2016/03/21 のログ
ご案内:「夜の繁華街」にイニフィさんが現れました。
イニフィ > すっかりと静かになり、人の姿もずいぶんと少なくなった繁華街。
あの美味しいサンドイッチの店も、美味しそうな匂いのする肉料理の店も。
煌びやかな宝石を扱っている店も、全てしまっている。
シャッターが閉まり、暗い店内を覗きながら、クスと笑みを浮かべた。

「……夜の街の散歩って言うのも、悪くないわねぇ。」

昼間とはまた違った姿を見せる町並み。
昼間は昼間で活気があっていいけれども、夜も夜でしっとりとした空気も悪くない。

イニフィ > この店はなんだっただろうか、と少し足を止めて考えてみる。
人が沢山いて、この店はほとんど見ることができなかった。
きっと何か人気のある場所―――なんだろう。
そっと、暗くなった店舗をウィンドウ越しに覗いてみる。
その瞬間、けたたましい犬や猫の鳴き声が。

「あ、ペットショップか。……うーん、犬猫は苦手ねぇ…。」

どういうわけか、昔から犬猫にはなかなか好かれない。
いや、確かに可愛いんだけれどもなぜか逃げられてしまうのだ。

イニフィ > 次の店へと向かうことにした。
そこは完全に締め切られていて、中の様子を伺い知ることは出来なかった。
だけれど、外に置きっぱなしの看板からどんな店かは容易に想像ができる。

『みなさまに癒しを。硬くなった身体は私たちにお任せ・マッサージ・マグメール』

「ふーん…、身体を解してくれるお店、かぁ。そー言えば最近肩こりが酷いのよねぇ…。」

こんな大きな胸を持っていてはいたし方がないとはいえ、それでも。
痛みが出てくる前にこういう店に厄介になることは、考えておかなければならないか。