2016/04/22 のログ
ご案内:「王都マグメール バザー会場」にイニフィさんが現れました。
■イニフィ > どこを見渡しても人、ひと、ヒト。
そして聞こえてくる歓声、かんせい、カンセイ。
「うっわ~………。」
そんなところにいて、すっかりおのぼりさんになってしまっていた。
初体験と言うわけではないのだが、それでもこの活気溢れる人だかりはそんな気分にもなってしまう。
傍らのオープンカフェでお茶を飲みながら、周囲を見渡しただただあっけに取られるばかりであった。
■イニフィ > カフェオレをのみつつ、人の流れを見る。
あちらに並んでいた列はなんでも、有名なマジシャンのショーらしい。
あっちの列では、巷で噂のスイーツが出張ってきているのだとか。
こっちでは有名どころのスパゲティ。トマトソースが絶妙らしい。
あっちでは、サンドイッチの高級品がずらり。うん、美味しそうだ。
「……ふえ~、ほんと、どっから来るのかってくらい店を並べてるわよねぇ…。」
ちなみにこのカフェオレも結構いける。
ご案内:「王都マグメール バザー会場」にシャルロットさんが現れました。
■シャルロット > と、ふいにあなたの座っているテーブルにそれとなく近づいてきていた
ローブを目深に被った人物の袖口から、一通の封筒が零れ落ちた。
その人物は、それを知ってか知らずか足早にカフェから離れると
バザールの人ごみの中へと消える……。
その封筒を開けてみれば、中には。
『あなたにお話があります。その気があるなら――街のサロン――まで来られたし。魔族への奉仕者より。』
と書かれた、羊皮紙が入っている事だろう。
――街のサロン――といえば、表向きは貴族向けの社交サロンとして営業しているが、
裏では王都に入り込んだ魔族が集まる事で知られる、一種の裏酒場であっただろうか……。
■イニフィ > 普段ならば気にするようなことでもなかった。
カフェオレを飲みながら、さてどこか見に行ってみようかと思って、カフェオレの最後の一口を飲み干したところである。
その封筒は、ふわりとカフェオレが注がれていたグラスの傍らに落ちる。
勿論気づく、そしてそれを落としたと言おうとした矢先であった。
まるで風のように、その人物は人ごみの中へと消えてしまった。
「………なんなのよ、もう。」
少しだけ、悪態をついてその封筒を開く。
明らかに自分へ当てられたものだと思い込んで、自然とをその封筒を開く。
「え………ちょっ……?」
見破られていた。完璧に偽装してあるはずの自分のそれが。
そして話がある、街のサロンへと足を運んでほしいとの内容―――。
「……………。」
よく解らないけれど―――面白そうだ。
クス、と笑みを浮かべると会計を済ませ、席を立つ。
行き先は勿論―――。
ご案内:「王都マグメール バザー会場」からシャルロットさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール バザー会場」からイニフィさんが去りました。