいつ。』
『なあ、あの耳見てみろよ。あいつエルフだぜ?』
『うわっ、こいついまイったんじゃねぇの?』

身振り手振りで、男たちはルキアの痴態を目の当たりにしていく。
痙攣したかのように震えたルキアの姿を、男たちは余計に好奇な瞳で見つめていく。
薄い胸にも、大洪水を起こしている股間にも、そしてその表情にも。
男たちの好奇な瞳、女たちの瞳にも―――ルキアの姿は、はっきりと厭らしいと映っているだろう。

(助けてください、かぁ。そうじゃないのよね、ルキアちゃん。
貴女はみんなの玩具。犯されたくて仕方がないのよ。……んふふふ。
ほら、言いなさい?厭らしいルキアは―――。)

そのつむぐ言葉すら、イニフィは自由にしてしまう。
彼女が、周りの好奇な瞳に移るに相応しい、いやらしく美しい奴隷であると。
男に犯され、その肉棒を口にくわえ、後ろにも前にも、精液を受け入れていく。
それが至上の悦びであり、自分の責務であると思い込ませていく。
じわじわと競りあがっていく、その願望。イニフィは、魂に舌を這わせながらルキアの感度を高めていく。

『やべ、オレもう我慢できねぇ……!』

その、至上のご馳走を目にした男の一人が、ついにルキアに襲い掛かった。
開いた足の間に潜り込み、開かれた割れ目を乱暴に舐り始めた。

ルキア > 家族連れの父親は、興味がないわけではなかったのだろう。
けれど、妻と子の目の前でこの狂宴に参加するわけにもいかなかったか。
そして、参加者はふるいにかけられた。
ここに残っているのは、全裸で股を濡らす娘とそれを見て愉しむ事のできる者達となった。
それは、まだまだ人づてに伝わり興味本位や下心のある連中が集まってくる。

「はひっ…は…はぁ…」

既にここに来る前に蕩けた躰。
恐怖にかられひっこんでいたその表情が、絶頂を迎えたことで戻ってくる。
朱の差した頬、潤んだ瞳、蕩けた表情。
魂の奥底を弄られ、恐怖が快楽へと染まった。見られる快感に赤い明滅を濃くしていく。
イヤラシイ。
知らない人たちの前で裸を晒し、しかもそれを感じている。
恥ずかしい。
冷静は意識が羞恥と感じるのに、快楽に呑まれた意識はそれすら悦楽へと繋げる。

「…は…ん…いやらしい、ルキアは…熱くて我慢できません…ぁっ…卑しい奴隷のここに…熱いの、いっぱいほしい…おまたも…ぁっ…おしりも…熱いのいっぱいちょうらい…っ赤ちゃんできちゃうくらいにちょうだいっ…んぁあああっ…ひやっ…そんなところっ…はひっ、きもひいいよぉっ」

違う、そうじゃない、と主の声が脳裏に聞こえた。
もっともっと求めろと、欲望を解放しろ、と。
自分はそう…奴隷だった。男の精を受け、孔という孔を犯され、精を注がれ悦びと感じる奴隷だ。
意識は淫魔の操作に呑まれた。
魂を舌がくすぐるその感覚はダイレクトに伝わり体をぞくぞくと震わせる。
それにまた絶頂し、蕩けた表情で声高らかにおねだりをする。
我慢できなくなった男の一人。
開いた脚の間に顔を突っ込んで、秘部を舐められるのに悦びの声があがる。
涎を垂らしながら、粘膜が舐められる悦に震え入り込んでくる舌を締めつけ。
一人が動けばそれを皮切りに男たちが娘に群がった。
奉仕させやすいように四つん這いにさせて、口内にいきりたった怒張をねじこむもの。
手にそれを握らせて扱かせるものと欲望に忠実に動いていく。
娘はその全てを喜んで受け入れて。

イニフィ > 父親であっても、初戦は男―――。そこに美味そうな娘がいれば参加はしたかっただろう。
だが、妻子の前でもあり、仕事もありとでこの供覧の宴には参加できなかった。
そのこと、後で悔いるだろうなと思いつつも、イニフィはくすくすと笑みを浮かべていた。
然し、まだまだ人は集まってくる。
この供覧の宴を一目見ようと。そしてあわよくば参加しようと。
人間の欲望が、この場所に集まっていく―――。

(ほんと、人間って欲望に忠実よね。…ルキアちゃんもそう思わない?
んふふ、だから見てて飽きないのよね。……いいわ、もっともっと面白くしてあげる。
………久々ね、力を開放するのは……!)

