2016/04/24 のログ
ご案内:「王都マグメール バザー会場」にイニフィさんが現れました。
■イニフィ > 既に日も落ちて、その会場にあるものは飲食店にあるもの以外は既に片づけを始めていた。
洒落たカフェも、美味しかったパスタの見せも既にカーテンが閉まって店じまいをしている。
開いている店と言えば、露天で開いている酒場くらいであろう。
「ん~~~~っ♪」
その店の一角の中に、彼女は居た。
チキンステーキを満面の笑みで頬張り、傍らにはシャンパンを―――。
■イニフィ > 最終日という事もあってか、前日まで少し高かったそれらがなんと半額。
これはもはや食べるしかあるまいと、旅費を叩いて購入。
さらに少しだけお酒も少しだけ、少しだけ。
「あ~~~っ、もうだめ!美味しすぎて言葉もないわっ!」
だけどこれがいけなかったのかもしれない。
あまりにも美味しすぎて、ナイフとフォークが止まらない。
ご案内:「王都マグメール バザー会場」にストークさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール バザー会場」にリリアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール バザー会場」からストークさんが去りました。
■リリア > (本日はバザーなるものが開催されていると言う。開催されていると言うが・・・流石に、日が昇っている内から活動するのは辛い。と、いう訳で日が落ちてから様子を見に来た訳であるのだが・・・。)
・・・ちょっと遅かったかしら。
(がらん、と既に撤退した跡のみがその場に残っていた。人の街のバザー、というものを見てみたかったのだが・・・僅かにでも残っているお店はないものか、と辺りを見渡してみれば耳に響く、歓喜の声をあげる女性の声。そちらの方になんとなく、足を運んでみれば未だ開く酒場の露天。まだ開いてるお店あったんだ、と自らも足を運んでみれば)
何かおすすめとか、ございます?
(と、先に食事をしていた彼女に声をかけてみようか。――不思議と、何か自分と近しいものを感じたが・・・深くは考えずに、ただの人として、声をかけてみよう。)
■イニフィ > 口の中に頬張ったステーキの甘さがなんとも居えず心地いい。
これだけ美味しいのだから確かに、一度は味わっておかないと損だったかも。
危うく、幸運を自分から不意にしてしまうところだった。
「………ん?」
そんな最中、噛み砕いている間に声をかけられてしまった。
少々下品ではあるが、そのまま噛み砕きつつリリアのほうを見る。
―――ふーん、と軽く赤い瞳を光らせて。
「そうねぇ……(ゴクン)
私は結構鶏肉が好きだからね、オススメするならその辺にあんるけど、脂っこいものは大丈夫なのかしら?」
等と、ウィンクして備え付けられているふきんで口元を拭いた。
さすがに、油まみれのそんな口で話しかけられたくはない、だろうし。
■リリア > なに、か?
(自らの気のせいかもしれないが・・・観察されているような視線を感じる。何か変なところでもあっただろうか・・・、と自分の服やらを確認してみるけれど、特に変わった所も内容に見える。・・・結論。気のせい。 ということにして、再び彼女へ向き直ろう。)
えぇ、平気です。 ところで・・・隣、宜しいですか?