イニフィの瞳が、一層妖しく光った。
ふわりと、甘い香りがあたりを包み込み―――この供覧の宴を包み込んでいく―――。

『あ、あれ……なんだ?すっげぇ、甘い匂い…。』

周囲の人間でも、この異様な甘い香りは感じられるらしい。然し―――。
その次の瞬間には、ルキアの秘所や後ろのあな、口内も胸にも。
身体中に肉棒を押し付け、腰を振りたてる男たちの姿があった。
広範囲を魅了し、この供覧の宴に花を添えた淫魔は、巻き込まれない場所でくすくすと笑っていた―――。

どこかで、え自分の知らない場所で侵されるのは少し我慢がならない。
だけど、こうして自分がお膳立てした宴の中心にルキアがいるならば、それは一種の愛情であった。

欲望、肉欲。全ての欲がここへと集まってくる。
正しく、淫魔が食事するにはあまりにも絶好の場所であった。

(さあ、人間さん。そこにあるのは美味しい美味しいルキアちゃんよ。
今日だけは無礼講にしてあげる。その子をドロドロになるまで犯させてあげるわ?)

だけど―――周囲にも変化が起こり始める。
女たちもまた、匂いにやられて―――服を脱ぎ始めているのだ。
正しく乱交、昼下がりの公園は今、色欲の会場と化していた。

ルキア > 「…よくぼ…に忠実なの好きぃ…きもちいいこと、もっといっぱい…っあっ…し、たひ…んあぁっんぐっ…ごふ…」

快楽に染まった頭。それでも聞こえた声に返事をするのがイニフィに届いただろうか。
喉奥までいきりたった男根を貫かれる。
嘔吐しそうになるその勢いすらも、強く喉の粘膜を擦られて絶頂しそうなくらいに気持ちがいい。
そんな深い抽挿にすら喜んで食らいついてくる娘に男が満足しないはずがなかった。

『だめだ、出るっ』
『おれもだ』

濃い甘い香りが辺りを満たす。
そうすれば男たちは獣性をより一層強くして人間の性への欲求を最大限まで引き出していく。
ルキアに最初に群がった男たちはまだ挿入もしていないのに果てた。
白いどろりとした欲望の塊が、肌を汚し、その熱に娘はまた絶頂を迎える。

「はひっ…ぁあっ…どろどろで、ねばねばで…熱くてきもちいいれす…いれてっ中にも、奥に、いっぱい注いでぇ…はひぃぃっ」

間髪を入れず、次にまっていた男たちが群がる。
ルキアを仰向けに寝し、その下に寝た男が下から後孔を貫き、前から覆いかぶさる男が膣を犯しにかかる。
口も胸も、手も、余すところなく男の欲望が擦りつけられ奉仕を求められ応えていく。
すぐに耳を塞ぎたくなるようなねばついた水音が響くか。
肉の打ち付ける音、男女の荒い息遣い、そんな音の協演がこの狂宴を盛り上げていく。
魂に溜まった魔力をなめとったなら、羞恥を感じていたときはすもものような甘酸っぱさが、痛みを快楽として感じればミントのような少し刺激のある甘さが、とその時の感じ方によって甘さに変化をもたらして淫魔の舌を楽しませる。

イニフィ > (………んふふ、さすが私のルキアちゃんね。そういう素直なところ、ほんとに気に入ってるのよ?)