(彼女に話かけつつも、隣はいいか と確認する。もし、OKが出れば隣に腰掛けつつ、彼女のオススメとか、色々聞いてみようと思うのだけれど。生憎、露天 なんてものはあまり来たことはないし・・・折角の邂逅だ。どうせならば、彼女と話つつ、なんてものもいいだろう。 ・・・一瞬、彼女の白い首筋にぎらり、と視線が向いたりもしたけれど。)
■イニフィ > 「…ううん、なんでもないわよ。」
別に気にすることでもないだろう。何かしてくるような素振りもなさそうだし。
そもそも、食事の邪魔をされたとあってはこちらも黙っているつもりなどない。
勿論―――何もしてこないに越したことはナイのだけれども。
「ええ、勿論構わないわよ。一人で食べるより、二人のほうがぜんぜん美味しいしね?」
その確認にも、あっさりと了承の返事をした。
チキンステーキの塊をさらに小さくきり、それを再びフォークでつついて自分の口の中へ。
今、人だかりはほとんどが別の場所に居る。
さすがに酒飲みの男連中と一緒に、と言うのは勘弁願いたかったゆえに。
「そっ、なら大丈夫ね。…そーねぇ、私のお勧めはあそこのお店のチキンステーキね。
今食べてるこれなんだけど、かなりいけるいわよ。照り焼き風味なのにあっさりで、いくらでもいけちゃうわ。
あ、でも……カロリーがちょっと…ねぇ。」
■リリア > (刺激されなければ、人間の街で揉め事を起こすことは少ないのがこの吸血鬼だ。態々こんな露天まで出てきて彼女とどうこう、なんて事は考えていない。 ――肌綺麗だなー、美味しそうだなー、とかは考えていたりするけれど。)
ありがとうございます。嬉しいですわ。
(にこり、と笑って彼女の隣に腰掛けよう。そして、彼女が食べる様子を観察し、更に彼女からのオススメを聞けば)
確かに・・・とても美味しそうですわね。では・・・私もそれを。
(近くの店員に すみません と声をかけ、彼女と同じものをください、と注文をしよう。それと追加で・・・自分の分としてワインを一つ。 そして、店員が注文を了解した様を確認すれば、注文が運ばれてくるのを わくわく といった様子で待っていよう。)
・・・あなたはカロリーとか気にしなくていいと思います。きっと、平気ですわ 幾ら食べても。
(カロリーを気にする言葉を彼女から聞けば、素晴らしいスタイルをした彼女の身体を失礼ながら、眺めるが・・・隙がなく、整ったスタイルをしている様に見える。・・・カロリーとか、全部胸に行ってらっしゃるのではないでしょうか、この方。 と、口には出さないものの、心の内でそう思っていて。)
■イニフィ > 確かに人間離れしている肌はしている。
これでも一応手入れはしているつもりだが―――まあ、綺麗だと思われていることは分からないけど、口に出したらきっと悪い気はしないだろう。
おだてられることは素直に嬉しいから。
「あー…そう思う?実は最近ちょっと体重が気になるのよね…。
この前、定期的に受けてる健康診断にいったら……ね。」
この先は言わないでおいたけど、まあ言わずもがなと言うところだ。
オススメしたそれを注文する、横の少女に軽く笑みを浮かべながら。
「…にしても、貴女もラッキーよね。今、ちょうど半額やってたのよ。
安くてこんな美味しいものを食べられるなんて、ほんとラッキーよねぇ。」
見られていることに関しても、大使的にしていない。
元々、目を引くスタイルだという事は自負しているので、指摘されてもなんら気にもしない。
むしろ女の子なら触ってくれてもいいよ、てきな乗りまでもある。
■リリア > ・・・でも、あなた スタイルいいですし、胸も大きいですし、ぷらいまいぜろ、ってものではないでしょうか。
(体重の事によって悩んでいるようであったが・・・正直、ここまでスタイルが良いならば、特に気にする殿方なんていないのではないだろうか。むしろ、ここまで良いスタイルを獲得するために何食べてるのか教えて欲しいくらいである。少女とて、自分の裸体を晒すのに抵抗が薄いレベルには自分のスタイルに自信はあるが・・・彼女には劣るだろう、という自覚はある。ここまでの美人ならば、ちょっとやそっとの体重くらい、平気ではないのだろうか。・・・彼女にとっては大問題なのかもしれないけれど。)
あら。そうなのですか?それは・・・確かに幸運でございました。
(もし、許しが出ればその手のスキンシップは大好きだ。美少女や美少年であれば尚更。もし、許しが出たならばぺたぺたとその柔らかそうな肌に触れるだろう。しかし、今は人として接する身。流石に無遠慮に触れることは出来ずに、ただ綺麗だなー、と見て楽しむだけに留めておいて。)
――あの、私のワインが届いたらかんぱい、ってやつやってくださいませんか?一度、やってみたいのです。
(と、手のジェスチャーで、かつん とグラス同士を軽くぶつけるジェスチャーをして彼女に提案をしてみよう。人間同士の酒盛りをする際の定番、であるらしい。今までそういう定番をやったことはなく・・・もし、彼女が許すならばやってみたい。 そんなお願いを彼女にしてみるのだが・・・どう、か。)
■イニフィ > 「いやー、妥協したら一気に来ちゃうものよ?
それなりに気をつけないと…年取っていきなりだらしない体なんかになっちゃったら目も当てられないわ」
まあ、年をとるかどうかはさておいて。
まあ、なにを食べているのかと問われればすき着ないなく万遍に、と答えるだろう。
さらに適度な運動、これが所謂、健康と美に必要不可欠なもの。特に特別なことはしていない。
ただ、やっぱり女として重いと言うのは、かなり致命的なのである。
おそらく、リリアが考えている以上に。
視線が少し気になる。
露出している場所は少ないとはいえ、それでも大きな胸に所々見えている白い肌。
首筋なんかは特に綺麗に見えるかもしれない。
「ああ、あれ?…あははっ、別にそこまで気にすることはないわよ。」
是非やりましょ、と二つ返事で返しておいた。
そのために、残っているシャンパンはもう少し後で飲み干すことにしよう。
バザーは終わったけれども、この2人の楽しい会合はまだまだ続く―――。
ご案内:「王都マグメール バザー会場」からイニフィさんが去りました。
■リリア > それは・・・確かに恐ろしいですわ。いつまでも美しく、というのは女の夢。年をとってもいつまでも、美しくありたいものですものね。
(こちらとしても・・・年を取っても大して変わらない種族ではあるのだが。そして、彼女からもし答えを聞けたのならば、解せぬ と応えるだろう。自分だって好き嫌いはしていない。・・・吸血を行う際はちょっと選別したりするけれど、それはそれだろう。 運動だって、槍を持って飛び回ったりもする。戦いだって立派な運動となるだろう。だが・・・彼女のスタイルには遠く、及ばない。・・・泣きそう。
――それと、体重の件については、それなりに理解はしているつもりであったが、彼女は自分よりも深刻に考えているようだ。自分であっても、殿方に抱きかかえられた時に 重い とか言われたらショック通り越して、はっ倒すくらいすると思う。)
――、
(ごくり、と唾を飲む。所々覗くその白い肌。柔らかそうな肌。――そこに牙を突き立てたくて堪らない。もし、許されるならば今、この場所で押し倒しその血を啜りたい。その柔らかな肌を楽しみたい。そんな欲望が少女の中に渦巻く。されど、それはぐっ、と堪える。今は吸血鬼ではない・・・ただの人族の女として、ここにいる。人目のあるところでそれは出来ない。するならば、そう――人目のない目撃者がいないところでだ。そこでならば・・・彼女一人の記憶さえ奪えばいいのだから。)
・・・はしたないところをお見せしました。
(えへ、と唾を飲み込んだのはお腹が空いてしまって、、つい そういう理由でごまかしておく。・・・正直、それも結構恥ずかしいが、今は我慢・・・そう、我慢の時だ。ほんのり顔を紅くしながら、彼女にその嘘を伝えよう。・・・正直、完全に嘘という訳ではないが。)
ありがとうございます。嬉しいですわ。
(と、小さくお礼を告げ嬉しそうに微笑む。バザーは終わり、人もまばらになってきた。されど、私と彼女と。二人の屋台でのお食事会は終わることなく――。)
ご案内:「王都マグメール バザー会場」からリリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール バザー会場」にイニフィさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール バザー会場」にリリアさんが現れました。
■イニフィ > 「あははっ、ほんとにね。いつまでもこの肉体が残るならほんとにいいんだけど……。
ま、そういうのはさすがに人間やめちゃってるわけだけど。」
やめる以前にそもそも人間ではないわけだが―――彼女は本当に気づいていないのだろうか。
彼女のその雰囲気からして、確実に彼女も人間ではなさそうだとは思っている。
だけれど、あくまで人として付き合おうとするならば、此方もそうとしてしか付き合わない。
騒ぎを起こしたくないのは、イニフィとて同じなのだ。
「……ん?ああ、別に気にしなくていいわよ。お腹が空いてるとどうしてもね。」
私もよくやるわと笑って見せた。