そんな状態でも、律儀に返事をするのもそうなのだけれども自分の思うように、思考が染まっていく。
世間知らずだったといえばそうなのだけれども、ここまで魂を明け渡してくれる子もなかなかに珍しい。
―――自分がそう仕向けたとはいえ、欲望の固まりを受け入れていくルキアに、くすくすと笑みを浮かべるのを止められなかった。

(んふふふ…ずいぶんとたまってたのね?…結構な量が出てるじゃないの。)

若い男に犯されていたルキアが、どんどん染まっていく。
口に流し込まれたそれをしっかりと飲み下し、そのスレンダーな体を男に差出。
秘所にも菊座にも肉棒を受け入れて、悦び絶頂を迎えるルキアの魂。
真っ赤に染まっている魂を軽く舐めてみる。
魔力の味は、その時々によって変わる。

痛みを感じれば、鋭くぴりりと辛いときもある。
快楽を感じれば、それはケーキのように甘い。
その両方ならば、その味はまるでチョコミントのように小気味よく甘い。
恥ずかしければ、スモモのように甘酸っぱく。

様々な味を、ころころと変えるガラス玉にキスを落す。
その魔力の味に、少しだけ酔いしれながら―――狂乱の宴を、見下ろしていた。

(んふふふ……いいわ、もっともっと遊んでいいわよ。
今日は私も容赦しないわ、死人が出てもね―――!)

その、狂乱の宴の淫気を吸い上げていく―――。

ルキア > 「んぶっ…ぉふっ…ふ、んんぅ…」

『気に入っている』と言われるのには嬉しそうに微笑んだ。
口いっぱいに男根を受け入れ奉仕しながらのその様は、淫蕩と呼んでふさわしいものだったか。
奴隷という意識に堕ちても、主人に認められるというのはこれほど気持ちの良いことはないだろう。
また魂から上質なチョコレートのような甘さを零す。
甘いだけではなく少しほろ苦い、上品な味わいは口当たりがよく味わい深い。
それこそが、主への想い。
恋心のような甘さとほろ苦さを感じさせて。

髪も肌も、穢れた白に汚れていく。
もう何度絶頂をしたのかなんて数えられない。
ぐちゅぐちゅと激しい抽挿。内部で男根同士が粘膜の壁越しに擦れ合い歪んだ悦を生み出していく。
膣の方にいれられたものも、それなりの大きさがあり既に子宮口は子宮に招き入れて男にこれまで感じたことのない極上に感覚を与え。
手での奉仕は拙いながらも、淫魔の匂いにあてられた男にとってはそれですら最高といえるものだったか。
キスを落とされれば、どの男に責められている時以上に敏感に体は反応を返す。
きっとイニフィにはその違いが分かることだろう。
公園の一体は今や酒池肉林となって男女が欲望を貪ぼりつくす場所となっていた。
発散した以上の糧を吸い上げて淫魔の魔力もあがっていくか。

イニフィ > ルキアとは思念のようなもので繋いでいる。ただ、距離が近くないとあまり意味はない。
確かに力は強いんだけれども、何でもできるわけではないのだ。
キスを落すたびに、その魂はいろいろな味をしてイニフィに魔力を与えていく。
その味に―――少し。今まで以上に甘いチョコレートのような味を舌に乗せた。
その味に、思わず口に手を当てて―――。どくんと心臓が高鳴る。

(………もう、ルキアちゃんったら。)

クス、と笑みを浮かべながらその味を堪能した。
ただ魂をもらっただけではない。ずいぶんと慕われているようだ。
くすくす、と笑みを零していた。

だけど―――吸い上げていく魔力と生気は以前吸血鬼から捧げられたそれよりもはるかに強く、そして馴染んでいく。
酒池肉林の宴で淫魔が力を挙げていく、その話はよく聴く。
だけど、その中央にいるルキアの魂から吸い上げていく魔力に混ざっている気持ちが、より一層淫魔の力になっていく。
くす、と笑みを浮かべながら―――。

(……終わったら、私がターっぷり可愛がってあげるからね?)

孕んだとしても、また洗い流す。
彼女の体が穢れていく、その光景を見下ろしながら人間の欲望をじっくりと眺めていた。

最後の一人が終わるとき―――。そこにはきっと、ルキアしか息をしているものはいないだろう。

ルキア > きっと魂から溢れる魔力に共通した味、…甘さはルキアのその想いからきているのかもしれない。
主との繋がりがあるから安心して、男たちに犯される悦に酔う。
卑しい奴隷になりさがり、欲望の塊を全身で受け止める。

「はひんっ…おにゃか…いっぱいにっ…あっまた、イっちゃ…ひやああああっ」

何人受け入れたか、腸にも子宮にも胃にも大量に注がれた白濁で白い腹は胃のあたりから下腹部までぽっこりとふくれてしまっている。
下腹部の淫紋も濃く浮き上がり鈍い光を放ち続けている。
何度も何度も排卵し、絶頂しそして受精していく。
不特定多数の子種の宿った卵子を子宮に抱え込み。

「はひ‥ひ…ぁ…あ…」

そしてどれくらいの時間がたったことだろう。
かなりの時間がたっていた。
公園の男女の抜け殻が横たわる中、仰向けに精液にまみれながら足を広げたまま寝そべる娘の姿があった。
意識はまだあるが、もう膣も菊門も口も、貫いてくれる相手はいなくなっていた。
びくびくと未だ絶頂に震えながら、ごぼりと孔から白濁を逆流させ。

イニフィ > 魂の色は、その時折にて色を変えるのは知っているが、味まで変わるのは意外だった。
主とのつながりがなければ、彼女は自我を保てないというのもあるのかもしれないけれどもここまで上質な魂はなかなかない。
これは、ますます手放せなくなってしまった。

ふわり、と風が靡く。
空を飛び、狂乱の宴を見下ろしていた主が下りてくる―――。
くすくす、と笑みを浮かべるその体からは既に甘い香りは消え去っていた。
だけど、ルキアには解るだろう。あふれ出している魔力が―――とても甘いものに。

「んふふ……お疲れ様?ずいぶんと汚されちゃったわね…?」

肛門にも、膣内にも、口にも男の静止を幾重にも受け取っていたエルフの身体。
それを見下ろしながら、イニフィは実に楽しそうに嗤っていた。
どろどろになった頭を起こし、膝枕をしながら白濁を塗りつけるように体を摩ってやる。

膨れた、その下腹部を撫でれば、きっとそこには新しい命が宿ってしまっているだろう。
それは―――また後で洗浄だ。彼女を犯すのはいいけど、孕ませていいのは自分だけ。
―――ただ、自分よりも力が強いものは仕方がないけど。

「……大丈夫かしら?…かなり派手に犯されてたものね?んふふ、美味しかったわよ?」

ルキア > コツンとブーツの底が公園の地面に降り立つ音が耳に届いた。

「……お姉さま…」

はぁ、はぁ、と息は忙しなくぐったりと脱力しながらもイニフィを認めれば蕩けるような笑顔を向ける。
そして、魔力の変化を感じる。
甘い…『自分』を感じる魔力。
それにとてもとても嬉しそうに笑ったか。
魔力に包まれれば、今まで散々快楽を貪っていたのに熱がぶりかえす…いや、今まで何十人もの男に犯されたものより一層強く。

「んっ…あっ…きもち、よかったれす…んんっ」

柔らかい膝を枕にされると、甘えるようにその腹に擦り寄り。
ぬるぬるとした白濁を擦り透けるように摩られるのに、ふるふると躰を震わせ敏感に啼き声をあげ。
撫でられた下腹部、そこをもし押されたら、腹部にたまった白濁が一気に吹き出すことになるか。

「…触手さんのほうが…激しい、と思います…よかったぁ…」

そう、娘は触手による人外の陵辱を受けている。
それに比べたら何十人の男に犯されるのは易しい気さえした。
美味しかったと言われるのには、また嬉しそうな笑みを浮かべ

イニフィ > 身体中を、白濁に塗れさせても無垢な笑顔を見せられるルキアも、体外タフだなとどこか冷静な自分が言った。
だけど、その蕩けた表情のルキアもまた、可愛らしい。

「ん、そう見たいね?……一体何回イったのかしらね?」

ルキアと、そして吸血鬼。その二種の魔力を上乗せしたイニフィは、既に魔王クラスの魔力を得ていた。
上位種とはいえ、印まである自分がここまで力を付けられたのも、ひとえにルキアの功績といっても過言ではない。
イニフィの中に、ルキアを感じることが出来るのならば、それはとても幸せなことだろう。
あふれ出る魔力を押さえ込み、それが漏れ出さないように調整しながら―――。