美味しいものを目の前にすると、おなかだってなるし生唾だって。
ゆえに、彼女が思わず生唾を飲み込んでしまったとしても、なんら気にすることはなかった。
―――そう、それがたとえ別の意味でのそれだったとしても。
そんな、他愛もない会話をしているさなかであった。
リリアの元にも、イニフィと同じものが運ばれてくる。
鉄板の上に、野菜と一緒に載せられているのは照り焼き風味に火を通されたチキンの塊。
じゅうじゅうと油が音を立て、香ばしい香りが食欲をそそる。
傍にあるワインが、どこか高級な雰囲気を醸し出している。
「それじゃ、乾杯といきましょうか。何に乾杯する?」
とりあえず、理由付けは必要だろう。
何に乾杯するか、彼女に一任してしまおう。
■リリア > ふふふ、それが一番の理想ですわね。私も・・・いつまでもこのままで 美しいままでいられればそれが理想ですもの。
(柔らかく微笑み、彼女の言葉に応えよう。人ではない、人外の魔性のモノ。確かにそれは、なんとなく感じてはいる。自分に近しい何か、を彼女からは感じるのだ。誰かの眷属か、ハーフか・・・それとも純粋な魔族であるのか・・・それともまた別の何かなのか。それを察することはもう少しきちんと観察しないと出来ないけれど、今はそこまではしない。私も彼女も、きっと人に溶け込んで人として生活する身。店員、という人の視線がある内は騒ぎを起こすべきではないだろう。――そう、今は・・・まだ。)
ありがとうございます。お恥ずかしい所を・・・。
(口元に手を寄越し、自分の失態を恥じる。幾ら、目の前のモノが極上であったとしても、今のははしたなかった。かぁっ、と頬を紅く染めながら どうか、忘れてくださいまし と、なかったことにしてくれないか、と彼女にお願いしておこう。あまり気にする様子の彼女ではないが・・・私は、気にする。)
まぁ・・・。
(きらきらと目を輝かし、運ばれてきた料理に期待の視線を寄越す。じゅうじゅうと肉が焼け、油が跳ねる音 香る肉の香り そして、なんとも綺麗に整えられた肉の形。全てが食欲を誘う要素を含む。これは期待できそうだ・・・!なんにせよ、露天という安価で気楽に訪れることが出来るこの場所でこれほどのものに出会えるとは・・・全く、人間の文化というものはこれだから大好きだ。)
そう、ですわね。では・・・私と貴方のこの偶然の邂逅とこの美味しい食事、というのはいかがでしょう?
(ばったり出会った旅人同士が交わす乾杯の理由としてはポピュラーなものであろう。だが・・・別に奇をてらう理由も特にないのならそれで構わないでしょう。 こんな理由でいかが? と彼女に伺いをたて・・・問題ないようであるならば、私達と、この美味しい食事との出会いに乾杯、と彼女とグラスを カン、と打ち鳴らし、ワインで喉を潤すとしよう。)
■イニフィ > 「えー、貴女こそそんなの気にしなくていいんじゃない? あなた、長耳族(エルフ)なんでしょ?」
耳が普通の人間とは少し違う。先が尖っていて、少しだけ長い。
これは精霊に使える一族、森の民エルフの特徴だ。
この種族は寿命が恐ろしく長く、養子がよっぽど年老いたものでなければ若々しいままで居られる。
『人間』である自分にしてみたら、それこそうらやましすぎて嫉妬してしまうくらいだ。
リリアの料理を運び終えた店員の視線の先は―――どうやら向こうで騒いでいる男たちに向かったようだ。
いま、この場にはイニフィとリリア、2人しか――――いない。
「あははっ、結構生真面目な性格なのね。…あ、そういえばあなた、名前は?
私はイニフィ、フルネームはちょっと長いから割愛させてね?」
聞く前に自分から名乗るのが礼儀だ。
自分の名前、と言うよりも愛称を軽く名乗りながら、相手の名前を聞く。
せっかく一緒に食事するのだ、名前くらいは知っておきたい。
「あ、それいいわね!それじゃ、其れで乾杯しましょうか。」
国のため、とか自由のため、とかだったらあっさりと否定したであろう。
だけど、出会いにと言うならば断る理由もありはしない。
軽く、乾杯と告げるとカチンとグラスを掲げ、此方も軽く、残ったシャンパンを口に含んだ。