べたべたな顔でも、擦り寄られるとまるで猫のように見える。
頭を撫でてやりながら、手についた白濁をルキアの口の中に押し込み、舌に塗りつけていく。
苦味のある、男の精液を舐めさせながら、下腹部を推せば下からあふれ出す精液。
それがまた、とても卑猥に見えて―――。

「…あれと人間を一緒にしちゃダメよ、ルキアちゃん。あれも一種の魔族なんだから。」

というか、この場所にてその話をするのはあまりオススメはできない。
今、この場で息をしているのは自分たち二人だけとは言え、やはり黙っていて欲しいこともあるのだ。

「…んふふ、でも……そういうってことは。また触手に犯されたいのかしら?」

少し、妖艶で悪戯な笑みを浮かべながら問う。
厭らしい、自分のペットに向かって―――。

ルキア > 「…もう、何回か分からないです…」

ただ、やはり体力は消耗しているのか躯は脱力してしまっている。
散々絶頂を経験し、男達に全身で奉仕したのだ無理もないだろう。
ただ、イニフィの指が肌を滑れば甘い声を出しながら震えて反応を返すのだろうが。
主とは違う魔力。それを感じ取ることのできる娘は、やはりどこかで嫉妬していた。
だから、主の魔力の中に『自分』を感じればどこか安心する。マーキングとまではいかないが。

「はむ…ん、ふ…はひっ…でちゃぅ…んぁあっ…ふぁ…はふ…んんっ」

そうか、魔族になるのかと撫でられるのに心地よさそうに目を細める。
手についた白濁を口に押し込まれれば、その指に舌を絡めて舐め取り。苦く、生臭いそれも主の指に絡まればご馳走にみえて。
下腹部を押せば、子宮から腸から大量に白濁が吹き出した。
まるで娘の躰が白濁を詰めた袋かなにかになったかのように。
その悦にまた絶頂を迎え、舌を出しながら痙攣する。

「あ…ふ…触手さん、すきぃ…」

正体を隠すため、触手の事を黙して欲しいという主の意向は伝わってきた。けれど、主自ら話に持ち出すならば、いいということなのだろう。
素直にそう答えて。

イニフィ > 別に、彼女のことを蔑ろにしていたわけではないのだ。
自分は淫魔、人間の生を勝てとして生きている魔族だ。定期的に摂取してい金井と、力が弱くなってしまう。
ゆえに、誰かの魔力を感じてしまっていても―――それは、仕方がないと諦めるしかないだろう。
だけど。ここだけは譲らない。魂を奪う相手は、本当に気に入ったものだけだと。

まるで、白濁の嚢のようになっていたルキアの腹部。
推せば押すほど、前からも後ろからも白濁があふれ出していく。
それすらも、快楽に感じているのか舌を出して悶絶し、また新たな快楽に目覚めるルキア。
それを見下ろす淫魔の瞳は―――赤ではなく、紫色の光を放っていた。

「んふふ……すっかりはまっちゃったみたいね?
触手に犯されるのが好きなら……犯してあげましょうか?」

イニフィの背後には―――既にその触手がスタンバイしていた。
ほほ鋳物から太いもの、いびつに曲がったグロテスクなものから、ごつごつとしたものまで。
以前のものよりも、バリエーションも太さも違う。
それた一本一本から、イニフィの魔力が感じられるだろう。

ルキア > 魔族、淫魔である彼女のことは知らない事のほうが多い。
けれど、魔力、糧どちらも彼女にとってはとても大切なことなのは理解しているし、それに干渉し、束縛する権限はない。
なによりも、自分は束縛される側であってする側ではないから。
そして、その束縛こそが望む形だから。
でも…と思ってしまう嫉妬は、乙女心の現れだったか。

「は…ぁひっ…いっぱいでてくっ…きもひぃぃ…」

ごぼ、ごぼりと押されるたびに吹き出していくそれは、膣も肛門も拡張していく。
ひり出されるその開放感に、涎を垂らしながら打ち震え。

「ぁい…いっぱい、いっぱいおかしてくだひゃぃ…」

膝枕をされたままで、膣と肛門からの射精の悦に嵌っていれば、背後から様々な触手が現れる。
その匂いはイニフィのものだ。
それが何より娘を高ぶらせる。
彼女に触れられているようで、彼女に犯されているようで。
愛しそうに触手に手を伸ばしていき。